寂しい瀬田キャンパス

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20200514seta2.jpg■今日はオンライン授業の準備で大学に向かいました。いつもは電車なのですが、今は車です。コロナウイルス感染のリスクを減らすためです。今は、学生は入構禁止、教員も基本は在宅勤務なのですが、オンライン授業に関する仕事は入構OKということになっています。また、オンライン授業を大学の端末で受講することも許されています。でも、瀬田キャンパスの中は、人の姿がまったくありません。学生が歩いていないキャンパス。スポーツをしている学生の声が聞こえないキャンパス。学生が練習している楽器の音が聞こえないキャンパス。美しい新緑のキャンパスではありますが、大変寂しいものがあります。仕方ないのですが、これは大学の雰囲気ではありません。1回生・新入生の皆さは、まだキャンパスの中に入ったことがありません。動画でキャンパスの中を紹介してあげたらいいのかな…などと思いました。でも、そのようなことも許されないでしょうね。

肩こり・首こり・頭痛・目眩…に効くかな。


■肩こり・首こり、そして緊張性頭痛、さらには目眩まで、激痛というわけではないけれど、辛い思いをしております。そのような私に、滋賀を中心に活躍されている写真家・辻村耕司さんが「こんなストレッチの動画があるよ。自分は、これでずいぶん楽になったよ」と教えてくださいました。この女性インストラクターの方、有名な方なのでしょうかね。私はまったく存じ上げません。でも、動画を見ながら、このアジア系の女性インストラクターの方と一緒に、7つの異なる「肩と腕を使った運動」を、それぞれ1分ずつ行ってみました。それなりに、きついです。でも、これをやると楽になります。そう思い込んでいるだけかもしれませんが、効果があります。私と同じことで悩んでおられる皆さん、ぜひお試しください。

初オンライン講義

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■龍谷大学は、今週からオンライン授業(ゼミ、講義、実習全て)を全面的に実施することになりました。今日は、いよいよ私自身のオンラインの講義の日でした。ただし、ライブで講義をせずに、PDFファイルと、講義録音を4つに分割した音源を、manabaというクラウド型の教育支援サービスにアップして受講してもらうことにしました。いわゆるオンディマンド方式ですね。もちろん、実際の時間割上の時間帯で受講していただいても全く問題ないのですが、オンディマンド方式であれば自分の都合のつきやすい時間帯に受講するというメリットもあります。学生の皆さんからの質問やその質問への回答等のやりとりは、manabaの中にある掲示板を通して行う予定です。そうやって、双方向性を確保するつもりです。

■そうそう、それぞれの教員が、どのようなスタイルで講義をしているのか、学内者限定のポータルサイトでアンケートが実施されていました。まだ、手探りの状況が続いているようです。とはいえ、サーバーがダウンするようなことは、今のところ起きていないようです。大変心配していたのですが、安心しました。いくつかの講義のスタイルがあるようですが、私のやり方はおそらく少数派だと思います。現在、manabaにアップできるファイルは10MBになっています。そのため大きなファイルはアップできません。もともとは、50MB程度はアップできたようなのですが、今回のコロナウイルス感染拡大に伴ってオンライン授業の数が増えたことから、上限が10MBに抑えられています。私の勤務する社会学部では、できるだけ画像はアップしないでほしいという要請があります。余計にいろいろ考えないといけません。

■そのようなことに加えて、受講する側の学生の皆さんのWi-Fi環境についての心配もあります。現在、大学の側が補助をしてサポートしつつあります。Wi-Fijやパソコンを3万円でレンタルしつつ補助金も3万円出すことから、うまくいけば実質無償でのレンタルということになっています。しかし、それでも、全ての学生のWi-Fi環境が改善されるのかどうか、よくわからないところがあります。Meetを使ってオンラインゼミを実施していますが、Wi-Fiの状況が不安定な学生さんたちが一定の割合でいることが経験上わかっていますので、やはりオンライン講義のスタート時点では、無理せずにやっていこうと判断しました。ということで、PDFと分割した音源でオンディマンドというやり方にしました。

■私のやり方は、私が若い頃の経験でいえば、旺文社のラジオ講座に近いものかもしれません。はたして、今の学生の皆さんはどのように受け止めてくださっているでしょうね。なんだか「微妙だな〜」などと思いつつ…のオンライン講義です。試行錯誤の連続です。そのうちに、manabaを使ってこの講義形式に関して感想等を求めてみようと思います。このやり方の技術的なことについては、農学部の石原健吾先生の真似させていただきました。石原先生に心より感謝致します。農学部では、この「石原式」の講義を採用されている方が複数おられるようです。たくさんの同僚の皆さんから色々教えていただきながら、なんとかオンライン講義を始めることができました。

