基礎ゼミナールBの実習
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▪️先週の土曜日のことになりますが、新カリキュラム「基礎ゼミナールB」の学生さんたちと一緒に、京都市の御池通り沿いに店舗をかまえ、靴磨きと修理の「革靴をはいた猫」を経営されている魚見航大さんからお話を伺いました。基礎ぜみなーるの実習です。場所は、「革靴をはいた猫」にしは全員がお邪魔するにはスペースがないということで、京都信用金庫の「QUESTION」というコワーキングスペース・レンタルスペースのある建物の会議室です。京都市役所の斜め向かいにあります。
▪️魚見さんは、引っ張りだこのようで、1年生必修の「共感とコミュニケーション」という授業でもお話くださいました。そのようなこともあり、学生の皆さんは魚見さんからお話を伺うのは2回目だったようです。そんなこととは知らずに、魚見さんにお話ししてくださいとお願いをしてしまいましたが、この日は、必修の授業で話してはいないこと、かなり踏み込んだことをいろいろお話しくださいました。
▪️魚見さんは、障がいや困難を抱えた方達を雇用し、靴職人として成長してもらい、その仕事に見合った給料をきちんと支払っておられます。社員の皆さんに対する眼差しは限りなくフラット。みんな仲間です。障がいや困難を抱えた方達を保護の名のもとに囲い込むのではなく、それぞれの方が持っている主体性や力を顕在化させ、それらを仕事を通して伸ばしていき自信を持って社会の中で生きていけるように支援されているようです。このような考え方は、魚見さんが学生の時に勉強そっちのけで取り組んでいた学内での活動にルーツがあるようです。この実習の様子については、近々社会学部のホームページで報告させていただくので、今日は、ここまで。
▪️ところで、67歳の今まで全く知らなかったのですが、革靴を磨く際にはウイスキーを使うのですね。びっくりしました。革靴磨きでウイスキーを使うのは、鏡面磨き(ハイシャイン)の際に水(水分調整)の代わりにウイスキーを使う「モルトドレッシング」という方法で、揮発性の高さから素早く綺麗に光沢を出すのが目的です。油性クリームを塗った後、ウイスキーを少量含ませた布で磨き、乾燥させながら薄く膜を作ることで、深みのあるアンティーク調のツヤが出てくるのだそうです。以上、AIに調べてもらいました。