通勤時に花見ウォーキング

20250408sakura1.jpg20250408sakura2.jpg
20250408sakura3.jpg20250408sakura4.jpg
20250408sakura5.jpg20250408sakura6.jpg
20250408sakura7.jpg▪️今日は、地下鉄十条駅から、お花見をしながら大学まで歩きました。鴨川を渡り東に進みました。そして、インバウンドの観光客で大変混雑している伏見稲荷をちょっとだけかすめて、琵琶湖疏水沿いを北から南へ、いつもよりも少しだけ長く歩きました。まだ、汗をかくほどではありませんが、かなり暖かくなりましたね。

▪️大学の近くで、「稲荷の家 ほっこり」という古民家を利用した施設の前を通りました。1階が高齢者のための介護施設(通い・訪問・泊まり)で、2階が子育て支援の場のようです。サイトを拝見すると、「呼吸器や酸素、吸引や注入など 様々な医療的ケアの必要なお子さんとそのご家族のための居場所づくりを行っています」との説明がありました。こういう介護施設が地域の中にあると、安心できますね。

▪️深草キャンパスの界隈のことをあまり知りません。もう少し歩いてみないといけませんね。このあたりは、「ガチ中華」の店が多いことでも有名です。そのうちに、どこかに行ってみようと思います。

「トークイベント”TREP TRIPs vol.0”『龍大OGの先輩起業家に 聞いてみよう!』」

20250407takemura_yukina1.jpg
20250407takemura_yukina2.jpg20250407takemura_yukina3.jpg
▪️先週の金曜日、私が龍谷大学のすべての部屋の中で一番素敵だなと思っているREC深草の「創業支援ブース」で武村幸奈さんのトークイベントがあり、参加させていただきました。「トークイベント”TREP TRIPs vol.0”『龍大OGの先輩起業家に 聞いてみよう!』」です。

▪️武村さんは、龍谷大学政策学部の学生だったときに、株式会社「はたけのみかた」を起業されました。武村さんは、政策学部の深尾昌峰先生の授業から強い刺激を受け、また地域連携の活動に参加することのなかで知り合った有機農家を「笑顔にしたい」と考えるようになりました。有機農業の農産品は、市場と相性が悪いのです。安定的な販路がない…、そろそろ直売所を閉める時か…と悩んでおられた有機農家を「笑顔にするため」に、起業することにされたのです。未来に購買が続いていくもの、一時的な流行ではなく、何か文化を形成するような事業、誰かの困りごと解決するような事業に取り組もうと何度もビジネスプランを考え直されました。そして、4回生の秋に、「はたけのみかた」を起業して、赤ちゃんに有機野菜の離乳食を届ける事業に取り組まれるようになりました。

▪️自分の子どもに安心・安全な離乳食を食べさせたいけれど、それができない方達。自分自身の子どもに対する責任感を強く感じておられる方達。離乳食に手間をかけたいけれど、共働き等でそれができない方達。そのような方達を「笑顔にするため」に、通常では廃棄される規格外の有機野菜を農家から高値で買い取り、その野菜を原料に、不必要な添加物等を使わすせ、味付けはシンプルに塩だけにして、素材の味を活かした安心安全な離乳食を製造販売されたのです。武村さんは、会場の学生の皆さんに次のように語りかけました。ちっぽけな私。そんなちっぽけな私でも、たくさんの人とのつながりの中でも、目の前の困っている人たちを「笑顔にするため」に、大きな役割を担うことができるのだと言います。そのためには、心を動かし続けることが大切だとおっしゃっていました。

▪️そして、大学生だからこそできることがあるとも語っておられました。まず、大人(大学教員=周りにいる専門家)に聞くことができる。第一線で活躍する研究者が目の前にいるというのです。それが大学です。大学生には時間があります。トライ&エラーに時間を使うことができます。そして学びを即実践に活かせるのも大学生なのです。全力で遊び、いろんなところに行ってみる。素晴らしい仲間と出会える。大学は、起業するのに最高の場所なんだと。とても素敵なお話でした。