■そうそう、大学が契約していないために推奨はされていないzoom、先ほどやっと「ブレイクアウトルーム」という機能を使えそうなレベルにまで到達しました。まあ、その程度のレベルなのです。トップの画像は、今日、講義を行った「地域社会論」の掲示板です。ここに、10MB以下の4つの音源のファイルをアップしています。

4年前の原田先生

20200513harada.jpg ■今日、facebookが「4年前にあなたはこのような投稿をしましたよ」と教えてくれました。定年よりも早く退職された原田達先生のことです。以下は、その時の、投稿の文章です。

今年の春、定年前に早期に退職されたTohru Harada(原田達)先生が、いよいよ東海道五十三次の踏破に挑まれます。明後日、東京の日本橋をスタートされます。京都三条大橋への到着は、来月の8日か9日になるとのことです。
というわけで、スタートにあたって、いつもの大津駅前の居酒屋「利やん」でささやかな「壮行会」⁈を持ちました。私の妻も駆けつけました(夫=私がお世話になってきましたし…(゚o゚;;)。
松尾芭蕉の時代とは異なり、「いざとなれば新幹線に乗ることもできるし、宿泊施設や食事等についても何の心配ない」と先生はおっしゃるわけですが、毎日25km近くも歩くことは、なかなか大変なことだと思います。雨の日もあるでしょうし…。無理をせず、なおかつ道中を楽しんでいただきたいと思います。
京都の三条大橋に到着される前日は、大津に宿泊されます。そして、「利やん」でお祝いをすることになっています。9日だと、龍大関連の別の会が「利やん」で開かれる予定になっています。その場合は、別の会の皆さんにも、もう無理やりですが⁈、一緒にお祝いをしてもらおうと思います。
原田先生の「新・東海道中膝栗毛」については、facebookで毎日配信される予定です。楽しみです!

■原田先生は、無事に、東海道を踏破されたのですが、この4年前の投稿を引用しながら、本日、再び次のようにfacebookに投稿しました。「ああ、4年前ですか。まだ4年しか経っていないという思いと、もう4年がすぎてしまったという思いと」。すると、原田先生から次のコメントが。「もう4年も前、ですね。その節は大変お世話になりました。いい思い出です。でも、もう一つくらい何かをやっちゃろう!と思っています」。東海道を歩いた原田先生、次はどの道を歩かれるのでしょうか。山陽道かな。ぜひ、やっちゃってください。

龍谷大学の留学生OB・OGから寄付


■龍谷大学で学んだ留学生OB・OGの皆さんが、10,000枚のマスクを寄付してくださいました。

NHK FM「吹奏楽のひびき」で龍谷大学吹奏楽部の演奏が放送されます。

20200513nhk.png■作曲家の中橋愛生さんと指揮者の下野竜也さんの案内で吹奏楽の持つさまざまな魅力を紹介するNHK FMの番組「吹奏楽のひびき」(日曜日 午前7時20分~ 午前8時10分)の紹介です。5月17日のテーマは、「作曲家 井澗昌樹の世界」です。大阪市音楽団や陸上自衛隊中央音楽隊とともに、龍谷大学吹奏楽部の演奏も放送されます。以下が、番組のプログラムです。

中橋愛生

「火の断章」
井澗 昌樹:作曲
(指揮)秋山 和慶、(吹奏楽)大阪市音楽団
(3分14秒)
<佼成出版社 KOCD-8888>

「行進曲「飛翔」」
井澗 昌樹:作曲
(指揮)武田 晃、(吹奏楽)陸上自衛隊中央音楽隊
(3分14秒)
<ブレーン BOCD-7481>

「詩曲 Ⅱ」
井澗 昌樹:作曲
(木管三重奏)龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部のメンバー
(4分29秒)
<CAFUA CACG-0136>

「額田王の4つの歌」
井澗 昌樹:作曲
(ソプラノ)三宅 由佳莉、(指揮)手塚 裕之、(吹奏楽)海上自衛隊東京音楽隊
(6分38秒)
<ブレーン BOCD-7611>

「かごめの花化粧」
井澗 昌樹:作曲
(指揮)木村 吉宏、(吹奏楽)フィルハーモニック・ウインズ大阪(おおさかん)
(8分34秒)
<ブレーン BOCD-7338>

「およげ!たいやきくん(オルガンと吹奏楽のための)」
佐瀬 寿一:作曲
井澗 昌樹:編曲
(オルガン)原口 沙矢架、(指揮)樋口 好雄、(吹奏楽)海上自衛隊横須賀音楽隊
(3分35秒)
<CAFUA CACG-0239>

「Bye Bye Violet」
井澗 昌樹:作曲
(指揮)若林 義人、(吹奏楽)龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部
(8分32秒)
<CAFUA CACG-0164>

龍谷大学吹奏楽部「サマーコンサート2020」中止のお知らせ

■7月5日(日)に開催を予定しておりました「サマーコンサート2020」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、お客様をはじめ、出演者、関係者の安全を考慮し開催の中止を決定いたしました。‪開催を楽しみにお待ちいただいておりました皆さまには大変申し訳ございませんが、ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。‬‪詳しくは、以下の画像をご覧ください。
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César Franck - Sonata for Viola and Piano 1st movement


