基礎ゼミナールAの「ジェンダーの壁」

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▪️前期木曜日2限は、新カリキュラム1回生対象の「基礎ゼミナールA」です。今日も、manabaと基礎ゼミの共通テキストである『赤でモック・スキルズ 大学生のための知的技法入門』を使ってのグループワークでした。グループワークのために班分けをしないと、前に向かっと右側に男子のみなさんが、左側に女子の皆さんが固まって座ることになります。なんだか、みえない「ジェンダーの壁」があるようで…。グループワークをすると、そういった「ジェンダーの壁」が消えていきます。このグループで2週目になりましたが、ずいぶん楽しそうに話ができるようになりました。

▪️先週は、共通テキストの第1章の要約を、4人グループの中の2人に前半と後半にわけて書いてきてもらいました。それらは、あらかじめmanabaのレポート機能を使って提出してもらいます。今週は、残り2人にも要約をしてきてもらいました。manabaを使って相互閲覧できるようにしているので、それぞれの要約をみながらグループワークに取り組めます。グループワークでは、それらの要約の良い点をお互いに指摘しあって、その上で、グループごとにテキストの内容について感想や意見を述べ合ってもらい、それを今度は記録してmanabaの掲示板に投稿してもらいました。その上で、口頭でも感想や意見を述べてもらいました。来週は、共通テキストの第3章「講義を聴いてノートを取る」をグループワークを通して学びます。そこでの学びにもとづいて、再来週は、実際に講義ノートを取って、それらを持ち寄り、お互いに見せ合いながらグループワークをしてもらおうと思っています。

2026年度の「基礎ゼミナールA」

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▪️前期木曜日の2限は、新カリキュラムの「基礎ゼミナールA」です。1回生対象になります。今週の木曜日から、この「基礎ゼミナールA」の共通テキストである『アカデミック・スキルズ AI時代の知的技法入門 第4版』を使ってグループワークをおこないました。第1章は「アカデミック・スキルズとは」です。「教養」と「問い」(を立てる)というのが、大切な言葉になります。今日は、この第1章を前半と後半にわけて、各班ごとに2名の方たちが要約を行い、その要約をもとにグループのメンバーに内容の紹介をしてもらいました。まだ書かれていることの内容は理解できても、それが体を素通りしていくみたい…だとか、これが大切これも大切と、いろんなことが大切だと強調されているけれどよくわからなくなる…といった正直な感想がありました。少しずつ慣れていけるようにグループワークを積み重ねていきます。

▪️社会学部の新カリキュラムでは、3回生になると必修である「演習」や「プロジェクト実習」を履修することになります。それらの科目を、たくさんの教員が担当します。どの教員の「演習」や「プロジェクト実習」を履修するのか。学生さんたちにとって大きな課題になるはずです。自分はどのような教員に指導を受けて、何を研究で明らかにしようとするのか、自分自身の問いを立てることが必要になります。カリキュラムという制度の中で、単位数だけ確保して、自分の「問い」を立てることができないまま、よくわからないまま、卒業していくようでは困るのです。時間も学費も勿体無い…ということになります。頑張って、自分の「問い」をきちんと立てられるようになっていただきたいと思います。

「図書館利用者講習会」

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▪️木曜2限は、新カリキュラム1回生対象の「基礎ゼミナールA」です。今日は通常のゼミではなく、「図書館利用者講習会」です。和顔館202の大教室で開催されました。どこの大学もそうだと思いますが、学生さんをサポートするサービスが大変充実しています。この「図書館利用者講習会」も図書館が提供しているサービスです。「基礎ゼミナールA」の担当教員が希望する場合、この講習会を利用できます。今回は図書館が予想したよりも多くのゼミから申し込みがあったそうです。ということで大教室での開催になりました。

▪️学生さんたちは、各自パソコンを十分に充電させて持ち込んでいます。学内は、どこでもWi-Fiでネットにつなげることができます。ということで、そのパソコンを立ち上げて、図書館での検索の方法を体験しています。私は講習を受ける必要はないのですが、出欠を取るために参加しています。そして、学生さんたちの様子を拝見しています。最初は私語もあり、少々ざわついていましたが、今は、みなさん、しっかり講習を受けておられます。

