ゼミOG岩田さんとの偶然の再会

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▪︎月曜日のことです。午前中の授業、午後からの会議を終えて帰宅しようとJR瀬田駅の改札口を抜けると、突然「せんせー」と呼びかけられると同時に腕を軽くつかまれたのでビックリしました。2011年春に卒業したゼミOGの 岩田麻希さんでした!現在は、化粧品会社に勤務されています。元気そうに頑張って働いているので、「せんせー」としてはとても嬉しくなります。私自身、個人的には、いろいろ厳しい状況が続いているのですが、こういう偶然の出会いと彼女の笑顔に心が和みました。岩田さん、声をかけてくれてありがとう。まだ明かすわけにはいかないのですが、じつは岩田さんの仕事を少しだけですが応援させていただきました。応援させていただいたことが、うまくいったらいいなあと思っています。そういえば、この岩田さんたちの学年とは同窓会をまだしていませんね。同窓会で、「脇田ゼミ6期生」の皆さんの近況を、いろいろ教えてもらえると嬉しいですね〜。

秋をみつける散歩

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20151104aki1.jpg ▪︎先日の日曜日、退院した身内を見舞ってきました。そして、少しだけ時間ができたので、秋を探しにいきました。といっても、自宅から車で15分ほどの距離にある奈良県立民俗公園に散歩にいっただけです。県内各地から移築された、江戸時代に建設された古民家を見学しました。同じ奈良県といっても、私が住んでいる北部と、吉野などの山間部の古民家ではかなり違いがあります。そうやって古民家を見学しながら、公園内の秋を探しました。最近はいろんなことに追いまくられ、精神的に疲れてしまっています。こういう気分転換が大切だと思いました。自分の身体を取り戻さねば…と思いました。また、かつてのように「走ろう!…」という気持ちにもなっています。

Googleマップ・ストリートビュー

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▪︎26日(金)の晩に、フィリピン調査から帰国しました。今回の調査は、例えていえば、霧でモヤモヤしていた風景が少しスッキリ見え始めた…そんな感じでしょうか。それなりの成果があったと思っています。しかし、帰国をして現実の問題のなかに引き戻されると、そのような高揚感もどこかにいってしまいます。帰国した翌日、身体は疲れていましたが、老母の介護は待った無しです。妻と一緒に、母が入所している介護老人保健施設に向かいました。今回は運転を妻に頼みました。息子も一緒に母を見舞ってくれることになり、途中で合流しました。施設では、息子が母の話しを聞き(傾聴ボランティア?!)、私たち夫婦は、「家族交流会」に参加しました。施設を利用されている皆さんと、ざっくばらんに介護のことについてお話しをすることができました。介護の経験を、個人や家族のなかだけで抱えこむのではなく、こうやってゆるやかに共有することは大切だなと思いました。

▪︎夕方、施設を後にして帰宅する途中、息子と私たち夫婦で夕食をとることにしました。高速道路を途中で降りて、大阪市の福島区に行ってみました。息子のリクエストで「お好み焼き屋」さんを探しました。運良く、ちょっと個性的な「お好み焼き屋」さんをみつけることができました。お腹いっぱいになり、息子と別れて帰宅するためにコインパーキングに向かうと、写真のような車が停まっていました。おもわず「おお!!」と叫んでしまいました。Googleマップについている「ストリートビュー」という機能をご存じでしょう。街中を写した画像を見ることができます。この写真の車は、その画像を撮影するための車のようです。ストリートビューの画像は昼間なので、スタッフさんは、この日の仕事を終了して車をこのコインパーキングに駐車させたのでしょう。私の勝手な想像ですが、ストリートビューのスタッフさんは、仕事の疲れを癒すために、この福島界隈で飲んでおられるのだろうな…と思ったのでした。

フィリピン調査(5)

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(本文は後ほど)

フィリピン調査(4)

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(本文は後ほど)

フィリピン調査(3)

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(本文は後ほど)

フィリピン調査(2)

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▪︎10月26日から30日まで5日間、総合地球環境学研究所のプロジエクト「生物多様性が駆動する栄養循環と流域圏社会─生態システムの健全性」の一部のメンバーでフィリピン調査に行ってきました。ということで、この文章を書いているのは帰国後になります。

▪︎私たちのプロジェクトの調査対象地域は、フィリピンの首都マニラから40kmほど南にあります。具体的にいうと、ラグナ湖というフィリピンで一番大きな湖に流入するシラン・サンタローザ川流域が調査地域になります。ラグナ湖には24の流域がありますが、シラン・サンタローザ川流域、そのうちの1つの小さな流域になります。流域の広さは約120㎢程度ですが、ラグナ湖周辺の地域には人口が集中しています。流域内には、カビテ州のシラン町(マニシパル)、ラグナ州ビニャン市(シティ)、カブヤオ市、サンタローザ市が含まれています。そのうちのシラン町とサンタローザ市が私たちの調査地の中心になります。

