全日本アンサンプルコンテストの前日

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20240320ensemble_contest5.jpg▪️今日は、群馬県の高崎市で全国アンサンブルコンテストが開催されます。龍谷大学のサクソフォン四重奏が、関西代表として出場します。昨日は大会の前日ですが、埼玉県の本庄市にあるホール(本庄市民文化会館)をお借りして練習をしました。埼玉県の本庄市は群馬県と隣接する埼玉県北部の自治体です。ここまでは、東海道新幹線と上越新幹線を乗り継いでやってきました。上越新幹線を利用したのは、20数年ぶりかと思います。その時は、東京から新潟まで移動したのですが、昨日は、「本庄早稲田」駅で降りました。おそらく、人生でこの駅を利用するのはこれが最初で最後はなのではないかと思います。今回のコンテストには、四重奏の4 人(4月から4回生1人、4月から3回生3人)、コーチの児玉知郎先生、付き添いの部員2人、そして部長の私、全員で8名。サックスの中でのバリトンサックスはかなり大きいです。慣れているとはいえ、新幹線での移動はなかなか大変なのかな。ところで、話はアンサンブルコンテストとは関係ありませんが、この本庄市は、江戸時代の国学者・塙保己一の出身なんですね。本庄早稲田駅近くにある塙保己一の銅像を拝見して、知りました。

▪️全国アンサンブルコンテストに向けての練習は、午後2時から始まりました。と思ったら、四重奏なのに…あれ?1人足りません。4回生のソプラノサックスの部員さんは、先端理工学部の所属で、たしか研究室の説明会が行われるということだったと思いますが、スマホにパソコンをつないでオンラインでその説明会に参加されていました。全国アンサンブルコンテストと学業の同時進行です。なかなか大変ですね。ご苦労様です。そのオンラインの説明会が終了した後は、まずはラジオ体操第一をみんなで一緒に(私も)。そして児玉コーチの指導で練習が始まりました。素人考えですが、最後の細かな細かな詰めの調整かな。この四重奏の4人、とっても仲が良いです。それぞれがきちんとどのような音楽を演奏したいのか、細かな部分についても各自が自分の意見を言っておられました。また、先輩は優しく、後輩の意見をきちんと受け止めておられました。その雰囲気が素敵だなと思いました。後ろに座っておられるのは、付き添いの部員さんです。お1人は副幹事長さん。四重奏の皆さんが演奏に集中できるように、いろいろお世話されています。ありがとうございます。

▪️さあ、今日は、いよいよコンテストです。午前中は、高崎市の中心市街地から少し離れたところにあるホールで、1時間ほど最後の練習をします。本当に、最後の最後まで調整をするわけです。厳しいですね。その後、アンサンブルコンテストの会場である高崎文化劇場に移動します。「大学の部」は12:06から始まります。龍谷大学は6番目の演奏になります。すべての大学の演奏が終了し、表彰式は13:30からになります。

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「おうみ会」と「夏原グラント」、そして「アンサンプルコンテスト」。

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▪️昨日は土曜日ですが、学科会議、教授会、そして大学院の研究科委員会が開催されました。今年度最後の社会学部の会議になります。入試判定の関係です。そして、晩の18時半からは、ホテルグランヴィア京都で勤務している社会学部の教職員の懇親会「おうみ会」が開催されました。この「おうみ会」、2020年から始まったコロナ禍のためずっと開催できていませんでした。しかし、昨年は8月に、やっとひさしぶりに開催することができました。その時は、暑い中、ビルの屋上で開催しました。コロナ感染を心配する方がおられたからです。大変神経質というか用心深いというか…。でも今回は、室内です。やっと本格的に復活できるようになりました。本来であれば、春の「おうみ会」では、退職される方や異動される方の「歓送会」になるはずなのですが、コロナ禍のためずっとそれができていなかったので、昨日は、2019年度(2020年春)3月に退職された方から2023年度で退職される方まで、多くの皆さんがスピーチをされました。

