穏やかなお正月

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■元旦は雪が散らつく天気でしたが、昨日はよく晴れました。

■買い物にも行きました。娘の家族がやってくるということになり、夕食の買い物をしに近くの大きなスーパーまで出かけたのです。最近は元旦から開いているようですね。まあ、そんなことはともかく、天気が良かったので、スーパーの屋上駐車場まであがって、周りの風景を眺めてみることにしました。1枚目、雪で山頂が白くなった比良山系です。手前はJRの勝ち越し堅田駅です。2枚目は、自宅近くの公園から撮った伊吹山です。手前には、琵琶湖大橋や沖島が見えます。いつも見慣れた風景ですが、今日はお正月らしい雰囲気を感じます。

■幼い頃から、父の転勤に伴い、神戸、下関、小倉、博多、広島、そして再び神戸へと12年ほどかけて西日本の港町を転々と移り住んできました。そのような西日本の気候にも関係しているのでしょう。私にとってのお正月といえば、今日のような穏やかなお天気のイメージなのです。雪が降るとちょっと困るのです。そのあたりが、雪国の皆さんとは、全く違う感覚かと思います。

■普段は、還暦を超えた夫婦で静かに暮らしていますが、昨日は、孫たちがやってきたことで大変賑やかになりました。幸せなお正月です。
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2022年 新年のご挨拶

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■あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。旧年中は、大変お世話になりました。

■昨日、大晦日の夕方に息子が帰省しました。帰省とはいっても、今暮らしている大津市内の家は5年前から暮し始めた家なので、息子が成長した家でもなく、実家というよりも親の家…という感じなのかもしれません。

■夕食時には、年越しそばを作りました。昆布とうるめ節で美味しいつゆを作りました。いつもは、市販の出汁の元や麺つゆを使ってしまうのですが、昨日は、大晦日ぐらいはと思い丁寧に作りました。昆布のグルタミン酸と花鰹のイノシン酸、自然の旨みを楽しむことができました。食後はNHKの「紅白」を視ていましたが、「知らない若い人たちがたくさん歌っているな〜…」と、ちょっとアウェイな感じがして(年寄りだから仕方がないのですが)、しかも年末の整理整頓や大掃除で身体が疲れてしまったせいか、眠くて仕方なくなり、22時過ぎには就寝してしまいました。

■元旦の朝。私が住んでいるあたりでは雪が降っていたので初日の出を拝むこともなく、ゆっくり起床した後は、利尻昆布と花鰹で丁寧に出汁をとり、水菜と鶏肉の雑煮を作りました。関西ですが、どういうわけか我が家は元旦だけはすまし雑煮です。お節料理も、イクラやカズノコ以外は、我が家で作った(作ってもらった)ものです。それでなくても、世の中から正月らしさが無くなってしまい、毎年、正月を迎えるという循環的な時間が感じられなくなってきています。直線的に時間が過ぎ去ってしまっているのです。せめて、ちゃんとしたお雑煮やお節料理がないと、正月を迎えた気持ちにならないのです。子どもの頃は、つまり50年ほど前までは、年が明けると、世の中全体も新しくなる(更新される)ような気持ちになりました。ある意味厳粛な気持ちで新年を迎えたものです。しかし、しだいにそのような感覚も希薄になっていきました。いつからでしょうね。

■そんなことを考えると、元旦早々、なんとなく寂しい気持ちからのスタートになります。しかし、新年を迎えて、やるべきこと、やりたいことはたくさんあるので、今年も頑張って取り組んでいきたいと思います。自分の仕事や吹奏楽部の仕事はもちろんですが、もう一度ヴァイオリンを弾いてみようかなという気持ちにも少しずつなってきました。幼い頃から学生時代まで弾いてヴォインリンですが、28歳の頃には楽器から離れてしまいました。昨年、何人もの人から「脇田さんは、もうヴァイオリン弾かないんですか」と言われ続けてきたので、そのことが少し良い刺激になっているのかもしれませんね。いろいろ言ってくださった皆様、ありがとうございます。

■そういえば、年末は龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会の後、N響主席の辻本玲さんも参加されているチェロのアンサンブルコンサート、加えて反田恭平さんの凱旋コンサートと音楽づいてきて、ついヴァイオリンケースを開けてしまいました。大変ひさしぶりに音を出してみましたが、きちんと鳴ってくれたので安心しました。

■ということで、今年もよろしくお願いいたします。写真のお重の中身ですが、栗きんとん、牛蒡のきんぴら、ごまめ、いくら、かずの子、黒豆、五色なます、牛肉の八幡巻、伊達巻、かまぼこ、酢蓮、菊花蕪、スモークサーモンの砧巻き、庭の南天も飾ってあります。これ以外に、筑前煮も。

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