2019年の関西吹奏楽コンクール

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▪️龍谷大学吹奏楽部の部長に就任した年の関西吹奏楽コンクールで金賞を受賞した時の写真です。2019年です。

▪️吹奏楽のことについて何も知らない私は、若い頃からずっと吹奏楽に関わってきた知人から、いろいろ話を聞かせてもらっていました。そして、「もし、関西代表に選ばれなかったら、部員の中に全国大会を経験した人がいなくなるわけで、これは大変なことになるな」、そう思って心配していました。結果、この年、青森で開催された全国大会に3年ぶりに出場することができました。審査結果を会場で聞きましたが、その時の感動を今でもありありと思い出すことができます。私の横では、副部長が涙を流して喜んでおられました。

▪️2020年度の全国大会はコロナ禍により中止になりましたが、2021年度(高松)、2022年度(北九州)と、連続して全国大会に出場し金賞を受賞することができました。学生の皆さんの日々の懸命な努力、監督とコーチそして学外の先生方の丁寧で的確な指導、大学からの支援、この3つがうまく噛みあっているからなのかなと思っています。

▪️昨年度まで関西の代表枠は1校だけでしたが、今年度からは2校になりました。もちろん、代表枠が2校になったからといって、油断できるはずもありません。ライバル校の吹奏楽部の皆さんも、「今年こそは全国大会に行くぞ!!」と相当頑張ってこられていると思います。龍谷大学吹奏楽部は、明日も大学の練習場で最後の練習に取り組み、夕方から開催されるコンクールに出場します。大学の部に出場するのは、龍谷大学、立命館大学、関西大学、滋賀県立大学、近畿大学、京都産業大学、関西学院大学、神戸学院大学の8大学です。龍谷大学は一番最初に演奏します。圧倒的な演奏で、全国大会に進んでもらいたいと思います。

4年ぶりの合宿

▪️吹奏楽部の合宿が高島市の近江白浜で行われました。ということで、部員の皆さんや指導者の皆さんと合流するために、昨日、湖西線で移動しようとしたのですが、近江舞子で止まってしまいました。近江今津のあたりで落雷による信号トラブルが発生したのです。敦賀に行く人は、山科まで戻り琵琶湖線で移動してほしいとアナウンスがありました。私は安曇川まで行く予定だったんですが…。運転再開はかなり遅れるようでした。仕方がないので、近江舞子駅からタクシーに乗って、合宿場所の白浜荘までなんとかたどり着くことができました。

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▪️ところが、運転手さん機械の操作を間違ったようで、運賃が500円と出てきました。そんなアホな安すぎる。まあ、納得できる金額を払って下車させてもらいました。いやいや、いろいろありますね。私のせいじゃないのに。さて、合宿は、コンクールのメンバーと、夕照コンサートのメンバーにわかれて練習しています。こちらは夕照コンサートの練習です。サマーコンサートでご指導いただいている金山徹先生にご指導いただいています。先生、ありがとうございます。

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▪️合宿は本日の午前中までということで、昨日の夕食はBBQでした。そのあとは、花火大会です。盛り上がっていますね。現在の部員の皆さん、コロナ禍のために 、1回生から4回生まで、全員が合宿の経験がないのです。これ、初めての合宿なんです。楽しそうでしょう‼︎ やっと、以前の学生さんであれば当たり前のようにやっていた経験を、やっとすることができたわけです。本当に良かったと思います。こうやって多くの部員が楽しんでいる間にも、コツコツと練習をしている部員さんがおられました。一生懸命マリンバの練習をされていました。指導してくださる先生から宿題が出ているそうです。同じ楽器の部員の皆さんの演奏レベルが高いので、自分も頑張らなければならない、そう言っておられました。素敵ですね。素敵だと思います。

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▪️本日は合宿の最終日でした。これは吹奏楽コンクールに出場するメンバーの練習風景です。合宿場所から少し離れたところにあるホールをお借りして練習をしました。監督やコーチ以外にも、3人の学外指導者の先生方にお越しいただき、最終の細かな調整が進められました。明日は、いよいよ関西吹奏楽コンクールです。

台風とコンクール

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▪️台風、大変でした。いろいろ被害が出ています。地面が雨水をたくさん腹満でいるので、土砂崩れとかまだ注意する必要があるようです。我が家は、一昨日昨のうちに買い物を済ませ、昨日は家の中でじっとしていました。我が家の庭も、強風でラベンダーが少し痛んでしまいました。今年の冬は雪の重みで痛み、夏は台風の風で痛み…かわいそうです。

