冬眠から目覚めたクサガメ
■暦の「啓蟄」も過ぎ去り本当に暖かくなってきました。ということで、段ボールで囲んで暗くして冬眠しもらっていた亀たちにも、起きてもらうことにしました。
■うちは土の中ではなくて、水槽がわりに使っているコンテナの中に水をはり、その中で冬眠してもらっています。冬の間、新陳代謝を最大限落として、足・尻尾・頭を甲羅の中に引っ込めて、コンテナの水の中でじっとしています。一冬、水を換えていませんが、それほど汚れていません。冬眠している間は餌を食べませんし、排泄物も出ていないからでしょう。そのかわり、びっくりすることがありました。卵が1つ、コンテナの中に転がっていたのです。
■うちの3匹の亀は、一番小さいのが一郎、次に大きなのが二郎、一番大きいのが三郎と名前をつけています。生まれた時期は同じなんですが、一郎は病気がちで、餌を食べるのも下手くそ、あまり成長できていません。ということで、一郎が卵を産んだとは考えにくいわけです。おそらく二郎か三郎がメスなんですかね。一応、性別を確認したはずなんですが…。困りました、名前を変えないといけません。二郎と三郎、どっちがメスなんだろう。で、卵だけど、どうしたものかな〜。無精卵は腐っていくそうです…埋めるしかありませんね。
『もんぺおばさんの田舎料理帖』
■昨年の6月に訪問した「気まぐれ朝市」を主宰されている中井 あけみさんが、『もんぺおばさんの田舎料理帖』を出版されました。昨日、自宅に届きました。帯に「食べることは楽しい。作ることはもっと楽しい!」とあります。作ってみたくなります。調味料、郷土料理、野菜料理、主菜料理、塩糀料理、ご飯、甘味、パン、それからつながり飯(お友達のレシピ)と美味しそうなレシピが続きます。お料理の写真は、Kyoko Hashimotoさんという方です。柔らかい自然な光の中で、中井さんのお料理が素敵に浮かび上がってきます。最後は、もんぺおばさんの春夏秋冬。中井さんのお仲間との1年を通じての楽しい活動の様子がよくわかります。いいですね〜。出版社は能見社さん。長浜市の賤ヶ岳の麓にある「丘峰喫茶店」というお店の中にあるのかな。
■このことをfacebookで投稿したところ、中井さんご本人からコメントをいただきました。
ありがとうございます。。応援隊の皆さんのパワーがいっぱい詰まった本です。身近な材料で簡単に作れる物ばかり(野菜)ですのでぜひ料理の友にしていただければうれしいです。
■ そうなんです、中井さんには、中井さんのことを応援される方達、中井さんのファンの皆さんが大勢いらっしゃいます。その応援隊のパワーもすごいのですが、そのような応援隊の皆さんを惹きつける中井さんのパワーもすごいと思っています。
【関連投稿】■以下のタイトルにある「シスターフッド」が大切なキーワードかなと思います。
『気まぐれ朝市』とシスターフッド
ヨーヨー・マとスティング
■世界的なチェリストであるヨーヨー・マさんが、ワシントンDCのソビエト大使館前でウクライナ侵攻に抗議するためでしょうか、チェロの演奏しています。おそらくお手製でしょう、道路標識も立てています。そこには、「Zelensky Way」ゼレンスキー通りと書いてあります。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の名前かな。音楽家としてできることを、静かに実践されているのです。
Yo-Yo Ma, along with Emanuel Ax and Leonidas Kavakos, begins his performance at Washington’s Kennedy Center with a performance of Ukraine’s national anthem. A full, standing house. pic.twitter.com/m1shyLzY4Z
— Julia Ioffe (@juliaioffe) March 8, 2022
■こちらもヨーヨー・マさん。ピアノトリオの演奏会のようです。ウクライナの国家を演奏されています。聴衆は全員起立して、国家を聴きながら、ウクライナの人々に想いを寄せて居られているようです。
■こちらはミュージシャンのスティングさん。ポーランドとの国境にある倉庫に、人道的支援として医薬品を送る運動「ヘルプ・ウクライナ」のために、長らく歌っていなかった“Russians”を歌っています。元々は、1985年の初ソロ・アルバム『The Dream of the Blue Turtles』の中に収められている曲のようです。米ソの冷戦を批判する歌詞になっています。長らく歌っていたなかったのは、その後ソ連は崩壊し、東西の冷戦が終李、歌う必要が無くなったからです。この歌を、今、もう一度歌わねばならない、スティングさんはそう思われたのでしょう。
脇田ゼミ2期生の松葉くんのこと
