WANTED
■今日(月曜日)は、4限が4年生のゼミ「社会学演習ⅡA」です。今日から、学生たちの卒論にむけての研究報告が始まります。春のこの段階では、卒論のテーマと方向性の確認、そして関係論文を読み込んでいくとを大切にしています。もちろん、はやくフィールドを決めて調査に行くように…とは、口を酸っぱくしていっているのですが、就職活動のことが心配でなかなか気合いを入れて調査に取り組めずにいます。そこが残念ですし、大変困ったことなのですが、ただし、今日のゼミで「おやっ…」と思ったことがありました。昨年と比較して、論文を読むことの勘所のようなものが少し向上しているのではないか…と思えたからです。他のゼミ生も含めて、この調子で、フィールド調査に突入してほしいと思います。
■ところで、ゼミが終ってしばらくすると、さきほどの4年ゼミ生のうちの6名が研究室にやってきました。何事か…と思っていたら、「少し遅いけれど、お誕生日おめでとうございます」と、お祝いをプレゼントしてくれたのでした。素直に「わ〜い、嬉しい!」と思いました。それに、誕生日の記念に、お酒のラベルも特性で作ってくれていました。漫画『ONE PIECE』の懸賞金のポスターのパロディですね、これ!ゼミ生たちは、私が『ONE PIECE』好きをみんな知っているので、わざわざラベルを作ってくれたんだな。少し説明しますと、『ONE PIECE』では、たくさんの海賊が登場するのですが、その海賊に対して海軍が懸賞金をかけているのです。その金額が、海賊の実力に対する評価ということにもます。これをみると、最低でも1億はいっているかもしれませんね〜。ただし、「?」の中身が「0」だとだめですが…。4年生のみんな、ありがとうございました‼︎ちなみに、中身は、ゼミで行っている「北船路米づくり研究会」がプロデュースした純米吟醸「北船路」です。
■写真は、以下の通りです。絵の上手い磯辺くんが私の顔を書いてくれました!!
山科 梅村 鶴井
磯辺 吉永 冨田 脇田
【追記】■磯辺くんが描いてくれた原画を画像で送ってくれました。これをもとに、パソコンの得意な吉永さんがスキャンして彩色してラベルにしてくれたのかな…たぶんそうだと思います。ありがとうございました。で、参考にしたのは、たぶん右側の写真でしょう。facebookでプロフィールに使用している写真です。ちなみに、インドネシア・バリ島のデンパサール空港で撮ったものです。
3年生ゼミ
■3年ゼミの皆さん。今日は、2回目のゼミでした。少しずつ、ゼミナールに慣れていってもらいたいと思います。
■ところで、これまでのゼミの運営は、以下の通りでした。まず、私との面談をすませ、指導を受けたうえで、ゼミ生自身がそれぞれの問題関心にあわせて文献を選び、その文献をゼミの時間に他のメンバーに紹介し(他のメンバーはその文献をあらかじめ読んでいる)、 議論のポイントを整理する。そしてみんなで議論をする。簡単にいえば、そんな形でゼミの運営をしてきました。しかし、今年度は少しやり方を変えます。しばらくのあいだ、私が文献を指定して、その文献をもとに輪読形式でゼミを進めていきたいと思います。時間をかけて丁寧に文献を読んでいこうと思います。
■というのも、最近、学生の皆さんを指導していて困ったなあと思うことがあるからです。(1)「なにをテーマに研究したらよいのか、よくわかりません」(「社会」のリアルな経験が希薄、新聞やニュースなどをみない…)、(2)「文献をみつけられません。図書館にあるのは”なんとなく”違うような気がして…」(検索を面倒臭がる、検索の仕方がわかっていない…)、(3)「頑張りますけど、本を読むのが辛いです…」(論理的、専門的な文献が読めない、読む耐久力がない…)という人がどんどん増えてきています。この(1)と(2)と(3)は、相互に関係しあっていると思います。卒論を執筆するためには、この3つの壁を超えるために、まず頭脳の「基礎体力」をつけることが必要かなと思います。少し前のネットの記事を思い出します。「大学生『読書時間ゼロ』初の4割超え 本を買わず、電車内でスマホいじるばかり」という記事です。みなさん、頑張って自分自身を超えていきましょう。
■さて、今日は、ゼミの運営の仕方について話しをしたあと、1人1人に「どんな研究をしたいの?」と丁寧に質問をしていきました。楽しかったですね〜。この学年は、皆さん面白い。笑いが次々におきました。そして「なるほどな〜」と思いました。現段階では「なんとなく」…な感じの皆さんの問題意識、丁寧に育てていけばきっと社会学の研究課題になりますよ。そのためには、本を読まないといけないし、ディスカッションもしないといけません。卒論の執筆や卒論に必要な調査は、個人的なことがらのように思うかもしれませんが、ゼミ生相互の力が結びつくことで、ゼミ全体の卒論のレベルをあげていくことが必要です。登山家たちがパーティを組んで高い山に登るように、少しずつ、着実に、皆でゆっくり進んでいきましょう。
■最後は、「北船路米づくり研究会」の説明でしたね。北船路という農村がどういう場所にあるのか、どういう農村なのか、そして研究会のこれまでの活動の沿革について少し説明しました。来週は、2期生が始めた農村-都市交流イベント「かかし祭」について説明をしたいと思います。また、文献の紹介をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
龍谷ブランドムービーにチラリと
新3年生ゼミ2014
■今年の3年生のゼミが始まりました。全員で9名です。今年は「北船路米づくり研究会」の活動に積極的に参加しようとする学生たちがたくさん集まってきました。少数精鋭って感じだな。ただし、本や論文をしっかり読めるようになってね…。読書を好きなってほしいです。まあ、それはそれとして(^^;;、とっても明るい雰囲気の学年です。よくしゃべるし、反応するし、笑うし!! いい感じなんじゃないでしょうか。担当教員としては嬉しいです。2年間、頑張ってやっていきましょう!!
