近所のマツバウンラン
66歳の誕生日を迎えました。
▪️4月15日が誕生日です。というわけで、昨日が66歳の誕生日でした。確実に老いてきているわけですが、そのことをどこまできちんと心の底から受け止めているのかなというと、少し心許ないような気もします。若い時、自分が66歳になる時のことなど、想像していませんでしたし、あえて想像することもありませんでした。その若い頃の生き方の惰性の流れで、まだ生きているような気もします。逆に、すぐに古希(70歳)になって、喜寿(77歳)にもなってしまいそうな、そんな気もしないではありません。もちろん、健康を維持できればの話ですが。一病息災という言葉を大切にしながら、サバティカル(特別研究員)のこの1年を健康を第一にしつつも、きちんと成果を生み出したいと思っています。
▪️写真は、娘が送ってくれた桜の盆栽です。何年前だった記憶が曖昧ですが、「母の日」にかな…。私の方で世話をさせていただいていますが、昨年、今年とよく花を咲かせてくれるようになりました。花が咲かない年も何年もありましたが、専門的な知識や技術がないながらも、この小さな桜の盆栽に向き合って世話をしていると、蕾をつけるようになってくれました。そして、花を咲かせてくれるようになりました。ただ、根っこのあたりには、もともと苔でカバーしてあったのですが、苔の方は枯れてしまいましたので、取り除きました。で、誕生日と何の関係があるのか?特にありません。私の66歳の誕生日を祝うかのように花を咲かせてくれました。
シャガとシバザクラ
▪️昨日は夕方まで自宅で仕事をしていたので、気分転換に庭仕事をしました。この季節、我が家の庭でちょっと大変なのがシマトネリコです。シマトネリコは常緑樹なんですが、春になると古い葉が黄色になって落葉します。新陳代謝のようなものですかね。どんどん落ちてくるシマトネリコの黄色くなった葉を掃除するのが、なかなか面倒です。というのも、箒で掃除するだけでなく、手で取り除くものもあるからです。手で取り除く方が多いかも…。で、このシマトネリコの樹には、小鳥の巣箱をかけてあります。先月は、シジュウカラがこの巣箱に出入りしていたのですが、その後、気配が消えてしまいました。どうしたんでしょうね。結局、「この巣箱はあかん」と見捨てられたのでしょうか。そうだったら、残念だな〜。
▪️本格的な春になり、我が家の庭では次々に花が咲いていますが、今日はシャガが咲いていることに気が付きしまた。トップの写真はシャガです。それからシバザクラも咲き始めました。ところが、このシバザクラ、どうもうちの庭にはなかなか定着してくれません。お世話になっている庭師さんにお願いをして、やっとここまで回復しましたが、一部が枯れて裸地になってしまいました。今度は自分でシバザクラの苗を植えてみようかなと思っています。来年の春には、楽しめるかな。そうそう、夏に向けて、花の苗を買ってきて鉢植えも飾ってみることにしました。
庭の世話
▪️今日は午前中、自宅のナナミノキの剪定を行いました。本当は、冬から初春まで間に剪定をしなくてはいけないのですが、ぐずぐずしているうちに今頃になってしまいました。仕方がありません。脚立に登り、「ああ、ここから落ちたら、高齢者はえらいことになるな」と想像しながら、つまりビクビクしながら、用心深く剪定を行いました。
▪️剪定そのものにも時間がかかるのですが、さらに時間がかかるのは、切り落とした枝や葉を集めてビニール袋に詰め込むことです。枝はそのままでは入れられらないので、短くしなくてはいけません。ビニール袋にぎゅぎゅうに詰め込んで、3袋。明日のゴミの日に出します。本当は、堆肥にできれば良いのでしょうが、そのような土地が敷地の中にはありません。仕方ありませんね。本当は、地域コミュニティで集めて堆肥にできれば良いのですが…。ということで、時間がかかりました。しかも暑い。この前までヒートテックを着用していたのに、もう5月の連休の頃のようです。喉も乾くので、遅めの昼食にこれを飲みました。昼間ですから、ノンアルコールです。
▪️庭でたくさんの種類の花が咲いてくれています。剪定をしながら、庭の花も楽しむことができました。とても幸せな気持ちです。ありがとう、今年も咲いてくれて。1年の中で庭が賑やかになるのは、やはり春です。今、花を咲かせているのは、球根で増えているものや宿根草です。だから、勝手に花を咲かせてくれます。私は、きちんと成長するように少しだけ世話をするだけです。去年の秋は、いろいろ忙しかったのか、春に咲く花の苗を買ってきて鉢に植えるようなことはしませんでした。それが少し間残念です。これから夏に向けて、苗を買って鉢植えにしてみようと思います。
春を楽しむ
▪️一昨日の4月1日の瀬田キャンパスの写真です。昨日は、京都の国際会館で入学式が挙行されました。いつもだとキャンパスで入学式が行われるのですが、今年度は京都です。来年度からは、深草キャンパスに移転するので、もうこのキャンパスで社会学部の入学式が行われることはないのですね…。ちょっと寂しいですね。その入学式に先立ち、1日はたくさんの新入生が書類を受け取りに来ていました。龍谷大学の赤と白の紙袋です。そのような新入生と校舎の中ですれ違いました。全く知らない方達ですが、「こんにちは」と挨拶をしてくれました。嬉しいですね。そのような気持ちをずっと失わないで欲しいです。多くの場合は、そのうちに、そのような気持ちを失ってしまいますから。
