少しずつ賑やかに

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20200307mygarden6.jpg■3月に入り、時々寒い日もありますが、次第に暖かくなってきました。その暖かさんに目覚めたかのように、少しずつですが庭が賑やかになってきました。黄色いスイセンが咲き始めました。複数箇所で咲いています。クリスマスローズ、一番大きな株が満開になりました。今年は30も花を咲かせてくれています。

■朝、リビングの雨戸を開けると、鉢植えの明るい色の花がすぐ目に入るように置いてあります。朝、まずそれらの花を眺めて、その中のヒヤシンスに顔を寄せて香りを楽しんでいます。出かける前に、少し世話もします。庭をまわって水をやったりして枯れた花を取ったりすると、鉢植えの花の奥の方には、新しい蕾ができていました。まだまだ楽しむことができそうです。そうやって庭が賑やかになっていくプロセスを楽しんでいます。

■新型コロナウイルスで大変ことになっています。日本だけでなく、世界が苦慮しています。そのような時だからこそ、個人的には、このような自分の庭の花たちが心を和ませてくれます。ありがたいことです。

『流域ガバナンス』に関する書籍の編集

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20200307yachi2.jpg■先日、ひさしぶりに京都大学生態学研究センターに行きました。生態学研究センターは、車がなければ少し不便なところにあります。私が勤務する龍谷大学瀬田キャンパスに比較的近いところにあるのですが、近くにある滋賀医大病院までバスで行って、そこから歩くことになります。この日は、同じ研究研究プロジェクトに取り組んできた谷内茂雄さんと一緒に、プロジェクトの成果をまとめる書籍の編集作業を、京都大学生態学研究センターで行いました。谷内さんと一緒に書籍をまとめるのは、これが2度目になりますが、以前と比較して、だんだん編集作業のような根を詰める仕事はしんどくなってきたように思います。あまりパソコンに必死に向かっていると、昨年発症したメニエール病がぶり返してくるかもしれないので、注意が必要です。

■この編集作業の2日後、午前中に京都大学楽友会館の横のビルにある京都大学学術出版会に谷内さんと出向きました。出版会の編集者の方と打ち合わせをするためです。編集者の方、とても丁寧な方でありがたく思っています。加えて、こちらの作業が遅れているので、大変申し訳なくも思っています。打ち合わせの後は、谷内さんと百万遍の喫茶店で休憩。谷内さん別れた後は、少し早めの昼食を摂りました。せっかくこの界隈に来たので、「手打大山そば 響」にお邪魔しました。叡山電鉄出町柳駅の前にあるのですが、通りから少し奥まったところに地味にお店があります。目立たないのですが、ここはなかなか優れた蕎麦屋さんです。山陰地方の割子蕎麦を食べることができます。今回は、割子蕎麦に加えて竹の子ご飯をいただきました。季節のご飯ですね。写真は割子そばです。写真を撮るよりも食欲が前面に出てしまって、写真を撮らないとと思った時は、すでにつゆと薬味をかけて少しかき回したところでした。そのため、写真の見栄えはちょっと悪くなっています。とても美味しくいただきました。

■「手打大山そば 響」で昼食を摂った後は、大津に移動。特定非営利活動法人「琵琶故知新」のオフィスでいろいろ打ち合わせをすることになりました。
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大学ジョイントコンサート大阪公演も中止になりました。

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20200305osakaumedacampus2.jpg■新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮し「大学ジョイントコンサート2020大阪公演」(3/15)は中止することになりました。3月2日、龍谷大学大阪梅田キャンパスに参加予定校の関係者が集まり、公演の中止を決定いたしました。大阪工業大学、関西大学、立命館大学、関西学院大学、滋賀県立大学、京都橘大学、近畿大学、龍谷大学の関係者が集り決定いたしました。ただ、大阪公演は延期開催を検討しており、チケット払戻しなど詳細については、後日ご案内する予定になっております。

■帰りは、副部長、学生の幹事長、副幹事長と遅い夕食を摂りました。ひさしぶりに「焼売大楼」に行きました。学生の皆さんとは、部の運営のあり方について語論を行いました。この時期、4回生が引退して、新体制のもとで吹奏楽部を運営していくことになるのですが、新型コロナウイルスの感染防止のために練習も中止になっていることから、学生幹部の皆さんも大変です。

