11月14日は「世界糖尿病デー」なんですって。


▪️一昨日、月1回の糖尿病のクリニックへ行きました。薬が切れてしまうので。週末の土曜日が仕事もなく都合が良いのですが(日曜日は休診)、土曜日は午前中だけで、しかも予約のみということで、すでに予約でいっぱいでした。仕方なく、水曜日に診察を受けることにしました。診察といっても、血液と尿の検査をするだけです。分析の機械がクリニックにあって、技師の方が30分ぐらいで分析して、その結果を機械が紙に打ち出すわけです。その検査結果をもとに医師に診察をしていただくことになります。でも、あまり診察という感じはしません。やはり聴診器を当ててもらい、触診をしてもらって初めて診察という気になるんですけど…。私の糖尿病という病気の場合は、聴診器も触診も関係ないのでしょうね。

▪️結果ですが、今回もHbA1cは「5.3」でした。HbA1cとは、過去1〜2ヶ月の血糖値の平均を反映する、赤血球中のヘモグロビンに糖がどれだけ結合しているかの割合を示す検査値のことです。クリニックで示されている基準値は4.6〜6.2ですが、健康な人は5.6以下なのだそうです。ということで、病気ではありますが、健康な人と同じような数値になっています。かなり気をつけて糖質制限を意識していますので。この糖質制限の話を聞いて「食べたいものが食べられない、そんな人生で良いのか」。時々、そんなふうに尋ねられることがります。でも、糖質制限をしながらも、食生活では特に不満はないので、個人的には食のストレスはありません。むしろ、糖尿病はガン、心臓疾患、脳疾患、様々な病気の万病の元といわれているので、そのような病気になるリスクが減っているというふうに前向きに理解しています。とは言っても、病気になる時はなってしまうとは思いますけどね。

▪️ところで、こういうことを教えてもらいました。人間の体は、腎臓の尿細管で糖を再吸収する仕組みになっているのですが、私が服用している薬は、糖の再吸収を防ぎ、糖を尿とともに排出するように働きます。SGLT2阻害薬という薬です。ここまできちんと理解していました。ところが、この薬が、老化細胞を除去し、加齢関連疾患の治療に有効であることが発見されたというのです。この記事をご覧ください。う〜ん、喜んで良いのかな微妙。

▪️最後に、今日、11月14日は「世界糖尿病デー」なんですって。知らなかったな。こちらから、「世界糖尿病デー」の趣旨についてお読みいただけます

公益財団法人 平和堂財団の環境活動助成金「夏原グラント」

20251112natsuhara_grunt.jpg▪️公益財団法人 平和堂財団の環境活動助成金「夏原グラント」。2026年度の応募受付期間は、2025年12月1日(月)から2026年1月30日(金)までです。郵送のみの受付、当日消印有効です。「夏原グラント」では、地域で頑張って取り組まれているたくさんの環境活動団体を応援してきました。助成金は、団体の皆さんが使いやすい仕組みになっています。ぜひ、会場での説明会・相談会、オンラインでの相談会に気軽にご参加いただければと思います。選考委員長からのお願いです。詳しくは、こちらをご覧ください

▪️この「夏原グラント」には、2014年から選考委員に就任しました。選考委員長であった仁連孝昭先生がご退任になられたことから、役不足ですが、今年の4月から選考委員長に就任いたしました。10年以上この「夏原グラント」の選考委員を務めさせていただき、いろいろ思うことがあります。助成をさせていただく団体間に、協働や連帯の契機が生まれてきてほしいなあということです。今年の夏に、夏原グラントでは市民環境講座を開催しました。選考委員から毎年2人の委員が講師となって講座を受け持つことになっています。今年は、私の番でした。講演のタイトルは「助成団体間の連帯を深めていくために」にさせていただきました。「夏原グラント」自体も、次のステップに進み、発展していってほしいという思いがあるのです。

【ハイライト】立命館大学 vs. 関西学院大学|2025年11月9日【関西学生第7節】


▪️関西学生アメリカンフットボールリーグ Div.1、母校のチームである関西学院大学ファイターズ、ライバルチームの立命館大学パンサーズと対戦し、3-24で完勝しました。前半第2Q、フィールドゴールで3点を入れたあと、後半で3つのタッチダウにより立命館を突き放しました。ファイターズの皆さん、おめでとうございます。ファイターズは、1位、リーグ優勝です。立命館は、どこか力をうまく出しきれなかった印象です。それはちょっと残念です。

