大津エンパワねっと・「報告会」の準備
■本日の午前中、「大津エンパワねっと」の全体講義が行われました。この日は、1月20日(日)に開催される「報告会」の準備を行いました。以下は、「報告会」のご案内です。
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【5期生_地域エンパワⅠ】2012年度「地域エンパワねっとⅠ」報告会のご案内
龍谷大学「大津エンパワねっと」は、学生と地域が協働してまち作りに取り組むプログラムです。2012 年9 月末より、エンパワねっと5 期生が瀬田東学区および中央地区の地域住民・関係者のご協力のもと「地域エンパワねっとⅠ」に取り組んでまいりました。今回の報告会では、学生が各地区で発見した地域の魅力や課題などについて発表させていただきます。
またそれに対して皆さまからコメントや助言をいただき、さらに考察を深め、「地域エンパワねっとⅡ」でより現実に即した解決のための活動に取り組みたいと思っております。「学生力」と「地域力」を相互に高めあう機会になりますよう、多くのご参加、お待ちしております。
【日 時】2013 年1 月20 日(日)
9:30~12:30(受付は9:20~3階ホール入口前にて)
【会場】大津市旧大津公会堂( 大津市浜大津一丁目4 番1 号)
3 階ホール(本会場)・2 階多目的室(一部ポスターセッション会場)にて
【 プログラム 】( 予定)
・学生による活動報告
・ポスターセッション
・全体講評
【申し込み方法】 ※当日参加も可能です
参加ご希望の方は「お名前、所属、連絡のつく電話番号またはメールアドレス、報告会参加希望の旨」を明記の上、下記のいずれかの方法で送信してください。(※資料等の準備の都合上、事前にお申し込みいただければ幸いです。)
E-mail:shakaigp@ad.ryukoku.ac.jp
TEL:077-543-7691
FAX:077-543-7615
(FAXでお申し込みの方はFAX番号もご記載ください。受付完了の旨、ご連絡差し上げます)
面談時に提出する「卒論カード」について
「卒論カード」の書き方です
■ゼミ生の皆さんへのお願い。私との面談の記録を「卒論カード」に残しましょう。
・ワードプロセッサ「Word」のフィルをひとつ用意してください。学籍番号と氏名を一番上に書いてください。ファイル名は、2012年4月にゼミに入ったばあいは、以下のようなファイル名にしてください。【2012脇田ゼミ面談・○○】(○○は、自分の名字)。
・学籍番号と氏名の下には、脇田と面談した日付、その指導内容をゼミ生本人が書き込んでください。このファイルに、どんどん書き足していきます(「上書き保存」してください)。新しい日付の記録がファィルの「上」にくるように書いてください。古い記録は「下」にくるようにしてください。
・自分自身が文献調査をしたばあいや、フィールドワーク等を行ったばあいも、日付を書いたあと、それらの要約を書いてください。これも、書き足します。
・次回の面談の予約をe-mailでするさいには、このファイルを添付してください。
・面談のさいに、私がゼミ生の皆さんからのメールを検索し、その添付ファイルをダウンロードします。そして、一緒に前回までの進捗状況を確認して、面談の続きを行います。
・簡単な質問や、個人的(プライベート)な相談については、このようなファイルを作成する必要はありませんし、また記録には残しません。
・卒業論文を執筆するときには、かなり「卒論カード」が長くなっているものと思われます。この内容を読み返すと、きっと卒論執筆に役立ちます。面倒臭がらずに、丁寧に記録を残していきましょう。
社会調査実習・報告書
■テーマは、「大津祭の現在」。地域社会の基本構造が大きく変化するなかで、大津祭の関係者の皆さんが、江戸時代から続く伝統を継承していくために、どのような課題に直面し、それをどのように乗り越えようとされているのか、「組織・運営」、「財政」、「担い手」の3つの側面から分析し、報告書にまとめています。
■原稿は、ほぼ完成しました。あとは、3つの曳山を比較しながら、今年の社会調査実習の「まとめ」の章を執筆するだけです。現在、写真のように、3人で相談しながら「まとめ」の章を執筆しています。その会話を聞いていると、この1年間でずいぶん成長たな~と思います。今年度の社会調査実習の経験を、ぜひとも、卒業論文でも活かしてもらいたいと思います。社会学部のモットーは「現場主義」です。その「現場主義」にふさわしい卒論の執筆を期待しています。
