2018年度「大津エンバワねっと報告会」
◾️昨日は地域連携型教育プログラム「大津エンパワねっと」の報告会でした。朝8時半から15時前までびっしり。学生4チームは、しっかり準備をして報告してくれました。報告はパワーポイントによる口頭発表と、ポスター発表。ポスター発表では地域の皆さんからいろいろご意見をいただき、また評価もしていただいたようです。報告会の後の交流会では、学生チームの皆さんは地域の皆さんとの交流を楽しんでいました。なかなか素敵な風景でした。指導している教員としては、さらに引き続き、この教育プログラムが提供する実習を履修して欲しいのですが、さてどうなることでしょうね。継続することで価値が生まれてくるんですけどね。
◾️「大津エンパワねっと」とは、学生が地域に出て地域の皆さんと一緒に地域の課題を解決・緩和するためにプロジェクトに取り組む教育プログラム…といえばわかりやすい話しなのですが、やってみるとそんなに簡単ではないことがわかります。学生の皆さんが過ごしてきた、小中高大という学校の制度の中では、基本的に、個人の努力がストレート評価されるわけですが、「大津エンパワねっと」では、個人の努力に加えて学生チーム内の調整が必要になります。時に、意見の食い違いが生まれますが、それを乗り越えないといけません。もちろん、地域の皆さんとの調整も必要になります。自分たちが考えたことがそのまま地域で通用するわけではありません。様々な調整の段階が存在し、簡単には自分の思うようにはいかないのです。もっとも、世の中は普通そういうものなのですが。コスト・ベネフィットのような発想からすると「もっと簡単に単位が取れる授業と比較して割りに合わないよね」と考える人がいるかもしれません。また、「どうして自分ばっかりいろんなことをしなくてはいけないのか…」と不満に思う人もいるかもしれません。チーム内で頑張っているメンバーの努力にタダ乗りすること、いわゆるフリーライダーに対する不満ですね。あくまで推測でしかありませんが。
◾️まあ、ちょっと考えてもなかなか大変なわけなのですが、その一方で、そのような大変なのことをなんとか乗り越えて、考え方や立場の違う人と協働し、なんらかの「成果」をチームの仲間や地域の皆さんと共有する…そのようなプロセスを経験することは、きっと大きな財産になると思います。知識だけだなく、このような体験がその後の人生の展開に大きく影響していくはずです。交流会の様子を拝見しながら、社会学部の教務課長さんと雑談をしましたが、その雑談の中でも、大学時代にこのような経験をすることの大切さや、それを支える学部を超えた教学組織の可能性等について、いろいろ意見交換をすることができました。
◾️「大津エンパワねっと」の報告会が終了した後は、いったん帰宅して、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」へ。大津市民駅伝に出場した龍谷大学の教職員チーム(3チームか4チーム)の皆さんの慰労会があり、私はもちろん「エンパワ」の報告会があったので走っていませんが、監督に呼ばれて慰労会だけ参加させていただきました。こういう場があると、ふだんなかなか会えない教職員の皆さんとお話ができてありがたいですね。この慰労会でも、親しい職員の方と大学の地域連携や教育プログラムのあり方について、いろいろお話をすることができました。退職まで後8年ですが、職場の仲間といろいろ夢を語り合えることは幸せなことだと思っています。
クリスマスローズ
![]()
![]()
◾️今日は、午前中、堅田にある大津市役所の堅田駅西口土地区画整理事業事務所に行ってきました。もうじき開催される堅田駅西口土地区画整理事業審議会に関連して事前説明を受けるためです。こういう説明は、市役所の側から大学に説明に来られるのですが、私の場合は比較的自宅に近いこともあり、いつも私の方から事務所に伺っています。そのほうが、私も楽チンなのです。ところで、新議会の説明とは別に、職員の方とは堅田の街のまちづくりの将来について、いろいろ雑談をしました。例によって、いろいろ「妄想」が膨らんできます。堅田は、琵琶湖大橋で対岸の守山とつながっている街です。琵琶湖に面しているだけでなく、古い歴史のある地域でもあります。反対側を向くと、山の麓に森林や農地も広がっています。いわゆる市街地、そしてこの区画整理事業で誕生している住宅地、従来からある農村…。多様性というのでしょうか、地域の中には様々な要素が集まっています。そうそう、以前、ちょっと一緒に飲んだ兼業農家の方は、堅田の内湖を昔のように豊かな内湖にしたいとおっしゃっていました。内湖も重要な地域資源です。そのような環境保全の取り組みも、どこかで結びつきますね。それらの地域資源や活動を、うまくつないでデザインできると、より素敵な地域になるのでは…そのように思います。他所から観光客に来てもらう…というよりも、多様で豊かな地域資源とともに住んでいる方たち自身が、その地域資源を発見し、磨いて、ここに暮らすことの幸せを実感する必要があります。地域資源を活かした様々なプロジェクトや活動が生まれる可能性があります。
