谷川清澄さん戦争証言


「みんなの戦争証言アーカイブス」が提供されている動画を貼付けます。貼付けたのは、現在98歳の谷川清澄さんです。谷川さんは、以下のサマリーをお読みいただければわかりますが、海軍の兵士として従軍されました。

大正5年、福岡県に生まれ佐賀県で育った。「侍か軍人でなければ人でない」と言われた佐賀での暮らし。海が好きで、軍隊に憧れていたという少年は海軍兵学校を目指す。人々が自由を謳歌し文化を育んだ大正デモクラシー。「あれで空気が緩んだ」と谷川青年は時代の空気に厳しい目を向ける。アメリカを仮想敵国とした兵学校での厳しい訓練に耐え、21歳で卒業。分隊長として駆逐艦に乗員した3年後の昭和16年、日米開戦を迎え出撃。ミッドウェー海戦では水雷長として、米国艦隊との激しい戦闘の渦中に。空からの波状爆撃で炎上し自走できなくなった空母「赤城」を沈めたのは、谷川さんが発射した魚雷だ。轟沈する赤城に取り残された1人の水兵の影が見えたという。「30年は夢に出てきた」という。日米開戦前夜から終戦までを一貫して海軍兵士として闘い、見つめてきた谷川さんの証言は貴重だ。ミッドウェーでの作戦は事前に漏れていたーー。谷川さんが目の当たりにした衝撃的な大本営の舞台裏も。

■学生の皆さんにも、しっかり視ていただきたいと思います。

自殺するコオロギ、ゾンビ化するゴキブリ、その他の寄生生物にまつわる話


▪︎『スーパープレゼンテーション』(Eテレ)で、サイエンスライターであるエド・ヨンさんによる「自殺するコオロギ、ゾンビ化するゴキブリ、その他の寄生生物にまつわる話」という講演を拝見しました。番組自体は、語学番組のようですが、その内容がとてもおもしかったので、ブログにも残しておこうと思います。この講演、YouTubeにもありました。貼り付けておきます。

期日前投票

20141211starbucks.jpg ■今日は、自宅で仕事をしました。そして夕方になる少し前、期日前投票所に向かいました。日曜日は環境社会学会が開催されるため、事前に衆議院議員の投票をすませておいたのです。これまでに期日前投票をしたことは記憶にないので(あてにはならない…)、今回が初めての経験です(たぶん…)。ちょっと驚きましたが、次から次へと皆さん投票にやってこられるのです。期日前投票の場所も関係しているのかもしれませんが、これはちょっと予想外でした。ニュースでは、前回、是前回と比較して、期日前投票が増えているとのこと。こういう制度をもっと皆さん利用すればよいと思います。

■期日前投票所は、駅前のビルだったので、投票の後、ビルの1階に入っているスターバックスで休憩をしました。学生風の人たちが多数。駅前には、大学があるせいでしょうかね。こちらのスターバックスもずいぶん賑わっていました。本日のお勧めのコーヒー(どんなコーヒー豆だった忘れました…)と、そのお勧めコーヒーにあうスイーツ。サービスに、お試し用でしょう、小さなチーズケーキもつけてくれました。ふだん、スターバックスを利用することはほとんどないのですが、まあ、たまにはよいものですね。

■こうやって休憩しながらも、次々にやってくる仕事の波をどう乗り越えようかと…大学の仕事のことを考えてしまいます。また、来年の4月から始まる大学の大きな仕事や、総合地球環境学研究所の研究プロジェクトについても、さてさてどうしたものかと考えてしまいます。つくづくオン・オフの切り替えが難しい仕事だと思います。もっとも、先のことをいろいろ考えたらきりがありません。まずは、目の前の波を乗り越えることに集中します。

■次の日曜日、龍谷大学の大宮キャンパスで、第50回「環境社会学会大会」が開催されます。私は、『環境社会学研究』という学会誌の編集委員会が企画した、書評セッションでコメンテーターをつとめます。書評の対象となるのは、学会員である茅野恒秀さん(信州大学)が今年出版された『環境政策と環境運動の社会学―自然保護問題における解決過程および政策課題設定メカ ニズムの中範囲理論』(ハーベスト社)です。著者である茅野さん自身が解題をおこない、そこにコメントをしてディスカッションをすることになっています。初めての企画らしく、はたしてどれだけの人たちが来てくださるのか不明です。同時に、複数の自由報告の部会が開催されていますし…。当日、環境社会学会に参加される皆さんには、ぜひお越しいただければと思います。よろしくお願いいたします。

学生の皆さん、選挙に行きましょう!!

