入澤崇学長の最終講義

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▪️昨日は、午前中は毎月1回のクリニック。HbA1cは5.6、血糖値はやや高めの104でしたが、正常の範囲に収まっているのでひと安心です。午後は、龍大大宮キャンパスに移動。入澤崇学長の最終講義が、大宮キャンパスの講堂で行われました。タイトルは、「仏教の流伝」。

▪️大学教員としてのお仕事は今年度までですが、来年度もう1年学長をお勤めになります。入澤先生とは仕事以外で深いお付き合いをさせていただいたわけではありませんが、こんな思い出があります。研究科で協定を締結した中国の大学から、教員の皆さんがお越しになり、西本願寺の見学とともに、国の重要文化財になっている大宮キャンパスも見学させていただきました。その時、入澤先生は自らガイドとなって案内をしてくださったのです。その時は、学部長をされていたかな。「ああ、なんて親切な方なんだ〜」と思った記憶があります。

▪️それからもうひとつ。私の大学院時代(関西学院大学大学院社会学研究科)の指導教授である領家穰先生と入澤先生のお父様が戦友仲間なんです。領家先生は、私が龍谷大学に勤務することになったということをお知りになった時、「龍大やったら、たかしちゃんがおるやろ」と言われました。「は?たかしちゃん…ですか?」という感じでしたが、それが入澤先生のことだったんです。ご家族同士の交流があったようで、幼い頃から入澤先生のことを領家先生はよくご存知だったのですね。

▪️入澤先生の最終講義の後は、龍谷ミュージアムの「シリーズ展・仏教の思想と文化—インドから日本へ—『ほとけにしたがう仲間たち 眷属』を観覧してきました。入澤先生の最終講義「仏教の流伝」とも重なる内容でした。仏教が伝わった地域の文化と融合して、少しずつアジアに拡大していったこと。勉強になりました。龍大関係者は無料です。龍大関係者ではない方達も含めて、ぜひ龍谷ミュージアムにお越しください
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念誓寺(和歌山県和歌山市)

▪️新聞で和歌山県和歌山市にある念誓寺が紹介されていました。浄土真宗本願寺派のお寺です。前住職は龍谷大学文学部で教員をされていた岡亮二先生。『親鸞の信と念仏』(永田文昌堂, 1977)、『親鸞の念仏思想』(永田文昌堂, 1987)、『教行信証口述50講 : 親鸞のこころをたずねて』(教育新潮社, 1993)、『なぜいま念仏か : 岡亮二教授還暦記念講話集』(永田文昌堂, 1993)、『親鸞の教えと現代』(永田文昌堂, 1995)、『『教行信証』「行巻」の研究 : 第十七願の行の解明』(永田文昌堂, 1996)、『「教行信証」に問う』(永田文昌堂, 2001)、『親鸞の念仏』(法蔵館, 2005)、『真宗のいろは』(永田文昌堂, 2009)、『浄土教の十念思想』(法藏館, 2013)等の研究書を著しておられます。ただ、岡先生は、2007年に73歳でお亡くなりになっています。私が龍谷大学に勤務するようになったのが2004年ですから、その前に岡先生は定年退職されていることになります。

▪️この新聞記事は、ユニークな建築物を紹介するコラムのようですが、今回はたまたまコラムを読んでとてもこのお寺のことがとても気になりました。念誓寺は室町時代に開基した古い歴史を持つお寺ですが、お寺を建て替える際に「もっと簡素に、もっと簡素に」というのが岡先生のお考えだったようです。それはなぜか、現住職の岡京子さんは、以下のように語っておられます。

門徒が車座になって念仏を唱え、親鸞聖人の教えを聞く。元龍谷大学教授で浄土真宗の根本聖典「教行信証」に関する著書もある亮二さんは、そんな信仰の場の原風景をイメージしたのかもしれない