▪️席はくじ引きで決まりました。私の横は、社会学部教務課の事務職員さんと、退職され今は福祉の機関で勤務されている方でした。お二人とも、おじいさん(わたしのこと)に気を遣ってか、いろいろ話をしてくださったし、話も聞いてくださいました。優しいな〜。お二人ともお優しい女性です。ありがとうございました。

▪️懇親会がお開きになった後は、心がよく通じている事務職員と教員のお2人と、社会学部の将来についていろいろディスカッションするチャンスがありました。ホテルの近くの居酒屋で3人で飲み直しました。糖質がゼロのハイボールで。私以外のお2人も私に合わせてハイボール。申し訳ないですね。お腹はいっぱいなので、ちょっとつまみながら(私は糖質が低いものを)です。お2人といろいろ話をすることができました。もう定年退職間際で緊張感が欠けてきている私などとは違い、現役真っ只中の方達はしっかりしたお考えを持っておられます。きちんと情報を収集し勉強もされています。とても感心しました。というか、私が反省しないといけないですね。

▪️そして今日。「夏原グラント」の選考会でした。選考会場は、大津市の「コラボしが21」です。公益財団法人平和堂財団の「夏原グラント」は、環境保全・創造のために頑張っているNPO、市民団体、学生団体を助成を通して応援しています。もう10年ほど、この「夏原グラント」で選考委員を務めています。今日は、一般助成2年目15団体の皆さん方のプレゼンテーションを拝見させていただきました。いろんな意味で勉強になりました。この「夏原グラント」、30日にも選考会が開催さます。その日は、一般助成1年目の団体の皆さんのプレゼンテーションです。団体数が多いので、結構大変な感じですが頑張ります。

▪️明日は、職場の研修で、その翌日からは吹奏楽部の4人(サクソフォン四重奏)がアンサンブルコンテスト全国大会に出場するため、群馬県の高崎市に行きます。コンテストは20日になります。群馬県に移動するのは19日ですが、群馬県でのんびりするのではなく、コンテストの会場とは別に練習をする場所を確保して、そこで直前までびっちり練習を行います。19日は朝、関西を出発します。13時から現地で練習を初めて、予定ではそれが21時半まで続きます。コンテストの出場する部員に同行する副幹事長からは、そのように連絡を受けています。ちなみに副幹事長はコンテストに出場しません、後輩達のお世話をするだけです。休憩も入るのでしょうが、8時間練習することになります。そこでは児玉知郎コーチが最後まで指導を行います。私は「ただいるだけ」で何も音楽的な貢献はできませんので、部員の皆さんの頑張りにただただ一緒に同行させていただくだけです。

▪️これは19日です。コンテストは翌日の20日です。本番の大学の部は12時過ぎから始まります。でも、午前中は9時から10時まで、1時間ですが前日とはまた別の場所を借りて練習をします。最後の最後まで、徹底的に細かなところまで詰めて調整していくようです。今回は、アンサンブルコンテストですが、吹奏楽コンクールの時も直前まで非常に細部に至るまで調整を行います。この辺りが、全国トップレベルのアマチュアバンドの凄いところなのかなと思います。どうか、みなさん、サクソフォン四重奏の4人が金賞を受賞できるように祈ってください。

▪️年度末、なかなか大変です。でも新年度になると特別研究員(サヴァティカル)です。自分の仕事に集中します。退職するまでの時間を大切にします。で、トップの写真ですが、この投稿とはなんの関係もありません。自宅のヒヤシンスです。良い匂いがします。

卒業式のあとで

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▪️午前中の式典の後は、瀬田キャンパスに戻り、社会学部の3学科ごとにわかれて、ゼミの担当教員から学生の皆さんに学位記が手渡されました。今年度のゼミ生は12名。少なめですが、しっかり卒論に取り組んでもらいました。まあ、頑張り抜いた人と、そうでない人との差はありますが…。でも、みんな卒業できて本当によかったです。彼らの卒論のタイトルは、こちらからわかります。この学年だけでなく、大学教員になってから指導した卒論の氏名とタイトルがわかるようにしてあります。私のデータベースのようなものでしょうか。ところで、来年度、2024年度は特別研究員になりますので、ゼミを担当しません。次のゼミ生は、2025年度、3回生の皆さん(今年度の入学生)になります。そして、大学教員として担当する最後のゼミ生になります。

