秋の花
■超大型の台風14号が近づいてきています。毎年、毎年、豪雨や台風のために被害が出ます。深刻な被害と比べようもないのですが、我が家の小さな庭のことも心配です。今、庭では秋の花が咲き始めています。まだ、満開までに至りませんが、グッと気温が下がってきたのでヒガンバナが咲いてくれました。あっとという間に地面から茎が伸びて、蕾を膨らませたかなと思うと、花が咲いていました。人によっては、庭にヒガンバナが咲くことを嫌う方もおられますが、私は毎年楽しみにしています。しかし、台風でどうなってしまうでしょうね。大丈夫かな。ヒガンバナ以外では、ハギとシュウメイギクが咲き始めました。ハギはわかりませんが、シュウメイギクは台風の強風で花びらが散ってしまうのではないかと思います。
我が家のアボカド
■ 我が家では、妻がアボカドを種から育てています。これも観葉植物だと思います。水遣りとか水の交換は、私も手伝っています(というか、ほとんど私がやっています)。大学時代の先輩から聞いた発芽のさせて方のようですが、左のようにペットボトルを活用するとうまく育ってくれています。ペットボトルの上の方をカットして逆さまに差し込んでいるのです。そこにあのアボカドの大きな種を置いて水栽培していくのです。すると写真のように発芽してくれます。右側は、そうやって発芽して一定成長したものを、鉢に植え替えたものです。うまく育てると日本でも大きくなるようですね。滋賀県内ですが、庭で育てている方から、その写真も送ってもらいました。立派でした。果たして我が家のアボカドがそこまで育ってくれるかどうかわかりませんが、大切に育てていこうと思います。
義父母宅の庭の手入れ
■先週の土曜日、親子3人で、奈良に暮らす義父母宅の庭の手入れ(草抜き、落葉除去)に向かいました。息子は大阪に暮らしているのですが、自宅からやってきてくれました。義父母の庭、義理の妹が半分ほど作業をしてくれていたし、午前中は風が吹いて涼しかったので、それほど大変ではありませんでした。そもそも、自分の庭の世話でこういうのは慣れているので、草抜き作業等は苦痛ではないのです。
■庭の手入れで義母からお小遣い⁈をいただいたので、昼食は親子3人で韓国料理店に行きました。私は、参鶏湯の定食でした。参鶏湯とは、雛鳥の腹の中に、漢方薬にもなる高麗人参、餅米、ナツメ、ニンニク、クルミなどを入れてじっくり煮込んだ料理です。私自身、夏バテはしていませんでしたが、滋養のある料理で精をつけることができたのかなと思います(まあ、気のせいかもしれませんが)。
■義父母の庭の手入れをしながら、亡くなった母親の生活の介護をしていたころのことを思い出した。あの頃、庭の世話には気合が必要でした。もっとも放置しておくこともできず、ご近所に迷惑をかけないためにやっていたというのが正直なところです。庭がきれいになるのは嬉しかったのですが、あの頃は義務感だけでやっていました。もっとも、滋賀に転居し、自宅で庭の世話をしているうちに、先ほど書いたように庭仕事には慣れてきました。ただし、20年後は果たしてそんなことが言えるのかな…と、ふと思いました。その時、子どもたちは今回のように庭の草抜きをやってくれるのかな…と思いました。そして、今日の息子の作業の様子を見ていると、まあ難しいだろうなと思ったのでした。良い息子なんですけどね。
庭の茗荷
■庭の世話をする時間がありません。カメやメダカだけは世話をしないと死んでしまうので、メダカのいる鉢や池には水を足し、水槽代わりに使っているカメのコンテナの水を換えました。カメは気持ちがよさそうでした。もちろん、メダカにもカメにも餌をあげました。そうしていると、収穫できていないプチトマトに気がつきました。熟れすぎて割れてしまっていました。ごめんね。その向こうには茗荷が茂っているのですが、覗いてみると、いつのまにか地面から頭を出しているのです。すでに花を咲かせているものもありました。しまった…。ということで、慌てて、汗びっしょりになりながら収穫しました。こんなにたくさん。薬味だけでなく、練り物(さつま揚げ)と一緒に炒めて、中華風にして食べようと思います。甘酢漬けも良いかもしれません。
庭のユリ
■鉢ではなく、庭に植えたユリが蕾を膨らませていました。今日は、そのうちの一つだけが開花しました。ユリの花、とても好きなので毎年楽しみにしています。自分の中では、ユリの花は遠い昔の記憶と結びついています。
■昔のことを思い出しながら近づいてみると、元気に蕾を膨らませている蕾に混じって、何やら汚れているような蕾も。むむむ!!! 害虫がついています。鳥の糞のようですが、明らかに害虫です。調べてみました。正しく同定できる能力はありませんが、ユリクビナガハムシという甲虫のようです。この昆虫、幼虫の段階では自分の出した糞を身にまとっているのです。そうか、ウンコでカモフラージュしているのか。すごいですね。申し訳ないけど、手で駆除させていただきました。ごめんな。