■脇田ゼミ2期生(2007年春卒業)の松葉くんのfacebookの投稿です。松葉くんは、現在、奈良県の吉野町役場の職員として頑張っておられます。たしか民間企業から地方公務員に転職されたように記憶しています。この学年は、教員も含めて公務員になる人が多くい学年でした。確か、19人いたゼミ生のうちの中7人が公務員でした。1人は国税庁、1人は小学校教員、残りの5人が地方公務員でした。みんな、今年で38歳になるのかな。もうじき皆さんは40歳になるのですね。それぞれの職場で、中堅として頑張っておられるのでしょう。松葉くんの場合は吉野町役場で町の活性化に取り組んでいます。ご自身の仕事に、とってもやりがいを感じているようです。
■さて、松葉くんの投稿ですが、3月10日の夕方、読売テレビの「かんさい情報ネットten」の人気コーナー「アナタの味方!お役に立ちます!」に登場され、お笑いタレントの浅越ゴエさんと一緒に、吉野町の素敵なところをPRされるするようです。皆さん、ぜひ視てあげてください。「アナタの味方!お役に立ちます!」は、臨時ニュースがない限り、18時20分頃からの予定だそうです。
「古屋六斎念仏踊りオンライン稽古」
■滋賀県高島市朽木の古屋の六斎念仏踊り、担い手の高齢化により途絶えてしまったのですが、外部の皆さんの力もあって復活することになりました。詳しくは、このブログに投稿した「朽木古屋『六斎念仏踊り』の復活」をお読みいただければと思います。ただ、その後、コロナ感染拡大の中でこの念仏踊りを受け継ぐ活動はどうなっているのかな…と少し心配していました。昨日は、関係者の皆さんがfacebookに投稿された記事で、こうやってオンラインでお稽古をされていたことを知りました。感動しました。コロナ禍においても、こうやって頑張ってくださっていたのですね。ありがとうございます。
映像詩 里山 命をめぐる水辺」
2004年に放映された「映像詩 里山 命をめぐる水辺」を久しぶりにみた。18年前か。来年度後期の留学生の皆さんとの授業で鑑賞してみようかな。
https://t.co/nHykdKIosz— 脇田健一 (@wakkyken) March 8, 2022
■高島市の針江にお住まいのfacebookのお友達から情報をいただきました。ありがとうございました。有名なHHKスペシャル「映像誌 里山 命をめぐる水辺」が放映されました。もちろん録画いたしました。たしか、写真家・今森光彦さんがハイビジョンカメラで撮影された作品です。放映されたのは、2004年ですかね。私が龍谷大学に赴任した年です。懐かしいです。
■人間の視点からだけでなく、水中に生息する生き物の視点からも撮影されています。様々な生き物がこの水辺環境でどのように命を育んでいるのか、生き物の側から人間の世界がどう捉えられているのか、そのようなこともわかるように工夫されています。来年度の後期には、留学生対象の授業を担当することになっています。その授業の中で、この作品を鑑賞してみようかなと思っています。この作品、DVDやBlu-rayにもなっていることも知りました。
ヨーグルト
■滋賀県大津市に転居し、しばらくしてから、「生活協同組合コープしが 」で買い物をするようになりました。その時から、このコープのヨーグルトを買って、毎朝食べるようになりました。
■大学を卒業して、大学院に進学したあたりから、酒をよく飲むようになりました。腸に良くないです。しかも、元々、ストレスが腸に影響することもあり、ずっとお腹に悩んできました。いつも、「困ったお腹やな…」とため息をつきながら悩んできました。そう、緩いのです…。しかし、このヨーグルをしっかり食べるようになると、少しずつ、お腹の調子が変化してきました。
■毎朝、結構な量を食べます。コープのヨーグルトは、このプラスチックのケースに450g入っていますが、毎朝1/3以上1/2未満程度の量をいただきます。このヨーグルトにやはりコープの「オーツ麦たっぷりのフルーツグラノーラ」というシリアルを加えて、さらにバナナも1本も。そして少しだけ、ジャムを加えます。こんな感じでヨーグルトを食べ続けていると、すっかりお腹の調子も良くなりました。子どもの時のように。おそらく、腸内フローラが改善したのですね。よくわかりませんが、ビフィズス菌はBB-12というやつらしいです。生きて腸まで届くらしいです(ほんまかいな…)。
旧名鉄美濃駅の510系
■鉄道が好きです。でも好きかな…と思ったのは、ずいぶん歳をとってからでした。少年の頃から鉄道に夢中になっていると、知識も豊富な鉄道ファンになっているのでしょうが、私の場合はそうではありません。プチ鉄道ファンでしかないわけですが、facebookの中に、そのような私でも仲間に入れてくださる鉄道ファンのグループがあります。そこに参加して、本物の鉄道ファンの皆さんに、いろいろ教えていただいています。先日も、NHKで「10分で巡る にっぽんの廃線」という番組があることを教えてもらいました。