▪️上の写真の右側。学位記を手渡す前、他のゼミの女子学生が挨拶にきてくれました。吹奏楽部で木管主任を務めていた竹内さくらさんです。私の向かって右側は、ゼミの田崎秀斗くん。彼は、吹奏楽部で金管主任を務めていました。2人で頑張って吹奏楽部の演奏をリードしてくれました。ありがとう。4月からは仕事で忙しくなるのでしょうが、後輩を応援し続けてください。

20240316graduation_ceremony7.jpg▪️学位記を手渡ししたあとは、大津市にある大津プリンスホテルにバスで移動しました。18時から、社会学部同窓会が主催する「新会員歓迎パーティー」が開かれました。卒業生は自動的に同窓会の新入会員になります。今回の卒業生は、コロナ元年に入学してきた人たちです。大変な4年間でした。よく頑張りました。授業はオンライン、課外活動もできない、そのような中で新たに友人を作ることもなかなかできなかったのではないでしょうか。

▪️社会学部同窓会主催の「新会員歓迎パーティー」には、ゼミ生12人のうち、用事があり1人は欠席しましたが、残りは全員参加することができました。私は同窓会会員ではありませんが、教員は招待ということで参加させていただきました。卒論の提出前は、表情もシビアな感じでしたが、昨日は、みんな晴れ晴れした顔をされていました。本当に、ご卒業おめでとうございます。卒業後も、また皆さんで集まり同窓会を行いましょう。

▪️ところで、この「新会員歓迎パーティー」の開催は3年ぶりになります。2022年から始まったコロナ禍のため、ずっと開催できずにいたのです。それまでは、多くの卒業生の皆さんが参加し、会場はめちゃくちゃ盛り上がって来賓の挨拶も聞こえないぐらいだったのですが、今年は参加者も予想したよりも少なめだし、大騒ぎをするようなこともなく、おとなしくて、やや拍子抜けしてしまいました。来年からは、このパーティーまた盛り上がって欲しいです。やはり、この辺りにもコロナ禍の影響が出ているのかもしれません。みんなが集まって盛り上がるというような経験もしていないですからね。

▪️下の写真は、パーティーの最後に撮った集合写真です。真ん中の椅子に座っているのは私ではなくて、ゼミ生?!。少し調子に乗って飲みすぎたようで、フラフラしているので椅子に座らせました。4月から社会人になるわけですが、仕事に慣れてきたらぜひ同窓会して欲しいです。社会学部同窓会では、「ゼミ同窓会活動等促進事業」に取り組まれています。同窓会の公式サイトをご覧ください。このような制度を活用して、同窓会活動を活発にしてまいりましょう。

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20240316graduation_ceremony9.jpg▪️大津プリンスホテルで開催された「新会員歓迎パーティー」がお開きになり、ホテルのバスでJR大津駅までおくってもらいました。大津駅です。まっすぐに帰宅するのかというと、やはり大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」にちょこっと立ち寄ることにしました。すると、龍谷大学社会学部で社会福祉を勉強された卒業生の植松美穂さんが、ご友人と飲んでおられました。全員、社会福祉関係のお仕事をされています。で、ここが滋賀県らしいというか、いろいろ共通の知り合いがいたりするんですよね。短い時間でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

▪️私自身の卒業式の時はどうだったか。ちょっとここにも書いておこうかなと思います。このブログの過去の投稿のリンクを貼り付けておきます。好奇心のある方は読んでみてください。今から40年以上前の話になります。

2023年度学位記、卒業証書・学位記、修了証書授与式(瀬田キャンパス)

