ミュージアム・美術館・博物館

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▪️龍谷ミュージアムでは、春季特別展「文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰-ガンダーラから日本へ-」が開催されています。6月16日までです。元龍谷ミュージアム館長のうちの学長も相当熱い投稿をXにされています。私もイケメンの弥勒に会いに行く予定です。忘れないうちに、行かなくちゃ。ただし、「龍谷大学関係者」は龍谷ミュージアムで開催するすべての展覧会を無料で観覧できます。この龍谷大学関係者とは、龍谷大学学生(科目等履修生を含む)、龍谷大学学生保護者(親和会員)とその同伴者1名、龍谷大学卒業生(校友会員)とその同伴者1名、龍谷大学教職員 (非常勤講師、アシスタントスタッフ職員を含む)、龍谷大学退職者(専任教職員・特別任用教員)、浄土真宗本願寺派の宗会議員、学校法人龍谷大学理事・監事・評議員の皆さんのことです。ということで、「龍谷大学関係者」の皆さん、ぜひ観覧いたしましょう。

▪️2つめは、京都国立近代美術館で開催されている「没後100年 富岡鉄斎 TESSI」です。この前、日曜日の朝に放送されているNHKの日曜美術館で作品の解説を視聴しました。鉄斎って、「万巻の書を読み、万里の路を行く」、書の人であり旅の人だったんですね。ぜひ現物を鑑賞してみたいと思いました。5月26日までだから、これも忘れないようにいかないといけません。

▪️3つ目は、奈良国立博物館で開催されている生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI ―密教のルーツとマンダラ世界」です。この展覧会も行っておきたいのです。こちらは、6月9日までです。

游珮芸さんの『台湾の少年』のこと

▪️台湾の国立台東大学に勤務する游珮芸(ゆう・はいうん)さんのことについて投稿します。游珮芸さんと出会ったのは、今から27年も前のことになります。流域環境に関する「文理融合」の巨大なプロジェクト(日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業)の中で出会いました。彼女は、お茶の水大学大学院で児童文学の研究で学位を取得されました。そのあと、游珮芸さんの専門は児童文学ですが、PDとしてプロジェクトの事務局に入ってプロジェクトを支えてくださいました。その後、ずっとお会いするチャンスはありませんでした。ただ、facbookが登場してからは、このSNSを通して繋がっていました。そのおかげで、今からは5年前のことになりますが、2019年に游さんやかつての仲間と京都で再開しました

▪️今度は台湾でお会いする約束になっていたのですが、コロナ禍のために実現することはできませんでした。ただ、その後もFacebookを通して児童文学者としてのお仕事の様子をずっと拝見してきました。最近の大きな出来事は、彼女が出版した『台湾の少年』ですね。日本語で言うと漫画なんですが、画風はフランスのバンド・デジネ風です。私は、日本語にも翻訳されたものを読ませていただきました。その後、日本だけでなく、この『台湾少年』は、世界的にいろんな国々で話題になっています。素晴らしいことです。この漫画の主人公である蔡焜霖さんは実在の人物で、私もfacebookでもお友達になっていただきました。台湾を訪問してぜひご挨拶したかったのですが、とても残念なことに、昨年、お亡くなりになりました。

▪️この『台湾の少年』、フランスでも受賞しました。この記事「台湾の漫画作品、仏文学賞受賞 作者の游さん『世界に知らせたい』」をお読みください。フランスのギメ東洋美術館が主催する「エミール・ギメ アジア文学賞」で、今年新設されたグラフィックノベル部門の受賞作品に選ばれた事を知らせる記事です。フランスの「ル・モンド」にも記事が掲載されたようです

【追記】▪️関連投稿です。「『台湾の少年』刊行記念 トークイベント」

届きました!!

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▪️この3月末で龍谷大学吹奏楽部音楽監督をご退職し、桂冠指揮者に就任された若林義人先生の「退職記念コンサート」のBlu-rayディスクが届きました。特に、第Ⅲ部の大序曲「1812年」(チャイコフスキー」は、現役とOB・OG、そして外部指導者の先生方も一緒に、若話先生の指揮のもとで演奏しました。ものすごい人数でした。こんな演奏は初めてでした。むちゃくちゃ感動しました。もう一度、このBlu-rayディスクを視聴して感動したいと思います。

