春の琵琶湖
産卵に集まった大きな魚。もうじき代掻きが始まる。水中はこの季節が一番楽しい。琵琶湖の春はあっというまに終わってしまう。琵琶湖-1.0m pic.twitter.com/NKGWu171pd
— イノウエダイスケ (@zarigani1984) April 9, 2022
■京都の河川、滋賀の琵琶湖や琵琶湖に流入する河川で、淡水魚の映像を撮っておられるイノウエダイスケさんのtweetです。琵琶湖の湖岸、水深1mほどのところに集まったフナですね。産卵のタイミングを待っているのでしょう。こうやって今年も命が再生産されます。
春の庭
■1段目。ジューンベリーが満開になりました。昨年はたくさんの実が収穫できましたが、今年はきちんと実がなってくれるかな。
■2段目左。ツンツン目を伸ばしていたギボウシが、葉を広げはじめました。ツンツンした芽の中に赤ちゃんのような葉が最初からできているんですね。2段目右。しばざくら。庭の法面にシバザクラを植えてありましたが、少し弱ってきた部分があり、庭師さんに手を入れてもらっています。法面なので、土も流れてしまっていました。土留の工事も合わせてしてもらっています。
■3段目左。黄色いのは、ヒカゲツツジ。造園の専門家が教えてくださったのですが、「あなたの庭の黄色いツツジはヒカゲツツジというて、シャクナゲに近い種類なんやで」…なのだそうです。シャクナゲもつつじかの低木なんですね。3段目右。わかりません…。
■4段目左。オオエゾムラサキツツジです。濃いピンク色の花が複数集まって咲いています。エゾムラサキとオオエゾムラサキって種類が違うのかな…。よくわかりません。4段目右。常緑ガマズミです。たくさんの小さな花が集まって咲きます。蕾は赤いのですが、咲くと真っ白になります。
■5段目左。シャガです。特に世話はしていませんが、毎年、たくさんの花を咲かせてくれます。5段目右。ドウダンツツジです。とんがった芽が開くと、中から複数の花が飛び出して膨らみます。そういう自然界の仕組みを見て、本当にすごいな〜と思います。
■こうやって春の庭を楽しみつつ、ベンチに座っているととても幸せになります。もっと老人になった春のある日、このベンチに座ったまま、静かに息を引き取る、寿命を全うする…なんて具合にはならないでしょうかね。難しいでしょうが、そうなったらいいな。そういう願望があります。
中之島香雪美術館・企画展「来迎 たいせつな人との別れのために」
■5月22日まで。企画展「来迎―たいせつな人との別れのために―」中之島香雪美術館企画展「来迎 たいせつな人との別れのために」。これはぜひ行かないといけません。以下は概要。
「死後、人はどこに行くのだろうか?」
人間誰しもが抱く根源的な問いです。それに出された仏教的な答えの一つが、阿弥陀如来のいる極楽ごくらく浄土に往生おうじょうする、というものでした。遥か西方のきらびやかな極楽世界に生まれる自分、あるいはたいせつな人を思い描くことは、死という恐怖に向き合う人々に晴れやかな希望を与えたことでしょう。こうした心情に基づく浄土信仰の高まりの中で、阿弥陀如来が多くの聖衆しょうじゅを率いてお迎えに来るのを描いた「来迎図」も、死後に向かう極楽のありさまを描く「浄土図」も、数多の作品が生み出されてきました。抗いがたい別れの痛みは、今も昔も変わりません。その心情に寄り添いつつ、浄土信仰の美術を眺めてみましょう。
■この概要を読むと、この世に残された側の方達が、亡くなった方のことを偲んで…という前提になっているような気がします。これは残された人たちの立場と言い換えることができるかもしれません。ただ、私が知りたいなと思うことは、亡くなる人の立場…になるのでしょうか。死んでしまったら、立場も何も無いじゃないか…とのご意見もあるでしょうね。でも、自分が死んだらどうなるのかを、生きている間に先取りして強いイメージを抱き、何かの実感を持つこと。死を先取りして生きるための作法。うまくいえませんが、この企画展で展示される絵画を通して、人びとは何を考え行動したのか、その辺りのことなのかな。
202年度の「地域エンパワねっと・大津中央」
2022年度の面談の記録
