「基礎ゼミナール」のクラス会

20250403class_meeting.jpg▪️今日は、新入生が必修の「基礎ゼミナール」の「クラス会」が行われました。勤務する社会学部が、瀬田キャンパスから深草キャンパスに移転し、3学科体制から改組を行い1学科体制となり、カリキュラムも一新しました。そのカリキュラムのもとで、新入生全員が「基礎ゼミナール」に所属することになっています。今日は9時半から、その「クラス会」の前に、新校舎である慧光館の大講義室に全員が集まりました。まず、9時半から新しいカリキュラムの体系や資格課程についての説明が、教務主任や担当教員からありました。10時半からはいよいよ「クラス会」です。新入生が28クラスに分かれて、それぞれの担当教員のいる演習室へと移動しました。自己紹介等は、来週以降の授業で行うとして、今日は少しだけやりとりをしたあと、キャンパスツアーに出かけることにしました。

▪️RECの創業支援ブース、キャリアセンター、情報メディアセンター、教学部/教職センター、社会学部教務課、グローバル教育推進センター、ラーニングコモンズ、図書館、生協、学生部、保健管理センター、セブンイレブン、社会学部プロジェクトワークルーム…順番に回りました。創業支援ブース、キャリアセンター、社会学部教務課では、職務でお忙しい中職員さんが簡単な説明をしてくださいました。ありがとうございました。特に、創業支援ブースの野澤さんには特別にお世話になりました。大学の中には、学生の皆さんを支援するための様々な部署があることを知っていただけたかと思います。少しずつ大学に慣れていただくしかないのですが、キャンパス内をご自身でも「探検」していろんな「発見」があったらいいなと思っています。

▪️午後からは、社会学部の先輩たちが「新入生歓迎会」を催してくれました。私も最後までではないですが、参加させていただきました。私の基礎ゼミナールは、7割ほどの方達が参加して歓迎会のアトラクションでを楽しまれました。私も一緒に楽しみました。すぐに打ち解けた雰囲気になって、これからのゼミナールも楽しくできるのではないかと思います。最後は、ビンゴゲームだったようですが、「基礎ゼミナール」の担当者会議が開催されるため、途中が抜けさせていただきました。新入生と楽しい時間を共有できて有意義でした。

▪️「基礎ゼミナール」は新カリキュラムの新しい授業なので、予想外のこと、至急に対応しないといけないこと、そのようなことが発生するでしょう。また、授業を行いつつ気がついたことやアイデアについては、担当者間で共有して、この授業の運営をさらに良い方向に持っていかねばなりません。これからのこの授業の展開を楽しみにしています。私は定年退職まであと2年なので、今年の新入生の皆さんが卒業する時には、大学にはいません。少し寂しい気持ちもありますが、大学入学後の初年時の教育はとても大切なので、そんなこと言っていられません。

【追記】▪️教務課の職員さんとのやりとりで、「午前の学生を前にしての先生方の姿がとても生き生きとしていたのが印象的でした」、「先生が生き生きとすると学生さんも生き生きとしてるなぁと見ていて思いました」と語っておられました。その通りですね。教師は、学生に活かされているし、その気持ちは全ての人にではないけれど学生さんたちにも伝わるのだと思います。

2025年度面談の記録

■このエントリーでは、2025年度のゼミ生や実習生との面談の予約・実施状況を記録として残していきます(「社会共生実習」「社会学入門演習」の履修者、大学院の方との面談も必要があれば付け加えていきます)。ただし面談の詳しい内容については、ここには書きません。

■私のこれまでの経験では、卒論に関していえば、面談の回数と卒論の進捗状況とは比例しています。また、面談の回数と卒論のレベルも比例しています。きちんと準備をして面談に臨んでください。また、自分のペースメーカーとしてこの記録を時々見るようにしてください(「しばらく面談に行っていないな…、これはマズい」という感じです…)。面談の予約・終了のみここに書き込んでいきます。このページは、「2025年度」4月からの面談記録です。もっとも、2025年度はゼミは3回生しかいないことから、卒論に関連する面談は少ないのではないかと思います。