■さっそく、番組を拝見したところ、その回は東北・北陸編で、「名鉄岐阜市内線」が取り上げられていました。短い時間ですが、そのスタイルと色に強く惹かれてしまいました。この名鉄510系は、もともと美濃電気軌道(美濃電)が1926年に新製した半鋼製四軸ボギー車です。知らなかったのですが、ボギー車とは、電車の台車が、車体とは独立してある程度回転できる仕組みになっていることをいうようです。で、運転席が丸くなっているデザインがなんともいえず素敵です。大正時代に流行したデザインのようです。
■その後、NHKBSプレミアムの「六角精児の呑み鉄本線・日本旅『春・九頭竜線・長良川鉄道を呑む!』」を録画してみました。すると、なんとなんと、名鉄510系が登場していました。旧名鉄美濃駅に保存されている電車です。最近、ずっとこの古い電車の美しさ魅了されています。コロナがちょっとましになったら、旧名鉄美濃駅まて行ってこようかな、いや行きたいな…と思っているところです。ところで、この番組のナレーターは、壇蜜さんですね。はやく昔のように元気になって欲しいです。
(wikipedia commonsより)
「コロナに負けない地域×ICT事例コンテスト」入賞のお知らせ
■12月9日にデジタルを活用した地域課題解決事例選「コロナに負けない地域×ICT事例コンテスト」という投稿をいたしました。知り合いのNさんが、LINEを使って、PTAの活動や自治会の活動をうまく運営されていたので、このコンテストのことをNさんにお話しししたところ、応募してみるということになりました。今回は、その結果をNさんが知らせてくださいました。まずは、こちらをご覧いただけばと思います。2次審査に残った15件のうち、10件が受賞となったそうですが、そのうちの1件です。Nさんたちの取り組みが一番最初に紹介されています。以下が、その紹介です。
大津市立膳所小学校PTAでは、令和元年度までは毎月小学校に集まって役員等による会議を開催していたところ、コロナの拡大によって学校に集まることが困難となり、各種行事も中止となってしまいました。
そこで、連絡や情報共有、意思決定について、原則LINEグループを使って行うことに。学校や保護者との様々な試行錯誤を経て、運営方法をブラッシュアップしていきました。この試みによって、時間や場所に縛られない役員等の意見交換が可能となり、PTAの意思決定のプロセスも可視化されるようになりました。
審査員のコメント
関係者の間で使い慣れているツールをうまく活用している点がポイントだと思いました。会則の整理など、デジタルを前提にした様々な改革ができた点も素晴らしく、PTAという滋賀県全域にある組織の取組みとして、今後の普及が見込まれます。
■審査員の方のコメントにもありますが、LINEという関係者の間で使い慣れているツールをうまく活用している点がとってもスマートです。かっこいいです。何か特別なことを行うのではなくて、誰にでも入手できるアプリを使って、自分たちの地域の課題を解決していくという点が素晴らしいです。Nさんにコンテストのことを勧めたのは私ですが、今度は逆に、Nさんから刺激をいただきました。ありがとうございました。
ヘルシンキのロシア大使館の前で歌われている「フィンランディア」
Finnish demonstrators singing today at Russian Embassy in Helsinki, a patriotic Finlandia Hymn that was written during a russification period of Finland by Jean Sibelius at the beginning of the 20th century. Finland is changed in lyrics to Ukraine. Leaded by the @YLChoir pic.twitter.com/eMMXuNUFYo
— Hanna Mahlamäki (@HannaMahlamaki) March 1, 2022
■フィンランドにお住まいの日本人の方と、SNSでちょっとやりとりをしました。フィンランドもロシアの隣国で、ロシアに脅かされています。フィンランドの状況を知ろうとツイッターを見ていたら、以下のツイートがありました。
■フィンランドの首都ヘルシンキにあるロシア大使館の前で歌われているシベリウスの「フィンランディア」。歌詞の冒頭の「Oi, Suomi」(おお、フィンランド国民)のところと、最後の「synnyinmaa」(祖国)のところが、「ウクライナ」に替えて歌われているようです。意味は、こんな感じになるのかな。ウクライナに早く夜明けが来ますように。歌っているのは、ヘルシンキ大学男性合唱団(YL Male Voice Choir)。
ウクライナの皆さん
あなたの日は近づいている
夜の脅威は既に消え去り
そして輝いた朝にヒバリは歌う
それはまるで天空の音楽のよう
夜の支配に朝の光が既に勝ち
あなたの夜明けが来る ウクライナよ