総務省統計局長からの令状
■先月、半年間続いた総務省が実施している家計調査が終了しました。家計調査って何だろうと思っている方、以下は統計局のホームページから引用したものです。
家計調査は,一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯の方々を対象として,家計の収入・支出,貯蓄・負債などを毎月調査しています。
家計調査の結果は,これら調査世帯の方々の御理解・御回答によって得られており,我が国の景気動向の把握,生活保護基準の検討,消費者物価指数の品目選定及びウエイト作成などの基礎資料として利用されているほか,地方公共団体,民間の会社,研究所あるいは労働組合などでも幅広く利用されています。
調査をお願いしている皆様へ
調査をお願いしている皆様から御回答いただく情報は、統計データに集計・加工され、インターネット、報告書などで直接御覧いただけるほか、政府・地方公共団体、企業、学界などで活用されることにより、様々な行政施策、商品・サービス、研究成果などとなって広く国民に還元されます。
このような利活用のされ方から、「統計は国民の共有財産」と言われますが、私たち統計作成者は、国民に有用性の高い統計を提供することはもとより、調査をお願いしている皆様から御回答いただいた情報の保護に万全を期すとともに、御回答の負担にも常に配慮してまいります。
お忙しいところお手数をおかけしますが、「統計」の重要性を御理解いただき、調査への御回答をよろしくお願いいたします。
■家計調査の役目はご理解いただけたかと思います。我が家は、全国の中から選ばれた約9,000世帯のうちの1世帯というわけです。どうして選ばれたのか、統計ですから、何やらきちんとした抽出の方法があるようです。内心、「どうせ当たるのだったら、もっと心がウキウキすることに当たったらよいのに」と思わないわけではありませんが、これは国民の義務で拒否することはできません。罰則もあるとのこと、やらないわけにはいきません。もっとも、私は、一日に終わりにその日使ったお金を報告するだけですが、それを整理して総務省に報告する連れ合いは大変でした。私は、財布の中にレシートを保管する習慣がついてしまいました。
■ということで、総務省から礼状が届きました。「あはは…」と力抜ける感じですかね。おそらくは、 調査員という方が我が家のポストに投函してくださったのでしょう。ご苦労様でした。この調査員,一般の人の中から,5つの要件を満たしている人が、都道府県知事により特別職の地方公務員として任命されるのだそうです。今度は皆さんのところに、依頼がいきますよ。
ステイホーム
■連休中は、近くの生活協同組合のスーパーマーケットに買い物に行く以外は、ずっと自宅に引きこもる生活をしていました。ステイホームでした。生協スーパーに買い物行く時ことは、ちょっとした楽しみでした。夕方の買い物をしていると鯛のアラを見つけました。もともと、アラを買い求める人はあまりいません。しかも夕方です。半額の140円になっていました。これで鯛の潮汁をつくることにしました。家に残っていた利尻昆布とこの鯛のアラで、じっくり時間をかけて作りました。うちは2人家族です。ですから、1人前は70円ということになります。素人料理ですがそこそこ美味しいし、何か得をした気分になりました。残った潮汁は、翌日の昼、卵とじ蕎麦に使いました。
■ステイホームの間、庭の仕事をしたり、溜まっている仕事に頑張って向き合ったり、孫とLINE電話で話をしたり、そうやって過ごしていました。でも、これは歳をとったからでしょうか。若くてエネルギーが溜まっていると、家にじっとしていることは精神的にきついのでしょうかね。 テレビニュースでは、連休中に盛り場に出かけている人たちへの街頭インタビューの様子が放送されていました。どの方も、「コロナ感染のこと、わかっているつもりだけれど、せっかくのGWの大型連休にじっと家にいるなんてできない」という類のことを話しておられました。そういう街頭インタビューを撮ることを最初から狙っていたのか、それとも実際にそのように考えている人が多いのか、私にはよくわかりません。「新型コロナウイルスの変異株は感染力が大変強い」とか、「3密(密閉・密集・密接)の3つが全て揃わなくても感染する」ということが報道されていますが、あまり気にならない様子ですね。