卒業論文を提出
■今日は、卒業論文提出期間の初日です。私のゼミでは、全員で集まり、お互いの卒業論文の仕上がりをチェック(単純なミスがないかどうか…)をしたうえで、一緒に社会学部教務課に提出を済ませました。卒論の内容についてはいろいろ注文をつけたいところがありますが、とにかく全員が、自ら行ったフィールドワークのデータに基づき卒論を執筆したことについては、きちんと評価したいと思います。
【写真上左】1人Mくんが遅れています。「お〜い、早くせーよ」。
【写真上右】卒論が完成したことを、お互いに喜びあっています。よかったね〜♪お〜い、ゆか、もっている卒論は裏表紙になっている。
【写真下左】どういうわけだか、「変な顔」の集合写真。私は、あまり意味がわかりませんが…。学生のリクエストなので。あっ、裏表紙やで〜、ゆか…。
【写真下右】無事、提出しました。
【追記】
■昨日は、研究室で仕事をしていると、夕方、男子学生から電話がかかってきました。瀬田駅前の居酒屋で呑んでいるので一緒にどうか…というお誘い。ということで、彼らと合流。卒論は一段落したとして、4月から頑張って働いてくれよな〜。(2013/01/09)
2013卒業論文提出までのスケジュールと評価の基準
2013年度版
■以下の記事は、2013年度版です。2014年春に卒業するゼミ生に対応したものです。ご注意ください。
1月〜3月:テーマとフィールドの決定・先行研究
■すでに卒論で取り組むテーマやフィールドが決まっている人がいますが、まだの人は、年度が変わる前に決めるようにしてください。そのさいは、1人で悩まずに面談を申し込んでください。
■テーマやフィールドが決まっている人は、この段階で安心してしまってはいけません。自分のテーマと関連する先行研究をノートを取りながら読み込んでいく必要があります。どんな論文や文献を読んだらいいのか、これについても自分だけで判断せずに、面談のなかでアドバイスを受けてください。人に(私のことですが…)自分の考えを説明しようと努力していると、意外なことに、自然と頭のなかが整理されていきます。また、就職活動とのかねあいもありますが、短くても時間を確保できるのであれば、頑張って調査を進めておくことも必要です。調査の進め方については、面談のなかで指導します。
(以下は、これから作成していきます。)
3月〜8月:調査にでかけよう!
4月:「履修要項」をきちんと読もう!
■卒業論文のことについては、4月に発行される2013年度社会学科「履修要項」の該当ページに書いてあります。知っていますよね。時々、「なんですか…それ」という人がいたりして…そのときはガックリしてしまいます。必ず、熟読するようにしてください。また、次のスケジュールを再度確認しておいてください。
8月〜9月:卒論の原稿を書き始めよう!
9月:卒論「80%」報告会
9月〜11月:補足調査と卒論の執筆
10月下旬:卒業論文題目届提出
11月末:卒論第一次草稿提出
12月(12月24日まで):草稿チェックと返却
1月:卒論の提出
卒論原稿の印刷・製本
卒業論文の評価基準
公開卒論発表会
2012年度の卒業論文の指導を終えて…。
■卒業論文の指導、やっと本日で最後になりました。先週の金曜日、1月4日が最終の指導のはずだったのですが(仕事初めが卒論指導でした…)、まだ細かなところが気になって修正を重ねる努力をしている学生がいるため、今日まで一応面談をしました。しかし、これで終了です。全員とはいえないと思いますが、多くのゼミ生が”自分なりに”「全力投球」できたのではないかと思います(あくまで”自分なりに”の限定付きですが…)。私の方も、「全力投球」で指導をしてきました(歳を取り、かつてのような指導をする体力は無くなってきているのですが…)。明日、1月8日(火)は、6号館地下にある「社会調査実習室」に午後13時35分に集合し、全員でお互いの卒論を確認しあい、全員で揃って卒論を提出する予定になっています。卒論の受付期間は、1月10日の15時までですが、例年ギリギリの学生が出てくるので、今年は全員で揃って提出することにしています。
