『聴かずぎらいのための吹奏楽入門 』と有吉佐和子『複合汚染』
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▪️今日、リュックの中に弁当や水筒と一緒に入れてきた本です。ただいるだけの部長だけど、もっと深く吹奏楽を楽しめたらとの思いから購入しました。『聴かずぎらいのための吹奏楽入門 』。おそらくコンクールで多くの学校が演奏してきた50曲の解説が、漆畑奈月さんと小室敬さちさんのお二人の対談の形式で、丁寧に行われています。今は、YouTubeでいろんな演奏を簡単に知ることができるので、重ねて読むとわかりやすいのかもしれませんね。本の情報は、こちらからどうぞ。漆原奈月さんの情報は、こちらです。
▪️もう一冊は、有吉佐和子さんの(1931年- 1984年)『複合汚染』。有吉さんは、1984年に53歳で亡くなっておられるのですね。この本は、1975年に出版されました。私の年代以上、あるいは近い人は、この『複合汚染』について、それなりにご存じなのではないでしょうか。これから来年度にかけて取り組む仕事に必要かなと判断し再読しています。この本が出版された頃の社会状況も含めて理解したいからです。時代の文脈のようなものを再確認したいのです。さまざまな公害や環境問題に関係する市民運動にも影響を与えたのではないかと思います。
▪️この有吉佐和子さんについては、朝日新聞で環境社会学者の友澤悠季さんが解説を書いておられました。たまたま彼女とは、学会に関わることでオンラインで会議をすることがあったのですが、その会議の後に、解説を書いておられることに気がつきました。私が手元に持っているこの『複合汚染』は新潮文庫ですが、1995年に出版されたものです。この段階で四十刷。もう、紙は茶色くなっています。字が小さい…。
関西吹奏楽コンクール金賞、全国大会へ。
本日、第73回関西吹奏楽コンクールにおいて、当部は金賞を受賞し、関西代表として全日本吹奏楽コンクールへの推薦をいただきました。
ご声援をくださった皆さま、本当にありがとうございました。
全国大会に向け精進して参りますので、今度とも龍谷大学吹奏楽部の応援をよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/1R2W1vb1Gx— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) August 19, 2023
▪️昨日、守山市の守山市民ホールで開催された「関西吹奏楽コンクール・大学の部」で、龍谷大学吹奏楽部は金賞を受賞するとともに、関西代表として宇都宮で開催される全日本吹奏楽コンクールに推薦をいただき出場することになりました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。全日本吹奏楽コンクールは、10月28日(土)に宇都宮市文化会館で開催されます。
2019年の関西吹奏楽コンクール
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▪️龍谷大学吹奏楽部の部長に就任した年の関西吹奏楽コンクールで金賞を受賞した時の写真です。2019年です。
▪️吹奏楽のことについて何も知らない私は、若い頃からずっと吹奏楽に関わってきた知人から、いろいろ話を聞かせてもらっていました。そして、「もし、関西代表に選ばれなかったら、部員の中に全国大会を経験した人がいなくなるわけで、これは大変なことになるな」、そう思って心配していました。結果、この年、青森で開催された全国大会に3年ぶりに出場することができました。審査結果を会場で聞きましたが、その時の感動を今でもありありと思い出すことができます。私の横では、副部長が涙を流して喜んでおられました。
▪️2020年度の全国大会はコロナ禍により中止になりましたが、2021年度(高松)、2022年度(北九州)と、連続して全国大会に出場し金賞を受賞することができました。学生の皆さんの日々の懸命な努力、監督とコーチそして学外の先生方の丁寧で的確な指導、大学からの支援、この3つがうまく噛みあっているからなのかなと思っています。