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20240315graduation_ceremony3.jpg▪️今日は、10時半から瀬田キャンパスの先端理工学部、社会学部、農学部の卒業式(正式には、「学位記、卒業証書・学位記、修了証書授与式」)が行われました。場所は、滋賀ダイハツアリーナ。大学から車で10分程度離れた瀬田丘陵にあります。県立の体育館なんですが、広いですね〜。正面に向かって私たち教員は左側の端に座っていました。教員席の近くでマンドリンオーケストラ部の皆さんが演奏されていましたが、我が吹奏楽部は教員席の真反対。遠かったです。

▪️それはともかく、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます㊗️。式典の後は、瀬田キャンパスに戻り、書類配布等を行い、夕方からはプリンスホテルで社会学部の同窓会が卒業生を新入会員として歓迎するパーティーが開かれます。

▪️式典が終了した後のこと。3学部合同なので人数が多く、混乱を防ぐために、学部ごと、さらに座っている椅子の列で、順番に誘導されながら退場していきました。外に出たらすぐにバスに乗って瀬田キャンパスに移動ということになりました。事務職員の皆さんや、入試部でボランティアをしている学生の皆さんが誘導してくださいました。ですから、式典が終わってからも全員が退場するまでは相当の時間がかかるのです。吹奏楽部の皆さんは、その間も、ずっと演奏を続けておられました。素晴らしいこの日のために新しい作品の練習もしておられた様子です。ありがとうございました。

深草キャンパス・大宮キャンパスの卒業式で演奏しました。

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▪️今日は深草キャンパス・大宮キャンパスの、そして明日は瀬田キャンパスの卒業式です。朝、吹奏楽部からLINEで写真が届きました。毎年、3月の卒業式と来月の入学式では吹奏楽部が式典で演奏を行っています。今年は、今日と明日、この卒業式のために練習をしてきたメンバーで演奏を行います。以下は、幹事長からのメッセージ。「おはようございます。本日は深草の卒業式の日となっており、卒業式メンバーは体調不良者が出ることもなく全員元気に集まっております。卒業生の方々の門出に華を添えられるよう、式に臨みます」。校歌等の演奏は慣れていると思うのですが、それでも時間をかけて練習をされているようです。今日も、明日も、心を込めて演奏してくださると思います。

▪️話は変わりますが、来年度、4月からは特別研究員に就任するため課外活動の部長を務めることができません。社会学部の別の先生に部長の代理をお願いしています。ということで、4月からはこういう報告は届かないかもしれませんね。ちょっと、寂しいですね。

2023年度龍谷大学吹奏楽部「卒部生歓送会」

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▪️昨日は、龍谷大学吹奏楽部の「卒部生歓送会」でした。深草キャンパスの大学生協の食堂で開催されました。写真は、前・幹事長の大島拓巳くん。卒部生(4回生)の皆さんが順番にスピーチをされましたが、その最後に大島くんがスピーチを行いました。

▪️大島くん達の学年が大学に入学した年は2020年です。コロナで大学の授業はオンライン。龍谷大学吹奏楽部に張り切って入部したものの、課外活動は禁止。練習ができるようになっても交代でごく僅かの時間しか許可されない。吹奏楽コンクールは中止、サマーコンサートも中止。合宿や地域からの演奏依頼なども中止。なんとかサマーコンサートを延期してオータムコンサートとしてオンラインで開催。また、年末は、定期演奏会を人数制限をして昼の部と夜の部に分けて開催。大変な年でした。

▪️その後もコロナ禍は続きましたが、部員全員で力を合わせて頑張ってコロナ禍を始めとする様々な難題を乗り越えてこられました。今年度は、200名を超える部員を、大島くんは幹事長としてまとめてリードしてくれました。ありがとう。

若林義人監督退職記念パーティー

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▪️24日(土)、京都コンサートホールでの退職記念コンサートに引き続き、ホテルグランヴィア京都で、若林監督の退職記念パーティーが開催されました。