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■学生の皆さん、選挙に行きましょう。社会学者の北田暁大さんが、わかりやすい記事を書いておられます。記事のなかの見出しを拾いだしてみると、以下の通りです。

・【総選挙2014】「選挙なんか行っても無駄」じゃないいくつかの理由~この一票で変える、のではなく、「この一票で変わる」と思える社会を作り出すために
・わたしは切実に「若い人に投票に行ってほしい」と願っている
・結果はどうでもいい。「選択」する自由を行使して、政治家が若者の票を気にせざるをえないような投票率を達成してほしい
・重要なのは、若者が「選択する人たち」として認識されること、恐れられること
・自律としての自由 舐められっぱなしじゃ腹も立つ
・人生のなかでは、政治以外の領域でも、どうしようもなくアホらしい選択肢しかないのに選択を迫られるということがままある
・舐められたらやりかえせ

【総選挙2014】「選挙なんか行っても無駄」じゃないいくつかの理由~この一票で変える、のではなく、「この一票で変わる」と思える社会を作り出すために

こんな小さなドローン ZANO


■最近、こういうお手軽なドローンが欲しくて。「北船路米づくり研究会」のフィールドである、蓬莱山(比良山系)の麓にある棚田や、研究で調査している甲賀市の谷津田などを、ぜひドローンで撮影してPVを制作してみたいのです。

満月

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■一昨日の土曜日、一日、自宅にいました。自宅で部屋の整頓や料理など家事などもして、リフレッシュしました。こうやって、いろいろ当たり前のことをすることで、精神もリラックスしてきます。仕事ばかりだと、やはり駄目ですね。とはいえ、私たちの仕事は、仕事とプライベートのオン・オフが難しいので、ついつい…なのです。

■夕飯の買い物に出かけたさいの帰り道に撮りました。前日よりも寒さはましになっていましたが、かなり寒い一日でした。空気が澄んでいるせいか、満月(おそらく満月の一日後…)も非常に美しく見えました。最近購入した「iPhone6 plus」で撮ってみました。暗い場所でもよく撮れるとのネット上での評判でしたが、さすがにここまでくるとピンぼけしてしまいます。とはいえ、逆に良い感じになったかもしれません。写真自身はカラーですが、パソコン上(iPhoto)で、白黒写真にしてみました。

■まあ、自己満足ですけど…。

御堂筋の空

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■昨日、朝からの昼過ぎまであった入試の業務を終えたあと、大阪の心斎橋に出かけました。心斎橋にあるAppleショップです。というのも、京都で購入した「iPhone6 plus」がフリーズしてしまったからです。これまで使っていた(死にかけ)のiPhone5から、iMacと同期をしてバックアップして、iMacからアプリをiTuneを使って「iPhone6 plus」に移そうとしたところ、突然のフリーズ。私の知識や技術的なレベルではどうしようもない状態になってしまいました。悲しい…。

■もっと早くにAppleショップに行けばよかったのですが、週末もいろいろ行事や用事が入り、しかも原稿の締め切りがあったりして、とてもではないですが心斎橋まで出かけている余裕はありませんでした。幸いなことに、今日は、時間ができたので心斎橋に出かけたのでした。ただし、ショップに到着すると、相談のコーナーは長蛇の列。みんな困っているんでしょうか…。ということで、今日の朝(このエントリーを書いているのは「今日」の夜中)に再度訪れることにしました。早く、解決したてらいいな。

■写真は、心斎橋から難波にかけて歩きながら撮ったものです。御堂筋のイチョウでも撮ろうか…と思っていたのですが、それよりも御堂筋から見える「空」が気になってしまいました。ということで、「御堂筋の空」のです。

福岡の醤油メーカーのCM


■「1月9日に行われた第一回「福岡マラソン2014」の中継内で、1日限定で放映された『ニビシ醤油』のCMがネットなどで話題となってい」るそうです。この「福岡のニュース」の記事によると、以下の通り。

