仰木の直売所「わさいな〜仰木」

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■仰木の直売所「わさいな〜仰木」。美味しくて、安くて(値段はキャプションで)、しかも「近い」。この近いという点が「地産地消」的にはとても大切です。中山間地域、棚田の農村である仰木の高齢者の皆さんが、自家消費用の野菜+αを生産されているわけですが、そのα部分を直売所に出荷されています。生きがい+お小遣い稼ぎ…ですかね。私たち消費者にとっては、安心+安全な食べ物を自宅の近くで入手できるというわけです。

■まあ、そのような話を直売所のお世話をされている村の方といろいろ話をするのも楽しいわけです。この日買ったのは、以下の通りです。ホウレンソウ110円、キクナ100円、カブ120円、白菜170円、里芋180円、柚子150円、下仁田ネギ200円、ネギ100円、卵310円、ミカンのケーキ180円、漬物140円、リース700円。食べ物で一番高いのは卵だが、すべて200円まで。リースは、素朴なものですが、これは室内に飾ることにしました。玄関のドアには、別のリースを飾っています。

■そう、食べ物以外にも、リースなんぞを売っておられるのです。「リースを作るための材料も売って欲しいな〜、売れるんじゃないのかな…」みたいな話や、「自分の畑に収穫に行くのが大変なおばあちゃんの代わりに、私がバイトしますよ。バイト代は現物支給でいいです」みたいな話をお世話をされている村の方とお話ししました。仰木には3つの集落があります。こり直売所、集落を超えて、自分たちの資金で運営されているようです。法人格はなく、任意団体とのことでした。ついつい、聞き取り調査のようなことを初めてしまうのですが、この直売所に出荷する人たちが固定化しているという話もお聞きする腰とができました。こういう活性化の取り組みに関心がある人と、そうでない人とに分かれているということのようです。また詳しく、お話をお聞きしてみたいと思います。

ひさしぶりの高島「ワニカフェ」

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■ひっ…さしぶりに、高島の「ワニカフェ」にお邪魔しました。最近、facebookの更新はストップされているし(おそらくお考えがあって)、どうされているのかなと思っていましたが、岡野将広さんご夫妻、お元気にされていました。ランチを頂くためにお店に伺ったのですが、お客さんがいっぱいで大変お忙しくされていました。もちろん、コロナ対策をしっかりされた上でですので、大変だと思います。このコロナ禍の中で、応援している知り合いのお店や、親しくさせていただいているお店が、忙しくされているということは、基本的には良いことだと思うんですが、どうなんでしょうね。ともかくお会いできて嬉しかったです。

■コロナでかなりお疲れのようではありましたが、店内の黒板にチョークで書かれたメッセージからは、お店のコンセプトがよりクリアに、よりシャープに発信されているように感じました。店内には、食材を提供してくださる、連携されている有機農家の写真も飾ってありました。「ワニカフェ」は、地元の有機農家の野菜を使った料理がとても美味しいお店です。身体にも気持ちにも優しいお料理です。それから有機農家と連携した「高島マーケット」、素晴らしい社会的な取り組みだと思います。頑張っておられます。今日は仕事に集中されていたので、別の日にまたご飯をいただきに行きお話しを伺いたいと思います。お土産に、琵琶湖のエビを使った「ワニカフェ」の「びわ湖川エビスパイスカレー」(レトルト)を購入しました。琵琶湖の沖島の猟師さんが獲った琵琶湖のエビを素材として製造されたカレーです。

■この「びわ湖川エビスパイスカレー」を紹介するパンフレットに、「びわ湖でしか生まれないカレー」(写真・文 オザキ マサキ)に、岡野さんのことが次のように書かれていました。

彼は移住先の滋賀県高島市で2013年にカフェを開いた。開店当初は、地方で食材を揃えることの難しさにびっくりしたという。彼が修行をしていた京都や大阪では、いつでも、使いたい食材が簡単に入手できるからだ。そこで彼は、自分がほしいものではなく、その土地に、その時期にしかない食材を使うことにした。しかし、限られた食材に合わせて料理を作ることは簡単ではなく、ひたすら食材を研究し、創意工夫を重ねるしかなかった。だが結果的にそのことがお店の骨格となり、県外からも客が訪れる人気店になった。ぼくも写真を撮るときは、こちらが被写体に合わせていくことを意識しているので、彼のその姿勢にはとても共感を覚えた。そして、「カレーを通してびわ湖を知ってほしい」という想いでつくったのが『びわ湖川エビスパスイカレー』だ。