▪️台風の中、吹奏楽部からLINEでメッセージが届きました。19日(土)に守山市民ホールで開催される関西吹奏楽コンクール・大学の部の案内でした。画像は進行表です。龍谷大学は1番です。1番と6番は京都府枠だったらしく、龍谷大学はじゃんけんで勝ったため1番になったそうです。部員の代表である幹事長から教えていただきました。音楽の演奏なんですが、コンクールなので闘いでもあります。いろいろ作戦を考えておられるのかもしれませんね。部長としては、過去のコンクールのように圧倒的なレベルの演奏を行うことで、堂々と関西代表を勝ち取っていただきたいと思っています。結果の発表は、20時頃にネットで発表されるようです。

ホール練習

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▪️今日は、来週19日(土)に開催される第73回関西吹奏楽コンクールに備えて、会場となる守山市民ホールで「ホール練習」に取り組んでいます。練習は朝10時半に始まりました。ホールの響きに合わせて、楽器の配置や音量や表現等について実に細かな調整が行われています。今日は監督とコーチ以外にも、学外の5人の先生方に指導にお越しいただいています。今日は、午前中、近江兄弟社高校吹奏楽部の生徒さたちも見学されていました。

▪️先日の京都府大会は招待された演奏でしたので、審査を受けるのは来週の関西吹奏楽コンクールからになります。私はいつものように「すごいな〜」と感動しながら練習を聞かせてもらっている、ただいるだけの部長なのですが、これも部長の仕事だと思っています。練習時や休憩時の部員の皆さんの表情を拝見することも、なんとなくですが、何か伝わってくる藻があるので大切なことかなと。

吹奏楽コンクール京都府大会

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20230808concours2.jpg▪️ 今日は京都コンサートホールで、京都府吹奏楽コンクール大学の部が開催されました。龍谷大学吹奏楽部は特別演奏で、審査を受けず、次の関西大会に進出します(正しい説明かどうか自信がありませんが…)。贔屓目でしょうが、若林義人監督の指揮での演奏、圧倒的でした。すごいな〜。

▪️写真は、演奏の後の写真撮影の様子です。2枚目は、トランペットパートの指導してくださっている早坂宏明先生(元京都市交響楽団)ですね。トランペットパートの皆さん、とても素敵な笑顔ですね。先生からの丁寧なご指導で、納得のいく演奏ができたのかな。

▪️明後日は、関西大会前のホールを借りての練習。15日から18日までは合宿で、19日は関西大会当日になります。今年から関西代表は1校から2校になりました。龍谷大学はきっと全国大会に行くと信じていますが、いつものように隙のない磨き上げた圧倒的な演奏で会場を感動させて欲しいです。関西代表になると、次は、10月28日に宇都宮で開催される全国大会になります。

「わくわくキッズ サマー・スマイリングコンサート」と「ホール練習」

▪️昨日、龍谷大学吹奏楽部は、甲賀市の「サマースマイリングコンサート」で演奏を行いました。主催は、甲賀市全ての児童クラブの運営を担う特定非営利活動法人「わくわくキッズ」さん、681人の小学生の皆さんが、市内8ヶ所の児童クラブから集まってきてくださいました。最初の「サマースマイリングコンサート」は4年前に開催されました。そのあと、3年間はコロナ禍でずっと開催できなかったようです。ということで、「3年間の空白」を経て、2回目のコンサートに出演することができました。

▪️ホールの中は、大人を対象とした普通の演奏会とは異なり、小学生の皆さんの歌声が響いたり、素直に興奮して大声をだして喜ばれたり、演奏と一緒に踊り出したり…、子どもの心の柔らかさに、おじいさんの私は感動して、少しうるうしました。本来、音楽って、こういう経験をすることでもあるのでしょうね。最初は少し硬い表情だった部員の皆さんも、ホール内で小学生の皆さんが醸し出した雰囲気に影響されて、しばらくすると笑顔で演奏するようになりました。演奏後も、小学生の皆さんと一体になれたからでしょう、「楽しかった」「感動した」という喜びの声をたくさん聞かせてもらいました。わかりますよ〜、その気持ち。部訓である「音楽 感謝」を実感されたのではないでしょうか。部長としては、「また来年も呼んでいただけたら素敵だな〜」と思っています。