「庭椿雑貨店 - 庭と絵画と手仕事のマルシェ」

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▪️通勤前に、「庭椿雑貨店 - 庭と絵画と手仕事のマルシェ」に行ってきました。自宅から車で10分程度の、伊香立という農村地域の中にある古民家が会場です。このイベントは、いつもお世話になっている庭師・椿野大輔さんの息子さんで、やはり造園業を営んでおられる椿野晋平さんのご自宅を会場に年に1回開催されます。晋平さんの伯父様(大輔さんのお兄様)カメリアーノ水木充さんの絵画や、晋平さんの育てた植物、その他クラフト作家の皆さんの作品が展示即売されています。主催者は、晋平さんの妹さん(大輔さんの娘さん)で菓子職人をされている椿野うららさん。このイベントでは、彼女のお菓子いただくことができます。カメリアーノさんは以前から存じ上げていることもあり、たくさんの作品について、ゆっくりお話をお聞かせいただくことができました。楽しい時間でした。また、晋平さんとも初対面でしたが、いろいろお話をすることができました。彼は、有名な大原のベニシア・スタンリー・スミスさんの庭の手入れをされてきた方です。

▪️トップの写真は、カメリアーノさんの作品です。アクリル絵具とダートマグラフで描かれています。タイトルは、「the Garden」。カメリアーノさんが理想とする庭なんだそうです。まず一番に大切なのは、ロバがいること。ツリーハウス、カヌーもあります。焚き火もできます。こういう場所を探しておられるのです。素晴らしいですね。で、ひさしぶりにお会いしたので、記念写真を撮りました。カメリアーノさんの作品を拝見していると、とっても元気が出てきますね。
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▪️カメリアーノさんのご自宅からは琵琶湖の北湖が見えます。ご自宅の窓から、いろんな季節、そして天気の琵琶湖を描いた作品群です。これは、連作というのでしょうね。
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▪️会場の別の部屋に移動しました。こちらは、晋平さんのお宅ではリビングにあたる部屋だそうです。この部屋の目立つところに飾ってあった作品に目が止まりました。以前、カメリアーノさんのfacebookでも拝見していた作品です。昨年、学生さんたちと見学させていただいた「haruya guest house (はるやゲストハウス)」で描いた作品です。このゲストハウス、高島市𣏓木小入谷にあります。カメリアーノさんは、このゲストハウスに咲いたダリアが描くために訪問されたのです。ペットの(家族の?)犬のリリー、鳩のラトナさん、鴨トラちゃんもきちんと描かれています。
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20240426niwatsubaki11.jpg▪️「庭椿雑貨店ー庭と絵画と手仕事のマルシェー」の開催期間は、本日3月26日から28日までの3日間、時間は10時から16時までです。出品者は以下の皆さんです。

カメリアーノ水木充(色鉛筆画、アクリル画)
山内鈴花(鉄照明)
辻典子(野草リース)
さんやそう おおた(山野草)
椿野晋平(植物、庭雑貨)
椿野うらら(焼き菓子、和菓子)

▪️お庭にはカメリアーノさんが似顔絵、いや肖像画を描いてくださるコーナーがありました。カメリアーノさんが衝動的に描く肖像画だから、「しょうどうが」なのだそうです。面白い。カップル、家族、ペットと一緒に描いてくださるようです。今日は時間がなく、描いていただけませんでした。心残りでした。明日、また行くかもです。当日お持ち帰り可だそうです。ただし、各日5名様まで。料金は、おひとり5000円(追加1名ごとに+2000円)です。場所ですが、「庭椿」( 滋賀県大津市伊香立生津町431、tel :077-598-3988 / 090-5656-2161)です。
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▪️上左は庭椿さんの全景です。古民家を改装リノベーションしてお住まいになっておられます。とても素敵なお宅です。周りの自然の雰囲気と家の中がつながっているような気がしました。上右は、家を囲む防風林。さすが庭師さんですね。防風林を壁のようにきちんと剪定されています。東北のイグネを思い出しました。

2024年度の龍谷大学吹奏楽部サマーコンサート

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▪️吹奏楽部が、今年のサマーコンサートの宣伝を始めました。ということで、私もこのプログで皆さんにお知らせします。6月23日(日)、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール(大ホール)で開催します。ゲストは、キューバ出身のトランペット奏者Luis Valle(ルイス・バジェ)さんです。私は、お名前をお聞きしても、よくわかっていないのですが、有名な方のようです。今年の連休中に高槻市で開催される「高槻 JAZZ STREET」にも出演されるようです。5月3日です。こちらをご覧ください

▪️今回のサマーコンサートは、この4月から音楽監督が若林義人先生から外囿祥一郎先生にバトンタッチされたタイミングでのコンサートになります。今年度、私は特別研究員ということで、部長を社会学部の栗田修司先生におつとめいただいており、私自身は部長ではありませんが、時々、見学に行かせて頂こうと思っています。昨年度までと同様に、吹奏楽部を応援して参ります。

▪️チラシですが、これはマーチングステージ「オヅの魔法使い」をデザインしたものですね。4人が歩いていますが、左から臆病なライオン、主役のドロシー、ブリキの木こり、そして藁のカカシなのかな。どのようなマーチングステージになるのか楽しみです。吹奏楽部のfacebookへの投稿を転載させていただきました。YouTubeでも無料配信されるようです。

こんにちは!

