伊勢神楽(高島市朽木針畑)


▪️2004年に龍谷大学社会学部に勤務するようになり、はじめて「伊勢神楽」のことを知りました。キャンパスのある瀬田の南大萱という集落の中で、伊勢神楽の社中の皆さんに偶然に出会いました。

▪️この動画は、高島市朽木の針畑で撮られたものです。facebookで全ての人に公開で投稿されているものです。針畑は、高島市の中でも福井県と接している山間の地域です。瀬田とはずいぶん離れています。琵琶湖の東側、そして南側は伊勢に近いわけですが、このような遠く離れた地域にも伊勢神楽の社中の皆さんはきちんと回っておられるのですね。もっとも、伊勢神楽の社中の皆さんは、西日本各地が回壇されていますので、山間地の朽木であろうと普通のことなのかもしれません。ちなみに、回壇とは、集落の一軒一軒を巡って魔除けや家内安全の祈祷を行うことをいいます。

▪️伊勢神楽については、こちらの論文を読むとよく理解できるのかなと思います。「滋賀県の市町村誌に見られる伊勢大神楽関連記事の傾向」です。執筆者は、民俗芸能の研究者で、現在は岩手大学に勤務されている神野知恵さんです。東京文化財研究所刊行物リポジトリから読むことができます(ダウンロードには少し時間がかかるかもしれません)。この論文では、滋賀県内の市町村史に記述されている関連情報に基づき、地域住民側が伊勢大神楽をどのように受け止めてきたのかを分析されています。伊勢神楽は、毎年、同じ季節にやってくること。神の代理人として、家の中心である竈門をお祓いや獅子舞をして、集落の広場では動画のような曲芸をされます。また、そのことに対して、かつてはお礼をお渡しするとともに宿泊や食事の世話をされていました。伊勢神宮の神の代理人としてやってこられる伊勢神楽の民俗学的な意味について、また外部から幸せをもたらす来訪神との関係についても、きちんと教えてくれる研究がどこかにあるだろうなと思っています。と思って調べてみると、神野さんご自身、昨年に『旅するカミサマ、迎える人々伊勢大神楽と「家廻り芸能」』を出版されていますね。残念ながら、もう入手することができませし、龍谷大学の図書館にも入っていません。でも、読んでみたいな。

▪️シェアさせていただいた動画にも「今年も来てくれました!」とありますね。この毎年、特定に季節にやってきてくださるという点が大切なのだと思います。それと、あと、お祓いと曲芸がセットになっている点も大切ですね。ところで、この伊勢神楽も、時代の変化に対応しながら、組織や運営に関して大きく変化させています。この記事「450年の歴史を持つ伊勢大神楽 世襲制度を廃して法人化 若者の就職先の一つに」からそのことがよくわかります。また、一般社団法人伊勢大神楽講社が運営している公式サイトもご覧ください。

【追記】▪️神野さんは、『旅するカミサマ、迎える人々 伊勢大神楽と「家廻り芸能」』を2025年に出版されていますね。残念ながら、すでに品切れです。残念。龍谷大学の図書館にも入っていません。ただ、龍谷大学の図書館には神野さんが監修に参加されている「旅する獅子、伊勢大神楽の20年 / 国立民族学博物館撮影・製作」という動画がありました。

仰木地域共生協議会「愛土農園」でのタマネギの収穫作業

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▪️一昨日のことになりますが、「仰木地域共生協議会」の「愛土農園」での農作業を、手伝っている新興住宅地のサポーターの皆さんに、LINEで連絡が入りました。私は、協議会の理事の1人ではありますが、そのようなサポーターの1人でもあります。

「@All
【作業のお知らせ】
6/14(日)13時ー
農園で乾かしている玉ねぎ運搬のお手伝い
※参加可能な方はリアクションいただけると嬉しいです」

▪️農作業の日程は、天候や農作物の成長度合いによって決まります。ということで、これまで【作業のお知らせ】が入っても、ウィークデイの時が多く、最近はなかなか農作業に伺えませんでしたが、今日はやっと参加することができました。サポーターからの参加は私1人でしたが、協議会の会長さん、事務局長さん、事務局スタッフさんの4人で農作業に励みました。

▪️畑の畝の上で乾燥させてあるタマネギの根っこを、ハサミでひとつひとつ切り落として、カゴに入れていきました。最終的には、大きなカゴに11個分の量を収穫できました。収穫したものは、協議会で利用している倉庫で保管されるようです。会長と事務局長がその保管の作業をされている間に、私と事務局スタッフさんの2人で、オクラの定植作業を行いました。