▪️このあと、関西リーグの上位3校、関学、立命、関大が全日本大学選手権に出場します。その決勝戦が甲子園ボウル。関学が勝ち抜いて、甲子園ボウルに連れて行ってくれることを楽しみにしています。そして、龍谷大学シーフォースですが、Div.2で頑張っています。現在、全勝です。残りの対戦は、桃山学院大学と京都産業大学。入れ替え戦にも勝利して、Div.1に復帰してください。関東の方では、今日、東大と明治が対戦しました。ひょっとして東大が…と思っていましたが、明治が勝利しました。

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▪️全日本大学アメフト選手権、こんな感じになりました。関西学院大学が決勝の甲子園ボウルに進むためには、これまでの試合や実力を拝見すると、準決勝まで進むでしょうが、そこで関西大学か明治大学に勝たなければなりません。関西大学は関西リーグで関学と引き分けています。どうなるかな〜。立命館は、対戦するであろう法政にも早稲田にも春の試合で勝っているようですね。31-3法政、49-0早稲田。圧倒していますね。おそらく、甲子園ボウルは、関西同士、おそらくですが関学と立命館の対戦になる可能性が高いと思います。ということで、チケットの購入を考えなければ。龍谷大学に勤務する関学出身者の同窓会、龍谷大学新月会の仲間と一緒に観戦します。

▪️決勝の甲子園ボウルで関西学院大学と立命館大学が対戦するようになると、全国大会なのにローカル大会のような感じになってしまいます。ローカル大会化。それぞれの大学の出身者は盛り上がるでしょうが、全国的な視野でみたときは、「なんだかな~…」という気持ちの人がたくさん生まれやしないかと、ちょっと気にしています。

ナカマチのひみつきち

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来年度の時間割(暫定)

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▪️来年度の時間割が決まりした。来年度は、大学教員最後の年度になります。今年度は、週の間に授業が拡散していましたが、来年度は適度に集まって教員の立場からは合理的な時間割になりそうです。コマの多い教員のヘルプにも入ります。ということで、「環境社会学」も担当します。後期は演習と実習だけになりますが、必修の演習を再履修される方達のためのクラスも担当することになりそうです。でも、まだ最終決定ではないので、多少の変更があるかもしれません。

龍谷大学吹奏楽部「第52回 定期演奏会」

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▪️龍谷大学吹奏楽部の第52回定期演奏会、12月24日に開催されます。今日からチケットの発売も開始したようです。さっそく、チケットぴあで申し込みました。身内の者と鑑賞する予定です。ということで、S席を4枚購入しました。もっとも、アクセスが集中していたようで、なかなかつながらず購入まで辿り着けませんでした。人気ありますね。まあ、なんとか購入できてよかったです。

▪️ゲストは、2013年にNHK交響楽団に入団し、2015年から2021年までホルンの主席奏者を務められた福川伸陽さん(ふくかわ のぶあきさん)です。

大型プリンター

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▪️深草キャンパス聞思館4階の「社会学部プロジェクトワークルーム」に大型のプリンターが入りました。昨日は、指導している社会共生実習「地域エンパワねっと・大津中央」で学生さんたちが地域の皆さんと相談をして企画している取り組みのチラシを、この大型プリンターでポスター風に印刷してみました。今回のこの企画では、以前、先輩たちが取り組んだ「あつまれ!みんなで作る絵本館」というイベントの時に、地域の皆さんにご寄付いただいた絵本を大切に保管してきましたが、その絵本を使って開催させていただきます。絵本館のときの記事はこちらです。今回は、事前に大学からも広報をしていただく予定です。大津駅前の中心市街地にお住まいの皆様、大津市にお住まいの皆様、絵本好きの皆様、ご注目ください。

映画『ブルーボーイ事件』特別試写会とトークセッション

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▪️昨日は、15時半から深草キャンパス成就館の4階メインシアターで、映画『ブルーボーイ事件』の龍谷大学での特別試写会とトークセッションが開催されました。映画のあとのトークセッションでは、主演の中川未悠さん、監督の飯塚花笑さん、コーディネーターとして龍大卒業生の西田彩さんが登場されました。この映画の概要は以下の通りです