■記録に残せなかった面談も多々ありますので、抜けている場合は申し出てください。

■卒論に関して面談をする際は、事前に、「卒論カード」をメール添付書類で送ってもらうことになっています。

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【6月】
(1292025/6/20/:15:00 : 3回生NN(のどか)面談。終了。
(11)2025/6/19/:11:00 : 過年度生IR(りん)面談。終了。
(10)2025/6/11/:12:45 : 3回生AM(みき)面談。終了。
(9)2025/6/10/:13:30 : 3回生NT(たくむ)面談。終了。
(8)2025/6/6/:15:15 : 3回生OY(ゆう)面談。終了。
(7)2025/6/5/:12:45 : 3回生YA(あきら)面談。終了。
(6)2025/6/2/:12:00 : 3回生NK(かいと)面談。終了。

【5月】
(5)2025/5/8/:13:30 : 3回生FC(ちなつ)面談。終了。
(4)2025/5/2/:16:50 : 3回生OY(ゆう)面談。終了。
(3)2025/5/2/:11:00 : 3回生WA(あけひろ)面談。終了。

【4月】
(2)2025/4/15/:13:30 : 3回生NK(かいと)面談。終了。
(1)2025/4/1/:14:00 : 3回生YR(りょうと)面談。終了。

年度がかわりました。

20250401ryudai_fukakusa.jpg▪️昨日は、2024年度最後の日で、辞令公布式でした。もちろん、私は出席しませんが、この年度末で退職される教職員の皆さんが出席されました。この辞令公布式のあと、何人かの知り合いの先生方にお会いしました。東門を入ったところで、経済学部の西垣泰幸先生にお会いしました。副学長をはじめとして大学の要職を勤められました。これからも龍谷大学の教職員により組織されている滋賀県人会でお会いすることになるのではないかと思います。

▪️私の研究室がある聞思館に、社会学部の高松智画先生と川中大輔先生がやってこられました。お2人は昨日で龍谷大学を退職するということで、新校舎を見学に来られたのです。高松先生は、定年退職までにはもう少し時間がありましたが、ご高齢のお母様のこと心配され、これからは実家でお母様とお暮らしになります。川中先生は、先生の母校である関西学院大学の人間福祉学部に移られます。川中先生と私とは親子ほど年齢の違うわけですが、ずいぶん仲良くさせていただきました。いろいろお話もさせていただきました。ありがとうございました。2025年度は、社会学部に非常勤講師としてやってこられます。4回生のゼミのご指導のためです。その時にも、またお話をさせていただければと思います。

▪️今日は、2025年度、新年度です。学長は、文学部の安藤徹先生が就任されました。副学長は、理事長をしているNPOのことでいろいろご相談に乗っていただいている政策学部の深尾昌峰先生が留任。あとは、いろいろ仏教に関して素人の質問をさせていただいてきた文学部の玉木興慈先生、誕生日が偶然にも同じ政策学部の村田和代先生、そして先端理工学部の岸本直之先生が就任されました。新しい体制で、大学の運営をリードしていただきたいと思います。

▪️キャンパスでは、すでに学生の皆さんが新歓の活動を始めておられました。明日2日は入学式、明後日3日は新入生が履修する基礎ゼミナールのクラス会が開催されます。これまでは3学科でしたが、新社会学部は総合社会学科1学科です。その中が、現代社会領域、文化・メディア領域、健康・スポーツ社会領域、現代福祉領域の4領域に別れています。ただし、学科ではなく、それぞれの領域の学生の皆さんが交流しながらそれぞれの学びを進めていきます。クラス会では、全領域の学生の皆さんが集まります。まずは、社会学部教務課から、3年生から始まるプロジェクトについて、社会調査士資格について、福祉関連の資格について、海外研修についてなど、大切なことに関して説明があります。そのあとは、クラスごとに分かれて、クラス会が開催されます。昨日は教務課から名簿が送られてきました。全員で19名。素敵なクラスになるように教員として頑張ろうと思います。クラス会のあとは、先輩たちが開催する新入生歓迎会。そして、そのあと、まだまだ続きます。基礎ゼミナールを担当する教員が集まり運営に関して会議を開催します。

▪️写真ですが、私の研究室からの風景です。新入生の入学を祝うかのように、良いタイミングで桜が咲いています。窓際には、研究室に潤いが欲しいなと思い、小さな観葉植物の鉢を置きました。その横は、携帯ラジオです。瀬田キャンパスではうまく聞こえませんでしたが、こちらの深草キャンパスではガンガン受信できます。弁当を食べながら、ラジオを聴いています。