サマーコンサート2024のチラシが完成いたしました🦁

今年は、ゲストにトランペット奏者のLuis Valle(ルイス・バジェ)さんをお呼びし、豪華な3部構成でお届けします🎺

そして、本日からチケットぴあにてチケットの販売も開始されております🎫

皆さまのお越しを心よりお待ちしております!

【チケット】
▼チケットぴあ
(Pコード:266-686)

【配信】
当部YouTubeにて無料生配信
14:30 開演(13:30 配信開始)
※ぜひ、チャンネル登録をよろしくお願いいたします!

【お問合せ】
▼電話番号
070-6929-3909
〈受付時間 10:00〜21:00 日曜・祝日を除く〉
▼メールアドレス
contact@ryukoku-windmusic.com

マルタイラーメンの広告

20240404marutairamen.jpg ▪️あべのハルカス美術館で「円空-旅して、彫って、祈って-」を観覧した後、夕食も大阪で摂って滋賀に帰りました。JR大阪駅の構内ではっとしました。そこに昔から知っているインスタントラーメンの広告があったからです。広告とは言っても、スーパーマーケットの陳列棚で売られている商品である「マルタイラーメン」を巨大にしたような広告だったからです。インスタントラーメンではなくて即席麺です。そういえば、昔は、即席麺と言っていたことを思い出しました。

▪️今でこそ、血糖値の関係で麺類は食べないのですが、以前はよく食べていました。普段、スーパーマーケットで買い物をするときも目に入っていました。そのような日常生活で大変慣れ親しんでいる商品が、こういう形で電飾看板になっていると、「おっ!!」とびっくりしてしまいます。景観的かつ社会的な文脈が異なるからです。大変シュールなアートのようにも思えます。でも、わざわざ撮る人は私ぐらいのものでしたが…。

▪️本社は福岡県。1959年に誕生らしいので、1958年生まれの私とはほぼ同級生でしょうか。ちなみに、チキンラーメンは1958年誕生です。こちらは完全に同級生です。

龍谷大学吹奏楽部からのお知らせ

▪️龍谷大学吹奏楽部の2024年度のサマーコンサートは、6月23日です。場所は、例年と同じく、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホールです。

「円空-旅して、彫って、祈って-」(あべのハルカス美術館開館十周年記念)

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20240404enku4.jpg▪️大阪の「あべのハルカス美術館」で開催されている展覧会「円空-旅して、彫って、祈って-」に行ってきました。この写真は、撮影が許可されている展示室のものです。満足しました〜。会期は4月7日まで。ご関心ある皆様、お急ぎください。私は図録も購入したので、帰宅後も円空仏を味わっています。

▪️仏様は、私たちが気がついていないだけで、すぐそばにいらっしゃいます。円空仏は、そのことを教えてくださいました.トップの写真、これは賓頭盧尊者坐像(ビンズルソンジャザゾウ)です。すごく優しい笑顔ですね。円空仏には、憤怒の表情の仏様と、柔和な表情の仏様がおられます。この賓頭盧尊者坐像は、大変柔和な笑顔です。よく知らなかったのですが、自分の体の悪い部分と賓頭盧様の同じ所を撫でると、病気やケガが治るとされているようです。知りませんでした。ですから、少し手垢で黒くなっています。というのも、賓頭盧様は釈迦の弟子の1人で、「神通力」で人々の病気を治癒されていたのだそうです。なるほど、です。

▪️図録を読んでいると、いろんなことを知ることができました。この展覧会で展示されている仏様もそうなのですが、若い頃の円空仏はつるりとした表面ですが、しだいに、ノミで彫ったまま荒々しい仏様になっていきます。図録の解説の中で、円空が残した歌について、円空学会の理事長である小島梯次さんが次ように述べられていました。「庶民の信仰・円空仏」というタイトルです。

作りおく神の御形の圓なる浮世を照すかゝみ成りけり

造顕した像の「圓なる」は、「浮世を照らすかゝみ」であるとしている。円空像の「圓なる」(やすらか)は、「浮世」すなわち(庶民の世界)を映したもの「かゝみ」(鏡)ということである。