▪️4年前に初めて開催されたこの甲賀市でのコンサート、NPO法人の職員である藤まち子さんが、10数年前に、龍谷大学大学院の社会人院生(当時は、政策法務担当の甲賀市職員)であったことがご縁で実現することになりました。藤井さんは履修はしていないけれど、私の授業に勝手に来られていました。その後も藤井さんや当時の社会人院生の皆さんとはずっと交流が続いていましたが、そのような交流の延長線上で、市役所を退職されNPO法人に勤務されていた藤井さんから、「児童クラブの小学生を対象にしたコンサート」のお話をいただきました。私が吹奏楽部の部長になって2年目のことです。すぐに部員の代表である幹事長に繋いだ結果、素敵な感動的なコンサートが実現することになりました。

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20230726wakuwaku_kids_concert1.jpg▪️上の2枚の写真、甲賀市内の水口・土山町地域にある8つの児童クラブの皆さんが、寄せてくださった感謝のメッセージです。前回も、このような歓迎をしてくだいました。部員の皆さん、とても感動されていました。ありがたいことです。

▪️左の写真、児童クラブの指定管理者である特定非営利活動法人「わくわくキッズ」の職員の皆さんからのメッセージです。コンサートの最後、職員の皆さんが突然ステージの下までやってきて、この模造紙に書いたメッセージを広げてくださいました。部員の皆さんはびっくりされたことでしょうね。前回も、このような応援をいただき、関西大会を突破し、全国大会で金賞を受賞しました。2019年10月に、青森市にある「リンクステーションホール青森」で開催された全日本吹奏楽コンクールでした。その後、2020年はコロナ感染拡大のためにコンクール自体が中止になりましたが、2021年は高松で開催された「レクザムホール」の第69回大会、2022年は北九州市の「北九州ソレイユホール」の第70回大会で金賞を受賞してきました。今年も、甲賀市の応援を励みに、宇都宮市で開催される第71回大会に出場できたらと思っています。

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▪️「サマースマイリングコンサート」に出演する部員の皆さん、そしてコンサートをサポートする皆さんは、深草キャンパスの場合だと、朝7時に集まって大学のバスに乗り、移動を開始したそうです。午前中は会場のホールでリハーサル、本番のコンサートは13時に開演し15時頃には終演しましたが、部員の皆さんは、すぐに楽器を搬出する作業に取り掛かり、大学のバスで再び瀬田キャンパスに向かいました。その中で、10名弱の皆さんは、瀬田キャンパスに向かわずに京都コンサートホールに向かいました。8月8日に、吹奏楽コンクール京都府大会がこのホールで開催されるため、ホールを借りて練習を行うことになっていたからです。そのため、コンクールに出場するメンバーにも選ばれている方達と、練習の録音をする役割の方達は、疲れている体を休める時間もなく、昼間のコンサートに引き続いてこのホールに向かうことになったのです。本当に、お疲れ様です。

▪️ホールでの練習は、18時から21時まで。その後は、ホールを撤収と楽器をトラックに積み込む作業。解散は22時になりました。大好きな吹奏楽や音楽に取り組んでいるとはいえ、ここまで頑張れるということ、本当に素晴らしいと思います。写真は、練習の様子と、練習を録音されている様子を撮ったものです。このチームは、コンサートをライブ配信することもされています。大型の三脚の上の方に設置してあるマイク、小さいですけれど、とても高性能で高価なものなのだそうです。この日、録音を担当している方に教えていただきました。いつも頑張ってくださり、ありがとうございます。吹奏楽部は、楽器の演奏だけでなく、様々な仕事を分担しながら運営されています。目立たないけれど、しっかりこういう仕事をしていくことが、部員個々人の成長にも役立っているはずです。

甲賀市の児童クラブの皆さんのための演奏会

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▪️今日は、吹奏楽部の仕事がありました。ということで、その仕事が終わったあと、ひさしぶりに練習を見学させていただきました。練習場では、部員の皆さんが、来週25日(火)に甲賀市で開催されるコンサートに向けて、若林監督や児玉コーチの指導のもと練習に取り組まれていました。25日は、NPO法人「わくわくキッズ」さんが市内で運営されている、8つの児童クラブ700名の児童の皆様に、龍谷大学吹奏楽部の演奏を楽しんでいただくことになっています。