■私はゼミ運営の最終的な目標を、「ここまでやったぞ!」と自分で納得のいく卒業論文を執筆し、自信をもって卒業していくことにおいています。もちん、卒論の評価の基準についても、学生たちに提示しています。執筆に向けてのスケジュールについても、提示してあります。しかし、です。全体にいえることなのですが、「もっと早い時期から取り組んでおけばよかったのにな〜」ということです。せっかく研究の焦点があい、その深度が深まってきても、時間切れになってしまうからです。手間暇かけて調査をし、原稿の執筆を進めていると、自分の卒業論文が愛おしくなってきます。もっと、良いものにしたい…という欲が出てきます。そのような自覚ができたときには、すでに締め切りが目前…。これではいけません。「ここまでやったぞ!」と自分で納得のいく卒業論文を執筆することは、それほど簡単なことではありません。長い時間をかけて、粘り強く、少しずつ研究を進めていかなければなりません。今日は、3年生のゼミがあったのですが、1年後の卒論提出に向けてのオリエンテーションを行いました。自分でも、少し早すぎるかな…とも思いますが、春期休暇のあいだも学生の卒論の相談に乗ることにしています。
■ところで、写真ですが、特に卒業論文とは関係ありません。もうじき卒業する4年生が、3年生になりたてのころの写真です。「自分を強く印象づける自己紹介をしてください」とお願いしたところ、この2人は「華舞龍」というヨサコイサークルに所属していることから、狭い教室で模範演舞をしてくれました。この2人、春から、地元出身地の金融機関や自治体で働くことになっています。時間がたつのは早いですね…。
卒論指導の面談、今年はすべて終了。
■延々と続いてきた今年の卒論指導の面談。今日で終了しました。あとは、面談での指導にもとづき、原稿を完成させる作業に入ります。完成した原稿は、私の自宅に送ってもらうことになっています(同時に、原稿をe-mailの添付書類でも送ってもらいます)。学生たちは原稿を送ってホッとするのでしょうが、私は、延々と続いた卒論指導の面談を行ったあとは、これまた延々と原稿に目を通して赤ペンを入れる作業に入らねばなりません。おそらく、今年のゼミ生たちは年末ギリギリになって送ってくることでしょう…(ため息)。しんどいですね〜、原稿に赤ペンを入れていく作業…辛いです。お正月だというのに…です。ゼミ生のみんな、私の正月を返してくれよ〜…(T0T)。
■今年は、卒論第一次草稿の提出は11月末ということにしていました。ところが、ところがです!! きちんと守ることのできたゼミ生はほとんどいませんでした。なんということか…。私の予定では、第一次草稿に赤ペンを入れて、ゼミ生たちに加筆・修正作業を12月中にしてもらう予定だったのですが。基本的に、皆さん、卒論の執筆に取り組み始めるのが遅すぎる。さらに言えば、調査に取りかかるのがめちゃくちゃ遅すぎる。もちろん、就職活動が厳しいのもわかっています。だけど、内定が出てからも、なかなか卒論に取り組めないというのは、やっぱり「アカンやろ!!」。
■写真は、ゼミ生のMさん。今年最後の面談をMさんとさきほど終えました(写真は、数日前のものですが…)。とりあえず、ゼミ生を代表して反省のポーズをしていただいています(^^;;。せっかく良いフィールド、良いテーマに出会えても、取り組み始めるのが遅くなると、最後は時間切れ…ということになってしまいます。来年度は少し卒論指導の方法を変えようと思います。もちろん、早めに卒論に取り組み始めるための工夫を駆使した指導法やシステムにしたいと思います。
■ちなみに、今年の夏からの、卒論指導の記録を残してあります。こちらです。3年生の面談記録も一部まじっていますが、ほとんどが4年生の面談記録です。これを見ると、いかに卒論のエンジンがかかるのが遅いか…よ〜くわかると思います。私からすると、今年のゼミの皆さんは予定よりも1ヶ月作業が遅れています。卒論指導のやり方・方法…なんとかしなくてはな〜。
■年明け、1月4日に、修正・加筆の指示を書き込んだ赤ペンを入れた原稿を返却します。各自で最終の修正をしてもらいます。1月8日には臨時にゼミを行い、全員そろって卒論を提出する予定になっています。うまくいくんかな…心配です。
2回生・ゼミ選択のための情報
■ようこそ!! 龍谷大学社会学部社会学科2回生の皆さん。ゼミ選択のための情報として、以下をお読みいただければと思います。
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○脇田ゼミの基本情報です。
→ゼミナール
○ゼミ選択のためのヒントです。
→2年生のゼミ選択について…