このCMを手がけたのは、JR九州の九州新幹線全線開業「祝!九州縦断ウェーブ」の田中嗣久氏で、撮影は、映画「桐島、部活やめるってよ」や「私の男」の近藤龍人氏。
ドイツにサッカー留学して半年の息子。世界の壁、自分の無力さを感じはじめた頃。それでも、自分のために生活を切りつめ、留学費用を捻出してくれている母に弱音なんか吐けない。
だけど、離れていても、何も聞かなくても、母は、なんとなくそんな息子の様子を感じとる。そして、母がとった行動とは…

伏見のタバコ屋

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■iPhone5で撮った写真です。ボケボケですが、ちょっと懐かしい雰囲気が気になったもので、撮らせていただきました。

早朝の出勤と下弦の月

20141015seta.jpg ■水曜日1限は、「地域社会論」の授業があります。授業の準備や資料の印刷等のため、早めに出勤します。とはいっても、始発で出勤というわけではありません。自宅を6時10分に出て、近鉄で京都まで行き、京都では7時10分の電車に乗るというパターンです。このパターンだと、7時50分までには大学に到着します。この時間帯ですと、さすがに学生の姿をキャンパスではみかけることはありません。授業開始が9時20分ですので、余裕をもって印刷等の準備ができます。とても気持ちの良いものですね。

■「台風一過」。今朝の空は、その言葉に相応しいスッキリとした秋らしい青空でした。写真は、瀬田キャンパス1号館を撮ったものです。建物の左上に、半月が見えました。月例表を見てみました。下弦の月の一日前でした。今晩の半月が下弦の月ということになります。この上弦、下弦、意外に難しいですね。上弦の月は満月に向かう時の半月で、下弦の月は満月が欠けてきて新月に向かう時の半月です。ということで、月はこれからどんどん新月に向かって細くなっていきます。まあ、早朝出勤すると、こういう写真も撮るだけの余裕があるというわけですね。
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■もっとも、がっかりするというか、シュン…とすることもありました。出勤の途中、バッテリーほぼ死にかけのiPhone5を外付けバッテリーにつないだ状態で、よくニュースを読みます。今日、気になったのは「大学進学率の地域差、20年で2倍 大都市集中で二極化」という記事でした。朝日新聞の記事です。以下は抜き書きです。

大都市と地方で高校生の大学進学率の差が広がっている。今春の文部科学省の調査から朝日新聞が算出すると、都道府県別で最上位と最下位の差は40ポイント。20年で2倍になった。家計状況と大学の都市集中が主因とみられる。住む場所の違いで高校生の進路が狭まりかねず、経済支援の充実などを求める意見がある。

都道府県別では東京の72・5%が最高で、次いで京都(65・4%)、神奈川(64・3%)、兵庫(61・7%)など。最低は鹿児島の32・1%で、低い順に岩手(38・4%)、青森(38・6%)など。40%未満は5県だった

「大学進学の機会」の著書がある小林雅之・東京大教授(教育社会学)は「選択は個人の自由だが、能力や意欲のある若者の進路が居住地の環境で限られるのは社会的損失だ。大学整備は専ら私学に依拠し、大都市集中につながった。その結果、私学の半数近くが定員割れで苦しむ一方、地方では多くの高校生が望んでも進学できないという矛盾も生じている。家計負担軽減には給付型奨学金の充実が急務。地方の短大や専門学校の活用も有効だ」と話す。

■これはかなり深刻な状況ですね。県民所得の低い地域は進学率も低い傾向にあります。私が以前勤務していた岩手県立大学です。岩手県の公立大学です。今から、10数年前のことですが、学生がこのようにいったことを記事を読みながら思い出しました。「私の親が、『とても仙台や東京の大学にやるだけの余裕は我が家にはない。県立大学に通学するのだったら許そう』といってくれたので、なんとか県立大学に入学できました。ありがたいです」。そのとき、公立大学の存在意義を強く感じました。しかし、東日本大震災に被災されたたことなども、進学にどのように影響しているのでしょうね。今日の朝日新聞の記事を読む限り、当時よりも状況はより深刻になっているのかなと思います。

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