1960年代、高度成長期の日本で、国際化に向け売春の取り締まりを強化する中、性別適合手術(当時の呼称は性転換手術)を受けた通称ブルーボーイたちを一掃するため、手術を行った医師が逮捕された、通称「ブルーボーイ事件」を映画化した作品です。

▪️映画のなかにはトランスジェンダー女性(Male to Female)の方達が登場されます。主演の中川さんもそうです。監督の飯塚さんはトランスジェンダー男性(Female to Male)です。そして、あえて、「当事者キャスティング」にこだわって撮られた映画なのです。そのこともあり、トランスジェンダー当事者の皆さんにとって、社会はどのように立ち現れてくるのか、そのことが非常にリアルに伝わってくるように思いました。また、映画のなかでは、トランスジェンダー女性の間でも、社会とどのように関わり、あるいは関わることなく生きていくのかという点に関して、差異や対立があることも、よく理解できるように表現されていました。

▪️裁判のシーンでは、検事が、被告側の証人として証言台にたったサチ(中川さん)に対して、裁判長が止めるにもかかわらず、聞くに堪えない厳しい罵詈雑言や辱めるような言葉をあびせかけてくるシーンがありました。観客としては、もちろんサチの立場からそのシーンをみるわけです。検事の個人的な背景には、インドネシアに出征して、国のために戦い、多くの戦友を失ったという経験があります。そのような検事が思う国や社会のあるべき形からすると、ブルーボーイの存在は許すことができないのです。社会を成立させている男と女という2つのカテゴリーを自明として(強固な自明性)、そこにすべての人びとを囲い込み閉じ込めてしまわねばならないと考えており(カテゴリー化の暴力)、そのことが、国家の秩序の問題や国民のあるべき姿という検事が考える正義とともに、暴力的な言葉でサチにぶつけられるのです。そのような暴力に対して、サチは静かだけど毅然として、こう語るのです。「男でも女でもなく、私は私です」。ポスターに書かれていた、この「男でも女でもなく、私は私です」の言葉の意味が、少し深く理解できたように思います。昨日から、ずっとこの映画の強い印象のもとで過ごしています。気持ちがなかなか平常に戻りません。それぐらい印象深い映画でした。

▪️この映画は本当にあった事件をもとにしています。1960年代の事件です。監督の飯塚さんも話ておられましたが、トランスジェンダーの皆さんが証人として裁判の場で証言していた事に驚きました。しかし、同時に、これは過去のできごとではなく、このときの時代にぶり返しいくかのような兆候を感じることがあります。日本の政治家の心無い発言や、トランプ大統領のもとでアメリカの社会で起きていることを報道で知ると余計にそのように思います。ところで、映画の本筋のところとは関係ないのですが、登場してくる人たちが、やたらにタバコを吸っているのです。「ああ、たしかに昔はそうだったな」と子どもの頃のことを思い出すことになりました。写真は、右から、飯塚花笑監督、主演の中川未悠さん、コーディネーターの西田彩さんです。

龍谷大学新月会

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▪️昨晩は、ひさしぶりに「龍谷大学新月会」が開催されました。関西学院大学・大学院出身の教職員の同窓会です。龍谷大学生協に勤務されている職員さんも同窓生であることがわかり、今回からご参加いただいています。会員数は、全員で21名。昨晩は11名の皆さんが、お忙しいなか都合をつけてお集まりくださいました。同窓生の皆さんと昔話もしながら、楽しい時間を過ごすことができました。ちなみに、定年退職されたり、他大学に異動されたとしても、生涯「龍谷大学新月会」の会員です。12月、母校のアメリカンフットボールのチーム、関西学院大学ファイターズが甲子園ボウルに進出したときは、新月会の会員有志で応援にいくことになっています。

社会学部・社会共生実習「後期活動共有会」

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▪️11月14日に、社会共生実習を履修しているすべてのプロジェクトの学生さんたちが、聞思館4階の「社会学部プロジェクトワークルーム」に集まり「後期活動共有会」を開催します。個々のプロジェクトを超えて、自分たちのプロジェクトの活動のこれまでの経験をお互いに報告しあいながら、そこから創発的になにか素敵な気づきがあったらよいなと思います。また、新しい発想やアイデアが生まれてきたらよいなと思っています。楽しみです。

▪️指導しているプロジェクト「地域エンパワねっと」の2つの取り組みも軌道に乗りつつある状況です。他のプロジェクトの皆さんに、思いが伝わってほしいなと思います。

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