百花繚乱(2)
■我が家の鉢植えのオダマキです。鉢に植えて3年目です。冬の間、もう枯れてしまったんじゃないのかなと心配していましたが、暖かくなり葉が出て、茎を伸ばして、花を咲かせてくれました。
■庭の植物の成長が早く、世話が追いつきません。今日は朝食後から作業を始め、昼食後もその続きを。少し疲れました。でも、そうやって庭の世話していると、ひとつひとつの花の様子がよくわかります。庭の花を遠くから眺めるのも良いですが、近づいて観察するのも良いものですね。今日は、庭にある小さな池の掃除もしました。藻を取り除き、池の端の枯れたセキショウを刈り取りました。そうそう、亀の世話もしました。気温が上がり、水温も上がって食欲が出てきました。餌に飛びつきます。これから、2日に1回は亀の水を変えてあげることになりますかね。
■2段目の左:ネモフィラ、右:タイム。3段目左:ミツバツツジ、右:シバザクラ(キャンディーストライプ)。4段目左:ヒメウツギ、右:タツナミソウ。5段目左:ハイノキ、右:セイヨウイワナンテン。全て庭に咲いている花になります。
百花繚乱(1)
■「百花繚乱」という言葉があります。いろいろの花が咲き乱れるという意味なのですが、転じて、「秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること」をさすようです。転じて以降の意味はともかく、我が家の庭は「百花繚乱」というと言い過ぎのように思いますが、それでもたくさんの花が咲いています。この小さなな庭に実にたくさんの種類の花が咲いているのです。毎朝、雨戸を開けて庭を眺めると、本当に癒された幸せな気持ちになります。少し紹介させてください。
■1段目左:セイヨウシャクナゲ、右:オオエゾムラサキツツジ。2段目左:アマドコロ、右:オトコヨウゾメ。3段目左:名前のわからないツツジ、すみません。右:ハギ。4段目左:エリカ、右:モッコウバラ。5段目左:ブルーベリー、右:タイム。6段目左:エビネ、右:正確な名前は分かりませんが、原種に近いチューリップ。7段目左:シャガ、右:サンショウの新芽。花ではありませんが…。8段目左:タツナミソウ。
前期高齢者になりました。
セイヨウシャクナゲ
■我が家の小さな庭のセイヨウシャクナゲが咲き始めました。ひとつの蕾の中に、これだけのたくさんの花が準備されていることに、毎年すごいなと感動しています。我が家の花は、可愛らしいおとなしいものが多い中で、このセイヨウシャクナゲはとってもゴージャスです。花びらを広げて満開になるのは、もう少し先になります。2段目の写真、左側か蕾が開いたものです。中から、たくさんの花が現れました。これから花びらを広げていくわけです。きちんと開花するのは明後日ぐらいでしょうか。右側は膨らむ前の蕾です。事前に蕾の数を数えたのでが、全部で17もありました。これまで、世話の仕方が悪かったせいか(剪定の仕方を間違った)、花を咲かせない年がありました。よく勉強して、世話をしたいと思います。
■左は、アジュマチョコレートチップです。背丈の低い、常緑多年草です。青紫色の色鮮やかな花が咲いています。とってもシックな色の花です。右は、ネモフィラとチューリップです。ネモフィラは、当初、葉ばかり伸びて花が咲かないのではと諦めかけていましたが、急に花を咲かせてくれ一安心です。それに対して、一緒に植えたチューリップの方は、イマイチかな〜。それでも、嬉しいです。来年は、ネモフィラをもっとたくさん咲かせたいと思います。
■話は急に変わりますが、大学の瀬田キャンパス1号館にある噴水の周りに、ハスの苗が並べられています。もちろん、ハスは水生植物なので、大きなバケツのような器に入れられています。近くに寄ってみると、「2023年度龍谷IP『植物園をつくろう』作品」とあります。龍谷IPとは、大学が取り組んでいる「新たな教育プログラム(再構築を含む)の創出により、本学の教学促進・充実を図ることを目的とする『企画選定型』の事業」のことです。「植物園をつくろう」というのは、この事業の中での取り組みのようです。ハスの成長を見守りたいと思います。このブログでも、成長の様子についてお伝えしたいと思います。