◾️堅田駅西口土地区画整理事業事務所でお暇して帰宅。少し庭の世話をしました。冬の庭は多くの植物たちが眠っているので、少し寂しいのですが、落ち葉を拾ったり、枯れた葉を取り除いたり、細々した仕事はあります。本当は、他にも冬の間にやっておかねばならない仕事もあるはずなのですが、にわかにガーデニング好きになっただけで、基本的な地域が足りません。例えばクリスマスローズ。我が家の小さな庭には、3箇所にクリスマスローズが植えてあります。本当は本格的に冬に入る前に、古い葉を消毒したハサミで切り取っておかねばならないのに、そのことを知りませんでした。きちんと新しく伸びてきた葉に日光が当たるようにする必要があるのです。それにも関わらず、「花はいつ咲くんだろう、もうそろそろじゃないのかな」とやきもきしていました。古い葉っぱをめくってみると、その下にきちんと蕾が育っていた。安心しました。
カレンダーでまちづくり
![]()
![]()
◾️今日は、総合地球環境学研究所のプロジェクトで、草津市の平湖・柳平湖へ出かけました。プロジェクトの研究員のIさんと一緒に出かけました。目的は、地元志那町の方に諸々のお願いとご報告をすることと、聞き取り調査をすることです。もっとも、メインは研究員のIさんで私は同行せさていただいた感じでしょうか。お昼は、「平湖・柳平湖の美しい風景を撮った写真を使って、素敵なカレンダーを作ろう!!」というランチミーティングでした。このカレンダーがまちづくりのキッカケになるかもと期待しています。カレンダーの写真は、知り合いの女性、Uさんが撮影されてきたものです。以前から彼女の作品をfacebookで拝見してきましたが、いつも感動しています。平湖・柳平湖の魅力満載です。写真を通してこれらの内湖の魅力を浮き上がらせておられるように思います。こういった素敵な企画について話し合うことは楽しいですね。私はおじさん(おじいさん)ですが、今日のミーティングの「ノリ」は女子会のようだったと思います(たぶん…)。このカレンダーのことについては、いずれまた詳しく報告できると思います。楽しみにしていてください。ところで、ランチをいただいた「Greenloft the park」、廃川になっている「草津川跡地ai彩ひろば」の中にあります。最近、自分でもびっくりするぐらいガーデニングに凝っているのですが、そのような私にぴったりのお店でした。観葉植物、季節の花、園芸用品の販売もされています。また来ようと思います。
◾️ところで、1枚目の写真は、私がいただいたワンプレートのランチです。先日手に入れた新しい「iPhone xs Max」の「ポートレート」という機能で撮影しました。iPhoneのカメラ、良くなっていますね〜。進化しています。一眼レフのように背景をぼかすことができるんだ。被写界深度とかライティングとか、いろいろ操作できるの。まあ、そのうちに使い方を勉強しておこう。
「ビワポイント」の相談
![]()
◾️昨晩は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、様々な社会変革に取り組んでこられた深尾昌峰さんに諸々の相談をさせていただきました。これまでにもこのブログでご紹介してきた、市民団体「水草は宝の山」=「水宝山」のメンバーである川戸良幸さん(琵琶湖汽船)のアイデアである「ビワポイント」に関する相談です。の「ビワポイント」、「贈与の精神」に対する基づき、企業と市民の連携により琵琶湖の周りに環境保全の連帯を生み出す社会的な仕組みです。昨晩は、この「ビワポイント」について、深尾さんからアドバイスと応援をいただくことができました。「水宝山」の仲間である藤澤栄一さんと私の背中を力強く押してくださいました。勇気と元気が、さらに湧いてきますね。深尾さんと話しをするとき、彼は常にポジティブ。ネガティブな発言はありません。
