死生の一大事
▪️高橋卓志先生がお亡くなりになりました。先生は、長野県松本市にある神宮寺の前住職であり、龍谷大学スキー部のOB、そして龍谷奨励賞受賞者・元文学部客員教授でした。大変有名な方ですので、ここであえて説明いたしません。
▪️私は、龍谷大学大学院の実践真宗学研究科で、高橋先生が担当されていた授業に、龍大の教員であるにも関わらず、「もぐりの社会人」として受講させていただきました。もちろん、先生のお許しを得た上です。先生の著作や仏教徒としての社会的活動を拝見していたからです。先生からは、いろいろ、特に「死生観」に関して、深く勉強させていただきました。蓮如上人が仰った「死生の一大事(ししょうのいちだいじ)」、「人間にとって、死ぬか生きるか、そして死んだ後にどこへ行くのかということほど重大な出来事はない」ということについて、改めて現代的な文脈の中で考えることになりました。高橋先生、ありがとうございました。
▪️生前、鰻好きの先生と、「逢坂山かねよ本店」で美味しい錦糸重を味わったのは良い思い出になります。そのことをこのブログにも「高橋卓志先生と鰻重」として投稿しています。今度は、信州で先生のお好きな店で鰻を味わおうと約束していたのですが、実現しませんでした。残念です。悲しいです。高橋先生のfacebookへの最後のご投稿、昨年の8月29日でした。1年以上、ご病気と向き合ってこられたのでしょうか。このリンクは、高橋先生のご逝去についての報道です。
▪️今年は、8月に、同い年の社会学者である同志社大学教員の鵜飼浩三さんが、お亡くなりになりました。春にご病気がわかり、闘病の末のご逝去でした。そして、今日は、関西学院大学交響楽団、私が所属していた学生オーケストラの先輩もお亡くなりになりました。おそらく70歳ぐらいかと思います。死は突然やってきますね。これは他人事ではなく自分事なのです。「死生の一大事」を常に真正面から受け止めて、残りの人生を生きていかねばならない、そのように思うのです。