▪️私と若林監督との最初の出会いは、瀬田キャンパスの生協食堂で開催された教職員の交流会(パーティー)の場だったと記憶しています。混み合う会場の向こうの方から、私の方に向かって来られるお二人の方がおられました。若林監督と児玉コーチでした。その時は、私がブログに龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会のことや、クラシック音楽のことを投稿していることを知って、わざわざやってきてくださったのです。その時は、簡単なご挨拶と名刺交換だけだったのですが、数年後(たぶん)、2019年に吹奏楽部の部長に就任することになりました。あとで監督ご本人からお聞きしましたが、あの名刺交換が、ある意味で部長就任に向けての「布石」のようなものだったようです。

▪️部長就任後は、元々龍谷大学吹奏楽部のファンでもありますし、吹奏楽の経験はないけれど音楽は大好きでしたから、練習にもたびたび見学に通ってきました。部長の仕事を通して、音楽を楽しんでいた…というのが正直なところなのかもしれません。

▪️部長に就任してすぐに気が付いたこと、それは吹奏楽部の「部訓」でした。吹奏楽部の「部訓」は「音楽・感謝」です。世の中一般の部訓と比較して、なんだかシンプル過ぎるな〜というのが最初の印象でした。しかし、すぐに「音楽・感謝」の意味がわかってきました。大学の、それも龍谷大学の吹奏楽部に所属して音楽に取り組むということは、相当の時間とエネルギー(体力、精神力、そして経済力も)を吹奏楽のために費やすことになることにきがついたからです。もちん、個々の部員の皆さんは、しっかりと自分自身をコントロールされているわけですが、その背後には、応援してくださるご家族の皆様、励ましてくれる友人たち、楽器や音楽を指導してくださる指導者の先生方、そして練習場や活動資金に関して活動を応援してくれている龍谷大学、演奏会で自分の音楽を聴いて感動してくださる観客の皆様(そうやって感動していただくことが一番の励みになります)、いろんな方たちの存在があるのです。自分たちが、大好きな音楽に取り組み、全国一の学生バンドとして評価していただけるのは、そのような方たちの存在抜きには考えられない。それが、「音楽・感謝」の部訓の意味なのではないかと、私はずっと思ってきました。

▪️記念パーティでは、いろんな方達とお話をしました。パーティー会場を巡っていると、同い年のOBの方がいらっしゃいました。その方と、同じテーブルにいた方達は、そのOBの方の先輩でした。1970年代、吹奏楽部はまだ同好会のような小さな存在でした。本当に音楽が好きで、吹奏楽に取り組みたいという純粋な気持ちから活動をされていました。もちろん、いろんな問題や課題が発生していたようです。しかし、それらを乗り越えて活動を継続してきてくださったからこそ、今の龍谷大学吹奏楽部が存在しているのです。現在200名(卒部した4回生も含めて)を超えるまでに成長した吹奏楽部の、最初の礎、小さいけれどもしっかりと礎を築いてくださったOBOGの先輩方に心より感謝したいと思います。

▪️今回の記念行事では、OB・OG会の皆さんがしっかり準備と運営をしてくださいました。若林監督のご退職というタイミングで、OB・OG会の結束力が一層高まったように思います。大学の課外活動は通常4年間のみです。OB・OG会の同窓会活動がなければ、交流することはありません。そのあたりのことを、部長として少し気にしていました。今回のコンサートとパーティーにより、OB・OG会の活動がさらに活発になるような気がしています。そして、組織力を強化していただき、現役の部員の皆さんの音楽活動を、笑顔で静かに支えていけるような存在になっていただきたいと思います。期待しています。写真についても説明いたしましょう。

▪️1枚目は、OBの方1人を離さないうにして、スピーチをする若林監督です。ひょとして、若林監督はシャイ…なんでしょうか。2段目左は、竹林先生とのツーショット。竹林先生には、フルートのご指導はもちろんのこと、バンド全体のことについても細かなご指導をいただいています。コンクール等では、本当にお世話になっています。感謝です。2段目右は、私も写っています。龍谷大学吹奏楽部が大変お世話になってきた作曲家の酒井格先生と日景貴文先生と一緒に写真を撮らせていただきました。あはは、ミーハーですね。嬉しかったです。3段目右、龍谷大学吹奏楽部の十八番である「ブラジル」です。現役部員とOB・OG会の皆さんが合同で演奏しています。盛り上がりました。実に楽しそうです。動画から画像をカットしたので、少しブレています。指揮をしているのは児玉コーチ、指揮棒ではなくてフォーク。3段目右は、龍谷大応援リーダー部の皆さんに、エールをきっていただきました。ありがとうございます。