フジとクマバチ
■ご近所のフジです。毎年楽しみにしています。すでにたくさんの蕾ができています。これが膨らみ、総状花序を垂れ下げて、そこには紫の小さな花がたくさん咲きます。すると、たくさんのクマバチがやってきます。どうしてクマバチがやってくるのでしょうね。調べてみました。千葉市科学館の公式サイトでこのような説明がされていました。
藤の花はクマバチのように力がなければ蜜を吸うことが出来ない、固いフタに閉ざされています。クマバチにとって藤の花は他のライバルに取られない蜜であり、藤にとってはクマバチだけが自分の花粉を運んでもらえるので、受粉できる確率が高くなります。こういった関係を「相利共生(お互いが利益を得られる関係)」と呼び、彼らは切っても切れない関係にあるのです。
■なるほど、そういうことなのか。子どもの頃から、フジの花とクマバチとの間には何か関係があるのかなと思っていましたが、今日、初めて調べてみました。なるほどね〜。クマバチのことをもう少し。こんなふうに生きているんですね。
【追記】■クマバチというと、音楽好きの方たちはリムスキー・コルサコフの「クマンバチの飛行」(熊蜂の飛行)という曲を連想するはずです。wikipediaによる解説ですが、「このロシア語の”Шмель”、英語の”bumblebee”の和名はミツバチ科マルハナバチを指す(ミツバチよりも大型だがクマバチよりは小型)」とのことで、どうも私がいつも見ているクマバチとは違うようです。ちなみに、「クマンバチの飛行」の演奏をご覧いただければと思います。これは、オーケストラ用にかなりアレンジされていますし、演奏自体もかなり演出を盛り込んでいて、普通の演奏とは違いますが、観ていて楽しいです。
春爛漫
■趣味は何ですかと問われたら、「庭、ガーデニングです」と絶対に答えると思います。立派に大きく成長したり、花を咲かせたり、そうなる以前の状況についても、まめに世話をしていたせいか好きになってきました。わくわくするんですね。「花だったら綺麗に咲いてから写真撮っても良いんじゃないの」と思われるかもしれませんが、そうではないのですよ。
■1段目左はギボウシ。山菜のウルイのことだと教えてもらいました。ただ、お店に売っているウルイは美味しく食べられますが、我が家のものは…ちょっと美味しくありませんでした。1段目右はエビネです。我が家には2箇所にエビネが植えられています。2段目左はアマドコロです。調べてみると、「食用とするのは春先に出てくる若芽と、地中に伸びている根茎です。若芽はウルイにも似た食感と豆類やアスパラにも似た風味と甘みがあり、とても美味しい山菜です」とありました。でも食べません。可愛らしい、スズランのような花が咲きます。我が家ではあくまで観賞用です。このアマドコロには、黒い芋虫が初生します。ヒゲナガクロハバチの幼虫です。気をつけてないといけません。
■2段目右はオダマキ。いわゆる山野草の仲間ですね。これから花を咲かせます。あと数日でしょうか。3段目左は、親しい職員の奥村康仁さんからいただいたモッコウバラ。とうとう咲きました。これからたくさんの黄色い花が咲きます。3段目右はミヤコワスレ。「本州、四国、九州の山地に自生するミヤマヨメナの園芸品種」なんだそうです。春に咲く菊です。4段目左は庭の法面のイカリソウ。花はピークが過ぎたかもしれませんが、可愛らしハート型の葉がたくさん出てきました。4段目右はホコバスミレ。庭に勝手に咲いてきたものを集めて、余っているプランターに植えてみました。植え替えてよかったです。白い花を咲かせています。
■まあ、こういうのって、自己満足でしかないのですが、ガーデニングは精神を安定させますね。素晴らしい効果があると思います。
インドアグリーンを外気浴させました。