▪️昼食後、少しキャンパスの中を運動しました。血糖値を抑えるために6階建ての1号館の階段を上り下りしたあと、キャンパスの外周を歩きました。春を感じました。キャンパスに隣接する林の中からは、小鳥たちの声がたくさん聞こえてきました。最近、小鳥の鳴き声、コミュニケーション、「文法」に俄然関心が湧いてきています。『動物たちは何をしゃべっているのか?』(山極 寿一 ・鈴木 俊貴,集英社)という本を読んだからです。これはお勧めの本ですね。そのようなわけで、林の中に入って、耳を澄ましてしまいます。まあ、聞いても中身はわからないのですが、たくさんの小鳥が鳴いていました。ひょっとすると、「変な人間が林の中に入ってきたぞ、気をつけろ!!」「林の中から出ていけ!!」と鳴いているのかもしれませんね。2024年度はまだこの自然豊かな瀬田キャンパスで働くことができます。この1年を大切にして、瀬田キャンパスの四季を楽しみたいと思います。
▪️自宅の庭も春がやってきました。楽しんでいます。リビングで私が座っているところの真横に窓があります。今、窓越しにスミレとシクラメンが咲いてくれています。その横のヒヤシンスは、役割を終えて花は萎れてきました。こうやって順番に咲いてくれることに感謝です。庭に出ると、今年もジューンベリーが芽を膨らませてきています。もうじき可愛らしい白い花が咲きます。たくさんの芽を眺めながら、毎年思うのですが、この芽が、空也上人立像(京都・六波羅蜜寺蔵)のお口から飛び出ているお念仏の阿弥陀様に見えてくるのです。阿弥陀如来の乱舞です。毎年、同じことを妄想して投稿していますね。
庭のシジュウカラ
▪️先日も投稿しましたが、庭のシマトネリコに掛けた巣箱に、シジュウカラの夫婦が「入居」してくれました。最近は雨がずっと降っているのでよく観察ができないのですが、夫婦で忙しく飛び回っています。シジュウカラは、巣箱の中に、巣を作る材料、苔とか、毛糸とか、犬の毛等を集めているのかもしれません。ちなみに、産卵は4月中旬以降のようですね。
▪️鈴木俊貴さんという方が、シジュウカラが「会話している」ことを研究により明らかにされました。で、昨日のニュースは、会話に加えてジェスチャーです。鈴木さんが所属されている東京大学先端科学技術研究センターによるプレスリリースでは、次のように説明されています。
東京大学先端科学技術研究センター鈴木俊貴准教授と杉田典正特任研究員による研究グループは、野鳥の一種・シジュウカラが翼の動きをジェスチャーとして用い、特定のメッセージを伝えることを発見しました。
ジェスチャーは私たちにとって大切なコミュニケーション手段です。例えば、見て欲しいものに指を差したり、挨拶の時に片手を上げたり、別れ際に手を振ったり、体の一部を動かしてさまざまなメッセージを伝えます。
従来、ジェスチャーは人間や類人猿において特別に発達したコミュニケーション手段だと考えられてきました。それに対して本研究は、鳥類(シジュウカラ)が翼の動きによって、「お先にどうぞ」という特定のメッセージを伝え、つがい相手に巣箱(巣穴)に先に入るよう促すことを明らかにしました(図1)。本成果により、今後、さまざまな動物種を対象に、ジェスチャーとその意味を探る研究が活発化すると期待されます。
▪️うちの庭でも目撃できるかな。
庭の巣箱に、シジュウカラの夫婦が入居。夫婦で忙しく飛び回ってます。巣作りですかね。シジュウカラは、「会話している」ことが研究(動物言語学)により明らかにされているのですが、今日のニュースは、ジェスチャーです。うちの庭でも目撃できるかな。https://t.co/Jt5XYsUeUN
— 脇田健一 (@wakkyken) March 26, 2024
庭の巣箱
▪️今日は時間があったので、冬の間滞っていた庭の世話をしました。本格的な春になる前にやっておかないといけない作業がたくさんあるのです。作業をしていると、庭のシマトネリコの樹あたりから、コツコツコツ、コツコツコツ…という音が聞こえてきました。そっと樹のそばまで行くと、巣箱から音が聞こえてきました。何年も前のことになりますが、小鳥がやってきてくれたいいな〜と思って巣箱を取り付けたのです。ところが、小鳥は庭にやってきても、なかなかこの巣箱に「入居」してくれません。単なる飾りになっていました。ところが、ところがです。とうとう、小鳥がやって来てくれようなのです。まだ、音しか聞いていません。どんな種類の小鳥なんだろう。
▪️こんな音をさせるのは、キツツキの仲間でしょうか。キツツキの仲間がシマトネリコの樹に巣作りをしている時の音なのかな…。であれば、巣箱の中には鳥はいませんね。鳥のことがよくわからないので、少し調べてみることにします。