▪️講師は図書館の男性職員のSさんです。滑らかに、わかりやすく、解説されていますね。Sさんとは、あまり繋がりはありませんが、約10年前、彼が入職した時に宴会で初めて出会いました。今日は、その時の印象とはかなり違っています。偉そうな言い方ですが、成長されました。説明の最後には、学生さんたちから拍手が湧きました。すばらしいです。

▪️講習会の会場では以前、全学の研究部長を務めていた時に支えてくださった職員さんにもお会いできました。今は図書館の幹部です。大教室の片隅でこそこそ、「『龍谷大学兵庫県人会』を復活させたいね」というお話もさせていただきました。

今年度の「基礎ゼミナールA」の授業の進め方。

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▪️前期木曜日の2限は新カリキュラムの「基礎ゼミナールA」です。1回生を対象した授業です。私の方針で、この授業では、グループワークを軸に運営していくことにしています。ゼミの学生は全員で16名です。

▪️今日は、まずは集合写真の撮影から。基本、なかなか学生さんの顔と名前を覚えられない私のため…なんですが、学生さんたち自身にも早くお互いを知っていただくためにも、集合写真に氏名を貼り付けて共有する予定にしています。集合写真の撮影にあたったては、声を出さずにジェスチャーで学籍番号順に並んでもらいました。まあ、アイスブレイクのような感じですかね。無事に?!撮影を終えることができました。

▪️そして授業開始です。5月7日の図書館内のツアーと情報検索講習会を実施するので、図書館がホームページに用意している利用にあたっての様々な動画を事前学習しました。入学してからしばらく経過していますが、図書館に入ったひとは16人中の3人だけ。いずれ図書館を利用せざるをえなくなるとは思いますが、自分の好奇心から進んで中に入ってほしいかったですね。

▪️その次は、いよいよグループワークです。4つのグループにわかれてもらいました。今日のテーマは「高校と大学とは何が違うのか」です。それぞれのグループで出てきた意見をスマホで記録し、それをクラウド型教育支援サービスの 「manaba」の掲示板の「4月23日グループワーク」というタイトルのスレッドのコメントに投稿してもらいます。そして、プロジェクターでスクリーンに写して全員で確認します。だいたい真面目な意見なんですが、いろいろ面白い意見がでてきました。高校時代は校門を入るとスマホの電源を切らないといけないけれど、大学はずっとスマホが使えるwwwという意見です。大学の教員の話し方は難しくなかなか頭に入っていかないので、ついつい授業中もスマホをみてしまうようです。こういうのを聞いても、かわいいね〜と思える年齢になってしまいました。

▪️そのあとは、「高校までの学習と大学の学習とは何が違うのか」とややこの授業の本題に近い部分にテーマでグループワークを続けました。多くの皆さんはすでに理解されていましたが、大学の学習は自由度が高いけれども、カリキュラムのなかから何を選んで履修するのか、自分の問いや課題が見えていないといけません。それは全部自分の責任です。また、3回生になるまえに、自分の問いがあってはじめてゼミやプロジェクト実習の選択が可能になるわけです。そのことを多くの皆さんが理解されているわけですが、実際に自分の問いを立てるってなかなか大変なことです。前期の「基礎ゼミナールA」、そして後期の「基礎ゼミナールB」、自分の問いを立てる力を少しずつ身につけてほしいと思います。

▪️来週は、「基礎ゼミナールA」のすべてのクラスで使用している共通テキスト『アカデミック・スキルズ』の第1章「アカデミック・スキルズ」を読んでいきます。4人のグループの2人で分担して、内容を要約・紹介してもらいます。Wordで執筆して、manabaのレポートのところに投稿してもらいます。全員が相互に閲覧できるように設定しました。グループの残りの2名は、「聞き役」になって質問をしてもらい、理解が難しいところを中心に書いてある内容について話し合ってもらいます。そこで出てきた意見については、「聞き役」の2人のうちの1人が記録してmanabaの掲示板のスレッドのコメント欄に投稿してもらいます。それを今日と同じように、プロジェクターを使って写し、残り1人の人が説明します。その上でクラス全員で意見交換を行います。来週からは、こんな感じで授業を進めます。