■このエントリーでは、2022年度のゼミ生や実習生との卒業論文やゼミ報告、原稿執筆に関する面談の予約状況を記録として残していきます(「社会学入門演習」の履修者、大学院の方との面談も必要があれば付け加えていきます)。ただし面談の詳しい内容については、ここには書きません。
■私のこれまでの経験では、卒論に関していえば、面談の回数と卒論の進捗状況とは比例しています。また、面談の回数と卒論のレベルも比例しています。きちんと準備をして面談に臨んでください。また、自分のペースメーカーとしてこの記録を時々見るようにしてください(「しばらく面談に行っていないな…、これはマズい」という感じです…)。面談の予約・終了のみここに書き込んでいきます。このページは、「2022年度」4月からの面談記録です。
■記録に残せなかった面談も多々ありますので、抜けている場合は申し出てください。
■面談終了後、「卒論カード」をメール添付書類で送ってもらうことになっています。
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【2月】
(71)2023/03/23/13:30: 1回生OM(みつき)進路。終了。
【2月】
(70)2023/02/27/13:00: 1回生SH(はると)進路。終了。
(69)2023/02/25/13:00: 1回生OR(れいな)進路。終了。
【1月】
(68) 2023/01/28/10:00: 2回生TM(むねのり)ゼミ報告。終了。
(67)2023/01/27/11:00: 3回生YH(ひろただ)海外講演の指導。終了。
【12月】
(66)2022/12/24/13:30 : 4回生MM(みかこ)卒論の指導。終了。
(65)2022/12/16/15:15 : 4回生KM(まゆか)卒論の指導。終了。
(64)2022/12/16/15:15 : 4回生TT (たろう)卒論の指導。終了。
(63)2022/12/09/16:15 : 4回生KM(まゆか)卒論の指導。終了。
(62)2022/12/09/15:55 : 4回生TT(たろう)卒論の指導。終了。
(61)2022/12/09/15:35 : 4回生TJ(じゅんや)卒論の指導。終了。
(60)2022/12/09/15:15 : 4回生TT(たくや)卒論の指導。終了。
(59)2022/12/09/15:15 : 4回生TT(たくや)卒論の指導。終了。
(58)2022/12/09/14:00 : 4回生NT(たつき)卒論の指導。終了。
(57)2022/12/09/13:30 : 4回生NY(ようた) 卒論の指導。終了。
(56)2022/12/06/13:30 : 4回生YI(いつき)卒論の指導。終了。
(55)2022/12/05/10:00 : 4回生TJ(じゅんや)卒論の指導。終了。
(54)2022/13/04/20:30 : 4回生KM(まゆか)卒論の指導。終了。
(53)2022/12/04/20:00 : 4回生MM(みかこ)卒論の指導。終了。
(52)2022/12/02/16:45 : 4回生NT(たつき)卒論の指導。終了。
(51)2022/12/02/13:30 : 3回生YH(ひろただ)調査の指導。終了。
【11月】
(50)2022/11/21/10:00 : 4回生KM(まゆか)調査の指導。終了。
(49)2022/11/15/13:30 : 4回生TJ(じゅんや)調査の指導。終了。
(48)2022/11/14/21:00 : 4回生MM(みかこ)調査の指導。終了。
(47)2022/11/11/13:00 : 4回生TT(たろう)調査の指導。終了。
(46)2022/11/10/10:00 : 4回生YI(いつき)調査の指導。終了。
(45)2022/11/07/10:00 : 4回生SH(はやと) 調査の指導。終了。
(44)2022/11/06/10:00 : 4回生NT(たつき)調査の指導。終了。
【10月】
(43)2022/10/31/13:30 : 4回生TT(たろう)調査の指導。終了。