▪️私からも質問をさせていただきました。赤ちゃんは離乳食の段階をいつか終えるわけですが、その後、離乳食を食べなくなった段階で、有機農家と消費者の関係はどうなっていくのかという質問です。たくさんの有機農家と契約されているそうなので、子どもが成長した後も、市場に 出回らない、規格外の野菜を届ける事業もできるのかなと思ったのです。今は、離乳食で手一杯の様子でしたが、そのような事業にも展開されている意欲をお持ちのようでした。いろいろ武村さんの言葉が心に残りました。目の前の人のことを考える。顔を知っている人のことを考える。そこにニッチがある。誰かの困りごとをなんとかする。誰もやっていないから自分がやるしかない。

▪️政策学部からはたくさんの方達が起業されています。社会学部の学生の皆さんも、せっかく深草キャンパスで学ぶようになったのですから、こういった先輩たちから良い刺激を受け取ってほしいと思います。この日は、どういうわけか政策学部の学生さんは一人もおられませんでした。フロアから質問されたのは、文学部、経済学部といった他学部の学生さんたちでした。社会学部の学生さんについても…いなかったかな。これからですね。

▪️社会学部の瀬田キャンパスから深草キャンパスへの移転に伴い、深草キャンパスを「目まぐるしく変化する社会環境において社会科学の叡智を結集し新たな知や価値を創出するキャンパス」にしていくことが決まっています。キャンパス単位で、学部を超えた様々なレベルの交流が活発化して、創発的にさまざまな予想を超える動きが生まれてほしいです。この創業ブースは、そのような新たな展開の一翼を担うのではないかと思っています。

「基礎ゼミナール」のクラス会

20250403class_meeting.jpg▪️今日は、新入生が必修の「基礎ゼミナール」の「クラス会」が行われました。勤務する社会学部が、瀬田キャンパスから深草キャンパスに移転し、3学科体制から改組を行い1学科体制となり、カリキュラムも一新しました。そのカリキュラムのもとで、新入生全員が「基礎ゼミナール」に所属することになっています。今日は9時半から、その「クラス会」の前に、新校舎である慧光館の大講義室に全員が集まりました。まず、9時半から新しいカリキュラムの体系や資格課程についての説明が、教務主任や担当教員からありました。10時半からはいよいよ「クラス会」です。新入生が28クラスに分かれて、それぞれの担当教員のいる演習室へと移動しました。自己紹介等は、来週以降の授業で行うとして、今日は少しだけやりとりをしたあと、キャンパスツアーに出かけることにしました。

▪️RECの創業支援ブース、キャリアセンター、情報メディアセンター、教学部/教職センター、社会学部教務課、グローバル教育推進センター、ラーニングコモンズ、図書館、生協、学生部、保健管理センター、セブンイレブン、社会学部プロジェクトワークルーム…順番に回りました。創業支援ブース、キャリアセンター、社会学部教務課では、職務でお忙しい中職員さんが簡単な説明をしてくださいました。ありがとうございました。特に、創業支援ブースの野澤さんには特別にお世話になりました。大学の中には、学生の皆さんを支援するための様々な部署があることを知っていただけたかと思います。少しずつ大学に慣れていただくしかないのですが、キャンパス内をご自身でも「探検」していろんな「発見」があったらいいなと思っています。

▪️午後からは、社会学部の先輩たちが「新入生歓迎会」を催してくれました。私も最後までではないですが、参加させていただきました。私の基礎ゼミナールは、7割ほどの方達が参加して歓迎会のアトラクションでを楽しまれました。私も一緒に楽しみました。すぐに打ち解けた雰囲気になって、これからのゼミナールも楽しくできるのではないかと思います。最後は、ビンゴゲームだったようですが、「基礎ゼミナール」の担当者会議が開催されるため、途中が抜けさせていただきました。新入生と楽しい時間を共有できて有意義でした。

▪️「基礎ゼミナール」は新カリキュラムの新しい授業なので、予想外のこと、至急に対応しないといけないこと、そのようなことが発生するでしょう。また、授業を行いつつ気がついたことやアイデアについては、担当者間で共有して、この授業の運営をさらに良い方向に持っていかねばなりません。これからのこの授業の展開を楽しみにしています。私は定年退職まであと2年なので、今年の新入生の皆さんが卒業する時には、大学にはいません。少し寂しい気持ちもありますが、大学入学後の初年時の教育はとても大切なので、そんなこと言っていられません。

