新年会と「kikito×しがトコ」のカレンダー
▪️一昨日は、娘夫婦家族が我が家に、昨日は息子夫婦が我が家にやってきました。息子は昨秋に結婚しましたが、息子の連れ合いは、孫からすると新しい叔母さんになります。昨年の結婚式、そして正月とまだ2回しかあっていないわけですが、とても孫たちに優しく接して一緒に遊んでくれました。楽しそうでした。叔母さんというよりも、楽しいお姉さんという感じかな。
▪️夕方からは、全員で奈良の新年会に向かいました。義母を囲む新年会です。義母は米寿ですが、毎日新聞を丁寧に読んでいます。世の中の動きをきちんと把握しています。また、テレビでスポーツ観戦を楽しみにしています。プロ野球、大相撲ともにとても詳しいです。足が少し弱ってきているかとは思いますが、とても元気にしています。
▪️お正月は昨日まで。今日から普段の日常に戻る「リハビリの生活」です。今日と明日は、買い物に行かずに冷蔵庫に残っている正月料理やあるもので過ごします。年末から食べ物がギチギチに詰まっていた我が家の冷蔵庫ですが、もうじきいつものようにガランとした感じになるのかな。娘夫婦、息子夫婦、若い大人4人の胃袋は、すごい容量ですね。びっくりです。余ったら困るな〜と思っていましたが、その心配はありませんでした。
▪️写真の2枚目と3枚目、そして4枚目ですが、新年会やお正月とは関係がありません。昨年の11月末に、一般社団法人「kikito」さんが、昨年の春に「令和6年度緑化推進運動功労賞 内閣総理大臣表彰」を受賞されたことを、「kikito」さんが関係者のみなさんに感謝する「感謝祭」が琵琶湖ホテルで開催されたのですが、その際に記念品としていただいたカレンダーです。「滋賀を自慢したくなるカレンダー2025」です。
▪️カレンダーに使用している紙やスタンド材には琵琶湖の森を元気にするプロジェクト「kikito」とのコラボにより間伐材を活用されているようです。ローカルメディア「しがトコ」のInstagramへの多くの皆さんの投稿の中から選ばれた写真のようです。すごいです、滋賀!! こういう写真を通して、「MLGs」(マザーレイクゴールズ)や「世界農業遺産・琵琶湖システム」のことを思いながら、書斎でこのカレンダーを使わせてもらおうと思います。ぜひ、Instagramで「shigatoko」をチェックなさってみてください。
孫とゲーム
▪️お正月の2日、娘の家族が我が家にやってきました。ひさしぶりに会った孫(ひなちゃん&ななちゃん)たちは、それぞれが成長していました。姉のひなちゃん(小2)は、ボードゲームを大人と「ガチ」で対戦できるようになっていました。妹のななちゃん(4歳)も、それなりにゲームを理解して、姉のサポートのもとで参加して楽しめるようになっていました。当たり前なのでしょうし、じじ馬鹿かもしれませんが、孫の成長に驚いています。
▪️右の写真は、「UNO」を一緒にしている時のものです。娘の家族は夏と正月に我が家にやってきます。その時UNOをするのです。ただし、夏とお正月の年に2回しか「UNO」をしないので、ルールを忘れてしまいます。ということで、毎回ルールを孫のひなちゃんから教わっています。情けない話なのですが、孫からルールを教わることに、おじいさんとしては満足しています。
▪️昨年のお正月、ひなちゃんは「百人一首」がマイブームでした。放課後通っている学童保育の中で、いろいろブームがあるようなのです。ひなちゃんは、学童保育の中で、けん玉が得意になり、一輪車に乗れるようになり、「百人一首」も覚えました。上の句を聞いたら、すぐに下の句がわかるようになっているらしく、私などは歯が立ちません。で、今は何がマイブームなのかといえば、バスケットボールです。このお正月に、親戚の中学生のおにいちゃんからお古のバスケットボールを譲り受け、今はバスケットボールをしたくてしたくて、ワクワクしています。今、近くの公園で、両親(娘と義理の息子)と、叔父叔母(息子夫婦)と一緒にバスケットボールを楽しんでいます。息子は中高とバスケットボールの選手で、高校時代はインターハイの近畿大会まで行った経験があることから、ひなちゃんを指導できるのではないかと思います。ちなみに、おじいさんは、自宅待機です。
▪️休憩をしたあとは、奈良で義母を囲んでの新年会です。充実したお正月の三ヶ日でした。
380,000 アクセス感謝!!
