学生時代の定期演奏会の音源
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▪️学生時代に所属していた関西学院交響楽団の後輩から、当時の演奏会の音源が送られてきました。音源といっても、カセットテープで録音したものをデジタル化したもののようです。近い学年のOBOGとのちょっとした集まりがあるので、「話のネタに昔の自分たちの演奏を聴いておいてください」ということのようです。第59回と第60回です。あの頃は、だいたいいつも神戸文化ホールで演奏していました。もうじき開催される後輩たちの定期演奏会が第145回ですから、ずいぶん時間が経過しました。古希が近づいているおじいさんですから、まあ当然ですかね。
▪️画像の最初の方が第59回でもうひとつが第60回です。第59回は、ベートーヴェンの「プロメテウスの創造物 序曲」、ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」、そしてメインがドヴォルザークの「交響曲第8番」でした。オーケストラ界隈では、「イギリス民謡組曲」を「イギみん」、「交響曲第8番」を「ドヴォはち」と呼んでいました。第60回は、グルックの「アウリスのイフィゲニア 序曲」、スメタナの「わが祖国」から「モルダウ」、そしてメインはチャイコフスキーの「交響曲第5番」でした。「交響曲第5番」は、「チャイご」って言ってましたね。ちなみに、両定期演奏会とも、指揮は湯浅卓雄先生でした。そして「イギみん」と「モルダウ」は、同学年の学生指揮者の守谷 祐一くんでした。
▪️昨晩聴いてみました。下手くそですけど、頑張って演奏していて熱演だとは思いました。ところで、アンコールもきちんと音源があります。第59回の方ですが、ビゼーの「アルルの女」から「ファランドール」を演奏して、拍手が鳴り止まないので?!なのかな、メインの「交響曲第8番」の第4楽章の最後の部分と、第3楽章まで演奏しています。アンコールで3曲も演奏したんですね。サービス満点だな。やりすぎのような気もするけど。ファランドール以外は、すっかり忘れていました。どういう経緯で3曲も演奏したんだろう。後輩たちにその理由を聞いておきます。
現実化するディストピア、世界に拡散するディストピア。
▪️「ディストピア」って映画や小説の中に描かれていると素朴に思っていたけれど、もう現実なんですね。恐ろしい。ミネソタ州で暴れ回っている⁉︎ アメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)が身につけている情報システムについて調べて驚きました。こういうネットニュースを読みました。『ニューズウィーク』の記事です。2つの引用を貼り付けます。「移民政策の名の下に進むこの変化は、いずれ国境を越え、他国の制度設計にも影響を与える可能性がある」というのが恐ろしい。
米国の移民関税捜査局(ICE)が構築しつつある監視システムは、もはや近未来SFの描写と見分けがつかない水準に達している。顔認識、位置情報、DNA、虹彩スキャン、電話盗聴、ソーシャルメディア分析――それらが単独ではなく、巨大なデータ基盤のもとで統合され、全米規模で運用されているからだ。
【監視対象は全世界】
ここまで読めばわかるように、これらの監視が移民に限定されていないことは大きな問題だ。アメリカにいる者をすべて調べ、不法移民をあぶり出すという理屈のため、アメリカにいる人間は誰でも監視対象だ。つまり、もはやICEはアメリカにいるすべての人間を監視する組織になっているのだ。
専門家は、この状況を「移民排除を名目にした全国民監視」と指摘する。データブローカーとAIの発達により、国家はかつてないほど低コストで包括的な監視を実現できるようになった。その最先端にいるのがICEなのだ。
こうした動きが示すのは、アメリカが「自由と法の国」から、「アルゴリズムとデータに統治される監視国家」へと静かに変貌しつつある現実だ。移民政策の名の下に進むこの変化は、いずれ国境を越え、他国の制度設計にも影響を与える可能性がある。
▪️アメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)によって、ミネアポリスの市民2人が射殺されました。アメリカの有名なシンガーであるブルース・スプリングスティーンさんが、この市民2人が射殺された事件を受け、強硬な移民政策を進めるトランプ大統領、ミラー大統領次席補佐官、ノーム国土安全保障省長官を名指しで批判する曲を発表しました。この記事で知ることができました。