(42)2022/10/25/16:30 : 4回生NT(たつき)調査の指導。終了。
(41)2022/10/20/20:30 : 4回生NT(たつき)調査の指導。終了。
(40)2022/10/20/20:00 : 4回生KM(まゆか)調査の指導。終了。
(39)2022/10/02/21:00 : 4回生MM(みかこ)調査の指導。終了。
【9月】
(38)2022/09/30/14:00 : 4回生TH(ひなこ)調査の指導。終了。
(37)2022/09/30/13:30 : 4回生NT(たつき)調査の指導。終了。
(36)2022/09/26/10:10 : 4回生MM(みかこ)調査の指導。終了。
(35)2022/09/22/11:10 : 4回生TH(ひなこ)調査の指導。終了。
(34)2022/09/15/20:30 : 4回生KM(まゆか)調査の指導。終了。
(33)2022/09/15/20:00 : 4回生NT(たつき)調査の指導。終了。
(32)2022/09/13/10:00 : 4回生YI(いつき)調査の指導。終了。
【8月】
(31)2022/08/26/18:00 : 4回生MM(みかこ)調査の指導。終了。
(30)2022/08/16/20:00 : 4回生NT(たつき)調査の指導。終了。
(29)2022/08/16/13:15 : 4回生TT(たろう)調査の指導。終了。
(28)2022/08/05/9:30 : 4回生NT(たつき)卒論のテーマの指導。終了。
(27)2022/08/01/17:00 : 3回生TS(しゅうと)卒論のテーマの指導。終了。
(26)2022/08/01/16:30 : 3回生BR(りょうと)卒論のテーマの指導。終了。
【7月】
(25)2022/07/29/13:30 : 3回生YR(りゅういち)卒論のテーマの指導。終了。
(24)2022/07/29/15:30 : 3回生HT(たいき)卒論のテーマの指導。終了。
(23)2022/07/29/15:00 : 3回生KT(たけし)卒論のテーマの指導。終了。
(22)2022/07/29/14:30 : 3回生KS(しんご)卒論のテーマの指導。終了。
(21)2022/07/29/13:00 : 3回生NK(けんと)卒論のテーマの指導。終了。
(20)2022/07/29/11:00 : 3回生YR(れいじろう)卒論のテーマの指導。終了。
(19)2022/07/29/10:30 : 3回生SY(ゆうせい)卒論のテーマの指導。終了。
(18)2022/07/28/14:00 : 3回生NT(つかさ)卒論のテーマの指導。終了。
(17)2022/07/28/13:30 : 3回生TJ(はやと)卒論のテーマの指導。終了。
(16)2022/07/28/13:00 : 3回生YH(ひろただ)卒論のテーマの指導。終了。
(15)2022/07/26/18:00 : 4回生TT(たろう)卒論調査の指導。終了。
(14)2022/07/20/18:00 : 4回生TT(たろう)卒論調査の指導。終了。
(13)2022/07/19/14:00 : 4回生YI(いつき)卒論調査の指導。終了。
(12)2022/07/19/13:30 : 4回生TT(たくや)卒論調査の指導。終了。
【6月】
(11)2022/06/21/18:00 : 4回生MM(みかこ)卒論調査の指導。終了。
(10)2022/06/06/19:30 : 4回生KM(まゆか)卒論調査の指導。終了。
【5月】
(9)2022/05/26/16:30 : 4回生IR(りん)卒論調査の指導。終了。
(8)2022/05/26/16:00 : 4回生NY(ようた)卒論調査の指導。終了。
(7)2022/05/19/13:30 : 4回生YI(いつき)卒論調査の指導。終了。
(6)2022/05/07/16:08 : 4回生TT(たろう)卒論調査の指導。終了。
【4月】
(5)2022/04/23/21:00 : 4回生YI(いつき)卒論調査の指導。終了。
(4)2022/04/23/20:40 : 4回生MM(みかこ)卒論調査の指導。終了。