【追記】▪️教務課の職員さんとのやりとりで、「午前の学生を前にしての先生方の姿がとても生き生きとしていたのが印象的でした」、「先生が生き生きとすると学生さんも生き生きとしてるなぁと見ていて思いました」と語っておられました。その通りですね。教師は、学生に活かされているし、その気持ちは全ての人にではないけれど学生さんたちにも伝わるのだと思います。

年度がかわりました。

20250401ryudai_fukakusa.jpg▪️昨日は、2024年度最後の日で、辞令公布式でした。もちろん、私は出席しませんが、この年度末で退職される教職員の皆さんが出席されました。この辞令公布式のあと、何人かの知り合いの先生方にお会いしました。東門を入ったところで、経済学部の西垣泰幸先生にお会いしました。副学長をはじめとして大学の要職を勤められました。これからも龍谷大学の教職員により組織されている滋賀県人会でお会いすることになるのではないかと思います。

▪️私の研究室がある聞思館に、社会学部の高松智画先生と川中大輔先生がやってこられました。お2人は昨日で龍谷大学を退職するということで、新校舎を見学に来られたのです。高松先生は、定年退職までにはもう少し時間がありましたが、ご高齢のお母様のこと心配され、これからは実家でお母様とお暮らしになります。川中先生は、先生の母校である関西学院大学の人間福祉学部に移られます。川中先生と私とは親子ほど年齢の違うわけですが、ずいぶん仲良くさせていただきました。いろいろお話もさせていただきました。ありがとうございました。2025年度は、社会学部に非常勤講師としてやってこられます。4回生のゼミのご指導のためです。その時にも、またお話をさせていただければと思います。

▪️今日は、2025年度、新年度です。学長は、文学部の安藤徹先生が就任されました。副学長は、理事長をしているNPOのことでいろいろご相談に乗っていただいている政策学部の深尾昌峰先生が留任。あとは、いろいろ仏教に関して素人の質問をさせていただいてきた文学部の玉木興慈先生、誕生日が偶然にも同じ政策学部の村田和代先生、そして先端理工学部の岸本直之先生が就任されました。新しい体制で、大学の運営をリードしていただきたいと思います。

▪️キャンパスでは、すでに学生の皆さんが新歓の活動を始めておられました。明日2日は入学式、明後日3日は新入生が履修する基礎ゼミナールのクラス会が開催されます。これまでは3学科でしたが、新社会学部は総合社会学科1学科です。その中が、現代社会領域、文化・メディア領域、健康・スポーツ社会領域、現代福祉領域の4領域に別れています。ただし、学科ではなく、それぞれの領域の学生の皆さんが交流しながらそれぞれの学びを進めていきます。クラス会では、全領域の学生の皆さんが集まります。まずは、社会学部教務課から、3年生から始まるプロジェクトについて、社会調査士資格について、福祉関連の資格について、海外研修についてなど、大切なことに関して説明があります。そのあとは、クラスごとに分かれて、クラス会が開催されます。昨日は教務課から名簿が送られてきました。全員で19名。素敵なクラスになるように教員として頑張ろうと思います。クラス会のあとは、先輩たちが開催する新入生歓迎会。そして、そのあと、まだまだ続きます。基礎ゼミナールを担当する教員が集まり運営に関して会議を開催します。

▪️写真ですが、私の研究室からの風景です。新入生の入学を祝うかのように、良いタイミングで桜が咲いています。窓際には、研究室に潤いが欲しいなと思い、小さな観葉植物の鉢を置きました。その横は、携帯ラジオです。瀬田キャンパスではうまく聞こえませんでしたが、こちらの深草キャンパスではガンガン受信できます。弁当を食べながら、ラジオを聴いています。

【追記】
▪️研究室で、朝作った弁当で昼食を済ませたら、来客がありました。今日から、情報メディアセンターの部長に就任された岡田雄介さんと、高大連携推進室の課長に就任された齊藤明さんでした。新しい校舎を見学されているようでした。私の名前を見つけて、話をしに来てくださったのです。嬉しかったですね。せっかく同じキャンパスになったのだから、また呑みましょうという話になりました。

