阪神デパ地下の「イカ焼き」
■妻と甲子園球場にいく時は、必ず、阪神百貨店の地下、デパ地下でお弁当を買っていきます。我が家では、「阪神タイガースファンであれば、もちろん阪神百貨店の地下に決まっているやん」的な掟がありるからです。しかし、阪神百貨店のお弁当、その種類たるや、ものすごいです。どの店のどの弁当を選んでよいのやら…と悩みながらも、なかなか楽しいのです。甲子園の楽しみは、すでにデパ地下から始まっているのです。
■先日は、弁当を買った後に少し時間がありましたし、小腹も空いていたので、有名な「イカ焼き」を食べてにきました。地下1階の「スナックパーク」のなかにあります。いつ行っても買い求める人たちの行列ができています。「イカ焼き」は、小麦粉の生地にイカの足(ゲソ)を混ぜて、特別につくられたプレスマシンで押して焼きあげたものです。卵も入れて焼くと、「イカ焼き」の「デラックス版」です。お店では「デラ版」とよばれます。少し値段が高いです。さらに、ネギ醤油味の和風味にすると、「和風のデラ版」になります。「和風デラ」です。今回、私が注文したのも、「和風デラ」です。どうですか、美味しそうでしょう~。これも、私のMy Favorite Thingsのひとつ。
奈良オクトーバーフェスト2013
■一昨日金曜日は、緊急に対応しなければならない仕事が発生しドタバタと一日が過ぎ…。昨日は昨日で、土曜日で休みでしたが深草キャンパスで仕事がありました。いやはや…な週末なのです。というわけで、妻に電話をして、一緒に「奈良オクトーバーフェスト2013」にいくことにしました。まあ、ちょっとした息抜きですね。先日のエントリーでも説明しましたので繰り返しになりますが、「オクトーバーフェスト」(ドイツ語でOktoberfest)は、ドイツのミュンヘンで開催される世界最大規模のビール祭りです。9月半ばから10月上旬まで開催され、600万人以上の人が訪れるといいます。その「本場のオクトーバーフェストを日本でも!!」というわけで、11年前に横浜で開催され、現在では全国各地でこのオクトーバーフェストが開催されているようです。ということで、昨日から奈良でも開催されているのです。
■近鉄奈良駅から登大路を登った興福寺近くの奈良公園内に設置されていました。一昨日までけっこうな雨がふったので、あいにく会場は少ぬかるんでいましたが(そこに、かすかに鹿の●の香りがまじる…)、私たちが到着したときは空にも少し晴れ間がうまれ、日差しが差し込んできました。ビールは、真夏の暑く湿気の高いときよりも、初夏や初秋の気候で呑むほうがうまい。昨日は、ビールにバッチリの天候でした。会場にはバンドもはいり、ビールを楽しむ方たちで大いに盛り上がっていました。
【写真】上左、最初に呑んだ、無濾過の昔ながらのビールです。ジョッキのサイズは1l(リットル)。小さなバケツという感じですね。以下は、説明です。「地下室にある低温貯蔵庫を利用して作られた下面醗酵のビールを起源とする、ユニークなケラービール。ラガータイプなのに非加熱・無濾過!酵母のうまみがしっかりと残り、コクも十分に楽しめる味わい」なのだそうです。まあ、美味しければいいのです。上中、ガーリックバターソースのムール貝&フライドポテト。上右、2杯目の黒ビール500ml。左、定番の長いソーセージ。下の画像は、私がiPhoneで撮影してYouTubeにアップしたものです。縦と横が逆になってしまっています。すみません。でも、雰囲気はわかります。
■帰宅する頃には、すっかり暗くなっていましたが、会場はまだおおいに盛り上がっていました。
■以下は、本物?!、ドイツ・ミュンヘンでの「オクトーバーフェスト」。
奈良オクトーバーフェスト
