夏の定番「ラタトゥイユ」

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▪️昨日、琵琶湖大橋を渡って帰ってくるウォーキングを終えて自宅に戻ると、鍋の中で夏野菜が煮込まれていました。私の好きなラタトゥイユです。フランス・プロヴァンス地方の夏野菜を煮込んだ郷土料理です。調べてみると、 語源は「ラタ/rata」(ごった煮)「トゥイエ/touiller」(かき混ぜる)」とのことでした。温かくても冷やしても美味しいですが、私はこれを冷やしたやつが大好きです。今は、持病のためパンは食べませんが、以前はフランスパンによく冷えたラタトゥイユを乗せて食べていました。今は、血糖値が上がりにくい、全粒粉のクラッカーに乗せて食べています。このラタトゥイユが食卓に登場すると、夏がきたな〜と思います。まあ、日本人なんですけどね。

▪️このことをfacebookにも投稿したところ、何人かの人からコメントをいただきました。みなさん、お好きなんですね。とてもヘルシーです。私のような野菜好きの糖尿病の人には、満足度の高い料理だと思います。

雨の中でのウォーキングとクリニック

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▪️昨日から、職場の健康管理センターが主催している「ウォーキングキャンペーン2024」が始まりました。7月1日から9月10日までの3ヶ月間で日々の「歩数」の記録をとっていきます。スタートした昨日、あいにくの雨でした。雨だから仕方ないな…と思っていました。今日も雨が降りそうだったのですが、降り始める前にウォーキングをすることにしました。たまたま、月1回の血糖値を含めて血液検査をするためにクリニックに行く予定にしていたので、今日は車ではなくクリニックまで往復歩くことにしたのです。

▪️ランニングのためのシャツ、膝下までのタイツ、トレイルランのためのシューズ。普通、こんな格好でクリニックに行く人はいないと思いますが、一石二鳥です。両方とも自分の身体のためですからね。往きは雨が降っていませんでしたが、復りはシトシト降り始めました。でも、シトシト程度だと歩けることがよくわかりました。もちろん、軽い、小さめの傘をさしていましたけど。これからは雨を口実にせずに、歩くことにします。ちなみに、健康管理センターの職員さんも参加されているらしく、雨の日は「地下道やスーパー・ショッピングモールの中をウロウロしたりしています」とのことでした。

▪️ということで、昨日は1,674歩程度しか歩いていませんが、今日は、14,000歩をすでに超えました。一日の歩数はもう少し増えると思います。この歩数、普通に生活している時の歩数も入っています。ウォーキングだけの純粋な歩数?!だけではないのです。もちろん、職場の「ウォーキングキャンペーン2024」のルールでは何も問題はありません。ちなみに、ウォーキングで歩いた距離なんですが、8.31km程度のようです。まあまあですかね。

▪️ところで、今日の血液検査の結果ですが、HbA1cは「5.2」でした。今日は、「生活習慣病療養計画書初回用」というシートを渡されました。体重、BMI、血圧、HbA1cの目標を医師と一緒に決めて、その目標に向かって、食事と運動をどのように取り組むのかについても相談をするためのシートです。私の場合は、体重、BMI、血圧、HbA1cはすでにきちんとコントロールされているので実質は必要ないのかもしれませんが、そういう制度になっているらしく、とりあえず書類にサインをして終わりました。ひとつ、少し体重が減りつつあるので医師に相談したところ、もう少しだけ糖質を摂取しても良いのかも…とのことでした。そのあたり少し調整をしてみることにします。

▪️もうひとつ、ウォーキングに関して。長時間歩いていると、紫外線で眼を痛めるので、通常のメガネの上にかけるオーバーグラス(偏光)を手に入れました。TALEXいうメーカーのものです。これで少し安心かな。

ウォーキングキャンペーン2024

20240626walking_campaign.jpg▪️職場の健康管理センターから、画像のようなエクセルのファィルが送られてきました。今年もセンターが主催するウォーキングキャンペーンに参加することにしたからです。現在70名(アスリートコース8名・通常コース62名)の方がエントリーされているそうです。私は、もちろん通常コース。アスリートコースの皆さんはちょっと尋常ではないのです。ウォーキングというよりも、ランニング、トレイルランニングの方達かもしれませんね。走っても競技ではないので問題ありません。大切なのは、歩数と体重です。通勤時の歩数も入ります。