○脇田ゼミのこれまでの卒論について。
→卒業論文
○教員としての脇田の情報。→ABOUT-A
○脇田個人の情報。→ABOUT-B
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■ゼミ選択に関して脇田に直接話しを聞きたい…というばあい、できれば以下までご連絡をください。wakita#@#soc.ryukoku.ac.jp ←@前後の「#」をとったものが私のメールアドレスです。
■ゼミ申請締め切り日の前日まで(12/20まで)、この記事をホームページのトップに掲示します。
■トップの写真は、2012年2月に開催した4回生の「追い出しコンパ」の際に撮ったものです。
【追記】■12月17日(月)、「北船路米づくり研究会」の説明会をゼミ生主催により開催します。2号館101号室で12:45〜13:20です。
■17日(月)頃から、たくさんの2回生の皆さんが研究室を訪れてくれています。できれば、事前に、このホームページをきちんと読んでおいてください。よろしくお願いいたします。夏からこのホームページを整備してきたわけですが、きちんと読んでいただいていないことが、少し…残念です(^^;;。
社会調査実習プレゼンテーション大会
■昨日は、午後5時から、社会学部社会学科で「社会調査実習」を履修している学生たちによってプレゼンテーション大会が開催されました。私が指導している班も含めて、学科全体で6つの班がプレゼンを行いました。さて、上の写真ですが、そのプレゼンテーションが始まる1時間前の状況です。最後まで自分たちのプレゼンテーションのレベルをアップしようと頑張っている様子を撮ったものです。ものすごく集中力が高まっています。
■もちろん、すでにパワーポイントも口頭発表の原稿もできあがっていたのですが、最後の段階で、「君たちが一番伝えたいことは何なのか、フィールドからどのような面白い発見があったのか、それがきちんと論理的に説明されているのか」と改めて質問したところ、「う~ん…」となってしまったのでした。自分たちがフィールドからの「発見」にもとづき、ひとつの論理の軸や論理の流れを「クリア」に構築しなくてはいけません。これまでも一生懸命努力してきたわけですが、そのための表現上の「工夫」が少し足らなかったわけですね。とはいえ、ぎりぎりまで3人で力をあわせて粘り、なんとかプレゼンテーション大会に間に合わせることができました。
■下・左の写真は、会場の様子です。来年この「社会調査実習」を履修する2年生も多数参加してくれました。教室は満杯ですね。ところで、今年度は、6つの班が報告しました。私の班はトップバッターで、テーマはすでに述べたように「大津祭」でしたが、そのあとのY先生の班は「神戸とジャズ」、S先生の班は「アニメとツーリズム」、K先生の班は「沖縄の諸問題」、I先生の班は「地域社会と寺院活動」、A先生の班は「瀬戸内の離島と原発問題と地域振興」、実に多様なテーマのもとで報告が行われました。大変充実した大会となりました。下・右の写真は、脇田班の報告風景。がんばりました(手前に写っている女性は、W先生)!! あとは、「しゃべり」の技術ですね~。口頭原稿を読み上げるような形に、少しなってしまっていました。その原稿をいったんおいて、そこに書かれていることをもう一度自分の言葉にして説明できるようになってほしいと思います。その方が、聴衆の心にはよく届くはずです。
「地域社会論Ⅱ」で顧問・吹野さんが講演
■本日の「地域社会論Ⅱ」では、「北船路米づくり研究会」の顧問である北船路の兼業農家・吹野藤代次さんにご講演をいただきました。講演のタイトルは、「この地に生まれ育って、いま想うこと…(生まれ育った地域の維持と未来への継承)」でした。村の仕組み、この地域の暮らしの変化、これからの村づくりの取り組み等についてお話しをいただきました。これまで授業で説明してきた家や村の仕組み、混住化の問題、そしてこれから説明する農村活性化のテーマとも重なる内容でした。
■講演の最後には、「北船路米づくり研究会」の中心となり頑張ってきた4年生のIくんとSくんが、後輩の皆さんに研究会の魅力についてアピールする機会も設けてくださいました。
【追記】■Iくんからは、「めちゃくちゃ緊張したけれど、前に出て話をする機会が多くなったのも、米研のおかげです。社会人になってもその経験を活かし頑張ります。約2年間活動してきた甲斐がありました」との感想をいただきました。