■今回と次回は、オリエンテーションです。今日は、以下の内容に関して説明を行いました。
1.自己紹介/2.脇田の連絡先/3.ゼミのテーマについて/4.ゼミでの約束/5. ゼミでの報告について/6.面談/7. 卒論/8.「北船路米づくり研究会」/9.ゼミ委員/10.コンパ
■来週は、「北船路米づくり研究会」のことについて、資料をもとに詳しく説明しようと思います。
三田、田淵、小林、川崎
西山翔、渡辺、瀬上、小西、西山智浩
新4年生の皆さんへ!
■新4年のゼミ生の皆さんへ。先週の金曜日が第1回目のゼミでした。そろそろ真面目に卒論の調査について考える必要があります。できれば、皆さんの自主性に任せて希望のある人から個人面談をしていくようにしたいのですが、ここ数年の過去の先輩たちや君たちの卒論への取り組み方をみいていて、あまり自主性だけに期待することもできないように思っています。ということで、定期的に皆さんと面談をしていくことにしました。これまでのように希望者…ではなくて、全員と定期的に面談を行うことにしたいと思います。
■面談の日程は、次回のゼミのときに決めたいと思います。面談をする前には、必ず「卒論カード」をe-mailに添付して提出してください。その「卒論カード」をもとに指導を続けていきます。口を酸っぱくしていっていますが、この「卒論カード」は、後に、卒論の執筆に入るさいにたいへん貴重な資料になります。面談時に提出する「卒論カード」についてを読んでください。
■また、予約された面談については、「ゼミ面談の記録」に残していきます。「2014年度ゼミ面談の記録」をご覧ください。ここで予約状況についても確認することができます。
■就職活動もあり、卒論もある。さらには「北船路米づくり研究会」の活動もなんとかしていかねばなりません。きちんとスケジュール管理をしてください。卒論に関しては、この面談をペースメーカーのように活用して頑張ってください。卒論の執筆は、高い山に登るようなものでしょうか。少しずつ、体を慣らしながら、ゆっくり一歩ずつ確実に登っていくことが大切です。それと同じように、ゆっくり時間をかけて少しずつ卒論の取り組みを進めていってください。
新3年生の皆さんへ!