■素晴らしいですね。私もとても共感します(特に共感したところ、太字にしました)。フランスの人類学者、レヴィ=ストロースが、「プラクシス」と「ポイエーシス」の概念について説明している講演録を読みました。ここではこれらの概念について説明はしませんが、岡野さんの料理人としてのスタイルは「ポイエーシス」だと思います(自分の備忘録として書いておきます)。素敵です。また、以前にもワニカフェについて書いた時に説明したと思いますが、ワニカフェは、生産者と消費者のふたつの輪が繋がることを目指して経営されています(爬虫類のワニとは違うわけですが、店内の黒板に描かれたチョークのイラストには、さりげなく、琵琶湖から上陸してきたワニが描かれています)。「高島マーケット」も、この「びわ湖川エビスパイスカレー」にも、そのような岡野さんご夫妻の思いがギュッと詰まっていると思います。これからの時代、こういったローカルで小さな互いを支え合う仕組み、広い意味での共助の仕組みが、とても大切になってくると思います。このようなローカルで小さな互いを支え合う仕組みは、おそらくイヴァン・イリイチのいう「自立共生」(Conviviality : コンヴィヴィアリティ)という概念と関係しているはずです。

■私は、NPO法人「琵琶故知新」の理事長としても、岡野さんご夫妻のように「琵琶湖のことを思ってお店をされている店主さんたちと、もっともっと親しくなりたいな〜。お話を伺いたいな〜」と思っています。

ムカゴご飯

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■先日の夕食です。棚田米を精米して、ムカゴご飯を炊きました。もうちょっと美しくよそえばよかったな。でも、美味しいです〜。おかずは、地元産の味の濃いしっかりした野菜の料理。幸せですね〜。我が家は農家ではないので田畑はありませんが、少し離れたところに棚田の農村があります。自分の自宅の近くで美味しい米や野菜を入手できるって、とても贅沢で幸せなことだと思います。

「阪本屋」さんと「平井商店」さんのコラボ

■鮒寿司の老舗「阪本屋」さんが、酒類販売免許を取得されました。鮒寿司や佃煮と大津の日本酒をセットで販売されます。日本酒は、大津百町の酒蔵「平井商店」さん。「阪本屋」さんと「平井商店」さんとは、発酵をキーワードに様々な催事で連携されてきました。今回は、その連携をさらに一歩進められたとい感じなのかな。とても嬉しいです。

■ちなみに、「北船路」は、もう卒業しましたが私のゼミの学生たちがプロデュースした銘柄です。ラベルも学生たちがデザインしました。あの頃は、単位にはならないけれど、学生たちは面白がって色々社会的活動に取り組んでいたな〜。ちなみに、この「北船路」、平井商店さんのおかげで大津の地域ブランドに選ばれています。

■皆さん、ぜひご注文ください。よろしくお願いいたします。

町家オフィスと阪本屋

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■龍大社会学部「地域エンパワねっと」(社会共生実習)では、先週の金曜日、大津市役所の「町家オフィス」を訪問しました。この「町家オフィス」のある町家、以前は、龍谷大学町家キャンパス「龍龍」として利用させていただきましたが、その後、選挙運動のための事務所になり、現在は大津市役所の「町家オフィス」(都市計画部・都市魅力づくり推進課)として利用されています。町家キャンパス「龍龍」の時は耐震工事等や離れの改修等を行いましたが、大津市役所が「町家オフィス」を設置するにあたっては、元々の畳の部屋をフローリングのコワーキングスペースにリフォームされました。素敵な空間が生まれています。