【追記】
▪️研究室で、朝作った弁当で昼食を済ませたら、来客がありました。今日から、情報メディアセンターの部長に就任された岡田雄介さんと、高大連携推進室の課長に就任された齊藤明さんでした。新しい校舎を見学されているようでした。私の名前を見つけて、話をしに来てくださったのです。嬉しかったですね。せっかく同じキャンパスになったのだから、また呑みましょうという話になりました。

花に癒され出勤と素敵な報告

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▪️今日は日曜日ですが、出勤しました。引越しで取られた時間を取り戻そうと頑張っています。ということで、朝、少しだけ、庭の花を眺めて癒されました。上段左、ヒカゲツツジ。上段右、イカリソウ。冬の間に、昨年の枯れた葉を刈り取っていませんでした。春を迎え、慌てて枯れ葉を取り除いたら、一緒に花芽も少し刈り取ってしまったみたい…残念です。中段左、ヒメツルニチニチソウ。中段右、ヒマラヤユキノシタ。下段、スミレ。正確な品種、わかりません。栽培品種です。野生の小さな小さなスミレも、もうじき庭で咲き始めるはずです。

▪️こんなふうに書くと、庭が花でいっぱい…みたいな感じではありますが、そうではありません。ところどころで可愛らしい花を咲かせてくれています。でも、本当は庭中に花が咲いて欲しいです。特に、春は。まあ、それは定年退職後の楽しみにしておくことにします。それから、室内ですが、コーヒーの木を観葉植物として育てています。下段右、実がなったのですが、それが赤く熟してきました。どうしましょうかね。

▪️新しい研究室は、なかなか快適です。引っ越しも終わったし、仕事のペースをあげます集中していきます。大学の図書館にない書籍を滋賀県立図書館で探して借り出したりしています。『油脂石鹸洗剤工業史-最近10年の歩み-』(1981年)。なかなか興味深いですね。滋賀県立図書館には、また近々行かねばなりません。

▪️そんな中、素敵な報告がありました。私は2004年から龍谷大学社会学部で勤務しています。昨日は、最初のゼミの卒業生、脇田ゼミ1期生から連絡がありました。その卒業生は、卒業後すぐに結婚されました。この学年とは、過去に2〜3回、同窓会を開催したように記憶しています。今回の連絡の中身は、お子さんが、この春から龍谷大学に入学されるということでした。そのお子さんが、まだ赤ちゃんだった時に、私は抱っこしているのです。なんだか、感慨深いものがあります。時間が経つのは、本当にはやいです。

▪️ もう少し、今日のことを書いておきます。今日は研究室に入る時、私の研究室の前にある共用の洗い場の横の備え付けの大きなテーブルで、1人の学生さんが勉強されていました。お尋ねすると、法学部の学生さんとのこと。新しい校舎に、勉強するのに良い場所を見つけてられたようです。ここは、コンセントがあるのです。日曜日だと、人があまりいませんしね。私が帰宅する時も、まだ勉強をされていました。頑張っておられます。

▪️帰りは冷たい風が吹く中、JRの稲荷駅まで歩きました。駅のプラットホームで電車を待っていると、吹奏楽部の部員さんが向こうからやってこられました。コントラバスの主席奏者、4回生の方です。今まで瀬田キャンパスで練習だったとのこと。これから、京都駅の近くでアルバイトをして、晩遅く、遠くのご自宅まで帰宅されるのだそうです。慣れているとはいえ、大変ですね。

▪️勉強にしろ、課外活動にしろ、頑張っている学生さんと話ができて嬉しかったです。元気をいただきました。

研究室の整理

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▪️先週の金曜日で、とりあえず、今日で研究室の整理も終了。これからは、仕事に励みます。深草に引っ越しした当初、荷物が部屋から溢れていた状況をご覧になって、とても心配してくださった皆様。その節はありがとうございました。皆様から励ましをいただき、実質、3日でなんとか目処が経ちました。本当にありがとうございました。