▪️NPO法人「わくわくキッズ」さん とのご縁は、2020年に始まりました。「わくわくキッズ」さんからご依頼があり、児童クラブの皆さんを対象としたコンサートで演奏させていただきました。大変喜んでいただきました。ところが、新型コロナのために、残念ながらその後3年間はコンサートを開催できない状況が続きました。というわけで、今回のコンサートにはすごく期待していただいているようです。ありがたいことです。この日のコンサートには、私も部長として同行します。楽しみにしています。

外山雄三さん


▪️作曲家・指揮者の外山雄三さんがお亡くなりになりました。享年92歳。龍谷大学吹奏楽部は、2014年の第41回定期演奏会で、外山さんの「吹奏楽のためのラプソディー」を演奏しています。上の動画がそうです。「管弦楽のためのラプソディー」を吹奏楽にもアレンジしたものです。

▪️この時の第41回定期演奏会には、私も行っています。その頃、龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会だけは、毎年、楽しみにしていました。サマーコンサートは行ったことがありませんが、定期演奏会だけはできるだけ行くことにしていました。ちなみに、この第41回からご招待いただくようになりました。でも、その時はまさか自分が吹奏楽部の部長になるとは思ってもいませんでした。「ご縁」をいただいた定期演奏会かもしれません。その定期演奏会のことは、自分のブログにも投稿していました。

▪️ちなみに、元々の「管弦楽のためのラプソディー」はこちらです。演奏はNHK交響楽団です。1982年の演奏です。

龍谷大学吹奏楽部 鹿児島公演~ワンコイン・コンサート~

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▪️鹿児島の皆様、九州の皆様、よろしくお願いいたします。

【日程】9月6日(水)
【場所】宝山ホール(鹿児島県文化センター)
【開演】18:30(17:30開場)
【チケット】500円(要予約)
【ゲスト】外囿祥一郎(ユーフォニアム奏者)
【曲目】パントマイム/アルメニアン・ダンス・パートI 他

龍谷大学吹奏楽部サマーコンサート2023

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■龍谷大学吹奏楽部の「サマーコンサート2023」、7月9日、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで開催されました。ご来場くださった皆様、オンラインでご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。この大勢の集合写真の中に、私もいます。嬉しいです。少し、本番前の舞台裏についてもご紹介しましょう。
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■この2枚は、集合写真を撮影する前、部員全員がステージに集まった時のものです。頑張って練習を積み重ね、コンサートの本番を迎えられたことを皆さんとても喜んでおられました。あちこちで、親しい部員同士で記念写真を撮りあっておられました。上の左は、集合写真の撮影のために前に並べられた椅子に座って後ろの方を自撮りしてみました。レンズが向かっていることを知ったのか、「反射的」にこちにに笑顔を向けてくださいました。
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■パーカッションの諸々の道具です。プログラムの曲にあわせて、必要な道具をあらかじめ仕分けて箱に入れて用意してあります。
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■左はコントラバスパートの記念写真です。右の写真は幕前に演奏するサックス四重奏のリハーサル風景です。スタジオジブリが制作したアニメーションの曲をメドレーで演奏されています。大変心に沁み込んできました。また聴きたいです。
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■部員からのプレゼントされたメッセージに感動する幹事長Oくんです。
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■第3部のマーチングステージの衣装。きちんと並べられています。誰の衣装なのかわかるように名前も書いてありますね。
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20230711summer_concert14.jpg■集合写真前の時間でも、全体進行の打ち合わせをされているようです。最後の確認なのかな。最後の写真。第3部のマーチングステージで使うワイヤレスマイクかなと思いましたが、ステージマージメントをする裏方さん同士(部員が演奏しながら裏方もやります)が連絡を取るためのトランシーバーとのことです。

■複雑なステージ上の進行や全体の進行を、きちんとシステマティックに分担して運営をされていることに、いつも驚きます。終演後も、ただちに楽器を搬出して瀬田キャンパスまで運ぶ仕事がありました。みなさん、実にテキパキと動かれていました。さすがだなあと、いつも感心しています。

■私は学生時代にオーケストラに所属していましたが、コンサートの後は、4~5人の楽器係を除いて、全員、打ち上げの会場に直行していましたが、吹奏楽部の場合は違います。コンサートを無事に終えられたことを、お互いに喜びあうよりも前に、楽器のホールからの搬出と瀬田キャンパスの倉庫への搬入が優先されますから。それどころではないのです。そもそも、200人を超える人数で打ち上げをやる会場がありません。少しかわいそうな気持ちになりますが、仕方がありません。レセプションは4回生と一部の3回生だけの参加で行われました。

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