■今回は、見学を目的に「地域エンパワねっと」の学生たちとやってきましたが、職員の方たちからこの「町家オフィス」の目的や活動内容をお聞きするうちにディスカッションが始まり、「ここをベースにして市役所とコラボした活動を展開したいと」と学生に皆さんが提案を初めました。市役所の職員の方と話が広がると同時に盛り上がりました。「エンパワねっとは楽しい❣️」です。
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20201101sakamotoya2.jpg■大津市役所の「町家オフィス」を訪問した後は、丸屋町商店街にある「大津百町館」に伺い、施設の利用等の方法についてお話を伺いました。もう卒業されましたが、以前、「地域エンパワねっと」に取り組んでいた学生の皆さんが、この「大津百町館」を拠点に活動させていただいていました。再び、そのようなことができればと思います。そして最後は、鮒寿司店の老舗「阪本屋」さんを訪問しました。社長さんが丁寧にお店のルーツについてご説明くださいました。ありがとうございました。阪本屋さんは、江戸時代、膳所藩の御用料亭でした。この料亭から分家として鮒寿司販売の専門店として開業したのが、現在の阪本屋さんなのです。というとは、膳所藩のお殿様が愛した味が継承されているのですね。「エンパワねっとは面白い❣️」です。
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芥川仁さんの写真展「羽音に聴く」

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■火曜日の午前中、大阪中島のキャノンギャラリー大阪で開催されている芥川仁さんの写真展「羽音に聴く」に出かけてきました。芥川仁さんは、普段は宮崎にお住まいになっています。また、全国各地を飛び回って取材旅行をされています。なかなか芥川さんにお会いして実際にお話しできるチャンスもなく、隙間の時間で大阪に出かけることにしたのでした。

■芥川さんは、山田養蜂場の支援を受けて、全国の養蜂家を訪ねて、取材をされています。自然環境の中で、ミツバチと養蜂家の関係を丹念に取材されています。写真はもちろんのことですが、芥川さんがお書きになる文章もとっても素敵なのです。ですが、どうもご本人は「それでいいのかな〜…」、「もっと写真で表現することに集中すべきなのではないのかな…」などとお考えのようなのです。ちょうど、そのようなことを思案されていたところに、私がやってきて「芥川さんは写真はもちろん素敵だけど、読ませる文章をお書きになる」と話してしまったものですから…、今お考えになっていることをお話しくださったのです。短時間だけどちょっと深いお話を聞かせていただくことになりました。

■写真展の作品ですが、働き蜂が口吻を出して花に向かう瞬間を映した写真、卵を産めなくなり巣を追い出された女王蜂の死骸の写真に、「あっ…」と驚きました。素晴らしいな〜。ミツバチの生態がどうなのか、あまりよくわかっていなかったのですが、写真に添えられた文章で理解できました。働きバチは、みんな雌であること。ローヤルゼリーで育てられる雌は交尾産卵能力を有する女王バチになること。卵を産まなくなった女王蜂は、働きバチによって巣の外に追い出されること。女王蜂とは言ってはいるけれど、子孫製造工場の役割を担わされていること…。よく知りませんでした、ミツバチのこと。

■芥川さんは、私よりも11歳年上ですが、すごくお元気です。62歳の自分は、前日は本の編集でへばってしまいました。芥川さんを見習わなくちゃ…と、気合を入れることになりました。そして、「そうだ、こういう時はインデアンカレーだ…」と思い、あの甘くて辛い大阪のカレーを、写真展を観覧した後にいただくことにしました(堂島店)。ルーの大盛りに卵。食道と胃が、焼けるようでした。とても刺激的でした。ひさしぶりのインデアンカレーに驚いてしまったようでした。インデアンカレーで喝を入れて、大学に戻りました。火曜日は3回生のゼミです。そして晩は自宅で本の編集作業を行いました。結局、編集作業は、月曜日から金曜日まで続きました。とりあえず、今月分の作業は終えることができました。でも、まだまだ編集作業続きます。

本の編集作業と首・肩凝り

■昨日の午後は、以前、総合地球環境学研究所で取り組んだプロジェクトの成果を流域ガバナンスに関する書籍にまとめる編集作業に没頭しました。一緒にこの本の編者をしている谷内茂雄さんの京大生態研の研究室で、14時過ぎから21時過ぎまで、ぶっ続け7時間の編集作業を行いました。

■目が節穴の私の場合、黙読だけでチェックするのは心許ないということで、小さな声で音読をしつつ、赤ボールペンを入れていきました。単純な「てをには」的なミスや誤字脱字、そして用語の統一等だけでなく、論理のねじれ等も谷内さんと相談しながら修正していきました。結果、首から始まり肩に至るまでキリキリとした痛みが広がっていくことになってしまいました。