▪️やり方ですが、まずキャンペーン開始前に体重測定をし、「歩数記録表2024」体重欄に日付と体重を記入し(体重は非公表、増減だけでも構いません)、目標(エレベーターやエスカレーターを使わない・1日○○歩など)を決めて、歩数記録表の目標欄に記入する…というものです。私は、血糖値を下げるために食事療法と薬で相当減量したので、もうこれ以上体重を減らしたくありません。ウォーキングしながら逆に筋肉量を増やすことが目標になるのかしれません。結果として体重が増えないにしても、体重は変わらず体脂肪は落ちるのかなと思います。痩せても、まだ脂肪は残っていますので。

▪️このウォーキングキャンペーンを土台に、10月の「びわ湖チャリティー100km歩行大会」(びわ100)での完歩を目指して、来月から3ヶ月間で体づくり・脚づくりを行います。その前に、7月スタートの前に、少し練習でウォーキングを始めておきます。

糖質0麺

20240625toshitsu0men.jpg▪️ストイックに糖質制限に取り組んでいるので、通常、麺を食べることはありません。外食で食べるものがなく仕方なく蕎麦を食べることもあります。ただ、それはうどんよりはまだ血糖値が上がりにくい…という理由からです。仕方なくなんです。普通の麺はまず食べません。

▪️でも、最近のスーパーでは、私のような人のために「糖質0麺」が売られています。ただ、一度食べて、「こんな味やったら無理して食べんかてええわ、値段も高いし」と思っていました。ところがです。親しい職員さんが、一度冷凍して解凍すると、コシがでできて美味しく食べられますよと、この「cookpad」のレシピを教えてくださったのです。先日、さっそくチャレンジしてみました。

▪️解凍して、よく水切りして、オリーブオイルで炒めながら、パスタソースをふりかけて、かつ節と塩昆布も加えました。驚くほど、美味しくなっていました。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、久しぶりに麺を頬張ることができました。快感ですね。満足しました。この「糖質0麺」は、おからパウダーとこんにゃく粉から作った糖質を含まない麺なんです。だから、値段も高くなります…それは仕方ないですね。

▪️この時は、「糖質0麺」のうどんでしたが、数日後は、「糖質0麺」の中華麺を冷凍→解凍し、冷やし中華にしてみました。この時も、美味しく食べられました。冷やし中華なので、レタス、トマト、キュウリ、たっぷり野菜を加えて、あとはハムと錦糸卵。それから、自家製のタレも作りました。タレには普通砂糖を加えるのですが、パルスイーツという人工甘味料で代替してみました。満足しました。

Pep Up

20240605pepup.jpg龍谷大学に勤務しているので、「日本私立学校振興・共済事業 共済事業本部 福祉部保健課 健康管理係」(長い…)からハガキが届きました。「健康情報提供提供サービス『Pep Up』登録のご案内」です。「職場での定期健康診断のデータを、スマホやパソコンでも見ることができますよ」、「普段からご自身の健康に関心を持ってくださいね」という意図のようです。

▪️ポイントを貯める仕組みになっているようで、健康に関する記事を読んだらポイントを差し上げますよとか、ウォーキングのアプリと連動させれば歩行がポイントになりますよとか(やり方がよくわかりませんが…)、そんな感じで自主的に健康管理できるように背中を押してくれるわけです。驚いたのは、健康を維持していると、来年はこれだけ医療費が少なくなります、同年齢に比べてどうだこうだ…ということを示す機能です。このあたりが、本音なのかもしれませんね。もうひとつ。健康年齢というのを、定期健康診断のデータから計算して提示していることも少し驚きました。これって、医療費節減のためのものなんだろうな。

▪️私の健康年齢は「58.3歳。同性・同年齢の中ではこのぐらいの位置ですよ」と教えてくれるのです。まあ、そう言われると嬉しいわけですが、これって病気のおかげだと思うんですよね。食事を摂生して体重10kg落として、結果として諸々の数値が大幅に改善したのですから。「一病息災」とはこういうことを言うのでしょうね。もし、病気にならずに昔の通りだと、健康診断の数値は黄色信号だらけですから、健康年齢も実際よりも高くなっていたと思います。

月1回の検診

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▪️昨日は月1回のクリニック受診の日でした。糖尿病がきちんとコントロールできているかを確認するために、毎月1回クリニックで血液検査をしていただくのですが、今月の検査結果も問題ありませんでした。全ての検査数値が正常の域内でした。この1ヶ月も、その前の1ヶ月も、糖質の摂取に関してはかなり意識してきました。糖質(ご飯、麺、パン等)を摂らなくても、食に関してそれなりの満足を得られる自分なりのやり方がわかってきたように思います。おそらく、今は身体が必要とするエネルギーを糖質ではなく脂質から得ているのだと思います。昨日は、その点に関して医師に尋ねましたが、私と同じ見解でした。

