最強の肉カレー黒
▪︎午前中は、大津市の中心市街地にある「百町館」での学生たちの活動の様子を見守りにいきましたが、午後からは授業ですので、瀬田キャンパスに戻ることになりました。また、昼休みに研究部の会議が開催されることになっていました。そのため、少し早やめに昼食をとる必要がありました。さて、どこで昼食にしようかな…と少し悩みましたが、頭に浮かんできたのこのお店、「肉食堂 最後にカツ。」の2号店でした。
▪︎本店は、大津市の島ノ関にあります。ガッツリ肉を楽しむためにお店です。その2号店が大津駅前に開店したのです。今年の8月のことです。いつも私が通っている居酒屋「利やん」の横にあります。いつも、一度はこの2号店にいかなくては…と思っていましたが、今回がチャンスだと頭にお店のことが浮かんできたのでした。今日はメニューはカレーだけ…ということで、注文したのが一番値段の高い「最強の肉カレー黒」です。黒いカレールー(26種のスパイスとテールをベースに5日間煮込んだ自信のカレー)の上に、ステーキが乗っかっています。値段が高いといっても、値引きされていました。これで、1,000円です。納得のいく美味しいカレーなのですが、量的におじさんにはかなりハードでした…。でも、満足です。
大津エンパワねっと・チーム「あるぷら」
▪︎12月12日(土)、大津百町館で、チーム「あるぷら」が「町家を知ろう!楽しもう!」という親子参加のイベントを開催します。今日は、リハーサルです。
▪︎午前中から午後にかけて、様々なプログラムを用意しています。参加される親子の皆さんは、見学して知識として町家を知るだけでなく、町家を体験して味わうことなるでしょう。お釜でご飯を炊いて、みんなでオニギリを作ったり、火鉢でお餅を焼いたり、昔の遊びを経験したり…。五感を通じて、町家を味わっていただけそうです。今回のイベントは、中心市街地に転入してこられた若いご家族の親子を対象に企画されました。ご自分たちが暮らしている町の文化を深く知り、もっともっと地域に愛着をもっていただこう…それがこのチームの狙いです。同時に、広報のために、町家体験をアピールする新聞「町家新聞」も発行しています。
▪︎ところで、写真のなかに、パワーポイントのスライドが壁に投影されているものがあります。これは、このチーム「あるぷら」が製作したものではなく、すでに卒業したチーム「かけっこ」が製作したものです。チーム「あるぷら」は8期生。チーム「かけっこ」は5期生。先輩が製作したパワーポイントのスライドに少し改良を加えて、今回のイベントで再活用しているのです。こういう形でも、先輩から後輩へと活動が継承されているのです。
京都のラーメン(7) すみれ 京都拉麺小路
▪︎正確にいえば、京都のラーメンではありません。札幌で有名なラーメン店です。そのラーメン店の支店が、京都駅ビル伊勢丹の10階にある「京都拉麺小路」にあります。全国各地から有名ラーメン店が集まった食のテーマパークに出店されているのです。
▪︎昨日、午前中は瀬田キャンパスで「びわ湖・滋賀学」という科目について打ち合わせをしたあと、京都の北、岩倉にある総合地球環境学研究所に移動しました。その移動の途中、ちょうど昼食時であったことから、「京都拉麺小路」に立ち寄りました。さて、全国各地のどこのラーメンにしようかと思いましたが、寒くなってきたので、札幌の「すみれ」の味噌ラーメンを選びました。写真は、「すみれ」の味噌ラーメンです。スープの表面には薄くラードの膜が張っています。寒い北海道でも、ラーメンが冷めにくくするための工夫だと聞いたことがあります。実際のところは、どうなんだろう…。ラードというと、ギトギトした印象がありますが、ぜんぜんそんなことはありません。味噌の風味とマッチしています。麺とスープのからみもよく、とても美味しくいただきました(少し塩分が私には強めでしたが…)。これからの寒い冬、味噌ラーメンはありがたいですね。
クレモナのヴァイオリン
▪︎これまでのエントリーにも書いてきましたが、私は、学部生時代に学生オーケストラに所属し、ヴァイオリンを弾いていました。卒業後、私は大学院に進学しました。院生になっても、後輩たちの定期演奏会でエキストラとして弾いていました。博士課程に在籍中に結婚をしました。幸いなことに、すぐに子どもに恵まれることになりました。そして、つい最近に結婚した娘が、誕生することになりました。娘が誕生する直前、直前といっても1ヶ月半程前のことですが、「これからはヴァイオリンを弾いている場合じゃない、父親になるのだから」と、子どもの頃からレッスンを受け、学生時代からオーケストラで弾いてきた楽器を止めてしまいました。博士課程に在籍している院生なのですから、家族のために、就職することに努力を集中させるべき…と判断したからです。それ以来、私は、ずっとヴァイオリンを「現役」としては弾いてきませんでした。