▪️昨年度まで関西の代表枠は1校だけでしたが、今年度からは2校になりました。もちろん、代表枠が2校になったからといって、油断できるはずもありません。ライバル校の吹奏楽部の皆さんも、「今年こそは全国大会に行くぞ!!」と相当頑張ってこられていると思います。龍谷大学吹奏楽部は、明日も大学の練習場で最後の練習に取り組み、夕方から開催されるコンクールに出場します。大学の部に出場するのは、龍谷大学、立命館大学、関西大学、滋賀県立大学、近畿大学、京都産業大学、関西学院大学、神戸学院大学の8大学です。龍谷大学は一番最初に演奏します。圧倒的な演奏で、全国大会に進んでもらいたいと思います。
4年ぶりの合宿
▪️吹奏楽部の合宿が高島市の近江白浜で行われました。ということで、部員の皆さんや指導者の皆さんと合流するために、昨日、湖西線で移動しようとしたのですが、近江舞子で止まってしまいました。近江今津のあたりで落雷による信号トラブルが発生したのです。敦賀に行く人は、山科まで戻り琵琶湖線で移動してほしいとアナウンスがありました。私は安曇川まで行く予定だったんですが…。運転再開はかなり遅れるようでした。仕方がないので、近江舞子駅からタクシーに乗って、合宿場所の白浜荘までなんとかたどり着くことができました。
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▪️ところが、運転手さん機械の操作を間違ったようで、運賃が500円と出てきました。そんなアホな安すぎる。まあ、納得できる金額を払って下車させてもらいました。いやいや、いろいろありますね。私のせいじゃないのに。さて、合宿は、コンクールのメンバーと、夕照コンサートのメンバーにわかれて練習しています。こちらは夕照コンサートの練習です。サマーコンサートでご指導いただいている金山徹先生にご指導いただいています。先生、ありがとうございます。
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▪️合宿は本日の午前中までということで、昨日の夕食はBBQでした。そのあとは、花火大会です。盛り上がっていますね。現在の部員の皆さん、コロナ禍のために 、1回生から4回生まで、全員が合宿の経験がないのです。これ、初めての合宿なんです。楽しそうでしょう‼︎ やっと、以前の学生さんであれば当たり前のようにやっていた経験を、やっとすることができたわけです。本当に良かったと思います。こうやって多くの部員が楽しんでいる間にも、コツコツと練習をしている部員さんがおられました。一生懸命マリンバの練習をされていました。指導してくださる先生から宿題が出ているそうです。同じ楽器の部員の皆さんの演奏レベルが高いので、自分も頑張らなければならない、そう言っておられました。素敵ですね。素敵だと思います。
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▪️本日は合宿の最終日でした。これは吹奏楽コンクールに出場するメンバーの練習風景です。合宿場所から少し離れたところにあるホールをお借りして練習をしました。監督やコーチ以外にも、3人の学外指導者の先生方にお越しいただき、最終の細かな調整が進められました。明日は、いよいよ関西吹奏楽コンクールです。
台風とコンクール
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▪️台風、大変でした。いろいろ被害が出ています。地面が雨水をたくさん腹満でいるので、土砂崩れとかまだ注意する必要があるようです。我が家は、一昨日昨のうちに買い物を済ませ、昨日は家の中でじっとしていました。我が家の庭も、強風でラベンダーが少し痛んでしまいました。今年の冬は雪の重みで痛み、夏は台風の風で痛み…かわいそうです。
▪️台風の中、吹奏楽部からLINEでメッセージが届きました。19日(土)に守山市民ホールで開催される関西吹奏楽コンクール・大学の部の案内でした。画像は進行表です。龍谷大学は1番です。1番と6番は京都府枠だったらしく、龍谷大学はじゃんけんで勝ったため1番になったそうです。部員の代表である幹事長から教えていただきました。音楽の演奏なんですが、コンクールなので闘いでもあります。いろいろ作戦を考えておられるのかもしれませんね。部長としては、過去のコンクールのように圧倒的なレベルの演奏を行うことで、堂々と関西代表を勝ち取っていただきたいと思っています。結果の発表は、20時頃にネットで発表されるようです。
ホール練習
