煩悩とクリエイティビティ

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■龍谷大学の同窓会組織は、「校友会」と言います。その校友会が興味深い活動をされています。龍大の同窓会らしい取り組みだと思います。「煩悩とクリエイティビティ」というポッドキャストを使って情報発信をされているのです。ポッドキャストとは、インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する技術です。この「煩悩とクリエイティビティ」では、ゲストをお招きして、煩悩をキーワードについて語り合う…そのような感じの内容になっています。以下は、公式サイトに掲載されている説明です。

私たちの『小さな煩悩』を社会のための『大きな煩悩』へ。

「煩悩とクリエイティビティ」は、龍谷大学校友会が運営するリサーチユニット。 誰しもが抱える「煩悩」をキーワードに、大学の建学の精神である仏教の思想を生活者の視点から見つめなおし、これからの倫理や創造性について探求していきます。
2022年度は2種類の番組を配信。

●「ほどける仏教」
日々の暮らしのなかにある「小さな仏教」を発見し、見つめなおそうとする番組。長い歴史をもった仏教の思想の一端に触れることで、いまここを生きる私たちと仏教の関係をやさしくほどいてみたいと思います。

●「まみれる煩悩」
煩悩とクリエイティビティ研究員がゲストと共に、人間誰もが抱えるモヤモヤや煩悩にまみれながら語りあう番組。
「煩悩」にまつわる具体的なエピソードをもとに、煩悩と共に生きていくことについて考えます。

■みなさんも、ぜひお聞きください。こういったポッドキャストって、理事長をしている特定非営利活動法人「琵琶故知新」でも使えるなと思っています。やってみようかな…。

煩悩とクリエイティビティ

お払い箱になった「テレビ会議システム」

20221208tvkaigisystem.jpg■ 今日は、大学本部のある深草キャンパスへ。4限は留学生のための授業「日本の社会と文化B」でした。だいぶ慣れてきましたかね。ええと、私がですよ。その後は、リュックに入れたiPadを使い、zoomで世界仏教文化研究センターの会議に出席しました。研究室は深草キャンパスにはないので、研究部にお願いをして共同研究室をお借りしました。5人の会議でした。もはや当たり前のことですが、深草キャンバス、大宮キャンバス、瀬田キャンパスとバラバラに離れていても、zoomだと簡単に会議ができます。さらにそのあとは、学生さんたちの代表と大学執行部の教職員の皆さんとの話し合いの場(全学協議会といいます)に、Google Meetを使って参加しました。話し合いの場には来ずに、オンラインで傍聴するように…との指示があったので、引き続き共同研究室で傍聴しました。

■学生さんたちからは世界仏教文化研究センターに関わる質問は出てこないので、私が何かお話をするわけでもないのですが、一教員としてはいろいろ勉強になりました。社会学部が深草キャンパスに移転することで、玉突き的にいろんな課題が生まれて、そのことは学生の皆さんの活動にも影響を与えている、与える可能性があるということがよく理解できました。

■ところで、お借りしていた共同研究室の隅を見ると、「テレビ会議システム」が置かれていました。今は、コロナのために会議も、主にteamsやzoomが、授業の場合もGoogle Meetを使って行うようになり、この「テレビ会議システム」、現在では全く使われなくなっています。私が研究部長を務めているときは(2015年〜2016年)、「テレビ会議システム」が大活躍をしていましたが、技術革新で、あっという間にお払い箱になってしまいました。個人的な印象ですが、急に必要とされなくなった、時代遅れになった…そんな感じです。「テレビ会議システム」は機械ですが、なにか寂しさを漂わせているような気持ちになります。「長い間お疲れ様でした」という声をかけてもらえるわけでもなく、忘れ去られているかのようです。

来シーズンよりDiv.1(1部リーグ)に復帰!!


■関西学生アメリカンフットボールリーグ第7節。龍谷大学シーホースは、大阪公立大学パラディンズに28-7で勝利しました。これで、来シーズンよりDiv.1(1部リーグ)に復帰します。シーホースの皆さん、おめでとうございます。

クリスマスリース

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■我が家の玄関の壁。スワッグの横にクリスマリースが加わりました。我が家はクリスチャンではないけれど。明日、リースの方は玄関のドアに取り付けます。リースは街路樹から落ちていたのを拾ったナンキンハゼ(白)の実と、庭のナンテン(赤)の実。あとは庭のハーブと他所のお宅から頂いたヒバの葉。ちなみに、私が作ったのではありません。