▪️パーティーの後は、近くの居酒屋で二次会。現役部員の皆さんとも、もっともっと話をしたかったんですが、ちょっと残念です。それでも、いろんな部員の方達とお話ができました。かわいそうなのは、現役の部員の皆さんは、青いブレザーを着用しており、お酒は厳禁。我慢されている方もおられたでしょう。パーティーを盛り上げてくださいました。パーティーには、関西の他大学の吹奏楽部の指導者の皆様、学外指導者の皆様、お世話になっているたくさんの皆さまがご参加くださいました。ありがとうございました。「音楽・感謝」です。

龍谷大学吹奏楽部特別演奏会「若林義人監督退職記念コンサート」当日のこと

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▪️昨日、京都コンサートホールで「若林監督退職記念コンサート」が開催されました。プログラムは以下の通りでした。

【第I部】現役生ステージ
マーチ「ゴールデン・イーグル」(作曲/A.リード)
坂本九コレクション(作曲/坂本九 編曲/金山徹)
プスタ~4つのロマの舞曲~(作曲/J.ヴァンデルロースト)

【第II部】OB・OGステージ
ポロネーズ「戴冠の春」本演奏会委嘱作品(作曲/酒井格)
アマポーラ(作曲/J.ラカジェ 編曲/小杉比)
高度な技術への指標 ( 作曲/河辺公一)
さくらのうた (作曲/福田洋介)
シンフォニア・ノビリッシマ (作曲/R.ジェイガー)

【第Ⅲ部】合同ステージ
大序曲「1812年」 (作曲/ P.I.チャイコフスキー 編曲/松本昇一)

▪️当日のプログラムは、こちらからご覧いただけます

▪️教えてもらったのですが、龍谷大学吹奏楽部 OB・OG 会 220 名、龍谷大学吹奏楽部現役生 150 名、あわせて370名の皆さんがこの日、ステージで演奏されたようです。OB・OG会の皆さんは、昨年の秋から、仕事の合間を縫って深草キャンパスや瀬田キャンパスに集まり、練習を積み重ねて来られました。関西に暮らしておられる方はまだ良いのですが、ご自宅が遠方のため、練習ホテルに宿泊して練習に参加された方もいらっしゃった聞いています。

▪️若林監督には40年にわたって龍谷大学吹奏楽部をご指導いただきました。最初の頃に指導を受けられた方は、もう還暦を超えておられます。そのようなわけで、【第Ⅲ部】合同ステージの大序曲「1812年」の演奏は圧巻でした。ステージだけでなくステージの背後にあるポディウム席にも150名ほどの方達が並んでバンダ隊として演奏を行いました。親子以上に年齢差のある方達が、指導を受けた若林監督の指揮のもとで一緒に演奏を行う…。ものすごく感動しました。きっとそれぞれの方が、若林監督との大切な思い出を胸に演奏されたのではないかと思います。ありがとうございました。昨日のコンサート、 YouTubeで配信されました。まだ、録画したものを視聴することが可能なようです。2時間17分20秒のあたりから、「1812年」の演奏が始まります。

▪️コンサートの最後では、入澤崇学長と赤松徹眞校友会会長(前学長)から花束の贈呈が行われました。このことからも、若林監督と吹奏楽部がどれだけ龍谷大学に貢献してきたのかが伝わってきます。コンサートの後は、ホテルグランヴィア京都で記念パーティーも開催されました。たくさんの皆さんと少しずつお話をさせていただきました。そのことは、また別の投稿にしたいと思います。