■皆さん、フランクのソナタです。聞いてみてください。大学時代の友人がfacebookにこの演奏を投稿されていました。以下は友人の投稿した文章の一部です。「私の高校の後輩で娘の大学の後輩のビオラ弾きくんが母の日に絵描きの弟さんとコラボでお母様にプレゼントしたのはフランクのソナタ。素敵です」。素敵ですね〜、お母様は喜ばれたでしょうね。ちなみに、その大学時代の友人自身も「私も娘にケーキ買って貰いました」とのこと。よかった、よかった。

180,000アクセス感謝!!

◼︎アクセスカウンターが、「180,000」を超えました。皆様、ありがとうございます。アクセスカウンターが「10,000」増えるたびに書いているのですが、このブログへの投稿は、ほとんどfacebookと同じ内容になることが多いと思います。ただし、facebookをやっている皆さんは、私の年代に近い方達です。ということで、facebookでつながっていない皆さん(おそらく若い世代の皆さん)には、このブログをご覧いただければと思います。ただし、これまた繰り返しになりますが、ほとんど役に立つ情報は、無い…と思います(笑)。日々の出来事をアップしているだけですので。
◼︎さて、「170,000」を超えたのは、2019年11月7日でした。「10,000」アクセス増えるのに「184日」かかりました。「160,000」から「170,000」までは「175日」かかりました。コロナ感染拡大がはっきりしてきてから、アクセス数は少し減少しました。ちなみに、アクセスカウンターを設置したのは2012年9月5日ですから、7年9ヶ月目で「180,000」にたどり着けることができました。皆様、ありがとうございました。これからも、淡々と日々の出来事を書いていこうと思います(ほぼ、毎回、同じことを書いています)。「190,000」は2020年の秋、そして節目の「200,000」は2021年の春頃になりそうです。

フラワームーン

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■先日の木曜日(5月7日)のことになりますが、大きな満月を眺めることができました。フラワームーンというようです。アメリカの先住民の皆さんの考え方がもとになっているそうです。なかなか見応えのある月でした。私は、大津市の湖西に住んでいるので、栗東市や守山市の方角、三上山(近江富士)の左側にフラワームーンが登りました。眺めるというよりも、鑑賞するという感じでしょうか。

■さてさて、背中・肩・首の凝りから緊張生頭痛が生じている、時に目眩が起きる…という話をしました。波があるのですが、心身の調子が良くなく、なんだかいろいろうまく行かない状況で、気力が消耗していく感じなんです。しかし、良い知らせもありました。かつて、社会学部の「大津エンパワねっと」を履修した女子学生Kさん、卒業後は滋賀県庁に就職したのですが、この春からは、仕事でつながりのある琵琶湖環境部へ人事異動したというのです。こういう話は、ちょっと元気の素になりますね。かつての教え子と、仕事を一緒にするようになるわけですね。で、この話。実はご近所の方から聞かせてもらいました。どうしてかというと、その方も、卒業生と同じ滋賀県庁の部署に勤務されていたからです。これまで仕事上のメールでやり取りしてた方ですが、本当にすぐご近所だったということが判明して、これまたびっくりしたわけです。ちょっと、不思議な感じですね。

■話は変わります。今日、土曜日の午後から、zoomを使って新入生を歓迎するイベント「「Ryukoku Online Start-up Week」に参加しました。今日は「Opening day」。冒頭は、学長の歓迎の挨拶から始まりした。学長がスピーチをしながら、突然「タッパーウェア」を取り出して、学生時代のエピソードについて語られたのですが、それがなかなか学生の皆さんには受けたようです。こんな話でした。たしか入澤学長が学生時代に、ある教員のご自宅だったと思うけど、そこでカレーパーティが開催されました。その教員が1人の女子学生に「その目の前のタッパーウェアをとってくれる」とお願いをしたら、「タッパーウェアなんてありません」と答えたというのです。教員は、「いやいや、君の目の前にあるじゃないか」、女子学生は「いえいえ、ありません」…。女子学生は、タッパーウェアは四角い形をしているものと思い込んでいたので、丸いタッパーウェアは見えなかった…、そういうお話だったように思います。丸と四角が逆かもしれないな…。まあ、そのことはともかく、このエピーソードが仏教の思想と深く関係しているのです。

■学長の歓迎のメッセージの後は、短時間ですが、引き続きzoomで瀬田キャンパスの新入生6人とお話をしました。2つのグループに順番に入れてもらってお話をすることができました。「入学して夢中になれるものを見つけたいと思っていたらコロナ」という感じでしょうか。でも、焦らず、じっくりできることから取り組んでみてください。中には教員とじっくり話したいという人もいました。歓迎しますよ。

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