大学で若い人に接する機会も多かったので、若い人になじんでもらわなければと考えたのでしょう

▪️「もっと簡素に、もっと簡素に」。華美な装飾や、私が時々仏教に限らず宗教の世界の中に感じる権威主義的な構造を極力拝した、「信仰の核心」を表現するかのような建築空間、とても大切だなと共感しました。もうお亡くなりになっていますから、岡先生から直接お話を伺うことはできませんが、もし自分が最期にお世話になるのならば、このような仏教に対する考え方や思想が表現されているお寺であってほしいなと思いました。お寺は、日常的に人が集まってくる場所であるべきだと思っています。人が集まりやすい雰囲気を作っていくこと、そこにはそのお寺の思想が表現されているわけですから、とても大切なことなのだと思います。もっとも、代々大切に受け継がれてきたお寺だと「そんなことを言われても…」ということなんでしょうが。

▪️記事では建物が以下のように説明されています。「境内入り口から正面に本堂棟が立つ。高さ10㍍近い白壁に、軒瓦をストライプ状に埋め込んだ。四角く切り取られた部分は右手に本堂、左手に手洗い所があるホール。この空間を貫いて、視線は裏口まで一直線」。現代的な建物です。四角く切り取られた向こうには、タイサンボクが植えられています。暖かくなったら、和歌山市にある「和歌山市立有吉佐和子記念館」を訪問する予定にしているのですが、あわせてこちらの念誓寺も訪問させていただきたいと思います。

【追記】▪️この念誓寺の記事に関してfacebookに投稿したところ、親しくさせていただいている西正寺(尼崎)のご住職である中平了悟さんからコメントをいただきました。岡先生は、中平さんの恩師であり、学部と修士時代の指導教授だったとお知らせくださいました。岡先生は、どのような方だったのでしょうね。中平さんに伺ってみたいなと思います。

「くらべてみた 浄土の教え」

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▪️おお!! このイベントの講師のうち、井上さんは社会学部の同僚、岩田さんは念仏に関するちょっとしたワークショップで知り合いになりました。これ、ぜひ参加したいと思います。できれば、神戸まで行きたいのですが、当日は、大学の評議会があります。これ、出席することが義務付けられています。評議会が終わって神戸にいくこともできるかもしれませんが、評議会の終了時間、いつになるのかわかりません。仕方ありません、オンラインで参加します。

▪️この講座に関連していえば、大学でこういった「仏教初心者講座」をやっていただきたいんですよね。学生、教職員、全ての龍大関係者を対象にした講座です。もし実現するとすれば、宗教部にお願いすることになるのでしょうか。

龍谷ミュージアム「みちのくいとしい仏たち」

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▪️深草キャンパス新校舎の起工式に出席した後、龍谷ミュージアム秋季特別展「みちのくいとしい仏たち」を観覧いたしました。ミュージアムの中では、平日であるにもかかわらず、多くの皆さんが大変熱心に観覧されていました。この秋季特別展のタイトルにある「いとしい」(あるいは、今風に言えば「かわいい」)の向こうにある、厳しい自然の中に顕われる神や仏の存在、そしてその神や仏に対する信仰の深さ、そのことをしっかり感じ取れました。かつて岩手県に6年暮らしていた経験も少し役に立っていたかと思います。

▪️ミュージアムにはシアターがあります。そこで、今回の展覧会と関連する動画を拝見しました。山で林業の仕事をする方達、海で漁業に取り組む漁師の皆さんにとって、神や仏は自分たちを見守ってくれるすごく身近な存在として感じられていることがわかりました。生活や生業の文脈の中に神や仏がしっかり自然に根付いている、そのように感じられました。龍谷大学教職員・学生の皆さんは観覧料は無料です。一般の皆様も、ぜひご覧ください。素敵な展覧会です。

▪️ミュージアムあとは、大宮キャンパスの世界仏教文化センターのオフィスへ。仕事です。この後は自宅に戻り、オンラインで評議会に参加しました。

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深草スゝハキ町地蔵尊

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▪️今日は深草キャンパスで新校舎の起工式に出席しました。社会学部は2025年度に深草に移転しますが、社会学部がお世話になる校舎も新たに建設されます。いただいた資料に図面がありました。「こういう感じになってしまうのか…」というのが率直な感想なのですが、仕方がありませんね。その後は、龍谷ミュージアムに向かいました。その途中「深草スゝハキ町地蔵尊」へ、ちょっと寄り道しました。左端の方、お地蔵さんが増えて入りきれなくなったので、屋根を増築されたのでしょう。これだけたくさんのお地蔵様、この中には、例えば工事の際に地中からあらわれたお地蔵様もおられるのでしょうね。お地蔵様たちは、いつもきちんとお世話されています。