庶民の世界における信仰は、すべてを受け入れ、なにも排さないという融通無碍を特徴とする。その根底には優しさと逞しさがある。優しさを形として表すのは微笑みが最もふさわしい。逞しさは強いノミ跡に凝縮されている。「円空仏」は、まさに庶民信仰の中で育まれてきたということができ、本論の「庶民の信仰」と冠した所以である。

スマホの小画面に多くの世界が閉じ込められてしまっている現在、円空仏の持つ真の優しさと逞しさの世界が、今後必要とされていく予感がする。

▪️円空は、64年の生涯で、現在の都道府県名でいえば、岐阜県に生まれて岐阜県で育ったのち、青森、北海道、愛知、奈良、みえ、茨城、群馬、栃木、長野、滋賀と歩きながら、全国各地の霊場を旅しながら、円空仏を彫り続けてきました。そのことを通して、人びとが「ありがたい」と強く感じ、さらに信仰を深めていきやすくすることで、人びとの信仰を支えてきたのではないでしょうか。

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▪️写真についても説明しておきます。トップは、すでに説明しました。賓頭盧尊者坐像です。2段目左は不動明王立像、右は両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)、3段目は護方神立像。最後のものは観音三十三応現身立像(かんのんさんじゅうさんおうげんしんりゅうぞう)

鼻歌検索

▪️「あの歌の曲名はなんやっかな〜、歌の一部しかわからへんわ〜」という場合はどうしたらいいんでしょう。調べみるとGoogleが簡単に教えてくれることがわかりました。「こんなの常識の部類やん」と多くの皆さんに言われそうですが、私は初めて知りました。以前は、鼻歌で検索できるアプリがあったように思うのですが、仕組み的には同じなのかな。その辺り、よくわかりません。こういうことらしいです。「鼻歌検索では、歌われた曲のメロディーの固有の特徴を抽出し、機械学習モデルで「指紋」(数列)に変換。Googleのデータベースに登録された、鼻歌やハミング、口笛から生成された「指紋」と照合することで検索を実現する」。AIの技術なのでしょうね。

▪️やり方は簡単です。スマホでGoogleを立ち上げ、「マイク」のアイコンをタッチして、「曲の選択」をタッチ。そこでフフフンと鼻歌を歌うと、すぐに教えてくれ流のです。今回、Googleが教えてくれた曲名は「白銀は招くよ」でした。メロディーが頭に浮かんできても、歌詞は一部しか浮かんでこなかったのです。しかし、頭の中に浮かび上がってきたのは、ダークダックスさんでした。早速、YouTubeで検索してみると、動画が出てきました。動画を拝見すると、間違って記憶していたことに気がつきました。私の記憶にあるのは「エーヤッホー」でしたが、そうではなくて「ヤーヤッホー」でした。しかも、この歌はもともとは映画なんですね。トニー・ライザーですって。オーストリアのスキー選手。この方のお名前は存じていましたが、映画のことまでは思い出せませんでした。ダークダックスのパクさん、マンガさん、ゲタさん、ゾウさん、それからトニー・ライザーさんも亡くなってしまいましたね。この「白銀は招くよ」をダークダックスが歌い始めたのは、私が1歳の時の1959年のようです。wikipediaで恐縮ですが、以下のように説明されています。

『白銀は招くよ!』 12 Mädchen und 1 Mann (1959年)
主演であり、主題歌は(原題「Ich bin der glücklichste Mensch auf der Welt」。邦題は同じく「白銀は招くよ」)が日本で大ヒットし、日本語の歌詞も作られ、日本の歌手達にも歌われた。また、「みんなのうた」(NHK)でも紹介されたり、「第22回NHK紅白歌合戦」では当時1972年札幌オリンピックを翌年に控え、有名なウィンターソングとしてダークダックスの出場曲にもなった。近年では「そう言えば あの時このうた」(NHK BS-2)でも放送された。今でも日本ではそのメロディーが広く知られている。

 
▪️なるほど、私が記憶の井戸からメロディーを汲み上げてきたのは、大ヒットしたからなんですね。具体的な体験や記憶と結びついていませんが、このメロディーは、何か幸せな気持ちにさせてくれるのです。で、このGoogleの鼻歌検索ですが、「ほんじゃクラシックはどうや年」と思って歌ってみました。マーラー交響曲第2番「復活」の冒頭、ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」の冒頭、プロコフィエフの「ピーターと狼」の有名なフレーズ、全部ダメでした。でも、ショスタコーヴィチ交響曲第5番4楽章の冒頭は理解してくれました。歌い方が下手くそなんですかね。