▪️アクセスカウンターが「380,000」を超えました。皆様、ありがとうございます。アクセスカウンターが「350,000」を超えたのは今年の7月24日です。「350,000」から「360,000」までは52日かかっています。「360,000」から「370,000」までは51日かかっています。「370,000」から「380,000」までは58日。冬季休業期間な入ってアクセス数が減っているということは、普段は大学の教職員の皆さんがお読みくださっているのかもしれません(知らんけど…)。
▪️アクセス数が10,000増えるたびに毎度毎度書いていますが、たまに社会学っぽいこと、環境っぽいことも書いてはいても、基本は身辺雑記でしかありません。人生の日々の記録です。ライフログ。また、facebookへの投稿とほぼ同じ内容です。ただ、一人の大学教員の日々の出来事や気になったことを書いているだけです。役に立つ情報はほとんどありません。それにも関わらず、ご覧いただけることをありがたいと思っています。心より感謝いたします。これまたいつもと同じような感謝のご挨拶になりますが、ご容赦ください。
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▪️いつもと同じような感謝のメッセージだけでは、自分でもあんまりだよなと思ったものですから、もう少し加筆しておきます。
▪️もし、私に関する情報をお知りになりたいということであれば、画面の一番上にあるこのサイトのタイトル「『環境社会学/地域社会論 琵琶湖班発』脇田健一研究室」の下に青い文字列が並んでいますが、そこをご覧ください。1番左が「HOME」ですが、2番目の「BLOG」と同じです。ブログをトップページにしています。3番目の「ABOUT-A」は、大学教員としての脇田に関する情報がまとめてあります。4番目の「ABOUT-B」は、プライベートの趣味に関する情報をまとめてあります。
▪️次は「ゼミナール」です。これは、学生さんたちが3回生に進級する前にゼミの選択をする際の参考にしていただくための情報です。そのさらに横も授業に関する情報です。今は、時間割を掲載しています。まだ2025年度の情報がアップされていません。更新が遅れています。その次の「卒業論文」は、これまで指導してきた学生さんたちの氏名と卒業論文のタイトルが整理されています。2004年に龍谷大学に赴任してから242人のゼミ生の卒業論文を指導して来ました。一番最初の学生さんは40歳を超えており、いただいた年賀状によればお子さんも高校受験なのだそうです。それはともかく、学生の皆さんには、ゼミの選択の際、この卒論のタイトルをご覧になっていただきたいと思います。とはいえ、2025年度はゼミ生を募集しましたが、2026年度は募集しません。2026年度末で定年退職するからです。
▪️その後の「北船路米づくり研究会」は、2010年から2016年にかけて、ゼミ活動の一環として行っていたものです。龍大米を栽培・販売していました。また、高齢者の生産した野菜を大津の商店街で販売し(月1回)、大津の街中の消費者の皆さんと生産者である農家の皆さんとの交流イベントも開催しました。学生さんたちも私も、相当頑張って取り組んでいました。ただ、2016年度末でその活動を終了しています。
▪️「大津エンパワねっと」は、現在は社会学部の社会共生実習の前身で、2007年文部科学省の現代GPに認定された地域連携型の教育プログラムです。この「大津エンパワねっと」も一生懸命取り組んできました。今は、社会共生実習の「地域エンパワねっと」(プロジェクト)になって続いています。ですから、もう17年もこのプログラムとプロジェクトに取り組んできたことになります。
2025年新年のご挨拶
▪️みなさま、新年あけましておめでとうございます。昨晩、ながながと「2024年度最後のご挨拶」を投稿して、翌日に今度は新年のご挨拶を、またまたながながと書かせていただきます。少し恥ずかしさが伴うわけですが…。