■週末は、土曜日は自宅で仕事、日曜日は大学の用務です。月曜日、深草のREC(Ryukoku Extension Center)に参ります。ちょっとしたアイデアがあり、RECの事業と連携させて取り組めないかという相談をしに行きます。うまく行きそうであれば、また、このブログで報告することができるのではないかと思っています。大袈裟な言い方になりますが、大学を社会にさらに開いていくための、あるいは、さまざまなステークホルダーと連携するためのささやかな試みです。

学長選挙会

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■ 昨日は、職場の学長選挙会でした。選挙会は17時から始まり20時過ぎに終えるまで(途中、集計作業で1時間の休憩)、3時間ちょっとかかりました。コロナ禍になってから、学部長と研究科長の選挙は、電子投票になりました。電子投票だとあっという間に結果が明らかになるのですが、学長選挙は、選挙権を持った教職員が一同に集まることに意義があるのかもしれません。それは、ある意味儀礼的な意義なのかももしれません。

■昔は、深草キャンパスの一番大きな大教室に全員が集まって選挙会を開催していました。しかし、コロナ禍で今はそんなわけにはいきませんので、複数の教室に分散してオンラインを使っての開催でした。

■選挙の結果ですが、現学長の入澤崇先生が当選されました。来年度からさらに2年間。3期目です。もうひとりの候補者の方とは対照的な演説でした。「自分が当選したら、教職員の皆さんのためにこうしていきますよ」というのと、「自分が当選したら皆さんとこんな大学を作っていきたい」(入澤学長)というのとでは、かなり対照的な印象になります。

■選挙会の後、親しい課長さんとお話をしたのですが、その時意見が一致したのは、当選した入澤先生の演説を聞いて、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの就任演説を連想したということでした。

「だからこそ、米国民の同胞の皆さん、あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。 あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。」

■親しい課長さんとは、少しだけ京都駅のそばで(「へんこつ」で)呑んで帰ることにしました。「こんな職場にしたい、こんな大学にしたい」と夢を持って働いている人との「呑み」は楽しいですね。私は定年退職まであと4年ですが、それでもささやかな夢があります。昨日は、課長さんといろいろお互いに共感できるところがたくさんありました(以前からそうなんですが)。元気が出てきます。もっともコロナ禍で、こういった夢を語り合うチャンスが減ってしまったのが、とても残念ではありますが…。(写真は選挙会とは関係ありません。選挙会のときに撮った、深草キャンパスの図書館です。)

Div.1復帰を目指せ!!

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■龍谷大学アメリカンフッドール部シーホースが、1部リーグ昇格をかけて大阪公立大学と対戦します。シーズン最後の試合になります。残念ながら、試合のある12月4日は大学の仕事があり直接の応援はできませんが、なんとしてもDiv.1に復帰していただきたいと思います。

■学生アメリカンフットボール関連ですが、母校である関西学院大学のアメリカンフットボール部ファイターズは、Div.1で全勝によりリーグ優勝し、12月4日に西南大学グリーンドルフィンズと対戦します。西南学院大学に勝てば、甲子園ボウル出場が決定します。同じ12月4日に対戦する、東北大学と早稲田大学の勝者と甲子園ボウルで対戦することになります。

「龍谷大学校友音楽祭」

■昨日は、京都駅前の龍谷大学響都ホール校友会館で、「龍谷大学校友音楽祭」が開催されました。「マンドリン・オーケストラ」、「吹奏楽部」のOB・OGの皆さん、そして現役部員の皆さんも参加して演奏が行われました。また、「京炎そでふれ!輪舞曲」の皆さんが、元気の良い演舞で会場を盛り上げてくださいました。普段、それぞれ別々に演奏会や演舞等のパフォーマンスを行なっているわけですが、今日のように龍谷コミュニティとして一緒になって演奏できたこと、そして観客の皆さとも音楽を通じてでつながりあえたと実感できたことは、本当に素晴らしいなと思いました。幼稚な表現ですが、小さなホールの中が、楽しさと幸せでいっぱいになりました。素敵でした〜。できれば、こういう機会がもっとあって欲しいとも思いました。

■ひとつめの動画。マツケンサンバIIです。途中で音量がガクンと小さくなる時があります。これは、一部の木管楽器を除いて演奏をストップして、マンドリンが奏でるメロディーが聴こえるように指揮者が指示しているからです。指揮は、私が2019年に部長に就任した時の学生指揮者だった、51期生の田中星治郎さんです。ふたつめの動画。カーペンターズの「青春の輝き」です。吹奏楽部のOB・OGの皆さんによる演奏です。サックスでソロを吹いておられる方は、22期生の方です。今日、演奏された中では一番年長の方です。とはいっても、まだ50歳代半ばでしょうか。