▪️ちょっと心配なこともありました。ここのところ、急に暑くなったり、今日のように寒くなったりして気候が安定していません。そのようなこともあってか、今日は欠席が1人おられました。その学生さんは、大阪南部から片道2時間半かけて通学されています。体調は大丈夫でしょうかね。心配になります。

▪️写真は、「基礎ゼミナール」とは関係ありません。すみません。今朝、出勤するときに撮ったものです。ピンクの小さな花がさていますが、これはタイムです。白い花が咲いているのは、ヒメウツギです。綺麗に咲いてくれました。

今年度の「基礎ゼミナール」が始まりました。

▪️木曜日の2限は、1回生の「基礎ゼミナール」です。前期が「基礎ゼミナールA」で、後期が「基礎ゼミナールB」になります。ゼミ生は全員で16名。今年は少しすくなめですね。今日は、若い先生がやっておられた方法で、丸く椅子を並べて自己紹介をしてもらいました。良いことは真似することにしています。A3の紙を半分に追って、上にはご自身の名前を、下には、「今推していること、頑張っていること、気になっていること、好きなこと…」何でもかんでも書いてもらいました。そして、自分の自己紹介が終わったら、小さな像のぬいぐるみ(琵琶湖博物館のお土産)を投げて、それを受け取った人が次の自己紹介をするというルールにしました。まだまだ恥ずかしそうにされていましたが、素直に自己紹介をしてくれました。バイトに頑張っていますという人たちもいましたが、そのうちの2人は「牛丼屋」さんに勤務されていました。ライバル会社ですが、そこでバイトをしていると、牛丼を食べたくなくなるのだそうです。そこは一致していました。そうやって自己紹介していただきながら、それぞれの方に私が軽いインタビュー(軽いツッコミ)をするという形で進めていきました。

▪️私が少し気にしていることは、通学のことです。それぞれの方に、どのあたりから通学しているのか教えてもらいました。一番遠くの方は、大阪の南部にお住まいの方でした。通学に2時半間かかるのだそうです。大変ですね。1限からの授業だと6時半にはご自宅を出ることになります。もう慣れたとは言っていましたが、健康に留意して通学してほしいと思います。

▪️この「基礎ゼミナール」ではテキストが決まっています。私のクラスでは、そのテキストを使ってグループワークをしてもらう予定です。4人のグループを4つ作ります。毎回シャッフルしてグループのメンバーを変更していきます。来週は共通テキストの第1章「アカデミック・スキルズとは」です。高校までの学習と大学の学習は何が違うのか。まずは、そのあたりの理解を目指します。そうやってグループワークをしながら、お互いのことを知って、仲良くなってもらいたいのです。できれば、この「基礎ゼミナール」がきっかけとなって、生涯付き合うことになる友人関係になってもらいたいと思います。

▪️来週は、集合写真を撮りたいと思います。私の方で、その写真を加工し名前も付記して、写真の名簿を作りたいと思います。もう、定年退職前の年寄りなので、顔と名前を覚えるのが大変なものですから。

脇田ゼミ1期生の同窓会

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▪️先日の土曜日は脇田ゼミ17期生の皆さんとの同窓会にお呼びいただきましたが、月曜日(12月29日)の晩は、脇田ゼミ1期生の皆さんの同窓会にお呼びいただきました。ありがとうございました。幸せですね。1期生ということで、私が龍谷大学に勤務するようになった最初の学年です。脇田がどんな教員かもわからず、よく私を選んでくれたものです。龍谷大学社会学部の以前は、岩手県立大学総合政策学部に勤務していました。公立大学ですからゼミ生の人数は少なく、多くても6名でした。龍谷大学に異動するとき、私立大学に移っても、公立大学の時と同じ水準の指導を学生の皆さんに行うと自分に誓ったこともあって、結構、厳しく指導していたのではないかと思います。全員にフィールドワーク(調査)を半ば強制していました。それでも、この学年の皆さんはよく頑張りました。1期生は全員で18名ですが、今でもLINEグループで繋がっているのは、そのうちの12名の皆さんです。LINEって大切ですね。手紙や電話でしか連絡が取れない時代だと、同窓会をひらくのもなかなか大変だったんじゃないのかな。どこに住んでいるのかもわからなくなりますからね。