▪️ごちゃごちゃしてはいますが、とりあえず整理はできました。ところで、デスク横の壁、なんだか間抜けな感じですよね。ここに滋賀県の地図を貼り付けようと思っています。自分の研究のフィールドですから。研究室の窓は北向きです。しかも小さい窓です。この窓から、道路を挟んで向こう側にあるキャンパスの校舎が見えています。ということで、景色はよくありません。この窓にも、何か観葉植物の鉢を1つほど置いてみようかなと思っています。

「仰木地域共生協議会」の農作業

20250330ohgi1.jpg▪️昨日の午前中は、「仰木地域共生協議会」の農作業の日でした。写真の一番左の畝はニンジンです。大きく成長しています。真ん中の白いシートを被せている畝は、キャベツとケールです。モンシロチョウが飛び始めています。卵を産みつけられないように、今日はシートを被せました。一番右は、タマネギです。苗の時は、「ほんまにタマネギができるんかいな?」と思うほど、ひ弱な感じだったのですが、こちらも立派に成長しています。今日は、この3つ畝で草抜きの作業も行いました。1時間半ほどの農作業でした。

▪️参加者は、全員で6人。最年少はもうじき3歳になる男の子、むっちゃんです。むっちゃんも、お父さんと一緒に頑張って農作業に取り組んでおられましたよ。こうやって、小さい頃から、親子で農業を楽しむことはとても大切なことですよね。帰りは100円でお土産も。右の写真です。大根がありますね。でも、これは大根の葉が目当てです。これは収穫をやめた大根で、本体の方はすが入っています。大根の葉をおいしくただきます。あと、収穫をやめた大根や白菜が成長して伸びた葉の先を、ナバナ(菜花)として収穫しました。

▪️近い将来、こういった農作業のお手伝いに対しては、理事長を務めている特定非営利活動法人「琵琶故知新」で考案した「びわぽいんと」を発行できるのではないかと思っています。スマホを使って、ポイントをやり取りします。今日のように農作業に取り組んだ方にポイントを発行するのです。溜まったポイントは、野菜と交換したり、たとえば味噌作り等のワークショップへの参加の際に講師(農家の女性)の方にお渡ししたり、あるいは協議会のなかの別のプロジェクトに贈ることもできます。

20250330ohgi2.jpg▪️このような「びわぽいんと」を通して、仰木の農家の皆さん=生産者の皆さんと、隣接する新興住宅地の住民の皆さん=消費者の皆さんとの交流が少しずつ進めばと思っています。そういう交流の中で、信頼関係が醸成され、私のような新興住宅地の人間からすれば、仰木に「新しい親戚」が生まれるような感じになって欲しいと思っています。こういう私たちの取り組みは、地域循環共生圏の考え方と関連しているはずです。もっとも、今回は環境省ではなくて、農水省からご支援をいただく予定なんですが、さて、どうなるでしょうか。

新校舎の竣工式

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20250328ryukoku_fukakusa5.jpg▪️今日は、深草キャンパスに建設された3つの新校舎の竣工式でした。定年退職までの残り2年、新しい校舎のひとつ、聞思館(もんしかん)の研究室を使用させていただきます。そのようなこともあり、今回の竣工式に出席させていただきました。写真は、竣工式に先立ち、行われた記念植樹です。深草キャンパスのコンセプトは、「深草を森にする」です。この森には、いろんな意味が込められています。詳しくは、こちらをご覧ください

▪️竣工式の後は、道路を挟んで北と南に別れているキャンパスをつなぐ「結連橋」のテープカットが行われました。テープカットにあたっては、龍谷大学吹奏楽部が演奏を行なって先導されました。吹奏楽部、大学のために頑張っておられます。テープカットでは、吹奏楽部の演奏にあわせて、バトン・チアSPIRITSの皆さんが盛り上げてくださいました。

▪️テープカットの後は、慧光館の壁面に飾られた陶板の「混一疆理歴代国都之図」の除幕式が行われました。来賓の皆さんがそばでご覧になっていましたが、私たち教職員は遠くから眺めることになりました。ということで、午後にもう一度、しっかりとそばで拝見させていただきました。