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▪️今日は、来週19日(土)に開催される第73回関西吹奏楽コンクールに備えて、会場となる守山市民ホールで「ホール練習」に取り組んでいます。練習は朝10時半に始まりました。ホールの響きに合わせて、楽器の配置や音量や表現等について実に細かな調整が行われています。今日は監督とコーチ以外にも、学外の5人の先生方に指導にお越しいただいています。今日は、午前中、近江兄弟社高校吹奏楽部の生徒さたちも見学されていました。
▪️先日の京都府大会は招待された演奏でしたので、審査を受けるのは来週の関西吹奏楽コンクールからになります。私はいつものように「すごいな〜」と感動しながら練習を聞かせてもらっている、ただいるだけの部長なのですが、これも部長の仕事だと思っています。練習時や休憩時の部員の皆さんの表情を拝見することも、なんとなくですが、何か伝わってくる藻があるので大切なことかなと。
吹奏楽コンクール京都府大会
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▪️ 今日は京都コンサートホールで、京都府吹奏楽コンクール大学の部が開催されました。龍谷大学吹奏楽部は特別演奏で、審査を受けず、次の関西大会に進出します(正しい説明かどうか自信がありませんが…)。贔屓目でしょうが、若林義人監督の指揮での演奏、圧倒的でした。すごいな〜。
▪️写真は、演奏の後の写真撮影の様子です。2枚目は、トランペットパートの指導してくださっている早坂宏明先生(元京都市交響楽団)ですね。トランペットパートの皆さん、とても素敵な笑顔ですね。先生からの丁寧なご指導で、納得のいく演奏ができたのかな。
▪️明後日は、関西大会前のホールを借りての練習。15日から18日までは合宿で、19日は関西大会当日になります。今年から関西代表は1校から2校になりました。龍谷大学はきっと全国大会に行くと信じていますが、いつものように隙のない磨き上げた圧倒的な演奏で会場を感動させて欲しいです。関西代表になると、次は、10月28日に宇都宮で開催される全国大会になります。
「わくわくキッズ サマー・スマイリングコンサート」と「ホール練習」
先ほど、「わくわくキッズ サマー・スマイリングコンサート」が終演いたしました。
指揮者体験では多くの方が参加してくださり、賑やかな演奏会となりました🎶
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました⭐️ pic.twitter.com/SZxHEU6lfg— 龍谷大学吹奏楽部 (@ryu_windmusic) July 25, 2023
▪️昨日、龍谷大学吹奏楽部は、甲賀市の「サマースマイリングコンサート」で演奏を行いました。主催は、甲賀市全ての児童クラブの運営を担う特定非営利活動法人「わくわくキッズ」さん、681人の小学生の皆さんが、市内8ヶ所の児童クラブから集まってきてくださいました。最初の「サマースマイリングコンサート」は4年前に開催されました。そのあと、3年間はコロナ禍でずっと開催できなかったようです。ということで、「3年間の空白」を経て、2回目のコンサートに出演することができました。
▪️ホールの中は、大人を対象とした普通の演奏会とは異なり、小学生の皆さんの歌声が響いたり、素直に興奮して大声をだして喜ばれたり、演奏と一緒に踊り出したり…、子どもの心の柔らかさに、おじいさんの私は感動して、少しうるうしました。本来、音楽って、こういう経験をすることでもあるのでしょうね。最初は少し硬い表情だった部員の皆さんも、ホール内で小学生の皆さんが醸し出した雰囲気に影響されて、しばらくすると笑顔で演奏するようになりました。演奏後も、小学生の皆さんと一体になれたからでしょう、「楽しかった」「感動した」という喜びの声をたくさん聞かせてもらいました。わかりますよ〜、その気持ち。部訓である「音楽 感謝」を実感されたのではないでしょうか。部長としては、「また来年も呼んでいただけたら素敵だな〜」と思っています。
▪️4年前に初めて開催されたこの甲賀市でのコンサート、NPO法人の職員である藤まち子さんが、10数年前に、龍谷大学大学院の社会人院生(当時は、政策法務担当の甲賀市職員)であったことがご縁で実現することになりました。藤井さんは履修はしていないけれど、私の授業に勝手に来られていました。その後も藤井さんや当時の社会人院生の皆さんとはずっと交流が続いていましたが、そのような交流の延長線上で、市役所を退職されNPO法人に勤務されていた藤井さんから、「児童クラブの小学生を対象にしたコンサート」のお話をいただきました。私が吹奏楽部の部長になって2年目のことです。すぐに部員の代表である幹事長に繋いだ結果、素敵な感動的なコンサートが実現することになりました。