■ユリクビナガハムシ、こんな昆虫です。
最近の庭の花
■またまた庭の花のことです。すみません。このブログを使って記録を残しておきたいと思います。日記のように毎日の出来事を記録に残しているので、ブログの検索機能を使って、過去の投稿をデータベースのようにして調べることができます。まめに投稿をしておく必要はありますが、結構、便利に使っています。庭の花の場合、この季節、去年は何が咲いていたのか、どのように咲いていたのか…、そういうことを調べるのに便利です。
■さてさて、庭の花です。【1段目】紫色のホタルブクロ、ずいぶん大きくなりました。紫色と白色とでは、ホタルブクロの種類が違うようです。背丈もかなり違います。これで、本当にホタルがやってきてくれたら素晴らしいのですが、この辺りにはホタルはいません。
■【2段目左】ユリも咲き始めました。ホームセンターで買ってきた球根なんですが、色はよくわかっていませんでした。同じ鉢に球根植えました。最初に開花したのは薄ピンクのユリです。追いかけるように、黄色いユリも咲きました。この黄色いユリ、私はあまり見かけたことがありません。どういうわけか、うすピンクのユリとは違って、こちらの黄色いユリの背丈はかなり低いです。
■【2段目右】キョウカノコが咲き始めました。まだ、蕾もたくさんあります。ひとつひとつは小さいけれど、開花すると全体としてフワッとした感じになります。鯛の桜でんぶ(田麩)のよう。とっても可愛いですね。
■【3段目左】コバノズイナ。落葉性の低木です。これもたくさんの小さな花が房のように垂れ下がって咲きます。素敵です。
■【3段目右】やはりホームセンターで買った「アズーロコンパクト」。よくわかりませんが、キキョウ科ロベリア属の仲間のようです。ドーム状に小さな青い花がたくさん咲いてくれました。育て方がよければ、もっと美しいドームになるのでしょうね。でも、嬉しいです。
■【4段目左】黄色の花、まだ咲いています。庭の石垣のところに、ツルマンネングサ(…だと思う)が生えてきました。いわゆる多肉系の雑草なのですが、可愛らしいので、時々、余分なところは取り除いていますが、石垣沿いに花を咲かせています。【4段目右】やはり黄色のリシマシキア・ミッドナイトサン。これも勝手に生えて花を咲かせています。ご近所から遷移してきたのかな。
スミレの種
■自宅の庭の雑草をまめに抜いています。小さなうちに、時間を見つけては、数分間だけですがヒョイヒョイと抜いています。慣れてくると、それほど大変なことでもありません。まめに抜いていると、雑草に困ることもありません。
■ところで雑草って何…ということなのですが。「雑草である/雑草でない」の境目は、けっこういい加減というか、もう完全に人間に主観です。自然に生えてきたものでも、これは美しい…とか、これは可愛い…とか、雑草でないことにして可愛がって育てたりするのですから。
■私はこういった野草の類を少し勉強するまでは、全部、雑草という方ゴリーの中に封じ込めて、徹底して抜き取っていました。腱鞘炎になるぐらい草抜きを徹底してやっていました。ところが、ある時、我が家にはスミレの花がけっこう咲くことに気がついたのです。タチツボスミレです。小さなスミレです。可愛らしい花なので、頭の中で雑草のグループからそうでない可愛がるグループの方に移動させることになりました。頭の中の作業です。知らないうちに移動していました。このタチツボスミレを残して周りの他の雑草を抜いてやると、けっこうあちこちに増えてきました。そして、今日、初めてこのタチツボスミレの種を観察することができました。
■写真は、タチツボスミレの種です。たくさん種が詰まっています。これがこぼれ落ちて、アリによってもう少し遠くまで運ばれるのだそうです。もし、雑草のままだったら、こういった観察もしていなかったと思います。周りには砂利が敷き詰めてあり、その砂利の石の大きさからもお分かりと思いますが、この種、かなり小さいです。今日は、スミレの種に気がついてとても嬉しかったです。
「『この種がいいね』と私が思ったから五月二十六日はスミレ記念日」。
■ということで「スミレ記念日」です(^^;;。しばらくしたら、忘れていると思いますが、おじいさんですし、許してください。
【追記】スミレ記念日…何のことやらという方は、俵万智・サラダ記念日で検索してみてください。40歳を超えていないとわからないです、たぶん。
庭の花たち(3)
■連休中、大阪に暮らしている息子が滋賀の我が家に帰省してきました。帰省とは言っても、自分が育った家ではないのですが。その息子も33歳になりました。自分が64歳なんだから、まあ、そらそうだなあ。せっかく滋賀に帰省したということで、息子は母親と一緒に滋賀の湖北にドライブに出かけました。これは親孝行でもありますね。で、父親はというと、自宅でパソコンに向かって仕事をしていました。そうなると、肩が痛くなり、首も凝ってくるわけです。