▪︎その後、娘が生まれ、それからしばらくして息子も生まれました。学生時代に親しんだクラシック音楽はずっと好きでしたが、ヴァイオリンを弾くことはありませんでした。といいますか、精神的に、物理的に、そのような余裕がありませんでした。しかし、子育てが終わりました。子どもたちは、それぞれ就職をして独立していきました。大学オーケストラ時代の後輩が、最近、楽器を再開する人が増えているような…と言っていました。それはそうですね。みなさん、子育てを終え、仕事もリタイア間近、楽器を再開ということになるのでしょう。私のばあいは、つい最近に、娘が結婚しました。良いタイミングかもしれないと思い、新しいヴァイオリンを購入することにしました。ある意味、頑張って働いてきた自分へのご褒美です。
▪︎新しいヴァイオリンは、イタリアのクレモナの工房で、女性作家によって製作されたものです。クレモナといえば、様々な有名なヴァイオリンが作られてきた所として有名です。もちろん、私が購入した楽器は、私程度の者が弾いても、「大丈夫」な価格のものです。ご褒美としては、それなりに気張りましたが、まあ自分としてはちゃんと納得できる価格です。もちろん、妻からは、購入するかぎりは、きちんと練習をするようにとの注文もありました。しかし、仕事に追われている毎日で、そんな時間があるのかな…と少し心配になります。とりあえずは、音階練習や練習曲でリハビリをして、その上で、かつて弾いていたバッハの無伴奏のヴァィオリンの曲に手をつけようかなと思っています。
▪︎写真は、西宮北口にある絃楽器工房「絃楽器masaru」です。大学オケ時代の後輩の工房です。今回は、新しいヴァイオリンを購入させてもらうとともに、私が大学時代に使っていた大量生産のドイツのヴァイオリン(カールヘフナー)も調整してもらいました。ということで、私は、2つのヴァイオリンをもつことになりました。「新しい楽器は自宅に置いて、古い楽器は大学において、空いている時間に練習をすればよいのではないですか!」と、後輩はアドバイスしてくれました。なるほど…。学生時代。授業が終わった後、当時はきちんとした練習場がなかったので、体育館の軒下で蚊に刺されながらヴァイオリンの練習をしていたことを思い出しました。今の職場環境だと場所はなんとかなっても、時間的には…まずは無理でしょうね〜。
第42回「北船路野菜市」の開催
▪︎明日、第42回「北船路野菜市」を開催します。大津市丸屋町商店街・「大津百町館」前で、10時から開店です。明日、協力農家の皆さんから、以下の野菜が出品される予定です。
安納芋、海老芋、里芋、大根、水菜、ほうれん草、小松菜、大根、白菜、人参、キャベツ、白蕪、赤蕪、それから餅や柿も出品されます。
▪︎海老芋は、今年から北船路の農家グループの皆さんが特産品づくりを目指して一生懸命生産されてきたものです。ぜひ、お買い求めいただければと思います。冬野菜の美味しい季節に突入しました。今回は、品揃えも豊富です。ぜひ、お越しください。
月曜日の授業
▪︎今年度から来年度にかけて大学の研究部長の職についているため、担当授業数は4コマということになっています。うちの大学の教員のノルマは5コマです。1コマ減らすかわりに、学内行政に集中しろ…ということなのでしょう。とはいえ、実際には、4コマに授業を急に減らすことはできません。ということで、現在私は7コマ担当しています。月曜日の午前中の2コマ、金曜日に5コマという変則的な時間割になっています。
▪︎月曜日の1限は、「社会調査実習」です。上の写真は、来週の水曜日に開催される「社会調査実習報告会」に向けて、現在、パワーポイントのスライドと原稿を作成中の学生たちです。滋賀県の愛知川河口部に、江戸時代後期の新田開発で生まれた農村、栗見出在家で夏休みに聞き取り調査を行いました。報告会では、その栗見出在家で取り組まれている「魚のゆりかご水田」プロジェクトに関して報告を行います。写真ですが、iPhone6のカメラで撮ろうとすると、一番右端の男子学生が、「いかにもそれっぽい」雰囲気に見える動きをしてくれました。急にそんなことをするので、他のメンバーが笑っているのです。来週の月曜日は、報告会の予行演習をする予定です。
