直葬の増加について

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◼︎ネットで興味深い記事を読みました。ノンフィクションライター・熊谷祐司さんとYahoo!ニュース 特集編集部による記事「『自分にふさわしい終わり方を』―増える“直葬”変わる弔いの形」です。以下は、記事のリード部分です。

親類や知人が通夜に集まって故人をしのび、翌日には葬式・告別式で送り出す。そんな葬儀の「定型」が変わりつつある。通夜や告別式を行わずに遺体を火葬場に送り、それを最期とする「直葬」が増えているのだ。直葬を選ぶ人の事情とは――。

◼︎記事によると、寿命が長くなり、親を看取るのも退職してからという人が多くなってきているのだそうです。そして、日本人の葬送に関する話題だと必ずといっと良いほど登場される小谷みどりさんも、インタビューに次のように答えておられます。

これまでのお葬式は、見栄と世間体で成り立っていました。だから、子どもが59歳のときに親が亡くなると、葬儀は最も盛大になります。もし大手企業の役員や部長の地位に就いていたらなおさらです。ところが現在は、子どもが現役を退いたあとで親が亡くなるケースが増えています。

◼︎葬儀が「見栄と世間体で成り立って」いるのであれば、当然の事ながら、「もう見栄も世間体も関係ないよ」という段階で、直葬になってしまうのは当然でしょう。長寿によって「見栄と世間体」が消えていき、他人とのつながりを失ってしまったならば、葬儀をやる意味もなくなってしまうし、葬儀という儀礼を行う僧侶も必要ないということになります。

◼︎話は、記事の筋から離れますが、本来、僧侶とは生きている時からしっかりした関係がないといけないのではないかと思います。突然、葬儀会社が依頼した僧侶がお経をあげるために葬式に来ても…。多くの皆さんは心のそこからその僧侶を受け入れることが難しいのではないでしょうか。生きている時から、最期を迎える人や家族と関わり、「生」から「死」へとスムースに移行していけるようにサポートするのが僧侶の役割のように思います。僧侶と書きましたが、宗教家の役割といってもよいと思います。突発的な事故や病気でも起きない限り、簡単には死ぬことができません。医師や看護師、社会福祉士、司法書士、場合よっては弁護士、様々な専門家の中に僧侶はいないといけない。「チーム看取り」が必要だと、最近はそう思うようになってきました。家族や友人がいない人でも、最期を迎える人に寄り添う「スペシャルチーム」があってほしいと思います。そのようなスペシャルチームを派遣できる仕組みが必要だとも思います。

指の怪我

20190625kega.jpg◼︎左手の指を怪我してしまいました。自宅庭のの枯れた低木を引き抜いて乾燥させていたのですが、そろそろ乾いてきたし、いつまでも庭の片隅に置いておくわけにはもいかないので、ノコギリで切り分けて、ゴミ袋に入れて燃やすゴミとして出そうと思ったのです。あまり時間もなかったものですから、ちょっと焦っていたのかなしもれません。勢い余って、枯れ木だけでなく、自分の指も切ってしまいました。「うぎゃ…やってしもうた」って感じです。切れ味の良い包丁のような刃物であれば、切り口もスパッと綺麗だと思うのですが、ノコギリであるため傷口がぐちゃぐちゃになってしまいました。おまけに出血が半端ではありません。ということで、タオルで傷口をしっかり押さえて、近くにある外科の病院に電話をしました。

◼︎レントゲンも撮りましたが、骨は大丈夫でした。ただ、指の付け根の1つ上の関節の皮がぐじゃぐじゃになっていたので、麻酔をして、7針ほどホッチキスでパチンパチンと傷口を閉じることになりました。ホッチキスと言っても医療用のものです。私自身は初体験でしたが、本当にホッチキスそのものです。医師によれば、血が止まらなかったのは、小さな動脈が切れたからとのこと。動脈が切れたというと少々焦りますが、小さな指にも動脈はいっぱい走っているので特に問題なしとのことでした。また、指の神経も指の骨の側面に沿って走っているので、神経を大丈夫とのお墨付きをもらいました。安心しました。薬は化膿止めの抗生物質、痛み止めのロキソニン、胃薬。抗生物質は、腸の細菌(善玉菌)も殺しちゃうのでお腹を下すかも…なんだそうです。ちょっと嫌ですね。だも、仕方ありません。