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▪️3つの新校舎、1つは自分の研究室のある聞思館、その横に建設されたのが慧光館(えこうかん)で、この2つの校舎は道路を挟んだメインキャンパスと「結連橋」(ゆいれんきょう)でも繋がっています。今日は、午後から、お隣の「慧光館」(えこうかん)を見学してきました。ここにある教室でも授業をするからです。この「慧光館」に入ってすぐに目についたのが、深草キャンパス Ryukoku Extension Center(REC京都)のオフィスです。オフィスの横の創業支援ブースがとてもかっこいい部屋に思えました。今の学生さんたちには、それぞれの未来を切り開いていくための手厚い支援があります。素敵なことだと思います。また、このような支援がなければ、大学としても評価されないでしょうね。せっかくの支援なのですから、ぜひ学生の皆さんには強い関心を持っていただきたいものです。そうそう、今日は、ひさしぶりに、RECの職員である野澤さんと並木さんにお会いすることができました。また、呑みに行きましょう。

▪️さて、私が授業をする教室は、この「慧光館」の3階になります。そして、メインキャンパスの3号館や4号館でも授業を行います。「慧光館」の5階だったと思いますが、素敵なテラスがありました。ちょっと不謹慎ですが、ここでビアガーデンが行われることを想像してしまいました。それぐらい気持ちの良い場所でした。新しいキャンパスに慣れるのにも少し時間がかかりそうです。まだまだ、いろいろと発見があります。私の研究室のある「聞思館」にも、新しい校舎を見学に来られる学生さんたちがちらほらおられます。気になりますよね。「聞思館」には、「大阪王将」と「Sugakiya」が入店されました。学生さんたちで賑わって欲しいです。ただ、4月3日には、新入生を連れて「キャンパスツアー」をしなくてはいけません。俄かの「キャンパスガイド」です。ということもあり、ちょっと、今日は予行演習をしました。

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▪️慧光館の壁面に設置された、「混一疆理歴代国都之図」(こんいつきょりれきだいこくとのず)です。龍谷大学の至宝と言われる、現在世界最古の世界地図です。中の文字は劣化して読めなくなっていましたが、龍谷大学古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センターの岡田至弘先生(名誉教授)により復元されました。これは、その地図を陶板に焼き付けたものだと思います。龍谷大学の校友会(同窓組織)と各学部の同窓会が寄贈してくださいました。ありがとうございました。右下に日本列島が。その上には朝鮮半島が。真ん中んにドーンとあるのは中国です。左端にはアフリカ大陸も描かれています。詳しくは、こちらをお読みください

20250328ryukoku_fukakusa11.jpg▪️今年度は、最低週に4日はこの深草キャンパスにやってきます。JR稲荷駅から徒歩で、深草キャンパスまで歩きます。JRは伏見稲荷に向かうインバウンドの観光客が多く、めちゃ混みなんですが、仕方がありません。大学には東門から入り、本部のある紫英館の2階にあるメールボックスで郵便を受け取り、1階の社会学部教務課で用事を済ませて、この「結連橋」を渡って「聞思館」の2階から入り、4階の研究室に向かいます。それが、今考えている私の動線になります。

▪️通常は、JRで稲荷駅までいく予定ですが、たまには京都駅と深草キャンパスの間をウォーキングしてみようと思います。片道3km程度でしょうか。もし、往復歩くと、通勤で身体を鍛えられますね。でも、朝はできるだけ早く研究室に到着したいので、ウォーキングをするとしても、帰りだけにします。家族には「絶対に無理やわ」と言われていますが、早朝通勤に切り替えたいと思います。毎朝、弁当を作った上での、早朝通勤は大変かもしれませんが、頑張って見たいと思います。

付喪神(つくもがみ)

20250328electric_washing_machine.jpg▪️我が家の洗濯機、30年前のものでした。なんといっても、「National」君ですから。この洗濯機のこと、以前にも投稿しましたね。超長寿で、我が家の衣服を洗濯し続けてくれた洗濯機なのですが、最近は、最後の脱水の時に、ガランゴロンと大きな音を立てるようになってしまいました。しかも、脱水後の衣服に、何やらプラスチックの部品のかけらのようなものが混じっていました。

▪️「これはあかんな。とうとう、これで最後やな」と思い、量販家電で新しい洗濯機を購入しました。今度は、「Panasonic」君です。まあ、同じ会社ですけどね。今までの「National」君なんですが、新しい「Panasonic」君を注文したことを知ってしまったせいか、急に、普通に洗濯してくれるようになりました。なんだったのかな〜、何か不満に思って大きな音を出して文句を言っていたのかな〜。普通に洗濯してくれるようにはなったのですが、ごめんねと、サヨナラをすることになりました。ちょっと心を痛めています。