■新3年のゼミ生の皆さんへ。本日の4限は、新3年生のゼミです。今日から始まります。よろしくお願いいたします。本日と来週は「ゼミのオリエンテーション」にあてようと思っています。私の個人研究室は、書籍と資料でいっぱいの状態ですので、ぎちぎちにつめれば5人まではなんとか入ることができます。ちなみに、瀬田キャンバス2号館3階の326が、私の個人研究室です。樹心館側の階段を登ってすぐのところにあります。私の連絡先等については、ゼミのときにお伝えすることにします。
■研究室の入り口には暖簾がぶら下がっています。写真の通りです。奥は、コミュニティマネジメント学科の畑仲先生の研究室です。手前のブルーっぽい暖簾が、私の研究室です。ネームプレートの下には、ゼミで行っている「北船路米づくり研究会」の活動内容を紹介したポスターを掲示してあります。ぜひ、ポスターを読んでください。また、小さな椅子の上に置いてある黄色の篭には、「北船路米づくり研究会」の活動を紹介するパンフレットや、滋賀県の「環境こだわり農産物」のパンフレットを入れておきます。自由にもっていってください。
■今年は、全員、第一希望でゼミにやってきた人たちです。ゼミの研究テーマや、ゼミでの活動に関して、強い関心をもっておられると思います。卒論執筆に向けての個人指導、グループ学習、ゼミでのディスカッション、それから「北船路米づくり研究会」の活動についても、きちんと指導していきますので、がんばってついてきてください。詳しいしことは、後ほど。それでは2年間よろしくお願いいたします。
【ゼミ連絡】4年ゼミ・前期の報告の順番
■4年生ゼミの皆さん。連絡です。今日は、前期最初のゼミでした。体調不良や就職活動で欠席する人がいました。欠席の連絡は、もっと早めにきちんとメールで行うようにしてください。欠席の理由もきちんと書くこと。しっかりスケジュール管理、自己管理してくださいね。就職活動であっても、無断欠席はだめです。よろしくお願いいたします。
■前期のゼミでの研究報告の順番が決まりました。トップの画像をご覧ください。1回につき、2名報告してもらいます。まだ、調査のフィールドがはっきりせず、卒論のテーマさえもぼやっとしている人が多いわけですが、面談のなかで絞り込んでいきましょう。急いぎましょう。
■就職活動、卒論の調査・研究、忙しいわけですが、「北船路米づくり研究会」のことについても3年生をきちんと指導していってください。
2014年度の面談
■昨年度、2012年度は延べ104人、2013年度は114人と面談を行いました。2014年度も、記録を残すことにします。
いつ面談したかの記録を残します
■このエントリーでは、2014年度のゼミ生との卒業論文やゼミ報告に関する簡単な面談の予約状況を記録として残していきます。面談の詳しい内容については、ここには書きません。キーワード程度です。私のこれまでの経験では、面談の回数と卒論の進捗状況とは比例しています。きちんと準備をして面談に臨んでください。必ず、「卒論カード」を用意して面談にきてください。また、自分のペースメーカーとしてこの記録を時々見るようにしてください(「しばらく面談に行っていないな…、これはマズい」という感じです…)。面談の予約状況のみここに書き込んでいきます。このエントリーは、「2014年度」4月からの面談記録です。面談にあたっては、上記の時間割を参考にしてください。
【追記】
■「オフィスアワー」を設けていますが、それ以外でも面談をいたします。メールで面談の日時等を調整させていただきます。
■月曜日の3限を「オフィスアワー」とします。授業に関する質問、研究についての相談、そのた学生生活に関する相談等も含めて研究室にお越しください。ただし緊急の用事等が発生する場合がありますので、あらかじめメールでご連絡をいただけるとありがたいです。
■火曜日の午後は、深草キャンパスで大学院委員会、大学院運営委員会、全学研究運営会議等が入ることがあります。毎週ではありませんが、瀬田キャンパスにいないことが多いと思います。火曜日の午後面談を希望されるばあいは、あらかじめメールで確認をお願いいたします。
■水曜日の午後は、学科会議、教授会、研究科委員会等が入ることがあります。それらの会議がなくても、大津エンパワねっと運営委員会、その他の打ち合せ等がはいる可能性があります。水曜日の午後面談を希望されるばあいは、あらかじめメールで確認をお願いいたします。
■木曜日、2014年度は終日研究にあてたいと思います。土日も、地域連携に関する活動からなかなか研究のための時間がとれません。ということで、ここは無理をしてでも研究日を設けなくてはということで、一切、研究以外のことはやる予定がありません。大学に来ているかもしれませんが、この日は面談はいたしません。
大津市役所の「パワーアップ・市民活動応援事業」に採択。
卒業式
■今日は卒業式です。龍大に勤務して10年目になります。今期のゼミ生たちは9期生になります。半年海外にでかけていて、卒業が遅れる者が1名いますが、それ以外の8名は全員卒業できました。卒業、おめでとう!! ここで何か言わなくてはいけない(書かなくてはいけない)のかもしれませんが、卒論の指導、そして「北船路米づくり研究会」のなかで、君たちに伝えるべきことは伝えてきました。そのことを思い出してください。
■私のゼミは、全員フィールドワークをすることが前提となっているので、卒論を仕上げるためにはとても時間がかかります。「ほんまに、大丈夫なんか…」とイライラさせられましたが、出来や評価は別にして、全員卒論を提出することができました。単位を残していた者もいましたが、全員、卒業に必要な単位をとることができました。一番ホッとしているのは、じつは私かもしれません。4月からは社会人ですね。皆さんが、それぞれの職場で頑張って生きていくことを、応援しています。ぜひ、同窓会をいたしましょう。下の写真、左側は、応援リーダー部の皆さんが、卒業生にエールを送っているところです。
【追記】■なんだか、私、疲れた顔をしていますね…。ちょっといろいろあって気疲れしました。