(3)2022/04/23/20:20 : 4回生KM(まゆか)卒論調査の指導。終了。
(2)2022/04/23/20:00 : 4回生TH(ひなこ)卒論調査の指導。終了。
(1)2022/04/07/21:00 : 4回生NT(たつき)卒論調査の指導。終了。
ジューンベリーと阿弥陀如来
■今、東京国立博物館で特別展「空也上人と六波羅蜜寺」が開催されています。そこには、運慶の四男である康勝が空也上人の姿を写実的に表した「空也上人立像」が展示されています。私は観覧したわけではないのですが、この立像を360度どこからでも鑑賞することができるようです。東京国立博物館の公式サイトでは、次のように説明しています。
この像が制作されたのは鎌倉時代で、上人がこの世を去ってから200年以上が経過していましたが、つねに市井の人々と共にあった上人への畏敬の念と、口から6体の阿弥陀仏が現れたという伝承を表したものです。
■とても有名ですね。私がこの立像のことを知ったのは、確か高校の日本史の教科書だったと思います。高校生だった私には、「口から針金が出ていて、そこに小さなお地蔵さんが並んでいる…」という見た目のままの不思議な印象でした。高校生の私は、仏教のことも、阿弥陀仏のことも、何も知らなかったのです。そもそもお地蔵様は菩薩ですね。
■昨日は、家で仕事をしていました。気分転換に少し庭の手入れをしたときに、庭のジューンベリーの蕾が膨らんでいることに気がつきました。そして、じっと眺めていると、蕾のひとつひとつが、空也上人立像の小さな阿弥陀仏のように見えてきたのです。ものすごくたくさん阿弥陀仏が乱舞。はっとしました。そんなふうに見えて、なんというか、とても幸せな気持ちになりました。
■たくさんの阿弥陀仏の蕾、もうじき広がって花を咲かせます。
2022年度瀬田キャンパス入学式
■今日は、瀬田キャンパスの入学式です。大きな赤ちゃんは、お釈迦様ですね。お釈迦様は、お母様の腋のしたから生まれて、7歩進んで,右手で天,左手で地をさし,「天上天下唯我独尊」と唱えた瞬間をバルーンにしているんでしょうね。可愛らしいお釈迦様。私がこの写真を撮った時は、卒業式がちょうど終わった頃でした。コロナ感染の問題から、教員も保護者の皆様も入学式には出席できません。仕方ないですね。
■ということで、このお釈迦様の横で、保護者の皆さんが記念写真を撮っておられました。建物の入り口においてあるのは、花祭り=灌仏会の花御堂。見えにくいですが、中には、甘茶をおかけする誕生仏がおられます。小さくて、よくわからないと思いますけど。建物ですが、樹心館いう名前です。大阪南警察署庁舎として建てられた擬洋風建築物で、1908(明治41)年に本願寺に寄付された後、1994(平成6)年に瀬田キャンパスへ移築されました。現在は礼拝施設となっています。結婚式も行うことができるそうです。私は、まだここでの結婚式を拝見したことはありまんが。
■入学式を終えた社会学科の新入生の皆さんには、昼食後、クラスごとに別れて書類配布等を行います。私の担当するクラスは10組だそうです。「社会学入門演習」の担任として、半年間指導をすることになります。
世界仏教文化研究センター
■今日は朝一番で大学本部のある深草キャンパスに向かいました。今日は深草キャンパスにある学部の、入学式の日なのですが、その入学式の前に行われた辞令交付式に出席いたしました。
■4月から、大学内の新しい仕事に就きました。世界仏教文化研究センターでお世話になります。センター長です。辞令交付式の後は、早速、研究事務部長にご挨拶をして、これから取り組む事業について意見交換をさせていただきました。さらに、大宮キャンパスにある世界仏教文化研究センターのオフィスにも向かい、直接お世話になる職員さんたちにもご挨拶をさせていただきました。関係者の皆さん、どうかよろしくお願いいたします。
■このプログをご覧くださっている皆さんの中には、「世界仏教文化研究センターってどんな研究センターなの?」という方もいらっしゃるでしょうね。本当は、ホームページ等をご紹介できたらいいのですが、龍谷大学研究部のサーバーが第三者の不正アクセスにより改ざんされ、ホームページは復旧中でご覧いただくことができません。ただ、ささやかな情報発信にしか過ぎませんが、このブログでも、そのうちにセンターの活動をお知らせできればと思っています。
