オンライン授業のこと

■先日、某大学の教員をされている方から、勤務されている大学で、どのように新型コロナウイルスに対応して新年度の授業を始めていくのか…ということについて話を聞かせてもらいました。「うちの大学ではオンライン授業をする準備を進めています。すでに、そのインフラは整っているので」とのことでした。なるほど。新型コロナウイルスの感染が始まる前から、オンライン授業の整備を進めていたんですね。

■こちらの記事によれば、名古屋商科大学は新学期から授業をオンラインで行うようです。こちらの大学では、「1985年から学部新入生全員に対してノートパソコン(Macintosh)を無償譲渡しており、2018年からはオンラインを活用した討論型ケース授業を通じてノウハウを蓄積してきた」と言います。なるほど。我が龍大は…、私が知る限りあまり進んでいないのではないかと思います(どうだろう…)。記事の以下の部分もすごく気になります。アメリカではすでにオンライン授業が当たり前になりつつあると聞きます。

オンライン授業では大学支給のノートパソコンを使ってZoom(遠隔会議ソフト)による授業に参加し、質問などはGoogle Classroomを利用する。カメラをオフにしている場合は欠席とみなす。事前にオンライン授業への参加方法に関する講習会を実施するほか、授業期間中は問合せ専用の直通電話を用意する。自宅にインターネット環境がない場合は、パソコンとイヤホンマイクを持参し、指定された教室で参加することもできる。

■おそらく、大学のオンライン授業が増えてくると、大学は変化せざるをえなくなりますね。facebookで、同僚の教員の方と少しやりとりをしましたが、大学の設置基準も変わってくるのではないかと思います。これまでのような教室は、必ずしも必要でなくなります。特に、大教室で大きな黒板にチョークで板書をしながら、大人数の学生を相手に講義を行う…そのような授業は消えていくのではないかと思います。広大なキャンパスも今ほどは必要でなくなるのではないでしょうか。図書館も書籍をオンラインで読めるようになると、物理的な意味での大学の存在意義は、今とはかなり違うものになるでしょう。通学のための交通費も、今ほどはかからなくなると思います。遠く離れた場所に暮らしていても、オンライン授業であれば可能です。下宿をする必要もありません。仕送りも必要でなくなるのではないでしょうか。

■しかし、「身体性」に関わる問題は残り続けると思います。これ、けっこう、重要だと思います。一緒にいることで、一緒にいるからこそ…という教育の側面はやはり残り続けるでしょう。一緒に何か課題について議論をして、一緒に活動を行う…。そんなことは、オンライン授業では難しいですね。何がオンライン授業で可能か(代替可能か)。オンライン授業だから優位なことは何か。逆に、オンライン授業にできないことは何か。実際に対面するからこそ可能なことは何か。そのあたりのことをきちんと、わからなければなりません。そうすると、大学で実際に学生と共に行う授業って、私の場合であれば、課題解決型の実践的な教育プログラム…ということになるのかなと思います。課外活動はどうでしょうか。スポーツにしろ音楽にしろ、大学への帰属意識が前提になりますが、オンライン授業で大学に行く回数が減ると、大学の課外活動は衰退していくような気もします。どうでしょうか。そのあたり、よくわかりません。先行してオンライン授業に取り組む大学の経験知から学ぶと同時に、自ら経験を積み重ねていくしかありませんね。新型コロナウイルスの経験を経た後の大学は、大きく変化する気がします。変化しない大学は、時代の変化に取り残されていくことになるのではないでしょうか。

■もちろん、大学だけでなく、新型コロナウイルスの後は、いろいろ社会に変化が起きるでしょう。満員電車に乗って都心のオフィスに毎日通わなくても、いろいろできることを、多くの人びとが実感し始めているはずです。そうなると、今ほど都心にはオフィスが必要でなくなります。これは、不動産業には大きなダメージになります。このことについても、東京にお住まいで都市開発に関連するお仕事をされているお友達とfacebookでやりとりをしました。その方は「構造不況が始まる」と心配されていました。加えて、鉄道も衰退する可能性があります。すでに都心回帰の時代にあって、郊外に住宅を持って、そこから都心のオフィスに通う…というパターン自体が過去の、これから消えていく「幸せのモデル」になりつつあります。では、都心のタワーマンションに暮らすのか…。いやいや、そうではないように思います。テレワークの存在感がもっと大きくなってきたときには、もっと異なる「職住のパターン」が生まれて、もっと別の「幸せのモデル」が生まれるような気がします。あくまで、気がする…だけですが。そうなると、不動産市場も大激変するでしょうね。