■合間に庭に出て気分転換に、落ち葉を拾ったり、生えてきて欲しくない草は抜いたり、庭の世話をしました。もう少し初夏の雰囲気のが漂っています。庭にも生えてくるホタルブクロなんですが、それとは種類と色の違うものを鉢に植えてみました。そろそろ花が咲き始めています。花壇というか、うちの畑ですね、そこに植えたミョウガも伸びてきました。我が家のハーブの中では、このミョウガが一番食卓に役立っているかな。今年もがんばってね(と、心の中でミョウガに声をかける)。
■先日の日曜日。起床後、さっそく庭に出ました。晩に落ちたシマトネリコとナナミノキの黄色い葉っぱを、まずは掃除しました。箒を使えるところはまだ良いのですが、狭いところや草木が茂っているところに落ちた葉っぱは手で取り除くことになります。大変といえば大変ですが、もう習慣のようになっています。おそらく、ご自宅にシマトネリコを植えておられるお宅は、この季節、我が家のように毎日掃除をされているのではないでしょうか。大変だけど、頑張りましょう。
■先日から、庭のニッコウキスゲが、咲き始めました。黄色い花がニッコウキスゲです。今年もよく咲いてくれました。ありがとう。裏庭のジャーマンアイリスも咲き始めました。けっこう、たくさんの蕾を確認できます。これからが楽しみです。ニッコウキスゲの右後ろの白い半透明のコンテナ。こののなかには、一郎、二郎、三郎、3匹のクサガメがいます。白い花は、白花タツナミソウです。お隣の庭に咲いているのですが、我が家の庭にも入ってきました。こういう可愛らしいのはウエルカムです。自分勝手なんですが。成長するともっと大きくなるようですが、我が家のタツナミソウの花は、今の所、こんな感じです。
■庭の法面にモミジが植えてあります。今は、青紅葉。新緑が美しいのですが、そのモミジの下にある階段の手すりがベトベトに。モミジをじっとみると、たくさんのアブラムシがついていました。アブラムシの排泄物は甘いので、それが手すりについてベトベトしていたのですね。なるほど。
■農薬は嫌なので、酢を原料にした忌避剤を振りかけましたが、果たして効いてくれたのかどうか。その後、雨が降って様子を見ていると、アブラムシがいなくなっていました。で、その頃、庭で見かけるようになったのが、テントウムシの幼虫。テントウムシはアブラムシをむしゃむしゃ食べてくれます。昆虫の同定など私にはできませんが、ネットで調べたところでは、どうもナミテントウムシの幼虫のようです。「ありがとう、君たちが頑張ってくれたのね…」と思うようにしました。もっと注意深く庭を観察していると、いろんな生き物の世界が見えてくるのでしょうね。
■ラベンダーの花にもハチやアブが寄ってきています。耳を澄ますと、羽音が聞こえてくるので、そばに寄ってみるとこんな感じ。小さな後ろ羽も見えるので、これはハチかな。
庭の花たち(2)
■若い頃、自分が歳をとったときにガーデニング好き、花好きになるなんて、想像できませんでした。自分でもびっくりです。今、自宅のリビングの窓を開けるとこんな感じになります。まず、ローズマリーの花が目に入ります。もう盛りを過ぎた感じですが、たくさん花が咲いています。その左は、冬から頑張って咲いているビオラ。そろそろ終わりかな。一番左はスミレです。小さな花がたくさん咲いています。背景ですけど、赤い花がチェリーセージ。
■左、ローズマリーの花を接写してみました。ひとつひとつは小さな花ですので、あまり細かな色や形は気にしていませんでしたが、じっくり見ると形な柄も美しいです。右、庭に法面のに咲いているツツジです。素人判断ですが、ヤマツツジではないかと…。庭師さんが庭の大改修の際に、植えてくださったようです。
■左、セイヨウイワナンテン。きれいに花を咲かせてくれました。右、アマドコロ。
■左、タイムです。グランドカバーとして法面に植えてありますが、春はこうやって花が咲きます。直径1cmにも満たない小さな花です。その小さな花は、無数のもっと小さな花でできています。右、ヒメウツギです。
■新しくスズランが仲間入りしました。義理の両親のお庭からのお裾分けです。うまくうちの庭に根付いてれるかな。
庭の花たち(2)
■最近の我が家の庭で。いろんな種類の草木の花が楽しめます。今年も綺麗に咲いてくれてありがとう…という気持ちです。上から1枚目。庭のベンチです。理想は、庭の世話をした後、ここに座って眠るように静かに息を引き取ることです。変なことを言っているように聞こえるかもしれませんが。もちろん、まだ働かねばならないと思っているので、今年や来年の話ではありませんが。2枚目は、裏庭のシャガです。肥料のやり方が良かったのか、たくさん花を咲かせています。3枚目、カラタネオガタマの花。今年は、たくさんの花が咲きました。年によって、花の咲き方にも波があります。4枚目、オトコヨウゾメ。白い可憐な花を咲かせます。秋になると可愛らしい赤い実がなります。5枚目、エビネです。