花に癒され出勤と素敵な報告

20250330mygarden1.jpg20250330mygarden2.jpg
20250330mygarden3.jpg20250330mygarden4.jpg
20250330mygarden5.jpg20250330coffee.jpg
▪️今日は日曜日ですが、出勤しました。引越しで取られた時間を取り戻そうと頑張っています。ということで、朝、少しだけ、庭の花を眺めて癒されました。上段左、ヒカゲツツジ。上段右、イカリソウ。冬の間に、昨年の枯れた葉を刈り取っていませんでした。春を迎え、慌てて枯れ葉を取り除いたら、一緒に花芽も少し刈り取ってしまったみたい…残念です。中段左、ヒメツルニチニチソウ。中段右、ヒマラヤユキノシタ。下段、スミレ。正確な品種、わかりません。栽培品種です。野生の小さな小さなスミレも、もうじき庭で咲き始めるはずです。

▪️こんなふうに書くと、庭が花でいっぱい…みたいな感じではありますが、そうではありません。ところどころで可愛らしい花を咲かせてくれています。でも、本当は庭中に花が咲いて欲しいです。特に、春は。まあ、それは定年退職後の楽しみにしておくことにします。それから、室内ですが、コーヒーの木を観葉植物として育てています。下段右、実がなったのですが、それが赤く熟してきました。どうしましょうかね。

▪️新しい研究室は、なかなか快適です。引っ越しも終わったし、仕事のペースをあげます集中していきます。大学の図書館にない書籍を滋賀県立図書館で探して借り出したりしています。『油脂石鹸洗剤工業史-最近10年の歩み-』(1981年)。なかなか興味深いですね。滋賀県立図書館には、また近々行かねばなりません。

▪️そんな中、素敵な報告がありました。私は2004年から龍谷大学社会学部で勤務しています。昨日は、最初のゼミの卒業生、脇田ゼミ1期生から連絡がありました。その卒業生は、卒業後すぐに結婚されました。この学年とは、過去に2〜3回、同窓会を開催したように記憶しています。今回の連絡の中身は、お子さんが、この春から龍谷大学に入学されるということでした。そのお子さんが、まだ赤ちゃんだった時に、私は抱っこしているのです。なんだか、感慨深いものがあります。時間が経つのは、本当にはやいです。

▪️ もう少し、今日のことを書いておきます。今日は研究室に入る時、私の研究室の前にある共用の洗い場の横の備え付けの大きなテーブルで、1人の学生さんが勉強されていました。お尋ねすると、法学部の学生さんとのこと。新しい校舎に、勉強するのに良い場所を見つけてられたようです。ここは、コンセントがあるのです。日曜日だと、人があまりいませんしね。私が帰宅する時も、まだ勉強をされていました。頑張っておられます。

▪️帰りは冷たい風が吹く中、JRの稲荷駅まで歩きました。駅のプラットホームで電車を待っていると、吹奏楽部の部員さんが向こうからやってこられました。コントラバスの主席奏者、4回生の方です。今まで瀬田キャンパスで練習だったとのこと。これから、京都駅の近くでアルバイトをして、晩遅く、遠くのご自宅まで帰宅されるのだそうです。慣れているとはいえ、大変ですね。

▪️勉強にしろ、課外活動にしろ、頑張っている学生さんと話ができて嬉しかったです。元気をいただきました。

研究室の整理

20250330my_office1.jpg20250330my_office2.jpg
▪️先週の金曜日で、とりあえず、今日で研究室の整理も終了。これからは、仕事に励みます。深草に引っ越しした当初、荷物が部屋から溢れていた状況をご覧になって、とても心配してくださった皆様。その節はありがとうございました。皆様から励ましをいただき、実質、3日でなんとか目処が経ちました。本当にありがとうございました。

▪️ごちゃごちゃしてはいますが、とりあえず整理はできました。ところで、デスク横の壁、なんだか間抜けな感じですよね。ここに滋賀県の地図を貼り付けようと思っています。自分の研究のフィールドですから。研究室の窓は北向きです。しかも小さい窓です。この窓から、道路を挟んで向こう側にあるキャンパスの校舎が見えています。ということで、景色はよくありません。この窓にも、何か観葉植物の鉢を1つほど置いてみようかなと思っています。