▪️今日は、珍しいことに、元旦から近くの神社に初詣に出かけました。普段は、2日か3日に初詣なのですが、今年は元旦です。こんもりとした森に囲まれた素敵な神社です。琵琶湖の南湖もよく見えます。今日は天気も良く、境内からは鈴鹿山脈の方までよく眺めることができました。こちらの神社では、健康安全を祈願しました。血糖値がきちんとコントロールできる生活ができるように、コントロールできる自分であり続けられるようにとお願いをしました。パンデミック、気候変動、災害、政治の不安定化、戦争の拡大…たくさんの心配事がある中で、自分の健康はまだ自分の責任でなんとかしていくことができます。今年も頑張ってHbA1cを低く維持できるように努めます。
▪️もうひとつ、別の神社にも初詣に出かけました。理事長をしている特定非営利活動法人「琵琶故知新」では、私の住まいの近所にある農村、仰木の耕作放棄地で、農家と隣接する新興住宅地の住民とが協働し有機農業を行っていく、「耕作放棄地プロジェクト」に取り組んでいます。仰木にある神社では、このプロジェクトがうまく進捗しますように、無事に補助金を受け取ることができますようにと、お願いをしました。
▪️明日は、娘の家族が我が家にやってきます。孫たちと楽しい時間を過ごすことができればと思っています。娘の家族は我が家に宿泊します。翌日の3日には、昨年の秋に結婚した息子夫婦が我が家にやってきます。大人6人と孫2人で昼食を摂り、そのあとは全員で奈良に向かい、親戚の皆さんと一緒に義母を囲んで新年会を開きます。
▪️この年になると、自分の健康をできる限りきちんと維持し、そして日々のささやかな幸せに感謝しつつ過ごしていくことが大切だと思っています。そういう気持ちでいるせいでしょうか、中国の魏晋南北朝時代(六朝期)、東晋末から南朝宋の詩人、陶淵明の漢詩を解説する文庫をポチッと購入してしまいました。「『人生の節目』に沁みる」という帯の文言に引っ掛かってしまいました(たぶん…知らんけど)。冒頭は「帰去来辞」。高校生の時に漢文の授業で学びましたが、10代だった自分にこの漢詩の深い意味がわかるとはとても思えません。歳をとることで、陶淵明を味わえるようになったのですから、ありがたいと思わないといけませんね。
2024年最後のご挨拶
▪️2024年、SNSでリアルでおつきあいくださった皆様、本当にありがとうございました。お世話になりました。来年もどうかよろしくお願いいたします。
▪️今年の4月から前期高齢者2年目になりました。年齢を重ねると同時に経験も積み重ねていくことになります。そのような積み重ねから生まれる知恵のようなものを、いろいろな局面で活かしていけているような気がしています。しかし同時に、いろいろな局面で周りの若い方達に支えていただかねばならないことも増えてきているようにも思います。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
▪️今日は、なんとか大掃除をすべて済ませることができました。ギリギリセーフです。年越し蕎麦もいただき、今はNHK交響楽団の第九をテレビで鑑賞しながら、この投稿をタイプしています。
▪️写真は、奈良の東大寺二月堂そばの道です。2010年の大晦日に撮ったものです。その当時はまだ奈良に暮らしていました。奈良に暮らしていた時分は、大晦日の晩、家族と一緒に初詣に出かけていました。春日大社、東大寺二月堂、東大寺大仏殿と順番に初詣をしていました。当時、子どもたちは、まだ大学院生と学部生でした。懐かしいです。
▪️今年は、秋に息子が素敵な女性と結婚しました。さきほど、プロの写真家が撮ったたくさんの写真がLINEを通して息子夫婦から届きました。それらの写真を眺めながら、結婚式の時のこと思い出していました。そのような満ち足りた気持ちで、大晦日を迎えています。NHK交響楽団の第九も、第4楽章に入りました。ということで、皆様、良い年をお迎えください。
大津の街中で買い出し
▪️午前中は、締め飾りをドアに取り付け、大掃除の続きを行いました。そして、午後から大津の街中に買い出しに出かけました。大津の街中には、アーケードのある3つの商店街があります。その商店街を中心とした界隈にあるお店で買い出しをしました。まずは、有名な漬物屋の八百与さんです。こちらでは、ウリの長等漬け(奈良漬)と日野菜漬けを購入。