◾️「水宝山」では、この「ビワポイント」を運営するNPOも立ち上げる予定です。これまで、いろいろ乗り越えるための壁があって、「水宝山」の歩みがストップしていましたが、また前進し始めました。皆さんからの応援、どうかよろしくお願いします。こうやって、「また、『利やん』で飲んどるわ…」という呆れられた声も聞こえてくるような気もしますが、こうやって「利やん」でいろんなことが進んでいくのです。素敵な場所だな、「利やん」は。
スマートフォンの機種変更
![]()
![]()
◾️スマートフォン、「iPhone6plus」を2014年11月から丸4年と2ヶ月ほど使い続けてきました。5年目に突入したわけですが、バッテリーがダメになってもうほとんど使えない状況になってしまいました。お店に行くのが面倒くさくて、外付けのバッテリーを利用しながら頑張って使ってきました。が、しかし。さすがに、断念せざるを得ない状況になりました。バッテリー変更も考えましたが、機種変更で最新のものにしました。「iPhone xs Max」。ケースは以前から気に入って使ってきたメーカーのものですが、色を黒から黄色に変えました。また、なんで黄色なの…と聞かれるかもしれませんが、まあ、なんとなくでしょうか。
◾️まだ、パソコンの中にあるデータと同期していませんが、そのうちに、画面は大切な孫の写真になると思います。まあ、そのようなことは別にして、「iPhone6 plus」と比較すると随分変化していますね。まだ、どう変化したのか具体的にはよくわかっていませんが、少しずつ慣れていくことにします。
「学生まちづくりLaboratory」でのワークショップ
![]()
◾️本日の午前は、仰木の里小学校(大津市)にある「ふれあい学習館」で、龍谷大学エクステンションセンター(龍大REC)の「学生まちづくりLaboratory」の活動が行われました。仰木の里は都市近郊のいわゆる新興住宅地です。地域住民の皆さん、大津市役所政策調整部企画調整課の職員の皆さん、そして龍谷大学の学生研究員の皆さん、私も含めた教職員が参加しグループワークに取り組みました。
◾️今日の活動は、地域の皆さんに仰木の里の素敵なところや自慢できるところ、そして課題や困ったことをカードにひとつひとつ書いていただくとともに、そのことについて語り合っていただきました。地域の皆さんには、短い時間にもかかわらず、とてもたくさんのカードを書いていただきました。学生研究員の皆さんには、それらのカードをもとに、参加した地域の皆さんにインタビューを行っていただきました。地域の皆さんと学生によるグループワークですね。グループワークは、大変楽しい雰囲気の中で進みました。学生研究員の皆さんにとっても、新鮮な経験だったようです。私の個人的印象にしか過ぎないのかもしれませんが、学生研究員の皆さんの発言や表情を見ていて、優秀な人たちが学生研究員に集まってくれているのだなあということがわかりました。
◾️今日のグループワークの結果はいったん大学に持ち帰り、学生研究員のみなさんが整理と分析を加えて、地域の皆さんにフィードバックされます。地域の魅力や自慢できることを、さらに伸ばしたり磨いていくためには、どんな楽しい取り組みをすれば良いのか。地域の課題や困ったことを、緩和し解決していくためには、どんな面白い取り組みが産まれたら良いのか。フィードバックされたデータは、そういったディスカッションの題材となるのかなと思います。またその際は、市役所が待っているさまざまな客観的なデータを活用した(オープンデータ)ディスカッションにより、地域社会の「前向きな危機意識の共有」も行われる予定です。そうそう、来月は、まち歩きによるフィールドワークも地域の皆さんと一緒に行われます。ところで、この「学生まちづくりLaboratory」は、授業ではなく課外活動になります。ですので、学生研究員の皆さんには、例えば単位が出る…なんてことはありません。それぞれの問題関心から参加されているのです。
◾️この日の最後には、参加された学生研究員の皆さんが、ひとりひとり感想を述べておられました。特に、強く印象に残ったことがありました。国際学部に所属して海外にばかりに目を向けてきたけれど、このような地域のことにも関心を持たねば…と参加してくれた学生研究員の方がおられました。この方は、4回生で、在籍期間も残りわずかなのですが、こうやって参加してくださっています。もうひとりの方は、東海地方の地方都市の出身だそうです。そこでも自分も含めて若者がどんどん流出している実情があり、この日のワークでいろいろインタビューしながら地域のリアルな課題に向き合った時、出身地域のこととも重なり「心が痛んだ」と語っておられました。おそらく大切な経験をされたのですね。
![]()
![]()
PlantLight