新校舎の竣工式

20250328ryukoku_fukakusa1.jpg20250328ryukoku_fukakusa2.jpg
20250328ryukoku_fukakusa4.jpg20250328ryukoku_fukakusa3.jpg
20250328ryukoku_fukakusa5.jpg▪️今日は、深草キャンパスに建設された3つの新校舎の竣工式でした。定年退職までの残り2年、新しい校舎のひとつ、聞思館(もんしかん)の研究室を使用させていただきます。そのようなこともあり、今回の竣工式に出席させていただきました。写真は、竣工式に先立ち、行われた記念植樹です。深草キャンパスのコンセプトは、「深草を森にする」です。この森には、いろんな意味が込められています。詳しくは、こちらをご覧ください

▪️竣工式の後は、道路を挟んで北と南に別れているキャンパスをつなぐ「結連橋」のテープカットが行われました。テープカットにあたっては、龍谷大学吹奏楽部が演奏を行なって先導されました。吹奏楽部、大学のために頑張っておられます。テープカットでは、吹奏楽部の演奏にあわせて、バトン・チアSPIRITSの皆さんが盛り上げてくださいました。

▪️テープカットの後は、慧光館の壁面に飾られた陶板の「混一疆理歴代国都之図」の除幕式が行われました。来賓の皆さんがそばでご覧になっていましたが、私たち教職員は遠くから眺めることになりました。ということで、午後にもう一度、しっかりとそばで拝見させていただきました。

20250328ryukoku_fukakusa8.jpg20250328ryukoku_fukakusa7.jpg
20250328ryukoku_fukakusa9.jpg20250328ryukoku_fukakusa10.jpg
▪️3つの新校舎、1つは自分の研究室のある聞思館、その横に建設されたのが慧光館(えこうかん)で、この2つの校舎は道路を挟んだメインキャンパスと「結連橋」(ゆいれんきょう)でも繋がっています。今日は、午後から、お隣の「慧光館」(えこうかん)を見学してきました。ここにある教室でも授業をするからです。この「慧光館」に入ってすぐに目についたのが、深草キャンパス Ryukoku Extension Center(REC京都)のオフィスです。オフィスの横の創業支援ブースがとてもかっこいい部屋に思えました。今の学生さんたちには、それぞれの未来を切り開いていくための手厚い支援があります。素敵なことだと思います。また、このような支援がなければ、大学としても評価されないでしょうね。せっかくの支援なのですから、ぜひ学生の皆さんには強い関心を持っていただきたいものです。そうそう、今日は、ひさしぶりに、RECの職員である野澤さんと並木さんにお会いすることができました。また、呑みに行きましょう。

▪️さて、私が授業をする教室は、この「慧光館」の3階になります。そして、メインキャンパスの3号館や4号館でも授業を行います。「慧光館」の5階だったと思いますが、素敵なテラスがありました。ちょっと不謹慎ですが、ここでビアガーデンが行われることを想像してしまいました。それぐらい気持ちの良い場所でした。新しいキャンパスに慣れるのにも少し時間がかかりそうです。まだまだ、いろいろと発見があります。私の研究室のある「聞思館」にも、新しい校舎を見学に来られる学生さんたちがちらほらおられます。気になりますよね。「聞思館」には、「大阪王将」と「Sugakiya」が入店されました。学生さんたちで賑わって欲しいです。ただ、4月3日には、新入生を連れて「キャンパスツアー」をしなくてはいけません。俄かの「キャンパスガイド」です。ということもあり、ちょっと、今日は予行演習をしました。

20250328ryukoku_fukakusa6.jpg
▪️慧光館の壁面に設置された、「混一疆理歴代国都之図」(こんいつきょりれきだいこくとのず)です。龍谷大学の至宝と言われる、現在世界最古の世界地図です。中の文字は劣化して読めなくなっていましたが、龍谷大学古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センターの岡田至弘先生(名誉教授)により復元されました。これは、その地図を陶板に焼き付けたものだと思います。龍谷大学の校友会(同窓組織)と各学部の同窓会が寄贈してくださいました。ありがとうございました。右下に日本列島が。その上には朝鮮半島が。真ん中んにドーンとあるのは中国です。左端にはアフリカ大陸も描かれています。詳しくは、こちらをお読みください