■写真ですが、大阪梅田キャンパスのあるヒルトンプラザウエストオフィスタワーの14階から撮影したものです。

瀬田駅バス停の沈丁花

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20200305jonchouge2.jpg■昨日は個人研究費支出願いを提出できる最終日でした。まだ研究費が若干残っていたので、購入した研究用の書籍の一部を個人研究費で支出してもらうことにしました。また、大学院博士課程の研究員の方の推薦文も作成して提出しました。年度末なので、いろいろやらなくてはいけないことがあります。この日は、大学に書類をいくつか提出して、そのあとは「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」で会議と少々「バタバタ」と移動する日でした。こういう「バタバタ」は極力減らしていこうと思っているのですが、「サクサク」仕事をこなせるタイプではないので、最後にこうなってしまうのです。定年退職まであと7年、基本的に能力は落ちていくので、もう「サクサク」仕事をできる人には慣れないでしょうね。そんな「バタバタ」した感じだったのですが、JR瀬田駅前のバス停で大学行きのバスを待っているとき、良い香りが漂ってきました。落ち着きました。沈丁花(ジンチョウゲ)の花の香りです。気持ちが安らぎますね。春も強く感じます。この沈丁花、我が家の庭にも植えてあったのですが、おそらくは病気だと思いますが枯れてしまいました。今度は地植えではなく大きな鉢に植えてみようと思っています。

特定非営利活動法人「琵琶温故知新」の公式サイト

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■理事長を務めている特定非営利活動法人「琵琶温故知新」の公式サイトが開設されています。コンテンツは、まだまだ不十分でこれからですが、琵琶湖に関わって活動されている皆様のご協力とご支援をいただきつつ、充実させていくように努力いたします。もしお時間がございましたら、ぜひご覧いただければと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

■今日は、「琵琶故知新」の事務局長をお勤めいただいている藤澤栄一さんのオフィスを訪問しました。いろいろ気になる課題に関して意見交換をしたり、Dropboxの使い方や、「琵琶故知新」のメールアドレスをGmailで送受信できるようにするための設定等に関して、藤澤さんにいろいろご教示いただきました。ありがとうございました。

緊張性頭痛とクリスマスローズ

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■咳やくしゃみをすると頭痛が発生します。緊張型頭痛というらしいです。なかなか治りません。私の場合、これもメニエール病の症状が出る前兆のような感じです。この緊張性頭痛がひどくなり、肩こり・首こりもひどくなって、さらに難聴がひどくなってくると、目眩が起きて寝込んでしまうのことになります。難聴気味になりそうな時に、なんとか対処してメニエール病を回避しています。facebookでこのメニエール病のことを投稿したら、facebookの複数のお友達から、「じつは、私もメニエール病なんです」という連絡をいくつもいただきました。「メニエール病友の会」?!の皆様、お互いに頑張りましょう。

■新型コロナウイルスにより、大学の卒業式が中止になりました。いろんな事が軒並み中止になっています。緊張性頭痛だけでなく、気持ちの方もいろいろ落ち込んできます。でも皆さん、まずは罹患しないようにできるだけ注意致しましょう。ということで、少し気分が明るくなる写真を。我が家の小さな庭に咲いたクリスマスローズです。クリスマスローズは、庭の5箇所に植えてあります。一番大きな株(…というのかな)がほぼ満開になりました。数えたら、小さいものも合わせると20くらいの花が咲いています。クリスマスローズ用の肥料がホームセンターに売っていたので、それを買って、晩秋の頃に与えたのが良かったのかもしれません。しかしクリスマスローズは恥ずかしがり屋ですね。下の方ばっかり向いています。

■クリスマスローズの左右で長い葉を伸ばしているのはヒガンバナです。冬の間にこうやって葉を伸ばして広げて球根に栄養を貯めるんだそうです。9月には素敵な花を咲かせてくれるでしょう。右側には、黄色い花を咲かせる可愛らしいスイセン。こちらも庭のあちこちに植えられています。開花が待ち遠しいです。

卒業式が中止になりました。

20200229sotugyoushiki.png■昨日、帰宅時にfacebookを電車の中で眺めていると、龍大関係のページで、大学のホームページがシェアされていました。なんだろうと読むと、「【緊急のお知らせ】2019年度 卒業式・大学院修了式の中止について」というタイトルでした。残念ですが、勤務する龍谷大学でも卒業式が中止になりました。