■働いている場所は滋賀ですが(龍谷大学社会学部は、滋賀県大津市の瀬田キャンパスにあります)、住んでいるのは奈良です。片道1時間40分かけて通勤しています。大学の時間割の関係で帰宅は遅く、週末も滋賀や大津で地域づくり関連の活動に参加したり、老母の介護にでかけたりしています。奈良に暮らして27年になりますが、あまり奈良のことを知りません。大晦日の深夜から東大寺二月堂や大仏殿に初詣に出かけることぐらい…かもしれません。これはよくないと思いつつも、なかなか奈良を体験する時間的余裕がありません。
■しかし、今回はぜひとも行ってみたいと思うイベントが開催されます。「奈良オクトーバーフェスト」です。飲んべえ向けのイベントです。オクトーバーフェスト(ドイツ語でOktoberfest)は、ドイツのミュンヘンで開催される世界最大規模のビール祭りです。9月半ばから10月上旬まで開催され、600万人以上の人が訪れるといいます。その「本場のオクトーバーフェストを日本でも!!」というわけで、11年前に横浜で開催され、現在では全国各地でこのオクトーバーフェストが開催されているようです。奈良のオクトーバーフェストは、明日の21日(金)から30日(日)まで開催されるようです。これは行かねば…ですね!!
■以下は、東京の日比谷で開催されたオクトーバーフェストを紹介している動画です。
玉ねぎのオデン
■昨晩、大津駅前の居酒屋「利やん」を訪問しました。訪問…というのも変ですね、先日15日(土)に開催した第19回「北船路野菜市」のさいに、お店の法に配達した野菜のお代金をちょうだいしに行ったのです。営業活動ですね。しかし、営業活動だけでは失礼なので、もちろん、ちょっくら呑みもしました。その際登場したのが、こちらの玉ねぎです。しかし、唯の玉ねぎではありません。北船路産の新玉ねぎで、しかもオデンに仕上がっていたのでした!これは、めちゃくちゃ美味しかったです。素材の美味しさ、玉ねぎの美味しさを十二分に引き出されていました。さすがマスター!オデンなんですが、少しだけポン酢を垂らすことで、なおのこと玉ねぎの美味しさが引き立っていました。味の輪郭がしっかりした…という感じでしょうか。
■昨晩は、この玉ねぎをいただきながら、ご常連とカウンターでお話しをさせていただきました。農家の皆さんに、一度、ご自分達が生産した野菜がこんなに美味しく料理されている…というのを知ってもらってはどうかとご提案をいただきました。「北船路米づくり研究会」では、都市の消費者の皆さんと農家の皆さんが交流する「かかし祭」というイベントを開催しています。そのようなイベントでは、都市側の消費者が農村にいくわけですが、逆に、農家の皆さんに来ていただいていは…というのです。なるほど〜。そういう企画も面白いかもしれませんね。
■さて、新玉ねぎのオデン、もし他のお客さんにも好評ならば、この季節の定番メニューにしていただきたいですね〜。「そろそろ新玉ねぎのオデンの季節やね〜」と、御常連が毎年思っていただけるような名物メニューになってくれればなあと思います。
大津の餅兵
■今日は、本当に暑かったですね。大津市も32℃まで気温があがりました(ちなみに、私が住んでいる奈良は35℃だそうです・・・)。この暑いなかを、「大津エンパワねっと」のチーム「はにわ」の3人組と一緒に、「まち歩き」をしました。チーム「はにわ」は、大津市の中心市街地で開催される「100円商店街」をスタンプラリー等で側面から応援する活動をしています。2つ上の学年から継承されている活動です。こうやって先輩たちの活動を継承していくことは、大学が地域と連携するうえでとても大切なことです。学生は短い期間で卒業し、大学からいなくなってしまいます。そこで活動が切れてしまわないように、後輩に継承していくことが必要なのです。ただし、単純に先輩の活動を継承するだけではだめです。その継承に新たな創造性を付け加えていく必要があります。現在、チーム「はにわ」では、そのような「100円商店街」に加えて、大津市役所の「都市再生課」や「(株)まちづくり大津」のご協力のもと、学生の視点からこの中心市街地にある商店の魅力をアピールする活動に取り組もうとしています。