▪️日本には、付喪神(つくもがみ)がいらっしゃいます。古い道具に宿るといわれる精霊や妖怪を付喪神といいます。うちの「National」君にも、付喪神が宿っておられたのかもしれません。神様が「まだ、きちんと洗濯できたのに、なんで捨てられんとあかんねん」とご立腹されていたら嫌だな〜と、ちょっと気になっています。電気屋さんに言わせれば、洗濯機の寿命は普通は7年まで、長くても10年だとか。30年って、異様ですよね。やっぱり付喪神がいたのではないのかな。ちなみに、今度の「Panasonic」君が30年長持ちするとは思えないのですが、仮に30年使えたとして、私はもうとっくに死んでいます、たぶん。でも、新しい洗濯機、付喪神が宿る前に、壊れてしまうのでしょうかね。

▪️この投稿と同様のことをfacebookに投稿したところ、知人から以下のようなコメントをいただきました。

子供の頃から「全ての物に心が宿る、付喪神さま居られる」と教わって育ちました。例えば「これはそろそろ買い換えよう」という会話は、そのものに聞こえないように話したりしていました。そして、わが家の洗濯機も本当に脇田さんのお宅と同じような状況だったのてすが、それは洗濯機さんが、そろそろ終わるよー準備してーと早めに合図を出してくれて、そして次の子が来るまでは最後の力を振り絞って普段通りに働いてくれたのだと理解しました。我々が不便しないように、付喪神さまも色々考えてくださるのですね。ありがたいことです。

▪️ああ…と感動しました。そうだったのか。「早めに合図を出してくれた」、そう思ったらちょっと涙が出てきました。「次の子が来るまでは最後の力を振り絞って普段通りに働いてくれた」だなんて、とっても感動してしまいます。そういうふうに考えることができる知人の素晴らしさにも感動しました。

龍谷大学 2024(令和6)年度 学位記、卒業証書・学位記授与式【10:30~ 先端理工学部、理工学部、理工学研究科、社会学部、社会学研究科、農学部、農学研究科】


▪️ 3月19日(水)10:30より、「滋賀ダイハツアリーナ」において先端理工学部、理工学部、理工学研究科、社会学部、社会学研究科、農学部、農学研究科の「学位記、卒業証書・学位記授与式」が行われました。私は、2024年度は特別研究員であったことから、卒業するゼミ生はいませんでした。ということで、この動画を拝見いたしました。そうなんですが、留年していたゼミ生が卒業することになりました。一緒に卒業するはずだったゼミの仲間や友人はいませんが、きちんと卒業式に出席したようです。

▪️ということで、私は、すべて荷物が深草キャンパスに運ばれた、瀬田キャンパスの元社会学部教務課の部屋で元ゼミ生を待ちました。そして、卒業証書・学位記を彼に手渡しました。数名いた職員の方たちが暖かい拍手でお祝いをしてくださいました。彼もとても喜んでいました。まずは、留年してしまったこの経験を反省的に人生の教訓にしていただきたいと思います。自分もそうですが、人の性格はおそらく生涯、あまり変化することはありません。ずるずる留年してしまった時の性格の「悪い傾向」が、これからの人生でまた現れたときに、そのことに自ら気がついて、きちんとコントロールできるようになってほしいと伝えました。また、「留年を認めてくださったご両親、特に、お父様を説得してくださったお母様に心を込めて感謝の気持ちを伝えてください」ということもお願いしました。

▪️ご卒業おめでとうございます。

JR奈良線

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▪️勤務先の龍谷大学社会学部が、大津市から京都市に移転しました。ということで、これからは奈良線をちょこっとだけ、「稲荷駅」まで利用します。先日は「お茶の京都トレイン」に乗ることができました。なかなか可愛らしい電車ですね。嬉しかったです。

▪️それはそうと、一昨日は、京都駅から普通に乗らなくてはいけないのに、間違って「みやこ路快速」に乗ってしまいました。「稲荷駅」を通り過ぎで、いつまでも停車しないので焦りました。結局、「六地蔵」まで乗ることになりました。これからは気をつけます。うっかりしていました。深草キャンパスには今までも何度も通っているのですが、こういうのって初めてでした。

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