▪️次は、阪本屋さんへ。こちらでは鮒寿司とエビ豆を購入しました。お正月に子どもたちの家族が集まって来ますが、鮒寿司は私しか食べないのです。量をたくさん食べるものではないので、カットしたものを購入。それから、エビ豆を購入。孫たちに、滋賀県の郷土料理を楽しんで欲しいです。阪本屋さんでは、若旦那の内田真太郎くんと話もできました。エビがあまり漁獲できていなかったようだけど、エビ豆だけはなんとか商品として販売できたとのことでした。しかし、貝類については、内田くんの言い方では「全滅」。商品として販売する量は全く手に入らなかったようです。原因は色々あるのでしょうが、貝類が成長するのに必要な餌が不足していることを心配されていました。琵琶湖の漁業者はもちろんのこと、水産物を仕事にされている阪本屋さんのような食品加工業者さんも、琵琶湖の環境の変化が経営に直結してきます。
▪️そのあとは、平井商店さんに伺いました。以前ゼミの学生たちが湖西の農家の皆さんと平井商店さんを繋いでプロデュースした「純米吟醸 無濾過生原酒 北船路」を購入しました。ラベルの左端には、「村おこしプロデュース龍谷大学米づくり研究会」と書いてあります。この研究会、今はありませんが、当時ゼミ生たちが作った研究会でした。ただ、私の場合は持病のため、糖を含む日本酒は控えていますから、購入したのは4合瓶ではなく350mlの小さいものです。お正月にぐい呑み1杯程度、自分で自分に許そうと思います。残念ですが。私は飲めませんが、この投稿をご覧の皆さんには、この「北船路」を手に入れていただき、味わっていただきたいです。ぜひ。今日、平井商店では、ひさしぶりに杜氏でもある平井弘子さんと少しだけですがお話をすることもできました。嬉しかったです。
▪️最後は、千丸屋さんで、花がつおと利尻昆布を購入しました。お正月の間だけは、雑煮のお出汁をきちんととる予定にしています。使った利尻昆布は、冷凍してある山椒と一緒に炊いて佃煮にします。さあ、お正月に向けて、少し気分がアップしてきましたよ。
▪️今は、お正月の準備も、近くのスーパーマーケットでできるし、なんならネットの通販も使えます。そもそも、お正月のお節料理も自宅では作らず、買ってくる方が普通かもしれません。でも、高度経済成長期の頃、スーパーができるまでは、みなさん大津の街中の商店街界隈に食材を求めてやって来られていました。真っ直ぐに歩けないほどの人が行き交い、大晦日も夜中まで買い物客でいっぱいだったと…、そういうお話をいろんな方達からお聞きます。
▪️今、大津の街中にはたくさんのマンションが建設されています。よく知っていた場所が、突然、駐車場になっていて驚きます。そのような駐車場は、いずれマンションが建設されることになります。それは仕方がないところがあります。でも、そのようなマンションに転居されてくる方達から、ずっと愛される商店街になってほしいなと思っています。
年末
▪️今日は、大掃除の続きです。自分の書斎の断捨離が、まあまあできたので、今日はリビングルームの床の掃除。それから、風呂の掃除が90%完了。残り10%は明日ですね。明日は窓も拭かないといけませんし。
▪️それから、大津の街中にある乾物屋(千丸屋)さんに、昆布と花かつおを買いに行きます。お正月三ヶ日の雑煮用です。また漬物屋(八百与)さんでは、奈良漬を購入するつもりです。こちらのお店では奈良漬ではなく長等漬という商品名だったと思いますけど。お正月、我が家で鮒寿司を食べたいと思うのは私だけなのですが、鮒寿司屋(阪本屋)さんで少し買いましょうか。糖尿病になる前だったら、加えて大津の街中にある酒蔵(平井商店)さんに行って、昔は私のゼミの学生たちがプロデュースした「純米吟醸 北船路」を購入していたのですが、明日はどうしようかな。小さな瓶(350ml)だけ購入しようかな。お正月なので、ぐい呑みに1杯程度楽しみますか。
▪️ということで、お正月も目の前です。正月の2日は、娘の家族が我が家にやってきます。3日は、息子夫婦もやってきます。小さな家に大人が6人子ども(孫)が2人、8人で昼食を楽しみます。夕方は、全員で奈良に移動します。義母を囲んで親戚一同で新年会です。この新年会は、毎年恒例のパターンになっています。