■というわけで、「まち歩き」なのです。商店の魅力って何なのか・・・。実際にまちを歩きながら、実際に学生たちに経験をしてもらいました。街の中を歩きながら、まず訪問したお店が梅村商店さん=和菓子の「餅兵」さんです。左は、店頭に掲げてある看板です。明治時代につくられたものだそうです。店主の梅村さんには、ずいぶん前から「大津エンパワねっと」や「社会調査実習」等でからいろいろお世話になっております。また、私の方も、梅村さんの町内の大津祭の曳山「割巨山」のボランティアでも協力させていただいています。そのような、ありかだいお付き合いがずっと続いています。ということで、この日も、お店のなかで美味しい和菓子をいただきながら、お話しを伺わせていただきました。商品の話しから、最近の観光客のこと、大津祭のこと、このお店の歴史、そしてこの界隈の歴史・・・お話しはいろいろ展開していきました。
■学生の諸君には、そうやって店主さんと深いコミュニケーションをすることで、美味しい和菓子がさらに美味しくなり、口や胃袋だけでなく、心や頭も満足することを知ってもらいたかったのです。素敵な商品とその背景にある様々な情報をセットにして、個々の商店の魅力を発信してもらいたいと思うのです。学生たちと街中を歩いていると、知り合いの方たちとどんどん出会います。ちょっとだけ立ち話しなどをしました。そういうところも含めて大津の街なんですけどね~。そして街の魅力なんですけどね~。何か感じとってくれたかな~。
いよいよ季節到来
■帰宅途中、iPhoneで撮った京都タワーです。今日は雲ひとつ無い青空。ですから、こんなにスッキリした写真が撮れました。で、どうしてたくさんの観光客と一緒に、わざわざこの京都タワーを撮ったのか。じつは、気持ち的には京都タワーではなく、京都タワーの根元(?)、つまり京都タワービルの屋上にあるビアガーデンのことが気になったのです。写真では、提灯が並んでいるのがわかるのでしょう。いよいよ、ビアガーデンが始まりました。
■冷たいビール。私は、真夏に呑むよりも、まだ湿度がそれほど高くなく、朝夕は涼しい、この季節に呑むのが好きです。ビールは、灼熱の真夏よりも、初夏が似合っていると思います。新聞でも、ビアガーデンがオープンした…という記事を読みました。行きたいですね~!! どなたか、ご一緒してください!! ご連絡をお待ちしております。
ひさしぶりの広東料理
■神戸出身です。神戸に住んでいた頃は、「ちょっと何か外に食べにいこか~」ということになると、中華料理ということが多かったように思います。日本では、中華料理といえば、北京料理、上海料理、四川料理、広東料理の4つに分類されますが、神戸で中華といえば広東料理がその中心になります。といいますか、日本で中華といえば、やはり圧倒的に広東料理が中心なるのではないかと思います。それは、清の時代以降に、たくさんの広東省出身者が、アメリカ、ハワイ、東南アジア、そして日本に移住し、広東料理を広めたからです。神戸にも南京町とよばれる中華街がありますが、この南京町を中心としたエリアに、非常にたくさんの広東料理の店が集まっています。
■昨日も、ある広東料理店に行ってきました。最近は、神戸にほとんど行かなくなりましたから、ひさしぶりの広東料理です。もっとも、本場の広東料理を日本人向けに少しアレンジしてあると思います。上の段の右、穴子を揚げたものに、レモン風味のソースがからめてあります。神戸やお隣の明石は穴子の産地で有名です。地元の食材も積極的に取り入れておられるのかもしれません。
ミロコマチコさんのこと