軍事研究に関する学長声明

◼︎勤務してるい龍谷大学では、入澤崇学長が声明を発表しました。転載します。

近年、国の私立大学への助成金が減少しているのに比して、防衛費が著しく増加しています。教育への投資が少なくなり防衛ないし軍事関連の予算が増えていることについて大学として強い懸念を覚えます。

数年前、防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」による研究テーマの公募が社会的な問題となりました。すでに本学は、理工学部を創設した1989年11月30日、当時の信楽峻麿学長が評議会において、「大学は、平和憲法体制のもとにおいて、いかなる軍関係機関、軍関係職員との直接研究上の関係を結ぶべきではない」と述べた上で、「龍谷大学としても、平和的研究と大学の独立を侵すいかなる団体との連携をも結ぶべきではない」との所信表明(「大学と社会との連携に関する原則について」〈1989年度第9回評議会にて〉)を行いました。

本学は、改めてこの信楽元学長の所信表明を確認し、ここに継承することを宣言します。

今、世界では、排他的感情が渦を巻き、争いやテロ行為によって「尊いいのち」や「生きる自由」が奪われ、人類が希求する平和な社会が脅威にさらされています。平和構築に向けて人類の叡智が試されていることを認識しなくてはなりません。

また、本学には、戦前期から戦中期にかけて軍事教練、国威発揚のための儀式などの形で戦争に協力したという負の歴史があります。2011年には反省の意を込めて戦没者名簿を作成いたしました。軍事強化の空気に染まってしまった事実を直視し、深く自省せねばなりません。

こうした現状や本学の歴史を踏まえて、ここで改めて、本学の掲げる「浄土真宗の精神」に立ち返り、すべてのいのちを尊び、大切にする利他的な生き方を培うことの大切さを感じるとともに、このことを学生の一人ひとりに対して伝え続けていくことが私たち龍谷大学の使命であると考えます。

龍谷大学は、1639(寛永16)年、西本願寺境内に「学寮」が設けられたことから始まり、本年は創立380周年を迎えました。創立以来、「浄土真宗の精神」を建学の精神とし、今日に至っています。そして、本学は、この建学の精神に基づき、「平等」「自立」「内省」「感謝」「平和」の意味を深く理解し、人類社会が求める「時代を担う人間の育成」に努め、さらに学術文化の振興や豊かな社会づくり、世界の平和と発展に貢献する大学を目指しています。先ごろ、創立380周年の基本コンセプトとして建学の精神を踏まえた実践哲学「自省利他」を掲げたところです。

教育を支える研究活動についても同様に、戦前・戦中期の反省を基に本学ならではの学際的かつ個性豊かで、国際的に通用する研究推進に努めています。人間存在の本質を見据える本学はそれらの研究成果を、学内における研究・教育にとどめず、地域社会と国際社会に広く公開していくことで、世界の平和と発展に貢献してまいります。

創立380周年を迎えたことを機に、改めて龍谷大学の姿勢を提示します。
「龍谷大学はあらゆる軍事研究に関与しない」

2019(令和元)年6月20日
龍谷大学 学長 入 澤  崇

ドンコ

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◼︎毎月、東北各地からその土地で獲れた美味しい農産物・水産物を届けていただく契約をしています。今月は、「ドンコ」が届きました。ドンコ=冬子と書くと、肉厚の立派な干し椎茸を頭に思い浮かべる方が多いでしょう。また、綺麗な小川にいるハゼの仲間の淡水魚を連想される方もおられるでしょうね。流れが緩やかで底が砂地のような場所にいる淡水魚です。でも、今回のドンコは、海の魚です。深海魚です。深海魚だからでしょうか、写真のようにですから、釣り上げると口から胃袋が飛び出しています。このドンコ、東北地方や北海道でこの季節に漁獲される魚です。正式名称は、「エゾアイナメ」というようです。非常に美味しい魚です。水深100mのあたりにいると聞いています。

