「びわ湖・滋賀学」の集中講義
▪️本日から、「びわ湖・滋賀学」の集中講義です。26日から30日までのうち、26・27・28日の3日間は瀬田キャンパスでの講義。オリエンテーションを除いて、滋賀県立琵琶湖博物館の学芸員の先生方が講義を担当してくださいます。29・30日は、場所を、琵琶湖博物館に移動させて、実物資料や展示を使った講義が行われます。ここでも、学芸員の先生方に講義をお願いします。私は講義を担当しませんが、先端理工学部の横田岳人先生と一緒に、この授業のコーディネーターのような役割があり授業を聴講させていただいています。
▪️ひさしぶりに、瀬田キャンパスに来ました。もちろん、暑いわけですが、深草キャンパスとは違って周囲が森林に囲まれていて、気持ちが安らぎます。明日は、授業終了後、隣接する文化ゾーンにある滋賀県立図書館に研究に必要な資料を借りに行く予定です。今日は、自分の研究室のあった2号館をのぞいてみましたが、階段を上ることができないようになっていました。2027年に新しく開設される学部のために、改装の工事が始まるようです。瀬田キャンパスに社会学部があった「痕跡」は全く見当たりませんでした。なんだか、寂しいな。社会学部の卒業生の皆さんにとってのホームカミングデー、どうなるんだろうな…と今頃になって心配しています。
夏の高校野球・準決勝で主審をされた乗金悟さんのこと。
▪️高校野球。今日の第一試合は、第14日 準決勝 県岐阜商(岐阜) vs. 日大三(東京)の試合でした。準決勝ですから、どちらが勝つのか気になっいましたが、それと同じくらいに気になっていることがありました。龍大職員の 乗金悟 さんが主審をされていたからです。高校野球の準決勝の主審を務めるって、すごいことですよね。かっこよかったです、乗金さん。
▪️試合のほうですが、9回が終わって2対2の同点となり、タイブレークになったようです。なったようですというのは、最初の方を少し応援して、乗金さんが主審であることを確認して、研究室に向かったからです。試合の結果は、以下のYahoo!のニュースで知りました。見逃した部分も見ることができるようですが、そのほど余裕がないので、仕事に励みました。個人的には、県立岐阜商業を応援していたのですが、タイブレークで日大三高に2点が入り、残念ながら決勝には行くことができませんでした。公立高校ですし、勝ってほしかったな。こちらは、2011年、龍谷大学の広報誌に掲載された乗金さんの紹介記事です。
カンテレNEWSで報道された「革靴をはいた猫」
▪️「革靴を履いた猫」を経営している魚見航大さんから、この動画のことを教えていただきました。ありがとうございました。魚見さんは、この会社を学生の時に起業されました。ちなみに、龍谷大学の政策学部を卒業されています。こちらの会社では、様々な困難を抱えた方達を社員に迎えておられます。そして、それぞれの社員の方達が成長というのかな、元気になっていかれているんですよね。とっても素敵なことだなと思います。以下は、この動画の概要です。
京都市中京区にあるちょっと変わった「靴磨き」店。
その名も「革靴をはいた猫」 通称“革猫”。【革靴をはいた猫・代表】「障害のある方だとか、引きこもりの経験がある方がお客様の目の前で靴を磨いたり、修理したりしてお客様に喜んでもらいながら職人自身も成長していくというコンセプトで会社を立ち上げました」
誰もがチャレンジできる優しい店を目指しています。
そんな”革猫”の新メンバー・木村昇平さん(37)は元警察官。
働き盛りのときに発達障害が発覚し休職。どうやって生きていこうか、悩んだときに出会ったのが「靴磨き」でした。
▪️昨日のことになりますが、魚見さんと少しだけネット上でやり取りしました。魚見さんは、「皆さんに伝わる形で発信できる機会をいただけてよかったです!」と感じておられるようです。大学の後期のことになりますが、魚見さんの「革靴を履いた猫」を、1回生の「基礎ゼミナールB」の学生の皆さんと一緒に訪問する予定になっています。ちなみに、魚見さんとは飲み友達でもあります!!