20250328ryukoku_fukakusa11.jpg▪️今年度は、最低週に4日はこの深草キャンパスにやってきます。JR稲荷駅から徒歩で、深草キャンパスまで歩きます。JRは伏見稲荷に向かうインバウンドの観光客が多く、めちゃ混みなんですが、仕方がありません。大学には東門から入り、本部のある紫英館の2階にあるメールボックスで郵便を受け取り、1階の社会学部教務課で用事を済ませて、この「結連橋」を渡って「聞思館」の2階から入り、4階の研究室に向かいます。それが、今考えている私の動線になります。

▪️通常は、JRで稲荷駅までいく予定ですが、たまには京都駅と深草キャンパスの間をウォーキングしてみようと思います。片道3km程度でしょうか。もし、往復歩くと、通勤で身体を鍛えられますね。でも、朝はできるだけ早く研究室に到着したいので、ウォーキングをするとしても、帰りだけにします。家族には「絶対に無理やわ」と言われていますが、早朝通勤に切り替えたいと思います。毎朝、弁当を作った上での、早朝通勤は大変かもしれませんが、頑張って見たいと思います。

龍谷大学 2024(令和6)年度 学位記、卒業証書・学位記授与式【10:30~ 先端理工学部、理工学部、理工学研究科、社会学部、社会学研究科、農学部、農学研究科】


▪️ 3月19日(水)10:30より、「滋賀ダイハツアリーナ」において先端理工学部、理工学部、理工学研究科、社会学部、社会学研究科、農学部、農学研究科の「学位記、卒業証書・学位記授与式」が行われました。私は、2024年度は特別研究員であったことから、卒業するゼミ生はいませんでした。ということで、この動画を拝見いたしました。そうなんですが、留年していたゼミ生が卒業することになりました。一緒に卒業するはずだったゼミの仲間や友人はいませんが、きちんと卒業式に出席したようです。

▪️ということで、私は、すべて荷物が深草キャンパスに運ばれた、瀬田キャンパスの元社会学部教務課の部屋で元ゼミ生を待ちました。そして、卒業証書・学位記を彼に手渡しました。数名いた職員の方たちが暖かい拍手でお祝いをしてくださいました。彼もとても喜んでいました。まずは、留年してしまったこの経験を反省的に人生の教訓にしていただきたいと思います。自分もそうですが、人の性格はおそらく生涯、あまり変化することはありません。ずるずる留年してしまった時の性格の「悪い傾向」が、これからの人生でまた現れたときに、そのことに自ら気がついて、きちんとコントロールできるようになってほしいと伝えました。また、「留年を認めてくださったご両親、特に、お父様を説得してくださったお母様に心を込めて感謝の気持ちを伝えてください」ということもお願いしました。

▪️ご卒業おめでとうございます。

JR奈良線

20250324nara_line1.jpg20250324nara_line2.jpg
▪️勤務先の龍谷大学社会学部が、大津市から京都市に移転しました。ということで、これからは奈良線をちょこっとだけ、「稲荷駅」まで利用します。先日は「お茶の京都トレイン」に乗ることができました。なかなか可愛らしい電車ですね。嬉しかったです。

▪️それはそうと、一昨日は、京都駅から普通に乗らなくてはいけないのに、間違って「みやこ路快速」に乗ってしまいました。「稲荷駅」を通り過ぎで、いつまでも停車しないので焦りました。結局、「六地蔵」まで乗ることになりました。これからは気をつけます。うっかりしていました。深草キャンパスには今までも何度も通っているのですが、こういうのって初めてでした。

引越しのこと

20250322hikkoshi1.jpg20250322hikkoshi2.jpg
20250322hikkoshi3.jpg20250322hikkoshi4.jpg

▪️昨日21日、そして本日は22日、両日とも大変でした。

▪️昨日、瀬田キャンパスから深草キャンパスに引っ越しの荷物が届けられていると思い、深草キャンパスに向かいました。すると、通勤途上、管理課の職員さんから、段ボール箱は全部研究室に入ったけれど、什器の類が入らないので、廃棄して欲しい…とのメールがスマホに入りました。ガーン…です。写真が、その様子を写したものです。職員さんが送ってくださいました。「大変な状況ですよ、早くなんとかしてください」という切実な気持ちが写真に表れているかのようでした。28日は竣工式なので、それまでになんとかしてもらいたいということなのでしょう。