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▪️上の2枚の写真、甲賀市内の水口・土山町地域にある8つの児童クラブの皆さんが、寄せてくださった感謝のメッセージです。前回も、このような歓迎をしてくだいました。部員の皆さん、とても感動されていました。ありがたいことです。
▪️左の写真、児童クラブの指定管理者である特定非営利活動法人「わくわくキッズ」の職員の皆さんからのメッセージです。コンサートの最後、職員の皆さんが突然ステージの下までやってきて、この模造紙に書いたメッセージを広げてくださいました。部員の皆さんはびっくりされたことでしょうね。前回も、このような応援をいただき、関西大会を突破し、全国大会で金賞を受賞しました。2019年10月に、青森市にある「リンクステーションホール青森」で開催された全日本吹奏楽コンクールでした。その後、2020年はコロナ感染拡大のためにコンクール自体が中止になりましたが、2021年は高松で開催された「レクザムホール」の第69回大会、2022年は北九州市の「北九州ソレイユホール」の第70回大会で金賞を受賞してきました。今年も、甲賀市の応援を励みに、宇都宮市で開催される第71回大会に出場できたらと思っています。
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▪️「サマースマイリングコンサート」に出演する部員の皆さん、そしてコンサートをサポートする皆さんは、深草キャンパスの場合だと、朝7時に集まって大学のバスに乗り、移動を開始したそうです。午前中は会場のホールでリハーサル、本番のコンサートは13時に開演し15時頃には終演しましたが、部員の皆さんは、すぐに楽器を搬出する作業に取り掛かり、大学のバスで再び瀬田キャンパスに向かいました。その中で、10名弱の皆さんは、瀬田キャンパスに向かわずに京都コンサートホールに向かいました。8月8日に、吹奏楽コンクール京都府大会がこのホールで開催されるため、ホールを借りて練習を行うことになっていたからです。そのため、コンクールに出場するメンバーにも選ばれている方達と、練習の録音をする役割の方達は、疲れている体を休める時間もなく、昼間のコンサートに引き続いてこのホールに向かうことになったのです。本当に、お疲れ様です。
▪️ホールでの練習は、18時から21時まで。その後は、ホールを撤収と楽器をトラックに積み込む作業。解散は22時になりました。大好きな吹奏楽や音楽に取り組んでいるとはいえ、ここまで頑張れるということ、本当に素晴らしいと思います。写真は、練習の様子と、練習を録音されている様子を撮ったものです。このチームは、コンサートをライブ配信することもされています。大型の三脚の上の方に設置してあるマイク、小さいですけれど、とても高性能で高価なものなのだそうです。この日、録音を担当している方に教えていただきました。いつも頑張ってくださり、ありがとうございます。吹奏楽部は、楽器の演奏だけでなく、様々な仕事を分担しながら運営されています。目立たないけれど、しっかりこういう仕事をしていくことが、部員個々人の成長にも役立っているはずです。
甲賀市の児童クラブの皆さんのための演奏会
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▪️今日は、吹奏楽部の仕事がありました。ということで、その仕事が終わったあと、ひさしぶりに練習を見学させていただきました。練習場では、部員の皆さんが、来週25日(火)に甲賀市で開催されるコンサートに向けて、若林監督や児玉コーチの指導のもと練習に取り組まれていました。25日は、NPO法人「わくわくキッズ」さんが市内で運営されている、8つの児童クラブ700名の児童の皆様に、龍谷大学吹奏楽部の演奏を楽しんでいただくことになっています。
▪️NPO法人「わくわくキッズ」さん とのご縁は、2020年に始まりました。「わくわくキッズ」さんからご依頼があり、児童クラブの皆さんを対象としたコンサートで演奏させていただきました。大変喜んでいただきました。ところが、新型コロナのために、残念ながらその後3年間はコンサートを開催できない状況が続きました。というわけで、今回のコンサートにはすごく期待していただいているようです。ありがたいことです。この日のコンサートには、私も部長として同行します。楽しみにしています。