▪️過去のデータも振り返ってみました。ちょっと気になったのは中性脂肪でした。基準値内なのですが、それでもいつもやや高めなのです。ところが、この中性脂肪がぐんと下がった時がありました。それは、昨年の10月。クリニックでの受診の数日前に、「びわ湖チャリティー100km歩行大会」=「びわ100」を歩いていました。数値は「76」でした。その前は、基準値をかなり超えていたのですが…。なるほど、運動が効いていたのですね。この時は、特別に長い距離を歩いているわけですし。思うに、「もっと普段から運動をしなさい…」ということなのでしょう。

▪️そろそろ、今年の秋の「びわ100」の練習を始めなければなりません。そのうちに、fbの投稿も、ウォーキング関連の投稿が増えてくると思います。すみません。多くの皆さんにとってはどうでも良い話しなんですが…。でも、私の場合、fbはライフログ(日記、人生の記録)なものですから。日々の出来事を記録することになるのです。今年の秋も、この写真のように、無事に「びわ100」を完歩したいです。これまで、どれだけコンディションが悪くても完歩しているので、練習さえきちんとすれば、なんとかなると思っています。

健診結果

20240520kenshinkekka.jpg ▪️勤務している大学が私立大学ですから、これをくださったのは日本私立学校振興・共済事業団になります。これには「令和5年度特定健康診査の結果について」という文書が同封されていました。そこには、アンダーライン付きで「特定保健指導の対象にならなかった事をお知らせします」と書かれていました。ひとまず安心ですね。

▪️糖尿病の治療を受ける前までは、注意が必要とされる検査項目がたくさんあったのですが、薬と食事療法で体重は10kg減り、腹囲も11cm減り、血圧関連、脂質関連、肝機能、腎機能全て改善し正常になりました。体重管理は大切ですね。唯一の注意項目が尿糖。これは、薬で血液中の糖を尿の中に排出しているので、まあ仕方がありませんか。

▪️で、治療を受ける前のHbA1cとか、今見るとめちゃくちゃ高いじゃないですか。その時は、よくわかっていなかったんです、数値の意味とか恐ろしさが。食事と薬で状況を改善しながら、素人なりに一生懸命勉強してきたので、こういう数値に敏感になってきました。もちろん、こういう数値を気にせずとも健康体であることが一番望ましいのですが、もはやそういう身体ではありません。

自分が話すスピード、人の話を聞けるスピード。

▪️先日のことになります。昼食時、テレビの「徹子の部屋」を視聴しました。その日のゲストは、「TM NETWORK」の皆さんたちでした。この方達、私と同年代なんですね。よくわかっていませんでした。全員、前期高齢者です。実際にテレビで拝見すると、ああ、やはり自分と同年代の方達だなと感じました。お若く見えますけどね。

▪️お若く見えるのですが、それでも興味深かったのは、昔々に「徹子の部屋」に出演されたた時のご自身の録画を見ながら、小室哲哉さんですが、なんだか自分が偉そうに話をしているとか、昔は速く話していたんだとか、そういう感想を言っておられたことでした。そうなんです。若い時は、みんな早口なんですよ。これは、黒柳徹子さんも同じですね。録画の中の黒柳徹子さんは、今とは違い早口です。黒柳さんの「モノマネ」される方達は、みんな早口で喋っておらますよね。でも、現在の徹子さんは、ゆっくり話をされます。年齢を重ねる、普通に話してもゆっくりになってしまうんだと思います。それから、大事なことですが、若い人たちの早口の喋りを聞き取りにくなってしまっているのです。テレビを視聴して、納得しました。私は、そのことを50歳代から感じていました。

▪️自分の言語能力が劣ってきて思うのは、若い方達の話も普通に話していればよく理解できるのですが、何か気合のスイッチが入ってしまうせいでしょうか、早口で話す方が時々おられます。普通に話したら良いのに…と思いますが、そういう時、少し困ってしまうんですよね。早く話すことで、話している内容が高いレベルに聞こえるわけではありませんし、年寄りのために少しゆっくり目に話して欲しいなと、密かに思っています。

新しい歯ブラシ

20240501toothbrush.jpg▪️昨日は、歯の定期検査でした。掛かりつけの歯科医院で、歯科衛生士さんに歯のチェックと掃除をしていただきました。3ヶ月ごとにお願いをしています。今のところ歯茎に問題はないようですが、加齢とともに歯茎が後退していくのは仕方のないことのようです。そのため、エナメル質のない象牙質のところが少し現れてきて、そこがよく磨けていないというご指摘をいただきました。そこから虫歯になったりするので要注意です。