▪️深草キャンパスに到着して、まずは深草の社会学部教務課に挨拶をして、研究部で鍵の交換(瀬田キャンパスの鍵と深草キャンパスの鍵の交換)、その後は、管理課に行って↑のメールの件で相談.職員さんと一緒に新しい研究室に行くと、ガーン…です。研究室の奥に、まずは100箱を超える大量の段ボール箱が、きちんと、ぎっしり積み重ねてあり、その手前にはソファーが。ソファーはこの段階で、廃棄が決定。そして研究室の外には、入りきれない什器の類がたくさん置かれていました。メンタル的に厳しいものがありました。普通の引越しだと、まず家具を配置して、それからダンボール箱を搬入するわけですが、見ての通り逆です。引越し業者さんにも言い分がありまして、ダンボール箱が無くなっても責任を取れないので、まずは先に入れた…ということのようです。

▪️ということで、頑張って、一箱ずつ荷解きを始めました.荷解きをしながら、心を鬼にして断捨離も始めました。時々、大学の教職員の皆さんが偶然通りかかって、この状況に驚いて、あわせえて笑っておられました(笑わんといて)。まあ、笑うしかありませんけど。引越しの作業をしているときに、「研究室の書架は1連7段って言ってましたが、6段の間違いでした」との連絡も入りした。これは大変です。瀬田キャンパスの研究室は、1連8段でした。ということで、かなり廃棄処分しました。ところが、7段ではなくて6段ということが判明したわけです。単純に計算すれば、10段分の書籍が入りきれなかったわけです。ということで、書籍が書架から溢れてしまっています。たくさんのダンボールの中には、そのような溢れた本が入ったものがたくさん含まれています。

▪️昨日は、お昼から消灯する20時の直前まで作業に取り組みました。今日は、10時半から20時まで。昨日は、えっ、20時でシャットアウトなのと驚きました。まだ竣工式の前なので、基本、工事の業者さんしか入っていないのですかね。それとも、研究室がある建物が体育館と繋がっているので、体育館の閉館のアナウンスなのかな。そのあたり、良くわかりません。まさか、20時までしか研究室が使用できないなんてことはないと思いますが。そもそも、昨日は引越しの様子だけ見て、別の仕事に向かう予定でした。ところが、写真が送られてきてそんなわけにもいかず、予定の仕事をキャンセルして、昼食抜きで作業に取り組みました。そのような私を気の毒に思ったのか、ふらりと様子を見にこられていた同僚の教員からは、チョコレートをいただきました。糖尿病なんですが…。でも、嬉しかったですよ。

▪️自分で言うのもなんですが、昨日と今日、「獅子奮迅・孤軍奮闘」の頑張りで、なんとか見通しを立てることができました。研究室の外には何もありません。廃棄される大量のものが置かれているだけです。ところで、研究室に入らないと外に置かれていたラック2台を研究室内に持ち込み、そこに資料の入ったダンボールを20箱、きれいに置くことができました。残念ながら3箱残りましたが、仕方がありません。これは床の上に積んでおきます。大量の調査資料、いつかはPDFファイルにするしかないのですが、定年退職までの2年間で少しずつ作業を進めようと思います。とにかく、きちんと自宅に持ち帰られる量まで、書籍も資料も減らさなければなりません.最近、気がつきました。「退職後も、大学の図書館を使えるのであれば、大学の図書館にある書籍は、自分自身で持っている必要はないよな〜」。ということで、研究室の書籍も、自宅にある書籍も、どんどん断捨離しなくてはと思っています。

▪️昨日と今日で、什器と書籍も含めて「量」をそれなりに減らしました。でも、さらに今後も断捨離を続けなくてはいけません。仕事をしながらちょこちょこと進めていきます。明日は、午前中は、自治会の総会があります。ということで、午後からはまた研究室で作業の続きやります。あと少しです。まあ、多くの皆さんから「ほんまに荷物入るの?」と心配されていたのですが、なんとか目処が経ちました。4月から、きちんと学生さんにもやってきてもらえそうです。私以外にも、書籍や資料の多い教員は少数ですがおられるようです。大変でしょうね。それほどの疲労感はありません。体力があるようで、なんとかなりました。写真を送ってくださった職員さんにも、研究室の中に全て収めることができたので、安心していただけるのではないかと思っています。

カテゴリ

管理者用