▪️来年度からの指導体制ですが、定年退職後も、若林義人監督には桂冠指揮者として引き続きご指導いただくことになっています。新たな音楽監督には現在監督補佐をお務めいただいている外囿祥一郎先生が就任され、児玉知郎コーチとともに学生の指導を担っていただくことになります。私事ではありますが、来年度は特別研究員に就任するため、学内ルールで課外活動の部長を務めることはできません。そのため、社会学部の同僚でもある栗田修治先生に代理をお務めいただくことになっています。

龍谷大学吹奏楽部特別演奏会「若林義人監督退職記念コンサート」リハーサル

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▪️本日23日はリハーサル、明日24日はいよいよ「若林監督退職記念コンサート」が開催されます。OB・OGの皆さん、そして現役の皆さんが演奏されます。龍谷大学吹奏楽部 OBOG 会 220 名、龍谷大学吹奏楽部現役生 150 名、あわせて370名の皆さんが出演いたします。さらに、普段指導をしてくださっている学外の先生方も一緒に演奏してくださいます。ありがとうございます。私は、例によっているだけなんですが、明日のリハーサルから見学させていただきます。

【追記】
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▪️今日は、「若林監督退職記念コンサート」のリハーサルを、京都コンサートホールで行いました。この写真は、3部の最後の曲。チャイコフスキーの「1812年」です。OBOGの皆さんと現役生の皆さん、あわせてこれだけの人数で演奏します。すごいです‼︎

明日お越しいただけない皆様も、ぜひこちらのYouTubeでご視聴ください

【開催日】2024年2月24日(土) 
【開場】13:00
【開演】13:30
【会場】京都コンサートホール
【出演】若林義人 / 外囿祥一郎 / 児玉知郎
龍谷大学吹奏楽部 / 龍谷大学吹奏楽部OB・OG会

【プログラム】
構成
第Ⅰ部 現役ステージ
第Ⅱ部 OB・OGステージ
第Ⅲ部 合同ステージ

曲目
シンフォニア・ノビリッシマ / R.ジェイガー
アマポーラ / J.M.ラカーリェ
高度な技術への指標 / 河辺 公一
さくらのうた / 福田 洋介
特別演奏会委嘱作品 / 酒井 格
大序曲「1812年」 / P.I.チャイコフスキー 他

RYUKOKU Clarinet × Percussion Orchestra 2023


▪️昨年の9月、龍谷大学吹奏楽部のクラリネットパートとパーカッションパートの合同による小さなコンサートです。サマーコンサート、定期演奏会、夕照コンサート、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト、その他様々な依頼演奏に加えて、このような自主公演のコンサートを開催しています。素晴らしいことだなと思います。このブログの画面からはご覧いただけないかと思いますが、クリックしていただければ、おそらくYouTubeの画面になりご覧いただけるのではないかと思います

日時 2023年9月17日(日) 15:00
会場 龍谷大学 響都ホール 校友会館 & Youtube LIVE
出演 龍谷大学吹奏楽部
クラリネットパート&パーカッションパート

0:00
【第1部】
13:30【コン・モート~4本のクラリネットのための】
作曲:阿部勇一
19:45【BIRDWATCHING】
作曲:Michel Henry
26:02【オーディションのための6つの小品】
作曲:J.M.ドュファイ
32:06【十二色相環~衝突、拡散、交錯する5人のクラリネット奏者のための】
作曲:石川健人

【第2部】
47:19【星条旗よ永遠なれ マリンバ1台10手連弾のための】
作曲:J.P.スーザ 編曲:加藤大輝
51:09 52:08【STOOL PIGEON】
作曲:Julie Davila
57:56【How to Train Your Dragon】
作曲:John Powell 編曲:Sylvain Andrey
01:07:11【ヨハネ黙示録の天使たち】
作曲:David Gillingham

【第3部】
01:35:30【アルメニアンダンスパートⅠ】
作曲:A.リード 編曲:渡邊一毅
01:47:28【ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら】
作曲:リヒャルト・シュトラウス 編曲:中村克己

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