■こうやって考えていくと、都心に近い自治体、毎日通勤することが可能な自治体に暮らさなくてもよくなります。どのようなことが「暮らしたい自治体」の基準になってくるのでしょうね。それぞれの自治体が魅力的な独自性を出していかなけれ住んでもらえなくなってしまう…そういう時代が目の前までやってきているのではないでしょうか。この他にも、いろいろ頭の中に浮かんできます。妄想の類でしかありませんが、今回の新型コロナウイルスの問題は、特定の地域や、特定の国の問題ではありません。パンデミックですから、世界中で同時に起こっていることになります。しかも、それぞれの国で起こっている状況の変化をメディアを通して、刻一刻と世界中の人びとが知ることになります。このパンデミックを、同時進行で経験することが、いったい世界に何をもたらすのでしょうか。

■いろいろ考えるのですが、そのような妄想はここでは横に置いておいて、今日の話をします。今日は、NPO(特定非営利活動法人琵琶故知新)の会議を「zoom」を使ってやりました。5人での会議です。けっこう、慣れればスムースにできるなあというふうにも思いました。ということで、NPOの事務所にいかずに自宅から会議に参加しました。20人のゼミ程度の人数であれば、簡単にできます。ただし、無料のサービスのプランでは、グループミーティングは40分に限られています。もっとも、2人だけのミーテイングであれば時間の制約はないようです。今日の会議で、「zoom」は2回目の経験になりますが、ちょっと慣れてきました。ちなみに、会議に参加された方に教えていただきましたが、この「zoom」では大学でも使えるようなサービスが提供されているようです。ゼミの運営や卒論の指導などにも、この「zoom」を使えるのではないかと思います。で、この「zoom」を使って飲み会もできそうな気がしてきました。「zoom」で飲み会ができると、飲み屋街にも影響が出ますね…。

■さらに話は変わります。昨日は、孫のお誕生日会がありました。私は、環境保全に取り組む市民団体への助成の選考会(平和堂財団夏原グラント)で行くことができませんでした。というわけで、この仕事が終わった後、「LINE」の「ビデオ通話」で3歳になった孫に「おめでとう」を言おうとしたのですが、ちょうどお誕生日ケーキをカットして食べるところだったようです。ということで、「ビデオ通話」で「Happy birthday to you」を一緒に歌うことになりました。その時、私はどこにいたのか…。山科駅近くの「無印良品」のお店の中にいました…(^^;;。

父の日のプレゼント2019

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◼︎毎日でもありませんが、社会学には何にも関係ない個人的なことをアップしています。タイトルと齟齬がありますね。どうかお許しを。今回も、父の日にもらったプレゼントのことです。私には30歳を超えている娘と息子がいますが、きちんと社会人として頑張って働いてくれています。その子どもたちから、最近は毎年必ず父の日や誕生日にプレゼントを送ってもらっています。有難いことですね。

◼︎滋賀県大津に転居してから庭の世話をするようになり、最初は義務的なものでしたが、次第にガーデニングに目覚めることになりました。この季節、庭には蚊がたくさんいるのですが、蚊に刺されることにもめげずに毎日にわの世話をしています。写真は、そのようにガーデニングが生きがいになった私に、娘が贈ってくれたプレゼントです。手作りの芽切挟です。繊細な挟みのようで、なんでもバンバン切るわけにはいかないようです。果樹、園芸の芽摘み、盆栽の小枝切りのための鋏のようですね。例えば、庭に咲いている花を、室内の花瓶に生けたいな…というような時に、鋭い歯で綺麗に切ることができるのかなと思います。

スマートフォンの機種変更

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◾️スマートフォン、「iPhone6plus」を2014年11月から丸4年と2ヶ月ほど使い続けてきました。5年目に突入したわけですが、バッテリーがダメになってもうほとんど使えない状況になってしまいました。お店に行くのが面倒くさくて、外付けのバッテリーを利用しながら頑張って使ってきました。が、しかし。さすがに、断念せざるを得ない状況になりました。バッテリー変更も考えましたが、機種変更で最新のものにしました。「iPhone xs Max」。ケースは以前から気に入って使ってきたメーカーのものですが、色を黒から黄色に変えました。また、なんで黄色なの…と聞かれるかもしれませんが、まあ、なんとなくでしょうか。