■1枚目の写真は、昨日、Twitterで知った桜です。深草キャンパスの東門に入る前、横断歩道ではなく陸橋を渡るとこんな感じで桜が鑑賞できますよ。3枚目は、国の重要文化財になっている大宮キャンパスです。あっ、飛行機雲が。
「ほうれんそう」の「おひたし」
■Twitterを眺めていると、「くり@育児って楽苦しい」さんが次のようなツイートをされていました。たまたま、拝見したツイートで、この方とはお知り合いではありませんが、深く納得するところがありました。
妻に聞いたのですが、最近の部下育成は「ホウ(報)レン(連)ソウ(相)には【おひたし】で返す」って言うらしいですね。
お 怒らない
ひ 否定しない
た 助ける
し 指示する(必要に応じ)うーん、これは子育てにも活かせそうだ🤔💭
■企業等で、入社したての新人の皆さんを指導する際に、先輩や上司の皆さんは「ほうれんそう」ということをよく言われるようです。会社の仕事はチームワークが大切ですからね。上司や先輩への報告、連絡、相談をきちんと行うことが大切になってきます。ところで、この「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」がビジネスの世界でよく知られるようになったのは、1982年頃のことだそうです。もう40年も前のことなんですね。私が学生の頃の話です。知らなかったな…。まあ、それはともかく、上記のツイートに話を戻しましょう。これは、部下が、きちんと「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」をしてきたときに、上司は部下に対してどのように接するのか…ということのようです。「ほうれんそう」に対して「おひたし」。覚えやすいですね。「くり@育児って楽苦しい」さんは、奥様からこの「おひたし」の話をお聞きになって、子育てにも活かせそうと直感的に感じられたようです。なるほど、子育てにも応用展開できそうです。私からすると、学生の皆さんへの指導もそうかなと思います。
■「お」は怒らない。まあ、これは今や普通のことかなと思います。次の「ひ」は否定しない。最初から「ダメだし」するような指導だと、そのような指導は受け止めてもらえない…ということになりますね。まずは普通に受け止める。その上で、「さらにこうした方が良いよ」と丁寧に説明する…という感じかな。「た」の助けるは、側面からサポートするという感じかな。ゼミで卒業論文の調査で半構造化されたインタビューをすることがありますが、そのインタビューの質問項目を一緒に考えるというのは、この「た」に当たるのかなと思います。「し」の指示する、これはなかなか難しい。必要に応じて…ということなので、なんでも指示をするわけではないのでしょうが、その加減が難しいですね。下手をすると「指示待ち」の姿勢を強化してしまいかねません。あるいは、自分の力で考えてもらおうと教師の側が意図して指示をしたとしても、「こうやれば良いとわかっているんだったら、きちんと最初から教えてくれよ」と反発する人も出てくるでしょうね。学部生や修士課程の院生だと、研究史や当該分野の既存の諸研究をきちんとおさえられていないので、自分のやっている研究の方向性や価値や意味がよくわからなくなってくることがあります。その場合は、いろいろアドバイスをして、文献を読み込んでもらわねばなりません。何を読めば良いのか、本当は自分で開拓していくべきことなのでしょうが、「まずは、この文献を読んでごらんなさい」と指示を出すことになります。
■卒業論文の指導の場合、「おひたし」は、こんな感じなのかな。当人の「やる気スイッチ」を入れて、主体性を育んでいくためのテクニックのようにも思いますが、その加減は意外に難しいかもしれません。いろいろ試行錯誤しながら指導のやり方を改善していくのかな…。そういうふうに試行錯誤している間に、定年退職してしまいますね。