◼︎一昨日、このドンコが届きました。その日、私は「大津エンバワねっと」の懇親会があり、地域の皆さんと大津の街中で飲んでいました。気分良く帰宅すると冷蔵庫に発泡スチロールの箱が。氷詰めになったドンコでした。すぐに下処理しないと痛むようなので、3枚におろしました。ドンコは肝が美味しいので、丁寧に取り出しました。身は、ネギ・ショウガ・シソと味噌でタタキにしました。このタタキにも少し肝を加えました。ドンコのアラは味噌汁にすることにしました。ネギと豆腐、そしてこちらにも肝を加えました。食べたのは昨日でしたが、ドンコのタタキと味噌汁を大変美味しくいただきました。

守山市小さな河川

■4回生ゼミのHくんが、母校である守山市(滋賀県)の中学校にお世話いただき、教育実習を受けることになりました。今日まで約3週間、実習に取り組んできました。Hくんは、1回生の時に私が担当する「社会学入門演習」の学生でもありました。その時から、将来は教職を目指すと宣言していました。そしてスポーツに励みながらも、教職の勉強に取り組んできました。というわけで、昨日は、教育実習に取り組むHくんの巡回指導に行ってきました。指導とは言っていますが、目的は、校長先生や指導でお世話になった先生方にお礼を申し上げ、ゼミ生の授業を見学して激励することにあります。校長先生ともいろいろお話をさせていただくことができました。

■私が参観させていただいたのは社会の歴史の授業で、内容は第二次世界対戦に突入するまでの10年間ほどの時代についてでした。「日本はなぜアメリカとの戦争を始めたのか考えてみよう」ということが授業の目標になっていました。Hくんは、パワーポイントと黒板を2つ使いながら授業を進めていました。Hくんからの質問に、多くの生徒さんたちが活発に挙手をして答えていることが印象的でした。皆さん、優秀です。授業参観の後になりますが、帰りは守山駅まで歩いて帰ることにしました。
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■守山市は野洲川が形成したデルタ地帯にできた街です。滋賀県外にお住いの皆さんのために、少しだけ野洲川についても説明しておきます。野洲川は、滋賀県を流れる淀川水系の一級河川であり、琵琶湖へ流入する河川の中では最長になります。野洲川河口には、かつて八つの洲があり、そのことから「八洲川」と呼ばれていたとも聞いています。「八洲」転じて「野洲」になったというのです。このことからも想像できると思いますが、市内にはたくさんの河川が流れ、湧水や伏流水も豊富でした。この写真、Hくんが教育実習を受けた中学のすぐそばに流れる小さな河川です。両岸は護岸されていますが、中を覗くと魚が泳いでいました。私には種類がわかりませんが、淡水魚に詳しい方であれば、この写真からでも種類が判別できると思います。知り合いの方が、オイカワかカワムツではないかと教えてくださいました。川沿いに歩いていくと、このような魚群が、あちこちに確認できました。なかなか素敵なことですね。

■少し上流には「金森湧水公園」と呼ばれる公園がありました。ここは、かつて豊かに地下水が湧き出ていた場所なのだそうです。ここから湧き出た水が、下流の農地を潤していていたようです。もっとも、工場による地下水の汲み上げや野洲川の改修で干し上がってしまい、埋め立てられて公園になったようでずか、地元の皆さんの願いもあり湧き水を復活されたようです。ここの公園には小さな池があり、そこではハリヨが泳いでいました。最後の写真には、そのハリヨが写っているのですが、わかりますでしょうか。
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■守山市の街中を歩いた経験がほとんどありません。今回は、Hくんの教育実習に合わせての巡回指導がありましたが、今度は、この辺りの河川や湧き水のことについてきちんと事前に調べて散策してみたくなりました。