「結連橋」の階段
▪️深草キャンパスは、道路を挟んで北エリアと南エリアにわかれています。その2つのエリアをつないでいるのが「結連橋」という陸橋です。この橋、とてもありがたいのですが、困ったことがありました。それは視覚的に階段が見にくいということでした。降りる時に、注意しないととてもこわかったのです。なんだか、ツルッとした滑り台のように見えてしまうのです。最初は、自分が前期高齢者となり視覚の能力が落ちているせいかなと思っていましたが、若い学生さんでも同じように感じる方がおられることを知りました。
▪️ということで、施設を管理する部署に連絡とお願いをしたところ、写真のように追加の工事をしてくださいました。ありがとうございました。黄色というのが、視覚的にはわかりやすいですね。この色であれば、降りる時に不安はありません。助かりました。視覚障害者誘導用ブロック、通称点字ブロックも黄色い色ですよね。視覚障害者の皆さんの安全な移動を助けるために設置されているわけですが、黄色い色は、弱視の方が視覚的に認識しやすい色として選ばれているそうです。
▪️知り合いの方からは、こんなご意見をいただきました。「写真で見る限り、屋外階段としては急すぎるような気がします。急な上に幅が広いから頼るものがなく、真ん中降りる時は怖いですね。中央にも手摺が必要ではないでしょうか」。私にはこの階段が急すぎるかどうか、よくわかりません。でも、確かに、真ん中を降りるときのために中央にも手摺があると、より安全になりますね。できれば、研究室の入っている「聞思館」のほうの階段も、この黄色の設えを施していただきたいと思います。「聞思館」の2階から地下鉄「くいな橋」方面に設置されている階段です。「結連橋」と同じ材質でできた階段です。
「基礎ぜミナール」のこと
▪️木曜日の1限は、9時15分から「基礎ゼミナールA」です。今日は、先週の続き、「KJ法を体験する」です。KJ法とは、文化人類学者の川喜田二郎さん(1920年~2009年)が考案した、情報整理の手法です。先週は、「大学4年間をどのようにすごせばよいのか」をテーマに、ブレンストーミングをしてたくさんのポストイットカードに意見を書き出しました。そして、それらを分類整理するところまでやってみました。今日は、それを模造紙に配置し、貼り付け、意見のまとまりであるグループやポストイットカードの間の関係についても検討して、その関係を線や矢印で示しました。まあ、うまくできたかどうかは別にして、様々な情報を整理して、そこに論理の道筋をみつけるという経験はできたのかもしれません。
▪️「KJ法を体験する」の後は、ノートテイキングに関する取り組みも行いました。基礎ゼミナールのすべての28クラスで使用しているテキスト『アカデミック・スキルズ』の第2章「講義を聴いてノートを取る」に書かれていることに十分に注意して、そして自分なりの工夫も加えながら、全員が必修で履修している授業「社会学への招待」で実際にノートを取ってもらいました。この「社会学への招待」は3人の教員が担当していて、学生の皆さんは、それぞれのクラスに配属されています。ということで、教員別にわかれてお互いのノートを見せ合いました。それぞれのノートの優れているところを評価しあいました。高校までは、先生が黒板に書いた内容をそのままノートに書き写すだけの人がほとんどでしたが、今回は神経を集中させて、きちんと考えながらノートを取ることができたようです。ノートを考えながらきちんと取ることができると、講義をより興味深く聴くことができるようになりますし、講義の内容も記憶のなかに定着してきます。皆さん、頑張っておられました。
▪️2限にはさまざまな事務仕事の処理をして、午後からは「基礎ゼミナール」に関して、担当教員で懇話会を開催しました。FD活動の一環です。担当教員は全員で28人いますが、今日は忙しいなか都合をつけて約半数の教員が参加してくださいました。参加者は少ないだろうなと思っていましたが、予想を超えた参加があり嬉しかったです。
▪️今日の懇話会では、「基礎ゼミナール」のなかで、それぞれの教員が行なっている様々な工夫や実践を知ることができました。今日の懇話会ではそのアイデアを一定程度共有することができました。素晴らしいと思う工夫や実践については、お互いに学び合うことができます。素晴らしいと思うことは、真似をしたり、参考にしたりすることができます。それから、新カリキュラムのなかでの「基礎ゼミナール」の位置付け、4・5セメスターに開講される「公共社会学」との関係等についても、意見をいただくことができました。「公共社会学」を履修することの前段階として、「基礎ゼミナール」ではどのようなことをゆるやかな共通の目標として設定すればよいのか、もう少し考える必要がありそうです。付け加えれば、社会学を専門とする教員だけでなく、社会福祉学や他の分野を専門とする教員もいますから、このあたりのことについても、もう少し丁寧に教員間で工夫をしていかねばなりません。
▪️とはいえ、時々、こうやって懇話会を開催し、情報や意見を交換することで、良い意味での様々な微修正がかかり、カリキュラム全体に対しても貢献できるのではないかと思っています。今日は、ご多用のなか教務課職員の方も参加してくださいました。ありがとうございました。