▪︎2日目の午前中は、まずはシラン町の役場を表敬訪問することになりました。開発、健康、環境、農業といった部門の部長さんたちに、私たちの研究プロジェクトの紹介をしたあと、町長さんとも懇談をさせていただきました。今後、調査にあたっていろいろご協力とご支援をいただけることになりました。写真は、記念写真です。複数のカメラやスマホで一度に撮ったものですから、皆さんの視線はあちこちに向いています。後列、左から3人目の方が町長さんです。日本で町長というと年配の男性を連想しますが、シラン町長は若い女性です。フィリピン社会では、多くの女性が政治家や議員になるとともに、様々な組織の管理職等に女性が採用されていることで有名です。こちらのシラン町役場のばあいもそのようです。

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20151031philippine3.jpg▪︎午後は、シラン町にあるカルメンというバランガイ(日本でいうところの自治会)を訪問し、聞き取り調査をしました。ここで、カルメン村の話しを進める前に、少し、地理的なことについて説明しておこうと思います。(本文続きます)
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フィリピン調査(1)

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▪︎10月26日から30日まで5日間、総合地球環境学研究所のプロジエクト「生物多様性が駆動する栄養循環と流域圏社会─生態システムの健全性」の一部のメンバーでフィリピン調査に行ってきました。ということで、この文章を書いているのは帰国後になります。

▪︎26日は、フィリピンのマニラ空港に到着したあと、高層道路でカランバという街に移動しました。この街にあるリゾートホテルに4泊して調査をすることになりました。調査にあたっては、フィリピン側のカウンターパートである「LLDA(Laguna Lake Development Authority)」のスタッフの皆さんの強力なサポートをいただいています。ホテルにチェックインしたあとは、街中のフィリピンレストランで夕食とミーティングということになりました。お店には、LLDAのAdelina SANTOS-BORJAさんが案内してくださいました(青い服の女性)。お店では、トップの写真の料理をいただきました。すごい迫力ですね。これは、ブラロというフィリピン料理です。牛の骨付きすね肉と野菜を一緒に煮込んだものです。こんな牛肉の塊をみたことがないので、驚きました。

▪︎食事のあとは、今回の調査に関するミーティングでした。今回の調査の目的は、昨年訪問したカルメンという集落(バランガイ)で聞き取り調査を行うと同時に、ラグナ湖に流入するサンタタローザ市とシラン町を流れる河川を視察することにありました。もう少し詳しいことについては、後に続くエントリーで説明したいと思います。このミーティングでは、LLDAから、事前に依頼してあった調査レポートを提出していただくことができました。フィリピンに、強力なカウンターパートとしてLLDAの皆さんがいてくださることで、私たちの研究プロジェクトの調査もスムースに進めることができます。

▪︎ところで、冒頭にリゾートホテルと書きましたが、誤解があるといけないので、少し説明をしておきます。リゾートホテルとは書きましたが、とっても庶民的なホテルです。ここは宿泊するよりも、日帰りで楽しむ人の方が圧倒的に多いように感じました。皆さん、食べ物と飲み物持参でお越しになります。そして、水着を着て、温水プールを楽しんでおられます。施設には、バーベキューができる場所もあります。薪や燃料を持参すれば、焼き鳥や焼肉ができます。イメージとしては、ピクニックのできる市民プール…といういった感じの施設なのです。温水プールと書きました。じつは、このあたりは温泉が湧くのです。温水プールは、その温泉を使っています。同様の施設は、このリゾートホテルのように大きなものから、家族や仲間で楽しむ小さなものまで様々な種類があるようです。道路沿いでは、「private」と書いた板を持った客引きの人たちが、たくさん立っていました。

明日からフィリピン

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▪︎今日は、老母を見舞いにいきました。リハビリのために介護老人保健施設に入所しています。妻や妹と一緒です。「早く自宅に戻りたい…」という気持ちはわかりますが、きちんとリハビリをして筋力を取り戻さねば、転倒等の事故が起きてしまいます。私たちが到着すると、待ってましたとばかりにいろいろ不満をいうので、私としては気持ち的に疲れ果ててしまいました。まあ、老いとは、介護とはこんなものなんだろうな…と思いました。

▪︎母を見舞ったあとは、母の自宅に行き、家のなかに風を通すことにしました。少し、家の中も整理しました。風を通しているあいだ、庭に出てみました。この家は、私が結婚してから両親が建てた家なので、私にはあまり思い入れがありません。庭には、両親が無計画に樹を植えました。今年は、毎年来てくれる庭師さんが、思い切った剪定をしてくださってので、柿の木の実についてはこれだけです。おそらく、鳥の餌になるな…。去年は豊作で、干し柿を作ったんですけどね〜。

▪︎さて、明日からしばらく日本を留守にします。金曜日までの4泊5日ですが、フィリピンのバエ湖(ラグナ湖)の東のエリア、シラン市、サンタローサ市を流れる流域の調査にいってきます。総合地球環境学研究所の研究プロジェクト「生物多様性が駆動する栄養循環と流域圏社会─生態システムの健全性」の調査です。流域のなかにある農村で聞き取り調査を行うと同時に、流域上流部の視察を行います。現地では、デング熱が発生しているらしく、研究プロジェクトのリーダーからは長袖を必ず着用するようにとの指令が出ています。虫除けスプレーも必携です。私、蚊に好かれるタイプなのもので心配です…。

「ほぼ日手帳2016」


▪︎来年の手帳が決まりました。「ほぼ日手帳」の「カズン」です。今年も「カズン」だったのですが、この手帳の機能を使い切ることができないまま…ここまで時間が経過してしまいました。来年こそ!!…なのです。

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