「我はまちの子、居酒屋クラブ〜一品つくって元気になろう」というプロジェクト

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■金曜日の2限は「大津エンパワネット」(社会共生実習)の授業ですが、今日は朝一番で中央学区にある市民センターにでかけて、中央学区自治連合会会長の安孫子邦夫さんとこれから始めるプロジェクトの打ち合わせを行いました。引きこもりがちな男性高齢者を対象とした「我はまちの子、居酒屋クラブ〜一品つくって元気になろう」というプロジェクトの打ち合わせです。詳細はまた別の機会にお知らせできると思いますが、7月13日にはまず関係者で試行的に実際にやってみようということになりました。そこで、このプロジェクトを進めていくにあたって、隠れた課題や問題を探っていくことにします。これからの展開が楽しみです。

滋賀一周ラウンドトレイル


◼︎トレイルランに取り組む皆さんが、滋賀県の県境の山々を走るレースを企画され、その2019年プレ大会を2019年の4月28日から5月5日までの8日間にわたって開催されました。以下は、公式サイトにあるこの大会の趣旨説明です。

滋賀県の周りには、単独でも魅力的な山がたくさんあります。比叡山、比良山、高島トレイルに余呉トレイル、奥伊吹の山々、伊吹山、そして100kmにも及ぶ鈴鹿山脈。これらを全部つなげて、ぐるっと一周できたら、どんなに楽しいだろう。滋賀の魅力的な山々を、全国の、全世界の人々に知ってもらえる、そんなレースを開催できたらどんなに素晴らしいだろう。

そんな思いから、このプロジェクトは始まりました。その名も「滋賀一周ラウンドトレイル」。この思いに共感いただける方々と共に、夢のレース開催に向けて取り組んでまいります。

◼︎この動画は、2019年プレ大会、4/29(月)に行われたステージ2のダイジェスト動画だそうです。大会は、8日間、8つのステージに分けて開催されました。動画のステージ2は、「夕方頃から雨脚が強くなり、日が落ちてからは濃いガスも相まって大変厳しい状況」だったそうです。すごいですね。

第14回「龍谷大学餃子研究会」

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20190619gyouza5.jpg■昨日は「龍谷大学餃子研究会」でした。第13回か第14回か…、曖昧であることに気がつきました。きちんと記録をとっていない時期があり、10回前後が曖昧です。まあ、それは良いとして、今回は2軒の餃子専門店で研究会を開催しました。「京GYOZA杏杏」と「餃子チャオチャオ」です。最近の京都では、餃子専門店と名乗るお店が増えてきました。京都は餃子消費量が全国4位らしいので、市民の餃子への関心や評価基準もかなりかなり高いのではないかと思います。そういう背景もあるのかな。

■京都の「ミスター餃子」を京都餃子の最高峰と評価する私たちの基準からすると、今回のばあいは、後者のお店の方が私たちの好みだったように思います。後者の方のお店、大阪の一口餃子の会社の出店です。京都祇園の「泉門天」とも同じカテゴリーに入る餃子かなと思います。今回も、ビールとハイボールを呑みながら、餃子のみをひたすら頂きました。大変真面目な研究会です。ところで、副会長から教わったのですが、餃子の前に牛乳、食べ終わった後にリンゴジュースを飲むと、翌日に支障が出ない(息がニンニク臭くならない…)とのこと。ほんまかな…。試してみようと思います。

■私たちの餃子研究会では、京都以外の地域への遠征、海外への遠征(例えば香港)、さらには実習等の企画も考えています。実現したらいいな〜。餃子は奥が深い!!