▪️あらかじめマルチシートが張ってありましたし、苗を植える作業にもだいぶ慣れてきたこともあって、テキパキとこなすことができました。定植した後は、畑の隅に置いてある大きなタンクに溜まった雨水をジョウロに汲み取って、ひとつひとつの苗に丁寧に水遣りをして、そのあとは苗の周りに籾殻を撒きました。「乾燥防止」、「地温の調節」、「雑草の抑制」のためです。素人の作業ですが、会長さんからはOKをいただきました。

▪️この圃場「愛土農園」(あいどのうえん)は、元々は耕作放棄地の水田でした。水田でしたので、最初の頃はずいぶん粘り気のある土で、長靴の底の溝にその粘土が詰まってしまい、帰宅後が長靴の掃除が大変でしたが、今はそのようなことはありません。ずいぶん、土の性質が変わってきたように思います。
最後の写真は、ズッキーニです。私は、大学の仕事があり定植の作業に参加できませんでしたが、順調に成長しています。すでに、仰木にある直売所でも販売されているようです。今日は、会長さんから、直売所で販売する際の価格をつけるコツについて教えていただきました。

▪️以下は、事務局スタッフさんが製作されたミニ動画です。Instagramです。

「仰木地域共生協議会」の冊子が京都新聞に掲載されました。

▪️農水省の「農村RMO」の支援を受けて始まった「仰木地域共生協議会」の活動を紹介する冊子のことを、京都新聞にとりあげてもらいました。1300年の歴史をもつ農村・仰木と、40年の歴史の新興住宅地・仰木の里が連携して耕作放棄地を再生して有機野菜を一緒に育てていく取り組みについて広く知っていただければと思います。

▪️事務局の皆さんが、たいへん熱心に活動されています。私は協議会の1人の理事ではありますが、時々、新興住宅地のサポーターとして農作業をお手伝いして、頑張っておられる皆さんについていっているだけです。それでも、こうやって新聞にとりあげてもらうと嬉しいです。これは、協議会のブログです。ご覧いただければと思います。今週も金曜日に収穫作業があります。まだ大学に勤務しているので、本格的に農作業に取り組めるのは定年退職後になります。

facebookのお知らせ

Screenshot
▪️私は、学会の中にある「政治的なものごと」がとても苦手で、そういうものに距離をおいてきました。それに対して、いろんな小さな研究会については前向きな気持ちで参加してきました。土屋俊幸さん(現・東京農工大学名誉教授・林政審議会会長・公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)理事長)が中心になって主宰されている「 地域コミュニティ・観光・地域資源管理研究集会」にもできるかぎり積極的に参加してきました。社会学以外の分野の研究者、とはいっても社会科学系の研究者ですが、その方達とディスカッションができることがとても楽しく、いろいろ勉強にもなってきました。

▪️土屋さんと知り合ったのは、土屋さんが岩手大学農学部に勤務しておられて、私が岩手県立大学総合政策学部に勤務している頃のことです。おそらく環境社会学会の帰りに一緒になった列車の中でのことだと思います。ですから、facebook上では15年前からの友達ですが、もっと以前、25年以上前のことになるのだと思います。そういう意味で、ずいぶん昔から親しくさせていただいてきました。その後いろいろありまして(それについては長くなるので省略しますが…)、土屋さんはたびたび大津に仕事(全国の自治体職員の研修)でお越しくださることになりました。土屋さんとは大津にお越しになるたびに、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で呑んできました。シェアいただいたこのご投稿でも「利やん」で一緒に呑んだときの写真が写っていますね。ありがたいことだと思います。土屋さんには、引き続き、「利やん」で楽しい時間を持つことができれば思っています。

ETV特集「見過ごされた声 〜水俣病 知られざる水銀被害〜」

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▪️NHKのEテレのETV特集「見過ごされた声 〜水俣病 知られざる水銀被害〜」が5月30日に放送されました。再放送は、 6月4日(木) 午前0時00分からです(6月3日(水)の深夜になります)。また、6月6日(土) 午後11:59まで 放送後NHKONEで配信されているとのことです。

水俣病公式確認から70年。3年にわたる調査で判明した知られざる被害に迫る。水俣湾沿岸で生まれ育った高齢者を対象にした調査で、認知機能の課題を抱える人が数多くいることが明らかになった。母親の胎内で水銀によって脳に影響を受けたとみられている。生きづらさを抱えて生きてきた水俣の人たち、その事実を記録に残し、後世に伝えようとする人々。見過ごされた声を拾い上げようとする苦闘の日々を追った。