◾️まだ、パソコンの中にあるデータと同期していませんが、そのうちに、画面は大切な孫の写真になると思います。まあ、そのようなことは別にして、「iPhone6 plus」と比較すると随分変化していますね。まだ、どう変化したのか具体的にはよくわかっていませんが、少しずつ慣れていくことにします。

PlantLight

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◾️夏の間、屋外で陽にあてていた多肉植物たち。冬の間は室内で世話をすることになります。問題は、室内だと十分な日光をあてることができないことです。日光が当たらないと、「徒長」といってヒョロヒョロと伸びて下の方の葉が落ちてしまいます。日光を求めてヒョロヒョロと伸びてしまうのですね。ということで、人工的に光をあてることにしました。LEDのライトです。12時間照射/1日でも、月の電気代は41円ほどだそうです。このライトを使うことで、多肉植物がきちんと光合成することができるようです。

Bluetoothオーディオレシーバー

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◾️我が家のステレオは、KENWOODの大昔のやつです。まだ使っています。MDを使える製品ですから相当古いですね。でも、まだ十分に使えるので…。問題は、iPhoneやiPadに入っている曲が聴けないことです。当たり前ですが、大昔のステレオにはBluetoothの機能が付いていません。でも、最近、「Bluetoothオーディオレシーバー」なるものが世の中に存在することを知りました。微弱電波でiPhoneやiPadから飛んだ音楽を受信する小さな機械です。家電量販店に行くと、棚にたくさんぶらさがっていました。そう、ぶらさがっていたのです。安いんです。それを買ってステレオにつないでみました。

◾️音質はどうなんだろう…。まあ、とりあえず満足しています。ステレオの上に乗っている黒いやつです。

小さな一輪挿し

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■少し前の投稿にも書きましたが、連休中、老人ホームに入所している母の見舞いに行くついでに、狸の焼き物で有名な滋賀県甲賀市の信楽に行ってきました。陶器市では、葡萄や轆轤(ろくろ)が描かれた皿を購入しました気に入った皿を購入しましたが、その際に、こんな小さな一輪挿しも手に入れました。可愛いでしょう。今週の月曜日に、時間を作って母の家の庭の世話をしに行ったのですが、その際には蔓薔薇についても剪定を行いました。剪定といっても、道にはみ出している部分を深く考えずに大胆にカットしました。もうじき花が咲きそうな蕾がたくさんついていて、なんだか勿体無かったてので、持ち帰ることにしました。写真は、その蔓薔薇を信楽の小さな一輪挿しに生けてみたものです。とはいっても生けたの私ではなくて、家人なんですけど。

信楽焼

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20180516shigaraki3.jpg▪️連休中のことですが、老人ホームに入所している母の見舞いに行くついでに、狸の焼き物で有名な滋賀県甲賀市の信楽に行ってきました。ここで開催されている陶器市で食器を物色するためです。

▪️安いものですが、普段に楽しみながら使えるものを購入しました。両方とも植物が描かれています。手びねり…というのでしょうか、轆轤(ろくろ)を使っていないので形が面白いですね。1枚目、写真を撮ってから気がつきましたが、これは葡萄でしょうか。だったら、上下反対ですね。2枚目は、2つとも同じデザインです。ザクロが描かれています。同じ図案ですが、よく見ると、筆で描いているからでしょうか、少しずつ違っています。そこが嬉しかったりします。あまり深く考えずに、「ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある」ではないですが、直感で素敵だなと思ったものを購入しました。焼き物の価値についてはまったくわかりませんが、それよりも愛着を持って使えるかどうかかなと思っています。さて、どんな料理を作って盛り付けましょうかね。ちなみに信楽の狸は買っていません。値段が高く、なかなか手が出ません。

「ほぼ日5年手帳」

20180108hobonichi5nen.jpg ■紙の手帳を使っています。iPhoneもiPadもよく使っているのですが、手帳が相変わらず電子化しません。に紙ベースの方が性に合っています。ということで、ここ数年は、「ほぼ日手帳」を使っています。「ほぼ日手帳」には、文庫本サイズのオリジナル、オリジナルの倍のA5サイズのカズン、英語版のplanner、週間タイプのweeks、以上の4種類があります。これもいろいろサイズを試してみましたが、結果として、一番普通のサイズ「オリジナル」を使っています。昨年も「オリジナル」を使っていましたが、途中から、1日ごとのページ(「1日ページ」)をほとんど使わず、月間ページだけを使うようになっていました。これではせっかく「ほぼ日手帳」を使っても、あまり意味がありません。ということで、今年は、スケジュー管理は月間ページに、記録は月間ページにと使い分けながら、丁寧に日々の出来事を記録に残しています。