■昨日は曇りだし、風も強くないので、我が家のインドアグリーン(室内の観葉植物)を少し外に出して水をやりました。まあ、外気浴みたいな感じでしょうか。庭のベンチには、中、小、極小のインドアグリーンを置きました。何か集合写真を撮るときの感じです。大物は、玄関の近くに。たぶん、喜んでくれていると思います。全部で20鉢くらいあるのかな。庭が南国っぽくなりました。後列一番右はシンゴニウム・ポドフィルム、一番左はコーヒの木、前列のちっちゃいやつは和柄の鉢に植えたツワブキ。あとは、セローム、アローカシアとか。それから、アジアンタム等のシダ類、アボカド。
■大きな観葉植物は玄関前に移動させました。左の写真は、ドラセナコンシンネ。これは、今から19年前、2004年の春に岩手県立大学から龍谷大学に異動する時に、当時のゼミ生から贈られたものです。最初は、手のひらに乗せられるほどの大きさでしたが、ヒョロヒョロと大きくなってしまいました。葉はきちんと茂っているのですが、幹が細くて…。ということで、支柱で支えています。
■右の写真ですが、手前は、モンステラです。大きく成長しました。自立できないので、タワー型の支柱で支えています。これで、鉢に植えてから5年ぐらいでしょうかね。後ろはパキラです。こちらも大きかったのですが、光が足らず、徒長してしまいました。というわけで、剪定して、こじんまりしたサイズになりました。このパキラは随分昔から我が家にいます。おそらく、30年くらい経っているのではないですかね。
桜
■新年度になりました。あまり気持ちの切り替えがうまくできません。春期休暇でしっかりとリフレッシュできれば良かったのですが、そういうわけにもいかず、ずっと仕事をしながら、気持ち的にはずるずると新年度に突入してしまいます。まあ、仕方がありません。とはいえ、時々、近所の植物を鑑賞したり、自宅の庭でガーデニングをすることで自分を癒しています。特に、自宅のガーデニングは気軽にできるので、庭があって良かったと思っています。またまた、そのような内容の投稿です。
■写真ですが、昨日、撮った自宅近くの桜です。SNSでは、たくさんの方達が桜の風景や桜の花をアップされているのをお見かけします。ということで、私も投稿いたします。写真には映っていませんが、桜の向こうには琵琶湖の北湖や伊吹山を見ることができます。もっとも、この季節はその景色も霞んでいますけどね。ところで、我が家には桜の樹はありませんが、桜の盆栽はあります。娘が母の日にプレゼントしてくれたものです。今年はたくさんの蕾を膨らませています。昨日の午後、ひとつ、開花しました。嬉しいです。心の中で桜の盆栽に「咲いてくれてありがとう」と感謝します。
■今日は、深草キャンパスの入学式で、明日は私が勤務する社会学部のある瀬田キャンパスの入学式になります。瀬田キャンパスにもたくさんの桜が植えてありますが、明日はまだ散らずに桜の花が残っているかな。残っていたらいいのですが。
■先日の投稿で、お世話になっている庭師さんに、庭の法面に芝桜を植えていただいたことを書きました。芝桜が満開になることを期待しています。でも、芝桜のように「派手」な花だけでなく、庭の片隅で静かに花を咲かせているものもきちんと気遣っています。写真はハナニラです。嬉しいな。毎年、咲いてくれます。日陰の場所なんですが、「頑張ってね」と応援しています。
■そのすぐ近くに咲いているのは、タチツボスミレです。どこにでもある、ごくごく普通の野生のスミレなんですが、他のいわゆる雑草は抜き取ってしまうのに、このタチツボスミレについてはそのままにしています。依怙贔屓しています。すると、このタチツボスミレが少しずつ増えてきました。小さい小さいスミレなんですが、とっても嬉しいです。あとホタルブクロもそのままにしています。花が咲くのは夏ですが、葉っぱを見ただけで「これは、ホタルブクロだな」とわかるようになりました。だから、抜かずに残してあります。夏になったら、たくさん咲いてくれるかな。