■凝りによる痛み。私の場合、これが続くとリンパ液の流れが悪くなり、難聴、そしてメニエール病といういつものパターンに陥ってしまいます。とはいえ期限が決まっているので、明日以降もキリキリした痛みの様子を伺いながらの作業になります。痛み止めの膏薬を貼って、痛みを緩和しながら作業を続けていくことになりますね、たぶん。編集という作業、私のような粗忽物には向いていない作業なのです。だから、余計に辛い。作業の方も、本のページ数でいうと、今日はたった52ページしか進みませんでした。なかなか、厳しいものがありますね。今月末までにさらに64ページ、今度はzoomで作業を続けることになります。

■7時間ぶっ続けで作業をした後は、瀬田駅前の「らんぷ亭」で遅い夕食でした。サムギョップサルとチヂミ、そして生ビールを美味しくいただきました。マスターありがとうございました。

紅玉

20201014kogyoku.jpg ■いつも行く自宅近所のスーパーで、どういうわけか今年は紅玉をたくさん売っています。紅玉はアップルパイやタルトタタンのような洋菓子を作る時に使うリンゴです。通常、スーパーなどでは、あまり売られていません。売られているのは、種類は違っても甘くて柔らかい点が共通点になります。それに対して紅玉は、酸っぱくて固いのです。ですから、熱で加工しても崩れることがありません。そのため、洋菓子に使われるのです。ある方からは、今年はコロナ禍のせいで、いつもであれば洋菓子の業者さんに向かって送られる紅玉が、そのルートに乗れなかったため、私たちのような一般市民のところにも届くようになったのではないかと説明されていました。なるほど、そういうことも考えられますね。

■さてさて、我が家の紅玉は、どのようになるのかな。どうもアップルパイになるようです。

再び「弁当男子」…か。

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20201014bentodanshi1.jpg■朝出勤しようとすると、記憶が薄らぼんやり蘇ってきました。かつて私は、SNS上で自ら「弁当男子」と名乗って投稿をしていたような…。そういうわけで、出かけようとしていましたが、冷蔵庫を覗いて、今ある材料で弁当を作ってみました。作りながら、「ああ、そういえば、赤・黄・緑…信号機のような弁当を作っていた」ということも思い出しました。こういう彩の弁当しか作れないのですね。

■弁当に入っているのは、プチトマト、水菜のお浸し、炒り卵、ウインナー、タラコ。ご飯には、山椒昆布と胡麻。そうそう、ウインーとタラコのあたりの彩が寂しかったので、庭からパセリもとってきて飾ってみました。欲張ったので、プチトマト1個が水菜のお浸しに侵入してしまいました。この弁当加えて、冷蔵庫の中にあった冷えたお茶を水筒に入れました。これで完璧です。

■今日は、たまたま、急に弁当を作る気持ちになったのですが、明日からはどうでしょうね。自信がありません。しかし、当たり前のように弁当を作って、通勤できるようになりたいものです。何か清々しい気持ちになります。もちろん、言うまでもないことですが、弁当を作ったあとの洗い物もきちんとやります。帰宅後の弁当箱も自分で洗います。

「鶺鴒鳴」(せきれいなく)

20201009sekireinaku.jpg■万治元年・1658年創業の大津の酒蔵・平井商店さんの新酒、「浅茅生 鶺鴒鳴」が発売されています。無濾過生原酒ですので、酵母が生きています。酵母菌が糖を分解してアルコールと炭酸ガスが生まれます。ですから、蓋を開ける時にプシューっとなります。たくさんの蔵で無濾過生原酒が製造されています。それぞれに美味しいですが、この平井商店さんの「鶺鴒鳴」も美味しいですね〜。口当たりが良いので、ついつい飲み過ぎてしまいそうで、心配です。みなさんも是非お楽しみください。

■ところで鶺鴒とは、野鳥のセキレイのことです。セキレイが鳴く…どういうことでしょうね。教養がなく、よくわかっていなかったのですが、俳諧・俳句の季語を集めて分類して、季語ごとに解説と例句を加えた書物「歳時記」の中に出てくるのです。『歳時記』の第四十四候が「鶺鴒鳴 (せきれいなく)」(9/12~9/16頃)なのだそうです。秋の始まり、セキレイが鳴く頃の新酒ですよ、ということなのでしょうね。

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