■GW明けの今日は、朝から、義理の父母のためにワクチンの予防施主の申し込みをしました。高齢のため、インターネットを使って自分で申し込むことができないため、代わりに申し込んだのです。幸いなことに、義父も義母も、なんとか申し込みをすることができました。今回は子ども世代でサポートすることができましたが、そういうサポートが得られない方達は大変でしょうね。しかし、じきに私も、義父や義母のように子どもたちの世話を必要とする年齢になるような気がしています。ところで、私のような65歳になる手前の年齢の者は、いつ頃、ワクチン接種ができるのでしょうね。
観葉植物の世話、母の日のプレゼント
■時々、このブログで我が家の小さな庭のことを投稿しています。大津に暮らすようになって庭ができたことから、自分でも驚くほど、ガーデニングに熱心に取り組むようになっています。ガーデニングは、歳をとった私のような者の精神にも、良い作用を及ぼすように思います。小さな庭ですが、少しずつ充実してきました。まだまだ改善していきたいところがありますが、少しずつ頭の中にイメージした庭に近づいていけばと思っています。
■庭と同じように、室内でも観葉植物の世話を一生懸命やってきました。冬の間ずっと室内で世話していた観葉植物ですが、外気が暖かくなったので、昨日は、木陰で外気浴(⁈)させることにしました。直射日光が当たると葉が焼けてしまうので、置く場所は木陰です。鉢の出し入れは少し面倒臭いのですが、木陰に置いてやると、観葉植物たちが気持ちよくしていることがこちらにも伝わってくるような…気になります。あくまで、私の主観でしかありませんが。
■庭の片隅では、昨日からニッコウキスゲが咲き始めた。黄色い目立つ花です。コデマリ、小さい白い花が小さな鞠のように固まって咲きます。今年はたくさん咲いてくれました。初冬に、自宅で春菊を栽培して、鍋の材料に使おうと思っていたのですが、食べる時期を逸してしい、そのままドデカく成長させることになりました。そうすると、花が咲きました。名前が春菊ですから、春に花を咲かせるわけです。和風の花かなと思っていましたが、春菊の花は黄色い洋花のような感じです。ピークは過ぎましたが、今年もいろんな花が咲き、庭を楽しむことができました。
■今日は、母の日のプレゼントが娘から届きました。クチナシです。庭にもクチナシが植えてあるのですが、昨年、スズメガの一種であるオオスカシバの幼虫に葉を全部食べられてしまいました。オオスカシバの幼虫は、クチナシの葉が大好物なのです。今年、新しい葉が出てきて欲しいと思っていましたが、無理でした…。そこに、母の日プレゼントでクチナシが届いたのです。私は母ではなく、父であり爺(祖父)なのですが、我が家の植物担当は私ということで、これからこのクチナシの花を「下請け」で世話をしていく予定です。プロが育てたものですから、すでにたくさんの蕾がついています。そのうちに、良い香のする花を咲かせてくれるでしょう。良い香りといえば、ジンチョウゲも植えてあったのですが、こちらは病気で枯れてしまいました。良い香りの庭木、我が家ではなかなか育ってくれません。クチナシがうまくいったら、ジンチョウゲも鉢植えで育ててみようと思います。
■連休中も、ステイホーム。精神的にはよくありませんが、買い物以外は家にこもっている状態です。コロナ感染、じわじわと大変なことになりそうです。
コロナ禍の中の誕生日
■今日は、私の63回目の誕生日です。朝起きて、嬉しくもなんともなかったのですが、facebookのお友達が、お祝いのメッセージを次々と送ってくださっています。ひとつひとつに短いですがお礼のお返事を書いていると、少しずつですが、嬉しくなってきました。ありがたいことですね。facebookのお友達も、職場、卒業生、まちづくり・環境保全活動の関係者、高校の同窓生、趣味の鉄道のお友達、大学時代のサークルの先輩・後輩、吹奏楽関係…いろんな分野の皆さんです。こうやってみていると、いろんな世界の皆さんにお付き合いいただいていることがわかります。子どもたちからは、プレゼントが届きました。美味しい魚の味噌漬けの詰め合わせ、そして美味しいウイスキー。お友達や家族にに祝っていただき、本当に幸せです。