世界農業遺産・日本農業遺産二次審査
![]()
![]()
◾️24日(木)は、朝一番から霞ヶ関の農水省へ行ってきました。世界農業遺産・日本農業遺産の二次審査会が開催されたからです。朝一番に審査会ということで、前泊でした。昨年の8月に行われた一次審査を、滋賀県の「森・里・湖(うみ)に育まれる『漁業と農業が織りなす 琵琶湖システム』」は無事に通過しました。全国20地域から応募があったようですが、滋賀県の申請も、1次審査を通過した9地域の1つに選ばれました。11月には現地調査が行われ、そしていよいよ東京で二次審査を受けることになったのです。
◾️今日の二次審査会で、滋賀県の「森・里・湖(うみ)に育まれる『漁業と農業が織りなす 琵琶湖システム』」が、日本農業遺産に認定されるか、さらにはローマでの世界農業遺産の審査へと進めるかどうかが決まるのです。プレゼンテーションは「琵琶湖ファミリー」の皆さんと「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の三日月大造知事によって行われました。「琵琶湖ファミリー」とは、琵琶湖の漁業者であるTさん、「魚のゆりかご水田」に取り組む女性Kさん、「琵琶湖システム」の価値を発信する女子中学生のOさんとKさんのお2人。事務局の皆さんと一緒に十分に時間をかけて準備をしてこられただけあって、大変工夫された素晴らしいプレゼンテーションでした。私は「琵琶湖ファミリー」の皆さんの後ろの方で、何か突っ込んだ質問が審査員の方達からあった時の控え対応ということで後ろ方に座っていましたが、私の出番もなく無事にプレゼンを終えることができました。この段階に来るまで準備を進めてこられた、多くの職員の皆さんのご努力にも頭が下がる思いで。今日の審査の結果は、来月の末にはわかるようです。吉報を待ちたいと思います。
◾️写真は、農水省と建物と、推進協議会の法被を着た琵琶湖博物館のNさん。私もこの黄色い法被を着て審査会に臨みました。
関門海峡
◾️亡くなった母の自宅を売却しました。売却したのは、母が亡くなる前でしたが。その売却に先立ち、家の中に詰まった諸々のモノを処分しなければなりませんでした。よくもまあ、これだけのモノが詰まっていたものだと思うほど、モノでいっぱいでした。最初は、自分の力で整理しようと思っていましたし、いるものや使えるものと、いらないもの使えないものを分別しようとしていました。昭和生まれなので、どこかで勿体無いと思っていたのだと思います。そうしていつまでもモタモタしたいたのですが、売却するためのリミットが迫ってきて、最後は業者さんにお願いをしました。引っ越し会社から独立した方達が作った会社でした。さすがプロ、あっという間に家の中はスッからかんになりました。呆気ないくらいでした。お金は予想以上にかかりましたが、決断してよかったです。仕事をしながらだと、余程の馬力を投入しないことには無理だと思います。母の家は、新興住宅地の小さな家でしたから、まだよかったのですが、農村地域の何代も続いた大きな御宅の場合は、どれだけ大変かと想像します。
◾️さて、殆どのモノは処分したのですが、自宅に持って帰ったものもあります。一部の食器、重要な書類、アルバムや写真…。そして絵画です。「文化資本」の蓄積がない家でしたが、どういうわけか絵画が飾ってありました。両親が自分たちの趣味で買い求めたというよりも、絵を描くことが好きな知人から贈ってもらったり、知人の画家から購入したりという感じでしょうか。写真は、その知人の画家の水彩画です。今は、我が家に飾ってあります。色紙に描かれています。その画家の先生は、私の絵の先生でもありました。まあ、私の才能は開花しませんでしたが…。この水彩画は、関門海峡の風景を描いたものです。門司側から下関側を描いていると思います。この絵を見ながら、下関や北九州の小倉にいた頃のことを(5歳から10歳)、いろいろ思い出しています。
【追記】◾️母の自宅のモノを処分して色々思うところがあります。「終活」の諸々に関連してでしょうか。歳をとると、自分で家の中のモノを処分できなくなるのだと思います。亡くなった両親を見ていてそう思いました。処分には体力も気力も必要ですし。もし「終活」的な意味での「断捨離」を行うのならば、健康なうち、前期高齢者のうちにやってしまわないと、多分、子ども世代に迷惑をかけてしまうと思います。これを、「迷惑」といってしまうところが、今時なのですが…。それと、あとはエンディングノートですね。銀行や年金や役所関係のこと…全部を含めたことを、エンディングノートにきちんと書いておくことでしょうか。