ジューンベリーの収穫

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◼︎我が家の小さな庭ではありますが、全面的に大改修した時、庭師さんと相談をしてジューンベリーの苗木を植えてもらいました。樹の名前にベリーと入っているように、実がなります。赤い実です。甘酸っぱい味がします。この実を我が家では、庭から収穫できる果実として楽しんでいます。昨年は、苗木が少し大きくなった程度だったので収穫できた量は少なかったのですが、今年はその苗木も大きく成長して、かなりの実を収穫することができました。

◼︎まだ実が青いうちから、鳥に食べられないようにネットをかぶせていました。そのよう鳥害?!を防御したこともあり、かなりの実を収穫することができました。とはいえ、少しだけですが、鳥にもお裾分けをすることにしました。収穫できた量はステンレスのボウルに2杯。予想以上に採れました。近ければ2歳の孫にもプレゼントしたいのですが、ちょっと離れています…。

◼︎結局、ジューンベリーは約2kgを収穫したのですが、そのうちの一部を、お隣の仲良しの5歳の男の子にお裾分けしました。また、冷凍にもしました。時々、ヨーグルトに乗せて食べようかなと思っています。残りは、小さな実から軸を外したりしてきれいに洗ってから、ジャムにしました。家にとってあった瓶を10個熱湯で消毒して、出来上がったジャムを瓶詰めしました。こういうのは、ちょっとスローライフっぽいかな。小さなジャムの瓶を、お隣の男の子にブレゼントすことができました。離れたとろこにいる孫にも、プレゼントしようと思っています。

京阪電車の「北船路」

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■昨日は、ひさしぶりに総合地球環境学研究所研究所に行くことになりました。長い間取り組んできた研究プロジェクトも纏める段階に入り、この日は、プロジェクトの成果を纏める書籍の編集会議でした。私たちの本を出してやろうと、真正面から受け止めてくださった京都大学学術出版会からは、編集長のSさんと編集者のOさんがお越しくださいました。ありがとうございました。出版のプロであるお二人から、非常に有益なコメントや指摘をいただくことができました。文理融合というなかなか困難なプロジェクトですが、私たちの目指してきたことが、編集者のお立場からも評価していただけたようで、とりあえず一安心しました。本の中身ですが、「流域ガバナンス」のあり方を、地域の「しあわせ」と流域の「健全性」という概念から考えていくことになろうかと思います。午後にも編集会議が開催される予定でしたが、スムースに午前中だけで終了することができました。この編集会議の後は、編集作業に取り組む京都大学生態学研究センターの谷内繁雄さんと出町柳で昼食をとり、少しいろいろ書籍やプロジェクトの行く末に関して相談をした後、京阪を利用して帰宅することにしました。京阪電車の車内に乗ると、ひとつの吊り広告に目が止まりました。

■「長寿の国 滋賀 醗酵めぐりはハッピーめぐり!」という企画です。京阪電車に乗って、醗酵食の名店を巡りましょう…という企画のようです。もっとも、醗酵とは関係のないお店も入っています。まあ、美味しいからいいか。それはともかく、ポスターをじっくり見ると、大津市丸屋町にある平井商店(万治元年、1658年創業)の日本酒が写っています。平井商店さんは、「浅茅生」という銘柄で有名ですが、その横に「北船路」も並んで写っていました。この「北船路」は、もう卒業していますが、私のゼミの学生たちが平井商店さんと比良山形蓬莱山の麓にある農村・北船路とをつないでプロデュースした日本酒です。酒瓶の一番右に並んでいます。瓶のラベルも全て学生たちがデザインしました。「北船路」を京阪電車の中で見つけることができて嬉しかったなあ。平井商店さん、ありがとうございます。

■京阪電車の「長寿の国 滋賀 醗酵めぐりはハッピーめぐり!」ですが、以下を情報をご覧ください。ぜひ、大津の醗酵食(日本酒、漬物、鮒寿司、味噌…)を買い求めながら散策なさってください。
https://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ticket/hakkou/
https://www.keihan.co.jp/…/uplo…/2019-04-15_hakko-meguri.pdf

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