▪️写真ですが、1枚目は一次会です。野菜が美味しい創作料理店。自分のところで野菜を生産して、系列店で使っているのだとか。「囲炉裏酒場 炭棲堂」さんです。たまたまですが、龍大農学部食品栄養学科の1回生のアルバイトさんが働いておられました。2枚目は二次会です。卒業してから20年経過すると、自営業の方以外、転職もいろいろありますね。みなさん、頑張って働いておられます。3枚目はずいぶん昔のもの。1期生と2期生(当時の4回生と3回生)とボーリング大会をした時のものです。懐かしいです。今は無くなった、石山のボーリング場です。写真ではまだ可愛らしさが残っている1期生の皆さん、今は42歳になりました。

▪️昨日の朝になりますが、いつも幹事役を引き受けてくれている方からLINEグループに投稿がありました。来年度で私が定年退職するということで(私のラストイヤーだそうです)、来年も同窓会を開催して、お呼びくださるようです。楽しみです。

脇田ゼミ17期生の同窓会

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▪️この前の土曜日(12月27日)は冬期休暇中ですが、研究室に、自宅で仕事をするのに必要な書籍と資料を研究室に取りにきました。そして夕方から京都駅前の居酒屋へ。脇田ゼミ17期生の皆さんの同窓会に呼んでいただきました。ありがとうございます。東京で働いている人も年末や年始は関西に帰省するので、昨年も年末に同窓会を開催されていました。ずっと続くと良いなと思っています。土曜日は、福井県からやってきた人もいました。

▪️卒業したのは、2024年の3月ですが、社会人になってまだ2年に満たないのに、ずいぶん成長されているように感じました。当たり前と言えば当たり前ですが、話している内容からして違っていますからね。社会人の会話でした。そうそう、東京で働いている方は、関西弁を喋らなくなっていました。環境は人を変えますねww。

▪️17期生の皆さんにも、生成AIを仕事で使っているかどうかを聞いてみました。みなさん、ガンガン使っておられました。もうAIを使わないと仕事が成り立たないのでしょうね。

卒業生との同窓会

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▪️あっという間に1年が過ぎてしまいました。年末は、脇田ゼミの出身者の皆さんが、同窓会を開催されるそうで、幸せなことにその同窓会にお呼びいただいています。ありがたいことですね。まず、27日に2024年春に卒業された17期生の皆さんの同窓会が、そして29日には2006年3月に卒業された1期生の皆さんの同窓会が開かれます。楽しみにしています。

▪️2枚の集合写真、両方とも卒業式の時のものです。この写真の中に私も写っています。左の写真、一番後ろの列の真ん中あたり。顔は丸いです。今よりも10kgほど体重が思いはずです。髪の毛はたくさんあるし、色も黒いし。髭も真っ黒です。まだ40代ですね。右の写真は、2024年3月ですから、比較的最近です。こちらも一番後ろの列の真ん中あたり。時の経過を感じます。1期生の皆さんは、40歳を超えて社会の中堅として活躍されています。一方、17期生の皆さんは社会人になって仕事をきちんとこなせるようになってきた頃でしょうかね。どのようなお話をお聞かせいただけるのか、楽しみです。

基礎ゼミナールBの実習

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▪️先週の土曜日のことになりますが、新カリキュラム「基礎ゼミナールB」の学生さんたちと一緒に、京都市の御池通り沿いに店舗をかまえ、靴磨きと修理の「革靴をはいた猫」を経営されている魚見航大さんからお話を伺いました。基礎ぜみなーるの実習です。場所は、「革靴をはいた猫」にしは全員がお邪魔するにはスペースがないということで、京都信用金庫の「QUESTION」というコワーキングスペース・レンタルスペースのある建物の会議室です。京都市役所の斜め向かいにあります。

▪️魚見さんは、引っ張りだこのようで、1年生必修の「共感とコミュニケーション」という授業でもお話くださいました。そのようなこともあり、学生の皆さんは魚見さんからお話を伺うのは2回目だったようです。そんなこととは知らずに、魚見さんにお話ししてくださいとお願いをしてしまいましたが、この日は、必修の授業で話してはいないこと、かなり踏み込んだことをいろいろお話しくださいました。