▪️もう1曲。「長年の謎」が鼻歌検索で解決しました。何十年もの間、時々、この曲のサビの部分のメロディーが頭の中に浮かんできたのでした。でも、女性の歌手であること、特徴のある歌声ということしかヒントがありません。せめて歌詞がわかったら調べることもできたのでしょうが…。それが今回は、鼻歌検索で一発で解決しました。柴田まゆみさんというフォークシンガーの「白いページの中に」という曲でした。調べてみました。1978年に開催された第15回ヤマハポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)で入賞した曲でした。この時は、長渕剛さんも「巡恋歌」で入賞されています。この「白いページの中に」は、ポプコンと関連するラジオ番組「コッキーポップ」のオープニングに流れていたようです。たぶん、この番組を通して記憶するようになったのではないかと思います。ただ、柴田さんは、この1曲だけで芸能界を引退されていました。その後の曲はありません。知らなかったな〜。

▪️柴田まゆみさんは、私と学年は同じだということも今回初めて知りました。引退後は、ずっと音楽の世界から離れておられたようです。近年はご病気もされたようですが、友人の皆さんと一緒に初ライブを開催されたことが神戸新聞のネット記事になっていました。この記事では、そのライブの様子をYouTubeで視聴できます。

富山で息ぬき

20240220toyama1.jpg▪️息抜きで、富山県を旅行しています。2泊3日の旅行です。1泊目は、富山県の黒部渓谷にある宇奈月温泉に泊まりました。温泉に浸かって、溜まっていた疲れを取り除きました。今回富山を旅行したのは、雪の美しい立山連峰を鑑賞するためでした。ところが、天気がよくありません。トップの写真は、宇奈月温泉駅(富山地方鉄道)の駅に貼ってあったポスターです。かっこいいですね。剱岳です。素晴らしいですね。剱岳の向こうには、富山平野と富山湾が見えています。ところが、です。今回の旅行で、雨が降り続けています。まったく、立山連峰は見えません。

▪️Facebookの鉄道関連のグループで親しくさせていただいているBさんに、宇奈月温泉から富山市内に戻るのには、どういう移動が良いでしょうかとお尋ねした時に、以下のアドバイスをいただきました。

車窓でしたら以下のような感じです。まず宇奈月温泉駅から電鉄富山方面に乗る場合は進行右側が良いです。宇奈月温泉駅から愛本駅までは黒部川に沿って走り、そこから一気に黒部扇状地に出て平野を下ります。山が遠くなった頃、左にカーブして電鉄石田駅から右手に富山湾が見えてきます。あいの風とやま鉄道との並走区間になって抜きつ抜かれつになることもあります。

魚津、滑川まで海沿いを並走しますが、この区間は晴れていれば左側の立山連峰もきれいに見えます。再び平野部に入り、上市(かみいち)駅でスイッチバックして富山に向かいますが、その途中の寺田駅と稲荷町駅では進行左手から別の路線が合流し、駅は合流線路の真ん中で扇状に広がっています。終点の電鉄富山駅は現在改良工事中で少々狭くなっており、電車が直列に停まることもあります。

20240220toyama2.jpg20240220toyama3.jpg
20240220toyama4.jpg▪️せっかくBさんからアドバイスをいただいたのですが、外は雨。残念ですが、地図を眺めながら、おそらく今はこういう風景が見えているのだろうなと想像をしながら移動しました。富山駅に到着した後は、「富山市ガラス美術館と」「富山県美術館」にいきました。「富山県美術館」では、企画展「倉俣史郎のデザイン 記憶の中の小宇宙」を観覧しました。NHKの番組「日曜美術館」で知った倉俣史郎さんの企画展を観覧できた良かったと思います。ただし、残念なのは、この美術館からは晴れていれば立山連峰がバッチリ眺めることができるはずなのですが、今日はこんな感じでした。

▪️天気予報では、明日も雨です。おそらく、今回は、美しい立山連峰を眺めることはできないでしょうね。残念ですが、仕方がありません。でも、来年の冬、もう一度、富山を訪問しようかなと思っています。今年は、暖冬のせいで、まとまった積雪がありません。まあ、雪がなく移動しやすいわけですが、せっかく冬に来たのに…ちょっと残念な気持ちも。地元の方たちは、暖冬のせいで雪が少なく今年はたすかる…と思っておられたら申し訳ないのですが、もう少し北陸の冬を感じたかったですね。もっとも、食事は、北陸を味わっています。そのことについては、また別途、投稿したいと思います。

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