淡水会「夏の陣」に参加しました。
▪️昨晩は、石山寺近くにある懐石料理店で、職場の滋賀県人会「淡水会」が開催されました。「淡水会」では、年に2回、夏と冬に会を開催しています。夏の会を「夏の陣」、冬の会を「冬の陣」と呼んでいます。このような呼び方からしても、体育会系というかハードボイルドな県人会のように感じられるでしょうね。実際、昔はそうだったようです。私が入会したのは10年ほど前になりますが、その頃は「伝説」のように聞いていたのとは違って、ずいぶん柔らかな県人会になっていました。最近は、時代の変化もあり、さらに柔らかにソフトな食事会になりました。和やかに親睦を深めています。
▪️昨日、お隣に座られたのは農学部の神戸俊成先生でした。神戸と書いて「ごうど」とお読みするのだそうです。花卉園芸科学をご専門にされています。環境社会学を専門とする私とは研究領域がまったく異なるわけですが、とても楽しくお話しをさせていただきした。私自身が、ガーデニングに関心があることから、いろいろ植物のことを教えていただきました。植物の興味深いお話しをたくさんお聞かせくださいました。神戸先生は、「農学部特別実習(植物園をつくろう)」という農学部と先端理工学部で開講している実習も担当されています。神戸先生は、龍谷大学の前は、植物園に勤務されていたのです。なるほどと思いました。この実習、残念ながら、社会学部の学生は履修できないようでしたが、神戸先生は福祉学の教員や学生と連携しながら、農福連携の事業ができたらいいのにと考えておられたようです。
▪️神戸先生が「淡水会」に入会されたのは昨年になりますが、龍谷大学に赴任されてからはもう7年目とのことでした。もっと早くにお知り合いになれればよかったなと思いました。花のこと、植物のことをいろいろ教えていただけたのに…。学部の壁を超えた事業にも取り組めたかもしれません。私は社会学部の京都移転で、この4月からは京都の深草キャンパス勤務になり、お話しをお聞かせいただくチャンスはなかなか生まれないことになりました。
▪️昨日は、学部の運営に関してもお考えをお聞かせくださいました。18歳人口が急激に減少していくなかで、どの学部も同じですね。学部の中の小さな学科の合理性だけでなく、これからの時代は学部も超えて「キャンパス単位」でダイナミックに教学運営をしていく必要を感じています。昨日は、少しそういう感じのお話しもできました。昨日の「淡水会」、二次会も開催されましたが、私は今日1限から授業があったため、二次会には参加せずに帰宅させていただきました。