龍谷大学吹奏楽部「第51回定期演奏会」と「奇跡のチェロ・アンサンブル 2024」
▪️昨日の晩は、ザ・シンフォニーホールで、龍谷大学吹奏楽部の「第51回定期演奏会」を楽しみました。個人的な印象にしかすぎませんが、第1部ではJ.マッキーの「ドラム・ミュージック-打楽器とウインド・アンサンブルのための協奏曲」の演奏が、第2部ではチャイコフスキーの「交響曲第4番」(4楽章)の演奏が素晴らしく、とても感動しました。
▪️ J.マッキーの「ドラム・ミュージック-打楽器とウインド・アンサンブルのための協奏曲」では、パーカッションが活躍します。第2楽章では、バスドラムのカデンツァがあります。バスドラムとは、大太鼓のことです。カデンツァとは、ソリストだけが独奏する部分です。このカデンツァの時は、指揮者はじっとされています。ソリストは4回生の福田龍弥くんでした。遠距離通学で大変だったと思いますが、1回生の時から活躍されていました。演奏の後は、指揮者の指示で立ち上がって観客の皆さんや吹奏楽部の仲間から拍手を受けました。その時の、福田くんの表情や態度がとても素敵だなと思いました。福田くん、ご苦労様でした。
▪️ チャイコフスキーの「交響曲第4番」(第4楽章)、とても期待していました。私自身が、学生時代にオーケストラでバイオリンを弾いていたこともあり、オーケストラが演奏するクラシックの作品を、あえて吹奏楽が演奏することにとても関心があったのです。昨年度まで吹奏楽部の部長をしていて気がついたことは、吹奏楽の演奏の幅の広さです。狭い範囲での吹奏楽の作品の演奏だけでなく、龍谷大学吹奏楽部は、ポップスからクラシックまで様々なジャンルの作品を演奏します。もちろん、そこには音楽的な能力が必要になります。そういうわけで、今回も非常に楽しみにしていました。
▪️龍谷大学が定期演奏会で演奏するクラシックの作品の編曲に関しては、私が部長になってからですが、その多くを作曲家の日景貴文先生がご担当してくださっています。日景先生の編曲は、原曲にかなり忠実に編曲されているそうです。学生指揮者の部員の方からそのように教わりました。なるほどと、思いました。今回は、この第4楽章、オーケストラで弦楽器が演奏している表現に、管楽器がどこまで近づけるのか…、それが私の一番の関心でした。3週間前に練習を見学させていただいた時はかなり大変だなと思っていましたが、練習を積み重ねられたのでしょう、本番は想像以上に立派に演奏されました。迫力のあるスピード、弦楽器の細かな動きの表現、とても感動しました。あとで、指揮をされた音楽監督・常任指揮者の若林義人先生に、「感動しました」とお伝えしたところ、「でしょ〜!」と今回の演奏には、大変満足、納得されているようでした。
▪️定期演奏会の後は、一緒に定期演奏会を楽しんだ息子夫婦と、ザ・シンフォニーホールから少し離れてたところにあるビストロで、遅い夕飯を楽しみました。その夕食の後、息子夫婦とJR福島駅方面に移動していると、餃子の「珉珉」の前に、たくさんの部員の皆さんが立っておられました。びっくり。店内では、たくさんの吹奏楽部の関係者が打ち上げをやっておられました。これ貸切だったのかな。それはよくわかりませんが、私が中をのぞいた時は、ちょうど最後のスピーチのようなタイミングでした。ということで、次の二次会から打ち上げに参加させていただきました。夜中まで呑んでいましたので、ちょっと呑みすぎました。夜中まで…ということが予めわかっていたので、昨晩は大阪福島にあるホテルを予約して宿泊しました。
▪️そして今日は、いずみホールで「奇跡のチェロアンサンブル 2024」を楽しみました。午前中は時間があったので、ふと思い立ち、いずみホールの近くにある大阪城に行くことにしました。でも、ガーン。今日から元旦までの間は閉館していました。がっかりです。大阪城に登るのは、おそらく子どもの時以来で楽しみにしていたのですが…。しかも、ものすごく大勢の海外からの旅行客に圧倒されてしまいました。