■卒業証書・学位記等は、卒業生のお宅に郵送されるそうです。また、卒業後に、学生の皆さんと大学関係者が改めて集い、語りあえる場を検討したい、とのことです。昨晩はゼミ生にLINEで卒業式中止を連絡をいたしました。少しだけLINEでやりとりをしました。すでに知っていたゼミ生もいたかもしれません。毎年、卒業証書・学位記を手渡して握手をしてきたのですが…残念です。この中途半端な感じ、不完全燃焼のような感じ…残念です。仕方ないことではありますが。ゼミ生の皆さんには、新型コロナウイルスに罹患しないように注意をして、無事に社会人としてのスタートを切ってほしいと思います。でも、4月はどんな状況になっているでしょうね。わかりません。2020年4月1日(水)、2日(木)に「2020年度入学式」が予定されていますが、実施の可否については状況をみながら検討が続いています。入学式が遅れると、すべてが影響を受けることになります。ちなみに、ゼミ生に卒業証書・学位記を手渡しはできないけれど、郵送のお手伝いはさせていただけそうです。

大学ジョイントコンサート東京公演が中止になりました。

20200207joint-concert1.jpg ■龍谷大学吹奏楽部、東京に遠征して関東の大学とジョイントコンサートを開催する予定になっていましたが、残念ながら、新型コロナウイルスの流行で中止になりました。残念です。でも、仕方がない。

■いろんなイベントが中止になっています。プロ野球、大相撲…。驚いたことに、大阪の近畿大学が卒業式と入学式を中止にしました。もっとも、「 各学部・学科単位の小規模で行われる卒業証書・学位記授与式については、十分な感染症対策を施すことができるか検証のうえ、実施を検討」しているとのことです。他大学もそうでしょうが、龍谷大学にも危機管理対策本部が設置されています。今のところ、様々な行事は実施することになっています。国からは様々なイベントの自粛要請は出ていますが、開催するか開催しないかについては、それぞれの主催団体ごとに差異が出てくることでしょう。

■今回の経験から、日本の社会はどのようなことを学ぶのでしょうね。Medtoolzという医師の方のtweetは、次のようにtweetをされています。この方は、「勧告」と書いておられますが、結局、「あなたの判断でやるかやらないか考えてくださいね、ご自由に。でも、その結果の責任は自分で負ってくださいね」ということになります。

現在の政府の方針は、様々な行事や感染の予防について「勧告」を出すばかりだから、不安な人たちは、ある意味何でも自由に行動できる。選択肢の多さは、平時であれば好ましいものかもしれないけれど、現在のような不安を感じている人が多い状況においては、制約の少なさはむしろ不安を強くしてしまう。

■このtweetをしたMedtoolzさんは、『レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック 改訂2版』等の著作もある医師です。ペンネームのようですので、どちらの病院に勤務されているのかわかりません。そのことはともかく、この方の一連のtweetには、いろいろ学ぶことがありました。用語の使い方に、少々違和感を覚えるところもあります。Medtoolzさんは、医師だからかなと思います。また、少し疑問に思うところもある。一連のツイートで用いられている「科学的」という言葉ですが、これはもう少し慎重というか丁寧に使った方が良いかとも思いました。ですが、とても勉強になりました。これは、新型コロナウイルスや医療だけでなく、他の分野の問題、たとえば私が関心を持っている環境問題を考える上で参考になるのではないかと思いました。Medtoolzさんのツイートがまとめられているので、ぜひご覧いただければと思います。

「科学的に正しいことと、社会的に安心であることとは、必ずしも一致しない。科学的に正しい状態を成し遂げても、それが誰かの不安を強めたり、安心の度合いを大きく取ろうと努力した結果、科学的に正しい状態が崩れることもある。」

「社会の不安を減らしていくためには、そこに勘違いの要素はあっても、あるいはあえて勘違いを挿入することで、不安な人と科学的な人、お互い見ているものの見え方をすり合わせていく必要があるのだと思う。」

「現在の政府の方針は、様々な行事や感染の予防について「勧告」を出すばかりだから、不安な人たちは、ある意味何でも自由に行動できる。選択肢の多さは、平時であれば好ましいものかもしれないけれど、現在のような不安を感じている人が多い状況においては、制約の少なさはむしろ不安を強くしてしまう。」

【追記】■3月15日に、相愛大学と龍谷大学吹奏楽部との合同演奏会「相愛×龍谷 ジョイントクラリネットオーケストラ2020」も、中止になりました。残念。

武漢からの返信

■中国の武漢市にある大学には、親しい方たちが教員として勤務しておられます。ずっと心配になっていましたが、非常に大変な状況の中で日本からお見舞いのメールを差し上げることに少し躊躇いがありました。しかし、我慢できずにお見舞いのメールを送ったところ、翌日に返信のメールがきました。お元気そうでした。安心しました。私のメールの冒頭に、「大変うれしいメールです、心より感謝を申し上げます。本当に『山川異域、風月同天』ですね!」とありました。