■写真は、facebookでいただいたメッセージに付けられていたものです。もちろん、過去に撮った写真で、この中には私も写っています。大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」のランニングチームの皆さんとの写真です。一応、チームのお世話と飲み会の段取りをするということでキャプテンを拝命しておりますが、アスリートの皆さんとは違って、今は全く走ることのできない63歳のおじいさんです。困りました。また、走られたらいいんだけど…。それはともかく、この写真とともに次のようなメッセージをいただきました。「脇田キャプテン お誕生日おめでとうございます!近い将来、このような集いが心置きなく楽しめる日が来てほしいです!!」。本当に、本当に、そう思います。私は、宴会のない人生なんてと思っている人なので、このコロナ禍の1年間はとても辛いものがありました。おそらくは、今年度もコロナ禍感染拡大は続くのではないでしょうか(素人の推測でしかありませんが)。ワクチンの接種もなかなか進みませんしね。
■ところで、今朝、龍谷大学の入澤学長が、次のようなツイートをされていました。「今日(4月15日)の夕刻、大学の感染症対策について重要なお知らせをHPでいたします。学生諸君は注意しておいてください」。教員には、その前に連絡が入るのかもしれませんが、ドキドキしています。やっと対面式で授業が始まりましたが、これからどうなるのでしょうか。大阪の大学は、知事の要請でまたオンライン講義に戻るようです。
彩」(さい)のMV「ルーペ」
■東京の知人から紹介していただきました。東京都を拠点に活動する3ピースバンド「彩」(さい)のMVで、「ルーペ」という曲です。このMVを聞いていて、もうじき63歳の私の中にある、ずっと昔の微かな記憶の中にある感覚がぼんやりと蘇ってきました。この曲の歌詞では、「ルーペ」という言葉が印象深く使われています。私は、実際、ルーペを日常的に鞄の中に入れて持ち歩いています。植物を拡大して観察したいときに使います。例えば、苔をルーペで拡大すると、肉眼とは全く別の世界が見えてきます。普段生きている日常生活のことをしばし忘れさせてくれる素敵な世界が見えてきます。
■この曲を聴きながら、おそらく、多くの人びとは少年や少女の頃にそのようなルーペを心の中のどこかにしっかりと持っていたのだろうな…と思いました。そして、日常生活の繰り返しの中で、そのような心の中のルーペをいつのまにか見失ってしまうわけです。大人になっていく感覚ってそういうことなのかな、どうだろう。陳腐な解釈ですみません。ぜひ、皆さんもお聞きいただければと思います。
■実は、このバンドのギター・ボーカルを担当されている方のお父様と知り合いなのです。ブログを通しての交流をきっかけとして、ネット(SNS)を中心としたお付き合いが15年ほど続いています。何度かお会いしました。大津にもお越しくださり、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」でも酒を酌み交わしました。こうやってバンド活動で頑張る息子さんを応援するお父さん、素敵だな、素晴らしいなと思いました。
還暦の祝い
■プライベートなことですみません。先週の土曜日、大阪に暮らしている息子が、母親の還暦のプレゼントをしたいということで、京都の寺町通からちょっと入ったところにある「ビストロ ベルヴィル」へ行きました。還暦のお祝いの会自体は、娘夫婦と息子で昨年の秋にしてくれたのですが、息子は、きちんと個人的にプレゼントができていないことを気にしていたようです。ちなみに還暦はとっくの昔に過ぎ去った父親(私)も、お祝いの席に同席させてもらいました。
■ここは、フランスの郷土料理?のお店らしいです。息子とはワインもいただきました。コロナでどこにもいけないけれど、せめて食事だけでも、外国の普段食べない変わった料理を…ということで、このお店を選んでくれたようです。「ああ、息子にご馳走してもらえるようになったんだなあ」と、ちょっと感慨深いものがあった。息子は来月で32歳。仕事も順調なようでなによりです。