▪️昨日は、歯の磨き方に着いても丁寧にご指導いただきました。また、プラスチックの厚みが薄い歯ブラシを使い(写真の左)、歯茎に対しては45度の角度に毛先をあててハブラシを5mm幅程度で動かすことで、歯と歯茎の隙間をきれいにすることができるということも教わりました。また、歯並びの悪いところについては、隙間を磨くための専用の歯ブラシ(筆みたいな感じ/写真の右)についても紹介してもらいました。ということで、早速、購入して昨晩から使っています。糖尿病は万病の元と言われますが、歯は健康の元ですからね。最期まで、自分の歯で食事ができるように歯のケアには勤めたいと思います

デニソワ人から受け継いだもの

▪️今日は月1回の受診日でした。毎回、診察を受けているクリニックでは血液検査をその場でしてくださいます。きちんと薬を服用して、食事も節制しているせいか、肝臓の数値、中性脂肪、コルステロールの数値、血糖値、HbA1cのいずれも基準値内にきちんと収まり、健康体を維持できていることがわかりました。HbA1cについては、なんと5.2でした。糖質を徹底的に制限した結果かと思います。医師からは、「あまり無理をしないでくださいね」と言われていますが、無理をしないけれど、やるからにはきちんとやりたいと思っています。以前、農学部の石原先生のご指導で2週間だけ血糖値センターを貼り付けて、血糖値と食事や運動との関係を見てきました。食事に関しては、白米は急激に血糖値が上がるので、警戒しています。本来であれば、白米は大好きですし、日本の農業を消費者として支えるために米をもっと食べたいのですが…。今はそれができない状況にあります。農家のみなさん、申し訳ないです。

▪️さて、糖尿病関連の書籍を読むと、日本の糖尿病患者の67%の人たちは、糖尿病になりやすい遺伝的要素を持っているとのことでした。私の母や叔父は糖尿病でしたから、母方から受け継いでいるのかもしれません。日本人は、糖尿病になりやすい体質を持っています。このような日本人の傾向ですが、先日、理化学研究所がプレスリリースした研究結果によると、それは人類史と深く関係しているというのです。びっくりしました。

▪️理化学研究所のプレスリリースはこちらです。このプレスリリースによると、まず次のように書かれています。「3,256人分の日本人の全ゲノム情報を分析しました。この研究を通じて、日本人の祖先に関わる三つの源流(縄文系祖先、関西系祖先、東北系祖先)の起源を明らかにしました」。以下をお読みください。

縄文の祖先比率については、沖縄が最も高い比率(28.5%)を持ち、次いで東北(18.9%)である一方、関西が最も低い(13.4%)と推定されました。これは、縄文人と沖縄の人々の間に高い遺伝的親和性があることを示す以前の研究と一致しています。また、関西地方は漢民族と遺伝的親和性が高いことが明らかになりました。

さらに、共同研究グループは中国、韓国、日本から報告された古代人ゲノムデータを使って、東北と関西の間の遺伝的親和性の違いを評価しました。その結果、関西人と黄河(YR)またはその上流地域の中新石器時代および後新石器時代古代中国集団との間に顕著に密接な関係があることが見受けられました。対照的に、東北地方の個体は、縄文人との遺伝的親和性が顕著に高く、また沖縄の宮古島の古代日本人ゲノム(高い縄文比率を持つ)や韓国三国時代(4~5世紀)の古代韓国人とも高い遺伝的親和性を持つことが示されました。

▪️ここまでの説明でも、こういう分野に関しては全くの素人ではありますが、すごく興味深い研究成果だと思うのです。でも、個人的にさらに興味深かったのは次の点です。皆さんもご存知かと思いますが、現生人類は、ネアンデルタール人やデニソワ人と交雑しているのです。

また、現生人類(ホモ・サピエンス)の最も近縁とされる古代型人類ネアンデルタール人やデニソワ人から受け継いだ遺伝子領域を特定しました。一部の日本人が持つNKX6-1遺伝子領域は、2型糖尿病リスクと関連しており、この領域がデニソワ人由来であることが明らかになりました。さらに、日本人の遺伝子における自然選択が作用している領域も同定しました。

▪️自分の病気(2型糖尿病)が親からの遺伝、言い換えれぱ「負の遺産」と思っていたのですが、こうやって一気に人類史にまで遡ってしまうと受け止め方が違ってきます。

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