親鸞聖人生誕850年記念企画展(第91回企画展) 「近江堅田 本福寺」

▪️大津市歴史博物館の学芸員・高橋大樹さんのFacebookへの投稿です。公開されていましたので、このブログでもシェアさせていただこうと思います。高橋さんのご投稿からはすごく伝わってくるものがありました。お読みください。また、この投稿に中で述べられている企画展にもお越しください。

親鸞聖人生誕850年記念企画展(第91回企画展)近江堅田 本福寺」(開催期間 令和5年(2023年)10月7日(土曜)から11月19日(日曜)まで)

龍谷ミュージアム 秋季特別展「みちのく いとしい仏たち」

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▪️龍谷ミュージアムの秋季特別展「みちのく いとしい仏たち」の情報です。以下は、この特別展の公式サイトからの転載です。

江戸時代、全国の寺院では、上方や江戸で造られた金色に輝く立派な仏像が、ご本尊として安置されました。一方、小さなお堂や祠、民家の仏壇や神棚などには、その土地の大工さんやお坊さんたちの手による、素朴でユニークな仏像・神像がまつられ、人々に大切に護られてきました。この展覧会では、青森・岩手・秋田の3県に伝わった約130点の仏像・神像をご紹介します。

みちのくの厳しい風土の中、人々の暮らしにそっと寄り添ってきた、やさしく、いとしい仏たちの、魅力あふれる造形をご覧ください。

▪️こちらは、チラシです。クリックしてご覧ください

「真宗と聖徳太子」(龍谷ミュージアム)・「親鸞 生涯と名宝」(京都国立博物館)

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■昨日、住んでいる大津市は市会議員選挙でした。投票所まで歩いたのですが、せっかくだからと、投票を済ませたあとも次の駅まで歩くことにしました。距離は約4kmで、234kcalを消費しました。投票とウォーキングを済ませた後は、京都の龍谷ミュージアムと京都国立博物館へ移動しました。

■今年は、親鸞聖人御誕生850周年・立教開宗850年の記念の年ということもあり、両方の博物館ともな親鸞聖人に関係する展覧会を開催しています。JR京都駅から龍谷ミュージアムまではもちろんのことなんですが、龍谷ミュージアムから京都国立博物館までも歩きました。2つの博物館の間は約2kmです。大した距離ではありませんね。120kcal消費しました。でも、昨日は、自宅からの行き帰りも含めて全体では8kmは歩いているかなと思います。

■2004年に龍谷大学に勤務してから、浄土真宗のことを「自分なりに」の限定付ではありますが勉強をしてきました。その勉強が今日は少し役に立ちました。音声解説を元に観覧しましたが、本物の歴史史料を拝見できて大変勉強になりました。図録も2冊、きちんと購入しました。もっとも、帰宅時のリュックがとても重くなってしまいました。

同窓会と長命寺参拝

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■昨日は、母校、関西学院大学の同窓会滋賀支部の新年会でした。新年会の宴会の前に、同窓の皆さんと一緒に長命寺さんに参拝しました。こちら長命寺のご住職は、関学経済学部(昭和51年卒)の同窓生です。副住職の息子さんも文学部卒です。中世史を勉強されていたそうです。昨日は本堂の内陣までご案内いただき、千手観音を直接拝ませていただきました。観音様、とても優しいお顔をされていました。
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■ところで、長命寺のある長命寺山の麓から境内まで808段の階段が続きます。けっこう大変でした。最初は、石段もきちんと積まれて整備されていましたが、途中から時間の経過を感じられるような佇まいになり、石段を登るのも足元に十分に気をつけながらいけなくなってきました。さすが古刹ですね。若い人たちには、なんともない石段でも、還暦を超えるとそういうわけにもいきません。この石段を登って参拝することを続けると、こちらのお寺の名前の通り長生きをしそうな気がします。今日は「膝が笑う」ことはありませんでしたが、喜んではいました。もっとも、今ではこの石段とは別に車で参拝できるように道路も整備されています。