▪️今年度前期は、同僚のピンチヒッターで「環境社会学」を担当しています。クラウド型教育サービスのmanabaでも、「環境社会学」を履修している学生の皆さんに告知しました。ぜひ、視聴してもらいたいです。

森カフェ×山カフェ

▪️来月6月28日(日)に、高島市でこのようなイベントが開催されます。

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【募集開始】『森カフェ』が朽木の山と森へ!🌱来てくれます
毎年好評の「森カフェ」が、
今年は舞台を大きく広げて開催されます。
今年の舞台は、びわ湖源流の朽木の奥山。
タネから次の森を育てる人『タネカラプロジェクト』の清水美里さんと、
自伐型林業を目指して活動する私たち『高島の森-未来につなぐ山守を考える会』
ふたつの森づくりの現場を朽木の山の案内人とともに歩きます。
森の息吹を感じながら、これからの「山との関わり方」を一緒に考えてみませんか?🌿
森カフェ×山カフェ「タネから育てる、山を守る。朽木の森と山を歩く一日」
日時: 2026年6月28日(日)10:00~15:30(雨天決行)
場所: 高島市朽木針畑エリア(集合場所:山帰来)
参加費: 無料
定員: 20名(要申込・先着順)
👤 朽木の山の案内人
清水美里さん(タネカラプロジェクト) @tanekarap
高島の森 - 未来につなぐ山守を考える会
⇒公式LINE https://lin.ee/QGOSZip
📝 当日のプログラム
10:00~ オープニング・導入トーク(森の実験室)
10:30~ 【森カフェ】タネカラプロジェクトによる現地説明・森づくりの現場へ
12:00~ お昼・昼食(※希望者には別途1,000円にて朽木丸八百貨店の特製おにぎり弁当の手配可)
13:00~ 【山カフェ】「高島の森 - 未来につなぐ山守を考える会」によるモデル林視察・ハイキング・コーヒータイム
15:30 解散
✅ お申し込み参加をご希望の方は、6月21日(日)までに画像3枚目のQRコード、もしくはプロフィールのリンク https://forms.gle/WYHRjYk2ojLdUr1j9 よりお申し込みください。
山帰来(高島市朽木針畑)までのJR安曇川駅からのバスのご案内 7:39発 朽木学校前行—8:14朽木学校前 着、8:30発 生杉行—9:30山帰来 着(山帰来にはバス停はありませんが、運転手さんに降りる旨を伝えると降りることができます)
主催:森の実験室
共催:高島市・高島の森-未来につなぐ山守を考える会・タネカラプロジェクト
お問い合わせ: 森の実験室(担当:水口) 0740-20-1271
※「森カフェ×山カフェ」は高島市協働提案事業により実施します。

▪️このようなイベント、国連の国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産「琵琶湖システム」と実は関係していると思っています。「琵琶湖シストム」、正式には「森・里・湖に育まれる 漁業と農業が織りなす 琵琶湖システム」なんです。琵琶湖システムが駆動するためには、森・里・湖の広い意味での保全関わって活動する方達の存在が必要です。今回のイベントは、まさにそのような琵琶湖システムを育む大切な要素なんです。もっと、「世界農業遺産」という観点からも、このようなイベントが高く評価されてほしいと思います。

ツバメの子育て

20260527swallow.jpg▪️自宅最寄駅には、たくさんのツバメの巣があります。きちんと数えたことはありませんが、線路の高架下、駅構内、複数の場所に巣があります。ツバメの皆さん、子育てで超多忙のようです。ということで、私は毎日雛の育ちを見守っています。こういうツバメに関する記事をみつけました

ツバメの巣立ちは、孵化から約20〜23日後、5月下旬〜7月頃にかけてピークを迎えます。親鳥は1シーズンに2〜3回繁殖を行うことがあり、すべてのヒナが夏頃までに順次巣立っていきます。

▪️この記事によれば、巣立つことができるのは50%らしいです。カラスに食べられることもありますが、「オスの親鳥が自分の子でないことを疑い、故意に殺してしまうから」らしい。えっ、マジですかという気持ちです。ライオンの「子殺し」のことはよく知られています。オスが自分の遺伝子を残すために、他のオスとの間に生まれた子どもを殺してしまうという話です。でも、ツバメがどうしてと思のですが、その原理はライオンの場合と同じようです。こちらは動画があります。タイトルは、「若いツバメ1 雛を皆殺しした」です