■加えて今年は、元旦から「ほぼ日5年手帳」も使っています。手帳なんですが、5年日記のようなものです。1日につき178マスの方眼スペースに、その日あったことをなんでも良いから書くのです。自慢ではありませんが、日記を続けられた試しがありません。その私が、「ほぼ日5年手帳」です。あまり日記と考えずに、淡々と、その日あった出来事を記述するだけにします。込み入った考えは書き込まないようにします。字だって相当汚いです。そもそも、書く欄が小さいので、簡単なことしか書けません。でも良いのです。とにかく続けるのです。まだ8日目ですが…。とにかく続けるのです。

2018年も「ほぼ日手帳」

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■来年も、「ほぼ日手帳」を使う予定です。一昨日、自宅に届きました。ただ、まだこの「ほぼ日手帳」を、自分なりに使いきっ田という自覚がありません。1日1ページのところは、白紙が多いのです。というか、途中で挫折して何も書かなくなってしまっています。せっかく、いろいろ工夫された手帳ですが、その工夫を味わい尽くしていません。来年こそは!…なのです。まずは、来年のすでに決まっている予定等を転記することにします。

【追記】■手帳に関して、こんな出来事がありました。来年の2月24日と25日のどちらかに仕事が入るはずだったのですが、結局、諸般の事情から24日になりました。あとから考えると、25日だと非常にまずいことになっていましたた。25日は「びわこレイクサイドマラソン」(15km)だから…。

■手帳にきちんとマラソンの日程を書き込んでいなかったので、後から気がついたのです(仕事とマラソンとどっちが優先なんだと問われると困るわけですが…)。2月の最後の日曜日って毎年「レイクサイドマラソンが」に決まっているのに。私、居酒屋のランニングチーム「チーム利やん」の(なんちゃって…な)キャプテンなのです。ですから、マラソンの日に仕事を入れてしまうとまずいことになるわけです…。ということで、2018年の手帳の2019年の最後の日曜日には、「レイクサイドマラソン」と書き込みました。2018年は第9回で、2019年は第10回になるんですね。

超音波アロマディフューザー

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20170607aroma1.jpg■どうも、生まれつき整理整頓が下手なんだと思います。別にゴミ屋敷で暮らしている訳ではないのですが、日々増えていく書類とか、論文とか、書籍とか、きちんと管理することが下手くそです。こう思いたいほど、研究室の中の整理がきちんとできていません。研究部長をしいた昨年度・一昨年度は、会議が続き、部長としての仕事もあり、ほとんど研究室にいませんでした。研究室は、様々な書類や資料を置いておく倉庫のようになっていました。

■研究部長を終えて、「これではいかん!!」と研究室の居住性⁈を高めることにしました。まだ、整理整頓は継続中ですが、部屋の中に、観葉植物を飾り、「超音波アロマディフューザー」を置いてみました。部屋の中に潤いが出てきました。「超音波アロマディフューザー」は、「無印良品」の製品です。アロマは、レモンとユーカリだったかな…。アロマに関する知識はまったくありません。お店の推薦にしたがって購入しています。

■写真を見ると、ちょっと「アジアっぽい雰囲気」になっていますが、これは写真を撮るためにいろいろ「みっともない」ものを取り除いているのです。ソファーは、以前勤務していた大学時代から使っているものです。購入してから20年たっているので、もうボロボロです。実際はボロボロなのですが、いろいろ工夫して「アジアっぽい雰囲気」にアプローチしてみようと思います。まあ、そうはいっても、基本的に「書庫」なんですけどね…。しかし、「超音波アロマディフューザー」はなかなかの物ですね。香りは大切だなと思いました。なんだか室内の雰囲気も変わってきます。いろいろアロマの種類を変えて楽しんでいければ良いなと思います。

■話しは変わりますが、今日は社会学部教務課の事務室に行く用事がありました。すでに承知していましたが、人事異動で、以前からよく存じ上げている若い事務職員の方が社会学部教務課の課長さんになっておられました。若い課長さんの馬力に期待したいと思います。今回の人事異動については、いろいろ知ることになりました。知り合いの方も多数移動されていました。なんとなく、いろいろ期待してしまいます。もっとも、教職協働ですから、教員自身がもっと「変化」しないといけないわけなんですが。

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