「大津エンバワねっと」の饗庭くんと増田くんのこと
▪️昨日は、研究室で18時過ぎまで仕事をして、大津に移動しました。大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、地域連携型教育プログラム「大津エンパワねっと」(6期生)を履修していた卒業生のお2人と再会しました。饗庭勝くんと増田純平くん。卒業されてから10年が経ちました。現在、お2人とも福祉関係のお仕事をされています。10年前は、社会学部は4学科体制で、お2人は共に地域福祉学科だったんじゃないのかな。
▪️ところで、昨晩、お2人と引き合わせてくださったのは、「大津エンパワねっと」で長年にわたってお世話になってきた「大津の町家を考える会」の雨森鼎さんです。先月のことだと思いますが、「脇田はん、8月22日、エンパワの饗庭くん増田くんと呑むから、時間空けておいて」と雨森さんから連絡があり、昨晩、10年ぶりの再会が実現しました。雨森さん、ありがとうございました。昨晩は、中央学区自治連合会の顧問で「人権・生涯」学習推進協議会会長の安孫子邦夫さんもお越しくださいました。安孫子さんにも、饗庭くんと増田くんは大変お世話になっています。
▪️さて、お2人が「大津エンパワねっと」でどのようなプロジェクトに取り組んでいたのか、少し紹介をしておこうと思います。饗庭くんが活動したチーム「こけし」では、中央学区に転入されてきたマンション住民の皆さんに、大津の良いところを知っていただけくために、「プチ体験型まちづくりカフェ」を開催しました。ジャズバー「パーンの笛」のママ神之口 令子さんに相談をして、大津の酒蔵「平井商店」さんで、日本酒とジャズを楽しんでもらうなんてことを実現しました。神之口さん、その節はお世話になりました。他にも老舗の漬物店「八百与」さんで水茄子の糠漬けを作ってみるとか、大津絵の絵師さんから指導を受けながら自分でも大津絵を描いてみるとか、そのようなプチ体験を通して、自分が暮らしている大津の街の良さを知っていただくプロジェクトに取り組みました。
▪️増田くんが活動したチーム「めろん」では、中央学区に転入されてきたマンション住民の皆さんを対象に、大津の町のことを知ってもらい、また住民の皆さん同士の、そして地域との交流を深めるきっかけ作りとして、まちなかツアーを実施しました。その時も、雨森さんや安孫子さんにツアーのガイド役としてご協力をいただいたように記憶しています。これはこのブログへの過去の投稿ですが、きちんと残っています。
▪️それぞれが異なるプロジェクトではありますが、中央学区に転入されてきたマンション住民の皆さんと地域社会を、どのようにつないでいくのかという問題意識は共通していますね。このような「大津エンパワねっと」の経験は、社会人10年目の今、お2人の中ではどのように記憶されているのか、どのような影響を自分自身に与えていると思うのか、その辺りのことについてもお聞きするべきでしたが…、昨晩はちょっとした同窓会だったことあり、話に夢中になって忘れていました。ということで、写真についても撮り忘れていました。駅に近づいてからそのことに気がつきました。というわけで、このような写真しかありません。写真には、目付きの悪いお爺さんも一緒に写っていましたが、それはカットさてせいただきました(^^;;。
【追記】▪️本日、雨森さんが、10年前に撮った写真を送ってくれました。左から増田くん、饗庭くん、雨森さん、最後は五十嵐くん。五十嵐くんは、今、九州で暮らしています。元気にしているかな。卒業前に、この4名と私とで飲み会をした時に撮ったものです。この時は、京都駅のそばだったかな。写真を撮ったのは、私なのだと思います。