▪️ツバメの観察、通勤時のルーティンです。これからも続けていきます。まあ、単に観察しているだけで、他にはなにもしませんが。

ミニトマトの苗を植えました。

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20260525ogi_aido4.jpg▪️今日は、朝10時から、仰木にある「愛土農園」でミニトマトの苗を植える作業がありました。この「愛土農園」は、耕作放棄地だったのですが、仰木の農家の皆さんと私も含めた外部の方達が力をあわせて有機野菜の畑に復活させてきたものです。農作業は、仰木地域共生協議会の会長さん(麦わら帽子の男性)のご指導のもと、協議会の事務局長さんと、私ともうお1人の女性(2人は愛土農園のサポーター)、3人で作業に取り組みました。この3人は、私も含めて仰木に隣接する新興住宅地に暮らしています。

▪️まず黒いマルチシートを張った畝に穴を開けて苗を植えます。そして、ひとつひとつに水遣りをして、その水が蒸発しにくいように籾殻をマルチシートの丸い穴に撒きました。最後は支柱を立てて、苗の茎を紐で結び支えました。私は、この後別の用事があったので、30分程度しか農作業ができませんでしたが、残りはお2人で全て作業を終えてくださいました。ありがとうございました。お土産に、試食用の新玉ねぎをいただきました。1枚目と4枚目の写真は、事務局長さんがお撮りになったものを拝借しています。

▪️今日は、授業はないのですが、午後から出勤して、2人の学生さんたちとの面談になります。ひとつは単位取得数が少ない学生さんに深く反省してもらうための面談で、もうひとつは卒論の指導になります。面談が終わったら大阪に向かいます。大阪のザ・シンフォニーホールへ。

「環境運動パブリックヒストリー〜ジェンダーの視点から運動の経験を再考する」

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▪️昨晩は、19時から2時間半、zoomで開催された「環境運動パブリックヒストリー〜ジェンダーの視点から運動の経験を再考する」というシリーズの講演会・研究会⁈に参加しました。勉強になりました。予定では自宅に戻り、自宅のパソコンから参加するはずでしたが、退院できずに病院の病室のベッドの上で、「体操座り」して、膝の上にスマホを乗せて、メモを取りながら勉強することになりました。病室で1人、時間はいっぱいあるので勉強するには良い環境だったのかもしれませんが、スマホでzoomを視聴するのは老眼の私には辛いですね。しかも、スマホでのzoomの使い方がなかなかわからなくて。

▪️ただ、入院しているからお酒は飲むわけにいかないし、静かな病室で大変集中できました。自宅にいて健康だたっら呑んでますからね。コーディネートしてくださった松村正治さんには感謝です。途中、看護師さんが病室に入ってこられて、血圧と熱と血中酸素濃度を測っていただきました。「今、勉強しています」「お邪魔ですか」「いえ、大丈夫」こんなやりとりがありました。看護師さん「この人なにやってはるんやろと」思われただろうな。

深草キャンパス近くのヌートリア

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▪️深草キャンパスから、地下鉄「くいな橋」駅に向かう途中、スーパーマーケットの「マツモト」があります。その横を東高時川が流れています。川というか排水路のような感じに工事されています。そこには、ミシシッピーアカミミガメがたくさんいます。最近はそこに新しい生き物が増えました。ヌートリアです。両方とも、外来生物です。

▪️ヌートリアは、南米原産の大型のネズミの仲間でなんだそうです。明治時代に、毛皮の採取のために持ち込まれたのだとか。水辺に近いところにある植物が好物のようです。法律的には「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づき、「特定外来生物」に指定されています。ネズミの仲間だから、どんどん増えていくのでしょうね。琵琶湖の湖岸や鴨川で見たことがあります。しかし、このような人工的な水路のような川にも住み着いているのですね。確かに、人工的であっても土砂が溜まって餌になる植物が生えていますものね。ちなみに、特定外来生物だからといっても、行政の許可がないまま捕獲・飼育・運搬・放出することなどは禁止されています。たとえば、畑の野菜を食べられたとか被害があって、初めて駆除の申請ができるようです。

▪️というわけで、通勤の途中、いつも気にしてヌートリアを探しています。基本的に夜行性で、夕方から明け方までが行動する時間のようですね。だから、通勤の際も帰宅時ということになるのかな。深草キャンパスに通学・通勤されてるい皆さん、ぜひ観察してみてください。

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