ピーナッツリース

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▪️15年前の3月11日、1人で暮らしていた母親の世話をしに、兵庫県猪名川町の日生中央にある家に行きました。毎週通っていました。当時の奈良の我が家から電車とバスで片道2時間半の道のりでした。地震の瞬間は、母親の食料品を買いに新興住宅地の中にある「阪急オアシス」というスーパーマーケットで買い物をして、母の家に戻る途中だったと思います。母の自宅に残っていた古い軽自動車を運転しているときは揺れを感じませんでした。母はすでにほとんど失明していましたが、朝起きてから寝るまでずっとテレビをつけていたので、私が帰宅すると大地震のことを話し始めました。ちょうど、翌日から、岩手県の二戸市に新幹線で出かけることになっていたのですが、もちろん、行くことなどできませんでした。

▪️1998年の春から2004年の春がくるまで、岩手県立大学総合政策学部に勤務していました。当時の同僚の教職員の皆さんは、学生さんたちの安否確認から始まり、その後のボランティアの派遣に至るまで、交通も遮断されている中、地元の大学として懸命に復興支援に取り組まれてきたと聞いています。今日は、テレビでの東北からの中継を視聴して、その日のことを思い出しました。その母親も7年前に亡くなりました。

▪️今日は、庭にピーナッツリースをぶら下げました。時々、シジュウカラがやってきて鳴きながら縄張り宣言をしているようなので、シジュウカラが好きな殻付きピーナッツを針金で繋ぎ両端をカットして、シジュウカラが「ご馳走」を食べられるようにして、ぶら下げました。写真がピーナッツリースです。こうしておくと、この辺りは餌が多い場所なんだなと巣を作ってくれる可能性が高まるらしいのです。ピーナッツ以外だと、ヒマワリの種だとか、牛脂も好物のようです。このピーナッツリースをぶら下げているシマトネリコの幹には巣箱をかけているんですが、これまでのところ営巣をしたことはまだありません。営巣しかけたことはあるんですけどね。惜しい。

▪️俄かにシジュウカラのマイブームがやってきているのは、鈴木俊貴さんの『僕には鳥の言葉がわかる』を読んだからです。シジュウカラが何を話しているのかわかるのって、素敵ですよね。ちなみに、鈴木さんはフィールドとしている森林で、すっかりシジュウカラと仲良しのようです。鈴木さんの手から餌を食べてくれるらしいのです。羨ましいですね。こうやってシジュウカラに思いを寄せることができることは、今が幸せだということなんだと思います。

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