■今日の音楽祭は校友会の主催、校友会のことは大学の総務部が所管されています。ということで、今日は、総務部長さんもお越しになっていました。ひさしぶりにお会いして、いろいろお話することができました。これもよかったかな。

【追記】■大切なことを書き忘れていました。当日の司会進行は、龍谷大学文学部の卒業生である落語家・桂優々さんでした。さすがプロですね、ホールの雰囲気がとっても和らぎました。ありがとうございました。

深草の夕暮れ 瀬田の青空

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■木曜日は深草キャンバスで留学生のための授業があります。授業が終わると16:45、深草キャンバスを出ると17時を過ぎます。この季節、17時を過ぎると薄暗くなってきます。深草キャンパスから最寄えきであるJR稲荷駅に行くまでには、琵琶湖疏水を渡ることになります。見慣れた風景ではありますが、夜の帳が下りる直前、特別な風景になっていました。

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■ 金曜日は2講時の授業からスタートします。瀬田キャンパスに10時半頃に到着。空は晴れ渡っていました。とっても美しかったです。右側は、15時過ぎの空です。雲が並んでいます。どうして、こんな雲が浮かんでいるんだろう。不思議ですね。

龍谷大学校友音楽祭 in 響都ホール

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■次の日曜日、11月27日に、京都駅前にある「龍谷大学 響都ホール交友会館」で、「龍谷大学交友音楽祭」が開催されます。マンドリン・オーケストラOB・OGの皆さん、吹奏楽部OB・OGの皆さんが演奏されます。加えて、吹奏楽部の現役部員の皆さんの演奏もあります。私は、同窓生ではありませんが、吹奏楽部が演奏を行うし、関心があるので参加させていただく予定です。

原田達先生、宮本孝二先生とお会いしました。

20221125harada_miyamoto.jpg ■昨日、木曜日は、深草キャンパスで留学生のための授業がある日でした。深草キャンパスに行くと、私自身は瀬田キャンパスですので、普段お会いできない方たちと立ち話をすることができます。今日は授業の後、偶然に、以前、社会学部教務課におられた職員さんにお会いすることができました。とてもお元気な方で、周りをハッピーにできる素敵な方です。今度、深草の共通の仲良しさんと飲み会をしようということになりました。まあ、第8波でどうなるかではありますが…。

■深草キャンパスの後は、高槻市へ移動しました。7年前まで龍谷大学社会学部に勤務されていた原田達先生と、桃山学院大学に勤務されていた宮本孝ニ先生と、高槻のお店でご一緒させていただきました。原田先生とはたびたびお会いしていますが、宮本先生とは本当に久しぶりにお会いすることができました。社会学の専門雑誌『ソシオロジ』の編集委員をご一緒させていただいていた時ですから、もう10年ほど昔のことになります。10年経っていますが、私はもう本当に老人になってきましたが、宮本先生はぜんぜん雰囲気が変わっておられませんでした。びっくりです。

■原田先生も、宮本先生とは15年ぶりにお会いされたのだそうです。どうして、ひさしぶりの懇親会が実現したのかといえば、先日、原田先生とお会いした時に、たまたま宮本先生のお名前が出てきて、2人でお会いしたいなあ〜という話になったからなのです。ちなみに、原田先生と宮本先生は、大阪大学・大学院の同窓生です。阪大の関係者のお話もたくさん出てきます。

■いろいろな話題で盛り上がりました。久しぶりですからね。盛り上がると同時に、時々、70歳になる前に亡くなった方のお話も出てきました。90歳を超えるご高齢にも関わらず元気にお過ごしの大先生のお話も出てきました。お2人は70歳を超えておられますし、私も来年は前期高齢者ですし…。やはり、そういう話が出てきますね。

■18時過ぎから始まった懇親会は、お2人とも控えめな「呑み」で、21時前にはおひらきとなりました。それでも、2時間半。あっという間でした。またお2人との再会を楽しみにしたいと思います。

■昨日のお店は、JR高槻駅の北側のエリアにある素敵な和食のお店でした。原田先生は、時々、ご利用になるようです。この日も、次回の予約をされていました。かつて勤務されていた大学の同僚だった皆さんとお会いするのだそうです。この同量だった皆さん、もちろん70歳を超えておられると思いますが、歳を取ってきて、いつ体調が悪くなってしまうかわからないので、会う「頻度」を上げてこられたようです。年に1回が半年に1回。半年に1回が3ヶ月に1回という具合に。年齢を重ねて、こういう仲間が、たくさん周りにいることは、とても大切なことだと思います。

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