■今週の火曜日、東京大学農学部で公開シンポジウム「自然共生社会を拓くプロジェクトデザイン:文理協働による統域科学のキックオフ」が開催され、私も参加してきました。シンポジウムは午後からだったので、以前からいってみたかった水道橋駅そばにある食堂でとることにしました(水道橋は、東大にも比較的近いわけですし)。その食堂、「アンチヘブリンガン」といいます。関西にいる私がどうして、この東京の食堂のことを知っているのかといえば、親しくさせていただいている写真家・masaさんのブログ「Kai-Wai散策」のエントリー「食堂 アンチヘブリンガン」を、ずいぶん以前に拝見していたからです。リンクしてあるので、クリックしていただくとわかりますが、masaさんの写真はとても魅力的です。というわけで、このお店に行ってみたい…そのように、ずっと思っていたのです。ちなみに、食堂の名前ですが、小津安二郎監督の作品「秋日和」という映画に出てくる薬の名前からきているのだそうです。
■トップの写真は、「アンチヘブリンガン」の中を撮らせてもらったものです。iPhone5で撮っていますし、撮ったのが私なので、イマイチといいますか、ぜんぜんこの食堂の雰囲気を伝えられていません。だけど、とっても素敵な雰囲気のお店なのです。写真のなかに黒板があります。その黒板に、なにやら不思議な絵がチョークで描いてあります。オオカミですね。左隅に、「miroco machiko」と書いてあります。この絵を描かれた方のお名前のようです。食堂の方に、この絵のことを尋ねてみました。ミロコマチコさんという絵本作家が描かれたのだそうです。
■この絵に見とれていると、食堂の書架からこんな絵本を取り出してみせてくださいました。ミロコマチコさんの『オオカミがとぶひ』という絵本です。絵本のページをめくりながら、心を鷲掴みにされました〜。こんな感じです!!
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かぜがつよい日。オオカミが空をかけまわる!
きょうはかぜがつよい。
びゅうびゅうびょうびょうふきぬける。
だってオオカミがかけまわっているから。
とおくでカミナリがなっている。
ゴロゴロドンドンなっている。
そうか、ゴリラがむねをたたいているんだ。
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■ミロコマチコさんのこの『オオカミがとぶひ』、先月、日本絵本賞大賞を受賞された作品のようです。ちょっと不思議な感じ、読後に「ちゅうぶらりん」にされたような奇妙な感覚…そのような私好みの絵本なのです。皆さんも、ぜひお読みいただければと思います。
餃子
■餃子好きです。いつもは、大学のキャンパスに近い某チェーン店を利用しています。基本的には美味しいと思うのですが、餃子を焼く技術に違いがあるのか、人によって差が出てくるところが…ブツブツ。この餃子、抜群に美味しく焼けていました。店長さんが焼いておられました(さすが、店長)。
■焼いた皮はかなりパリっとしています。口に入れた瞬間に焼いた皮のパリと、その反対側の蒸し上がった柔らかい皮のフニャという感じが、微妙な時間差で味わえなくてはいけません。パリ・フニャです。これが肝です。それから、餃子をつつむときにしっかり塞いでいないと、焼いている途中で皮がはずれて中の餡が見えているときがあります。これは、だめです。なかに、口に入れるまで美味しさが皮のなかに包まれていなくてはいけません。その美味しをジュワっと味わえなくてはいけません。まとめると、パリ・フニャ・ジュワ…です。
■次は、餃子のタレについて。普通は、餃子用に調合されたタレを使いますよね。私は、自分でつくります。まずラー油。昔ながらの…というラー油を1匙小皿へ。そこに、酢と醤油を9:1の割合で注ぎます。基本は酢なんです。これが油っで焼いた餃子をさっぱりしてくれます。
■この日、この餃子、「お待たせしました、ご主人」という店員さんの言葉と一緒にやってきました。「ご主人」という言い方に、ほんのちょっぴりですが、微妙に抵抗を感じでしまった55歳なのでありました。先日、4月15日で55歳になったばかりで、年齢については、微妙に敏感になっています。