▪️大阪城はともかく、「いずみホール」で開催された「奇跡のチェロ・アンサンブル 2024」、堪能させいただきました。昨年に引き続き、2回目になります。プログラムをご覧いただければわかりますが、クラシックの作品だけでなく、ピアソラのタンゴ、それからガーシュインのラプソディ・イン・ブルーも演奏されました。アンコールは、「ルパン三世」のテーマ曲でした。すべて、この「奇跡のチェロ・アンサンプル」のメンバーの1人である小林孝太郎さんが編曲されています。
▪️今日のプログラムの中では、昨年も演奏された作品が「序奏とロンド・カプリチオーソ」になります。編曲者の小林さんが解説されていますが、チェロにとっては極限レベルに近い難易度の高い作品になります。6人のチェロで演奏するために、いろんな作品を編曲されるわけですが、「序奏とロンド・カプリチオーソ」の難易度を超えないようにいろんな作品を編曲されているそうです。これから、毎年、演奏されるようです。もともと、サン=サーンスが、あの有名なバイオリニストのサラサーテのために作曲した作品です。バイオリンの名人が、テクニックの凄さを聴衆に見せつけるためのような曲なのです。本来は独奏のバイオリンとオーケストラによって演奏されるわけですが、それを6人で分担して演奏されました。分担といっても、独創者が1人のチェリストに固定されているわけではなく、ぐるぐると役割が変わっていくのを、聴くだけでなく興味深く拝見させていただきました。年が変わると、パートを交換したりしているのですかね。知らんけど…。
▪️みなさん、それぞれにチェリストとして素晴らしいキャリアをお持ちなのですが、NHK交響楽団の主席チェロ奏者をつとめておられる辻本玲さんは、このグループのリーダー格だからでしょうか(一番年上)、メンバーに送る目線や表情にも独特のものがあり、なぜか惹きつけられました。余談になりますが、この6人の皆さん、大阪の公演の前日には昨年もそうでしたが焼肉を食べておられます。6人で30人前食べたと伊藤悠樹さんはMCで話しておられましたが、ほんまかいな。6人のチェリストが鶴橋の焼肉屋で豪快に焼肉を食べているシーンを想像してしまいました。
龍谷大学吹奏楽部「第51回定期演奏会」
▪️今晩、大阪福島にあるザ・シンフォニーホールで、龍谷大学吹奏楽部の「第51回定期演奏会」が開催されます。チケットはかなり前に完売していますが、YouTubeで無料配信されます。ぜひ、ご覧ください。17時半から配信開始、18時半に開演します。
https://www.youtube.com/live/fKl92abuT-8?si=oPai-NF2_s02_yCt
大切な寄せ書き
▪️今日から大掃除を始めました。自分の書斎に溜まった書類や古い郵便物の処理。今から思えば、どうしてこんなのを大切に保存しているのだろうと思いますが、処分処分。スッキリします。それから、クローゼットも整理して、スペースを作り、溢れている鞄やリュックの類を収納しました。こうやって整理すると、「自分は鞄やリュックが好きなんやな」と呆れてしまいます。いずれ、これらも断捨離ですかね。
▪️そうやって整理していると、大切なものも出てきます。これ(写真)は、そのうちのひとつ。龍谷大学に2004年に赴任しましたが、それまで勤務していた岩手県立大学の学生の皆さんが龍谷大学に異動する際に贈ってくださったものです(シルエットは、宮沢賢治です)。2004年の2月21日の送別会の時にいただいたものだと思います。寄せ書きを読むと、県大にいるときも、学生さんたちといろいろやっていたことを思い出します。この寄せ書きにも「盛岡ゼミ」とか「キャリア研究会」が出てきます。「盛ゼミ」と「キャリ研」と呼ばれていました。懐かしいです。
▪️私が岩手県立大学に勤務していたのは、1998年の4月から2004年の3月までです。1993~2005年にかけて社会人になった世代のことを「氷河期世代」と呼んでいるようですが、ちょうど重なっています。龍谷大学に異動してから、親しかったみなさん全員とは繋がっていませんが、どうされているでしょうね。今は、45歳ぐらいかな。龍谷大学を退職したら、岩手県立大学時代学生だった皆さんにお会いしたいものです。