花のある生活
■家族専用のSNSがあります。いろんなサービスがありますが、我が家もあるSNSを利用しています。そのSNSには孫の様子がよく投稿されます。投稿をしてくれているのは娘です。そして、その孫たちの成長を、孫の曽祖父母(私からすると義理の父母)も楽しみにしています。自分たちがとても可愛がった孫(娘)が産んだひ孫。そのひ孫の日々の成長から、“元気”をもらっているようです。今の私は、そのことをリアルに想像できます。曽祖父母は、iPadを使ってSNSを楽しんでいますが、家に篭りがちな生活の中でも、iPadを使うことが良い刺激にもなっているようです。
■ところで、昨日、このSNSにほとんど反応しない息子が(読んではいるらしい…)、珍しく投稿していました。しかも、「ささやかながら、花のある生活を始めました」という文章とともに、水仙を小さな花瓶に生けた写真もアップしていました。ちょっと驚きました。娘が姉で、息子は弟。2人の子どもたちは、私がいつのまにか還暦を超えてしまったように、いつのまにか三十路に突入しています。息子は大学院を出て就職してからは、趣味でアルチメット、ランニング、ボルダリングといったスポーツを楽しんではいましたが、花にも興味を持つようになったんだとちょっと驚きました。まあ、父親も還暦前からガーデニングにハマってしまったわけですけどね。
■花(植物)は暮らしに潤いを与えてくれます。世話をすればするほど、潤いが出てくるように思います。世話に応えてくれるのです。息子は都会のマンション暮らし、工夫をして、日々の暮らしに潤いを与えることを楽しんでほしいなと思っています。
大掃除と「ムーミンコミックス展」
■我が家も年末の大掃除が始まりました。そうなんですが、昨日28日は、ちょっと時間を作って「ムーミン75周年記念 ムーミンコミックス展」(滋賀県守山市・佐川美術館)に行ってきました。コミックス展、貴重な原画ですが、老眼のおじいさんが美術館で観覧するには、美術館内の証明は少し暗いし、もちろんこミックスですから絵も字も小さいし…。正直、ちょっと辛かったです。観覧しているのは、ほとんど若い方たち。老眼なんて関係ない人たちが、ほとんどのようでした。ところで、ムーミンに出てくる「おさびし山」って、英語だと「Lonely Mountains」なんですね。オサビシって、お寂しい…ってことなのか。わかっていませんでした。Ohsabichiという地名かと思っていました。お恥ずかしい…。まあ、それはともかく、せっかくなので、記念にクリアファイルと一筆箋をゲットしました。
■今日からいよいよ本格的に大掃除体制に突入しました。私はお節料理を作らない(作れない)代わりに、いろいろ大掃除で頑張ることになっています。まず午前から昼過ぎにかけて庭の掃除に取り組みました。美しかった紅葉もどんどん散って、葉はグランドカバーのタイムの上に落ちることになります。タイムの茂みの中にも入り込んでいます。それをできるだけ丁寧に取り除きました。かなり大変でしたが、嫌々渋々やっているわけではないので(庭の世話は好きだし)、綺麗になって気分は良くなるわけです。
■遅めの昼食の後、今度は1階の窓拭きを始めました。次に、玄関の内外のタイルに水をかけてデッキブラシで擦って汚れを落としました。それから、キッチンの排水の汚水枡の掃除も行いました。これは、結構大変だったなあ。油と洗剤が白く固まっているわけです。塊です。「これはなんぼなんでも、あかんやろ」ということで塊を頑張って取り除きました。驚くほどの量。まいりました。なんとか暗くなる前に、16時前に終りました。
■風呂は昨日、綺麗に仕上げたし、あとは、1階の床拭きと、2階の窓拭きだけです。これは明日に回します。そして最後は、2階の自分の書斎の整理整頓。これが難題なんですよね。昨日は、積読状態になっていた書籍を分類して、書架に収まる場所を作り、とりあえずテーマごとに配架。あとは書類の類だけです。これが本当に大変になります。日頃からきちんと整理整頓ができていないために、こんなことになっているわけなのですが…。この性格というか、傾向は、おそらく一生治らないだろうな。