▪︎月曜日の2限は、「社会学演習ⅠB」です(下の2枚の写真)。3年生後期のゼミです。後期のゼミでは、フィールドワークに基づいた学術論文とは、どのような「構造」になっているのかを学習しました。ある学会の年報に掲載された、「中山間地域の女性による地域づくりとエンパワメント」をテーマにした論文をテキストに使用しました。学部学生の卒業論文とはいえ、学術論文であり学位論文であることにかわりはなく、そのあたりは厳しく指導をしています。卒論の「構造」について学んだあとは、夏期休暇中に執筆してもらった書評…いや書評のようなレポートをもとにグループワークに取り組みました。ゼミには、本を読む習慣がある学生とそうでない学生が混在しています。そこで、書評の執筆を夏期休暇の課題にしたわけです。グループワークでは、その書評をもとに討論を行ってもらいました。討論することで、お互いの問題関心を知り、自分自身の卒論に向けての問題意識を高めていくことができます。卒業論文は、一人一人が取り組むものではありますが、「ゼミの力」で、切磋琢磨しながら取り組むものだと思っています。
▪︎そして、今週からは、いよいよ卒論調査に向けての構想を、お互いに語りあってもらうことにしました。事前に、自分の問題関心、テーマ、フィールド等に関して、A4・1枚程度にまとめてきてもらいました。テーマは、発酵食、グリーンツーリズム、農村、漁村、郊外、コミュニティ放送、観光、中間支援組織、学生街、バリアフリー…と、実に様々です。しっかりフィールドワークに取り組んでほしいと思います。
個人的なこと
▪︎大学のサーバーにおいてあるホームページのなかのブログですが、大変個人的なことを報告させてください。私にとっては大切なことなので。じつは、娘(長女)が結婚いたしました。娘の伴侶となった男性は、娘の高校の先輩にあたる方です。
▪︎たくさんの皆さんに祝福された、とても素敵な結婚式になりました。披露宴では、娘の友人の皆さんが製作したサプライズビデオを拝見しました。サプライズというのは、娘たちには内緒で、友人の皆さん、娘の両親である私たち夫婦が登場しているからです。二次会でも、新郎の同僚の皆さんが製作したビデオが流されたようです(私たちは出席していないのでよくわかりませんが)。そこにも、登場させていただきました。こういうサプライズのビデオの上映、最近の結婚式では流行っているのでしょうかね。撮影や編集に、すごい時間をかけてくださっているように思います。娘たち夫婦が、素敵な友人や同僚に恵まれていることを実感しました。本当に、ありがとうございます。
▪︎娘には、私の「酒飲み」と「感動し〜」の遺伝子が受け継がれています。ということで、親子で感動して「涙×涙」の式になりました。ところで、結婚式のことで驚いたことがあります。司式の牧師先生が、「ゴダイゴ」のスティーブン・フォックスさんだったことです。そう、あの「ガンダーラ」の「ゴダイゴ」でベースを弾かれていた方です。音楽活動とともに、牧師もされていたのですね。知りませんでした。どこかで出会った方だなあと心のなかでは思っていたのですが、フォックス師の方から、「私の名前はスティーブンです。私のことを知っていますか。私は、ゴダイゴのメンバーですよ」と自己紹介されたものですから(^^)、「あ〜あ!! ベースを弾かれていた!!」「そうです!!」という展開になりました。フォックス師のパワフルでユーモアにあふれた司式で、非常に思い出深い結婚式になりました。結婚式が終わってから知りましたが、『不良、ロックスター、牧師-自分を探し求めて』という自伝も書かれていました。さっそく、古書店に注文して入手しました。
【追記】▪︎今年の1月25日、娘から電話で連絡がありました。以前からおつきあいをしていた男性(高校の先輩)からプロポーズをされ、それを受けたという連絡でした。ちょうど宴会の時でした。詳しくは、以下のエントリーをご覧ください。このなかに、「昨日は、宴会の最中にLINEで娘から素敵な報告があり、そのことをチーム「利やん」の皆さんも一緒に喜んでくださいました。ありがとうございました」というの、この娘からの連絡のことだったのです。
2015「びわ湖レイクサイドマラソン」/ サードプレイスとしての「利やん」