■境内からは、南湖の一部を眺めることができました。こちらの本堂で祀られている仏様は千手観音です。千手観音の浄土(補陀落山:ふだらくせん というようですが)は、南の方角にあるそうで、千手観音も南に向いて立っておられました。境内からは、野洲市の田園風景が見えてきました。その境内に、「琵琶湖周航の歌」の6番の歌詞を刻んだ石碑が置かれていました。歌詞の中では西国十番となっていますが、本当は西国三十一番なんです。三十一番だと歌詞としてメロディの中に収まらないので、こんなことになっているようです

西国十番 長命寺
汚れの現世(うつしよ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕がん
語れ我が友 熱き心」

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20230110dosokai3.jpg■近江八幡市にある長命寺に参拝した後、市内のホテルで会食なりました。今日の出席者は25名。私はちょうどその真ん中あたりの年齢になります。一番年齢が上の先輩は80歳、一番若い後輩は29歳。どうしても同窓会の活動は年齢が上の方達が多くなる傾向にあると思いますが、29歳の方が参加されたことは嬉しいことですね。最後は、校歌「空の翼」を歌って閉会となりました。次は、秋の滋賀支部の総会になります。

■滋賀支部の同窓会に参加して、まだ4年ほどでしょうか。大津に転居したのも2016年ですし、年齢はそれなりにいっていますが、こちらの同窓会では新参者でしょうか。年配の男性が中心になってはいますが、できればもっと女性会員や若い年代の方達についても参加者が増えてほしいなと思います。企画の方向性が年配の男性向けなのかもしれませんが、もっと若い年代の方達や女性の方達にもご参加いただけるような企画になればなあと思います。

【追記】▪️学生の皆さんには、龍谷大学同窓会にも、滋賀支部ができたことをお伝えしておこうと思います。もし、このブログをお読みの方の中に、滋賀県出身の龍大生の方がいらっしゃれば、卒業後は、ぜひ滋賀支部の行事にご参加ください。卒業後も、母校と繋がって年代を超えて同窓生の皆さんと交流しつつ、現役の学生の皆さんを応援していくことは大切なことだと思っています。皆さんの人生にとっても同窓会活動は大切な存在になるのではないかと思います。

煩悩とクリエイティビティ

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■龍谷大学の同窓会組織は、「校友会」と言います。その校友会が興味深い活動をされています。龍大の同窓会らしい取り組みだと思います。「煩悩とクリエイティビティ」というポッドキャストを使って情報発信をされているのです。ポッドキャストとは、インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する技術です。この「煩悩とクリエイティビティ」では、ゲストをお招きして、煩悩をキーワードについて語り合う…そのような感じの内容になっています。以下は、公式サイトに掲載されている説明です。

私たちの『小さな煩悩』を社会のための『大きな煩悩』へ。

「煩悩とクリエイティビティ」は、龍谷大学校友会が運営するリサーチユニット。 誰しもが抱える「煩悩」をキーワードに、大学の建学の精神である仏教の思想を生活者の視点から見つめなおし、これからの倫理や創造性について探求していきます。
2022年度は2種類の番組を配信。

●「ほどける仏教」
日々の暮らしのなかにある「小さな仏教」を発見し、見つめなおそうとする番組。長い歴史をもった仏教の思想の一端に触れることで、いまここを生きる私たちと仏教の関係をやさしくほどいてみたいと思います。

●「まみれる煩悩」
煩悩とクリエイティビティ研究員がゲストと共に、人間誰もが抱えるモヤモヤや煩悩にまみれながら語りあう番組。
「煩悩」にまつわる具体的なエピソードをもとに、煩悩と共に生きていくことについて考えます。

■みなさんも、ぜひお聞きください。こういったポッドキャストって、理事長をしている特定非営利活動法人「琵琶故知新」でも使えるなと思っています。やってみようかな…。

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