春季企画展
▪️龍谷ミュージアムの春季企画展「大谷探検隊 吉川小一郎―探究と忍耐 その人間像に迫る―」の会期の終了日が近づいてきました。私、まだ観覧できていません。急がねば。龍谷大学の教職員、学生の皆様はもちろんのこと、一般の皆様もぜひ御来場ください。社会学部の学生の皆さん。せっかく学部が深草キャンパスに移転したのだから、ぜひ龍谷ミュージアムでいろいろ学んでください。学生証を提示すれば無料になりますのでね。
深草キャンパスのカラス
▪️研究資料の読み込みで、一昨日の日曜日と昨日の月曜日、連続して出勤しました。昨日は、学生さんの面談だけで授業がありませんでした。とはいえ、昼からは学会費や固定資産税を納付するために、早めに帰宅しました。仕事の続きは自宅で行いました。
▪️さて、授業はないのですが、事務的な仕事を若干やらなくてはいけません。また、紫英館の2階にあるメールボックスまで郵便物を確認しにいきました。写真の煉瓦色の建物がその紫英館です。大学経営に関わるけれども、学生さんたちが直接関わることのない部署のオフィスが、この建物の中にあります。3階以上は研究室です。この建物に研究室のある教員は良いのですが、私たち社会学部の教員の研究室からはメールボックスまで離れているので、歩いていかねばなりません。ちょっと面倒臭さもあります。郵便物や連絡等の書類が何もなくメールボックスが空っぽの時は、少しがっかりした気持ちになります。せっかく歩いてきたのに、と思うわけです。でも、おかげで腰につけた歩数計の数字が伸びることになります。健康のためには良いなと思うようにしています。
▪️で、昨日、メールボックスを確認して研究室に戻るときのことです。やたらとカラスが鳴くのです。舗装された道ではなく、芝生の中を歩いて樹木に近づいたからでしょうか。3羽ほど確認できました。そして、よーくみるとカラスの巣がありました。やかましいほど大きな声で鳴いたのは、警戒されていたんですね。写真でいえば、カラスがとまっている枝の少し下のところ、枝がわかれているあたりにカラスの巣がありました。ずいぶん大きな樹木です。樹種は、私にはよくわかりません。なんでしょうね。おそらく、キャンパスがここに設置された1960年頃に植樹されたのではないかと思います。ちがうかな。わかんない。これから、このカラスの巣の様子を時々観察することにします。
街路樹のタイサンボク
▪️研究室のある聞思館は、深草キャンパスの南エリアの道路沿いにあります。写真は、その道路沿いに植えられている街路樹です。特に気にしていなかったのですが、昨日の帰宅時、この街路樹の大きな葉っぱが突然上から落ちてきてちょっとびっくりしました。よくみると、これまた大きな花が咲いています。「ああ、この花、以前にも調べたことがあったな」と思い出しました。タイサンボクという名前です。このブログにも投稿していました。3枚目の写真は、2年前、自宅近くの直売所で購入して自宅に飾ったタイサンボクです。この時はよい香がしたのですが、街路樹の方の花は、高いところに咲いているので香りが届きません。臭覚が鈍感なだけかもしれませんが。
キッチンカー
▪️龍谷大学に勤務するようになったのは2004年です。もう21年前のことになりますが、その頃、昼食をとることは結構大変だったように記憶しています。その頃は、瀬田キャンパスだと、大学生協と民間の業者さんの食堂が2つあるだけでした。そのうちに、生協にもコンピにができて、キャンパスの複数箇所で弁当を販売するようになりました。いまでは、弁当に関しては、複数の業者さんが販売されています。そして、キッチンカーもやってきています。学生さんたちへの支援の一環かと思いますが、食の選択肢が増えました。
▪️この4月から勤務する社会学部は深草キャンパスに移転しました。深草キャンパスは、学生数が多いこともあってでしょうか、食の選択肢は瀬田キャンパスと比較してさらに多いような気がしています。私の印象にしかすぎませんが。大学生協の営業以外は、すべて龍谷メルシー株式会社がサポートされています。聞思館に出店している「大阪王将」や「Sugakiya」も、そうなんでしょうね。で、こちらが、深草・瀬田両キャンパスの「龍大ランチ5月出店スケジュール」です。
▪️このスケジュールにも書いてありますが、昨日は、牛丼の吉野家さんのキッチンカーがやってきていました。吉野家といえばオレンジ色。こちらのキッチンカーもオレンジ色です。キッチンカーには名前がついているようです。「オレンジドリーム5号」です。このキッチンカーを紹介する吉野家さんの動画がありました。関西エリアには、この「5号」とちいさな「軽」が配備されているようです。災害時の炊き出しにも使用されるとのことです。できれば、一度食べてみたいのですが、牛丼はご飯が入っているのと、甘く煮込んであるので、食べると血糖値があがるため、いただくことができません。昨日は写真を撮るだけにしました。昼食に利用した職員さんの話では、普通の店舗と同じ味とのことでした。そら、そうやわな。