▪️魚見さんは、障がいや困難を抱えた方達を雇用し、靴職人として成長してもらい、その仕事に見合った給料をきちんと支払っておられます。そのような成長にご家族の皆さんは、大変驚かれるようです。魚見さんの、社員の皆さんに対する眼差しは限りなくフラット。みんな仲間です。障がいや困難を抱えた方達を支援の名のもとに囲い込むのではなく、それぞれの方が持っている主体性や力を顕在化させ、それらを仕事を通して伸ばしていき自信を持って社会の中で生きていけるように、そのような意味で支援されているように思います。このような考え方は、魚見さんが学生の時に勉強そっちのけで取り組んでいた学内での活動にルーツがあるようです。この実習の様子については、近々社会学部のホームページで報告させていただくので、今日は、ここまで。

▪️ところで、67歳の今まで全く知らなかったのですが、革靴を磨く際にはウイスキーを使うのですね。びっくりしました。革靴磨きでウイスキーを使うのは、鏡面磨き(ハイシャイン)の際に水(水分調整)の代わりにウイスキーを使う「モルトドレッシング」という方法で、揮発性の高さから素早く綺麗に光沢を出すのが目的です。油性クリームを塗った後、ウイスキーを少量含ませた布で磨き、乾燥させながら薄く膜を作ることで、深みのあるアンティーク調のツヤが出てくるのだそうです。以上、AIに調べてもらいました。

最近の「基礎ゼミナールB」

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▪️木曜日1限は、1回生の「基礎ゼミナールB」。このクラスで共通のテキストを決めてあります。『「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる』という新書です。その新書を時間をかけてじっくり丁寧に読んできました。この新書の存在は、同僚の教員のfacebookへの投稿で知りましたが、ご本人がおっしゃるには、別の同僚を通してこの信書のことを知ったとのことでした。

▪️全部で7つの章から構成されていますが、基本、毎週1つの章を取り上げてきました。学生の皆さんは、各自、あらかじめその章を精読して要約を提出することになっています。演習は、基本、グループワークで進めています。グループに分かれて、まずグループの他の学生さんがどのように要約しているのかをお互いに確認します。その上で、ひとつの章に書かれている内容に関して、感想を述べあい意見交換をしてもらいます。それぞれのグループの感想や意見交換の結果についても報告してもらいます。要約の提出も、感想や意見交換の結果の集約も、すべてmanabaというクラウド型の教育支援サービスを使って行なっています。だから、学生さんたちは、授業では新書とスマートホン(あるいはパソコン)を使って授業を受けることになります。筆者の指摘にハッとしたり共感したり、時には反発したり疑問を持ったり…いろいろな感想や意見が出てきますが、それらもすべてmanabaに残していきます。

▪️学生の皆さんは、こうやって時間をかけて活字に向かい合うような経験はしてこなかったようです。最初は、グループワークという形式に慣れていないせいか、どこかぎこちない雰囲気もありましたが、今はスムースに授業が進んでいるように思います。

▪️ 12月6日には、魚見航大さんが経営されている「革靴をはいた猫」を訪問し、お話を伺います。こちらの会社は、靴磨きと靴修理の会社です。「革靴という『手をかける文化』を通して、ひきこもりやハンディキャップのある方々が自らの意志で一歩を踏み出すチャレンジを後押しし、共に手を動かしながら学び合う実践の場」でもあります。普通の?!大学生だった魚見さんが、どのようなプロセスを経て学生時代の最後にこのような会社を起業されたのか。モヤモヤした気持ちを形にして行動にしていくことができたのか。学生さんたちの大きなヒントになればと思っています。また、定年退職前の私は担当しませんが、来年度から学生さんたちが履修することになる、「公共社会学」の授業にも関連づけていければと思っています。

▪️グループワークでは、たくさんの蓄積が生まれした。それらは全てmanabaに記録されています。それを元に、この新書に関して少し長めの書評を各自で執筆してもらうことになっています。冬休みの宿題になると思います。そして、その書評が、この基礎ゼミナールBの最終レポートにもなります。

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