■今回の新型コロナウイルスの感染拡大に対して、日本から送った支援物資を詰めた箱に書いてあった漢詩の一部です。もともとは、長屋王から鑑真和尚に贈られた袈裟にこの漢詩が刺繍されていたようですね。私の場合は、支援物資を送ったわけではありませんが、返信をいただいて安心しました。ご自宅でお元気にお過ごしのようでした。旧正月の前から武漢のご自宅で隔離生活が始まり、1ヶ月を超えたとのことでした。メールをお送りした先生によれば、私がお世話になった他の先生方も今のところお元気でお過ごしとのことでした。

■武漢が大変であることは今も変わりはありませんが、同じように、日本が大変になりつつある…そのような気がしてなりません。近隣の国々からのニュースを読むと、かなり政府の社会的対策にひらきがあるように思えます。どうでしょう。国民の生命を守るというのならば、まずは目の前の新型コロナウイルスの対策からだろうと思います。感染者数についても、きちんと検査して確認ができていないからで、本当はもっとたくさんの方達が感染しているとすると、ますます社会的不安は増していきますね。もう、自分自身が感染しているかもしれません。

■この新型コロナウイルスの感染拡大で、龍谷大学吹奏楽部が東京に遠征して演奏することになっていた、「大学ジョイントコンサート2020東京公演」の開催が中止になりました。すでにご来場くださることを予定されていた皆さま、大変ご迷惑をおかけしますこと、深くお詫び申し上げます。いろんなことが中止になっています。近畿大学は、卒業式と入学式を中止する決定をされました。他の大学の判断にも影響が及ぶことになるでしょう。

■新型コロナウイルスに関する報道では、きちんと検査をしてもらえないことに対する社会の不満が相当高まっているように感じています。朝に放送されている番組「モーニングショー」では、専門家である岡田晴恵さんが連日のように解説されています。岡田さんは、このように語っておられます。「このまま(何もしないでいると)だと3月、4月にピークがきます。(感染者数を隠せたとしても)国民に痛みが残ります。痛みは恨みに変わります。(あまり検査を行ってないのは)政治的な判断でしょう」と述べられたようです。3月以降に本格的な大流行が起きてしまう可能性が高いというのです。何を背景にした政治的判断でしょうか。5月下旬以降も流行しているようであれば、オリンピックが開催できなくなるという話もあります。穿った見方かもしれませんが、オリンピック開催のために実態を隠蔽しようとしているのかも…という見方も出てきています。政府は国民の健康と命を守ることができていないとしか思えません。「政府が何もしなくても、どうせ国民は何も反発することなどできはしない」、「国民から徴収した税金も国民の健康を守るために使いたくはない。検査ができるようになれば、実態が国際的にバレてしまう。そうはさせない」、「国民の恨みをかったとしても、それでも次の選挙も勝利する」…とでも思っているのかなと思わざるをえません。国民はもっと怒った方が良いと思います。

企業×大学×農村

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■昨日のことですが、和菓子の企業である「叶匠寿庵」(かのうしょうじゅあん)さんと、私のゼミとで取り組むコラボの相談をするために、大津市の南の方にある大石の龍門という場所にある「寿長生の郷 」(すないのさと)へ行ってきました。ここは叶匠寿あんさんの本社機能と工業があります。はいそんになった場所を買い取ったあと、約1,000本の梅が植えられ、素敵な里山風の庭園になっています。この梅林で収穫された梅の実は、叶匠寿庵の和菓子に使われます。また、観光客が訪ねてきて、庭園や梅林を眺めながらお茶と和菓子を楽しめるようになっています。

■昨日の相談は、和菓子の企業である叶匠寿庵さんと、私のゼミとの協働で、村づくりの活動に取り組もう…という相談でした。「企業×大学×農村」。うまくいったらいいな〜。寿長生の郷では、暖冬のためか、もう梅が咲き始めていました。この里山風の庭園の中には、池があります。そこでは、魚類の保全に取り組む市民団体が、イチモンジタナゴを育てています。こういった外部の団体との協働による里山環境の保全が行われる背景には、叶匠寿庵さんの経営哲学が存在しています。最後の写真ですが、炭窯です。里山の整備をした際に生まれる間伐材で炭焼きをしておられます。

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