「クライネ・クランクレーデ」演奏会
▪️学生時代、オーケストラでバイオリンを弾いていました。シェアさせてもらったのは、その頃の後輩たちが参加している「クランクレーデ」のゲネプロ風景です。なんですが、「クライネ・クランクレーデ」とクライネがついています。小さなという意味です。小規模編成による演奏会のようです。プログラムは、以下のとおりです。
クライネ・クランクレーデ演奏会 vol.0
2026年1月17日(土)開演13:30
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール全席自由 ¥1,000
シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D485
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
交響曲第40番 ト短調 K550
指揮:藤田謹也
Vn独奏:石上真由子
Va独奏:中 恵菜
▪️動画は、Vn独奏の石上真由子さんのfacbookからシェアさせていただきました。モーツァルトの協奏交響曲のカデンツァの部分でしょうか。ちなみに、石上さんは、医師の資格をお持ちです。医学部出身のバイオリニストです。詳しくは、こちらの記事をお読みいただければと思います。
「奇跡のチェロ・アンサンブル 2025」
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▪️今年も「奇跡のチェロ・アンサンブル」。年末恒例です。今回で4回目でしょうか(ちなみに、カーテンコールの撮影はOKとのことでした)。2人1組でMCを担当されるのですが、岡本侑也さんが興味深いことを話しておられました。岡本さん、現在はエベーヌ四重奏団のチェリストとしても活躍されています。室内楽でもオケでも、チェロは通常は低音部を担当しています。ところが、この「奇跡のチェロ・アンサンブル」では黒い指板のかなり上のほう、駒(コマ)に近い方、ハイポジションで弾くことになります。チェロなのにかなり高い音で演奏することが多々あるわけです。そうすると、ポジションを取るために親指で弦を押さえることになります。そして、親指に普段はできないタコができてしまうのだそうです。そのMCの時の笑いを取る話がとても印象に残ってしまいました。
▪️この「奇跡のチェロ・アンサンプル」、国内のトップチェリストの集まりですが、小林幸太郎さんは加えて、編曲の担当です。6人のアンサンブルの魅力を最大限引き出すために、さまざまな工夫を凝らしておられます。それも超難易度の。その超難易度のという部分が、この「奇跡のチェロ・アンサンブル」の魅力の「ひとつ」なのでしょう。今回の前半は、6人の方がそれぞれソロを演奏し、残りの5人で伴奏をする構成になっていました。それぞれの方の音の違いがよくわかりました。前半でのそれぞれのソロが記憶に残っているせいでしょうか、後半の合奏で、それぞれの方の音がよく聞こえてきたような気がします。まあ、あくまで気がするですけど。個人的な好みということになりますが、一番お若い上野通明さんの音が一番印象深かったです。素敵です。YouTubeにもたくさん演奏がアップされているようなので、聞いてみることにします。
そもそもタンホイザーとはどのようなオペラなのか
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(Tannhäuser and Venus WIKIMEDIA COMMONSより )
▪️先日の龍谷大学吹奏楽部の第52回定期演奏会を楽しんできました。福川伸陽さんの「ホルンと吹奏楽のための協奏曲」の演奏に驚嘆し、メインの「タンホイザー」序曲(ワーグナー)を堪能しました。私自身は、学生時代にオーケストラに所属していましたが、このワーグナーの序曲を弾いたことがありません。3回生のときに歌劇「リエンチ」序曲だけは弾いたことがありますが、有名な「ニュルンベルクのマイスタージンガー」や「ローエングリン」はもちろん、この「タンホイザー」も弾いたことがないのです。
▪️そもそもオペラのなかで演奏される曲ですから、そこにはストーリーがちゃんとあるのですが、そのあたりも不勉強です。この3幕からなる「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」についても、よくわかっていませんでした。ということで、あらすじ程度ですが、龍大の定演が終わってから少しだけ勉強しました。序曲の冒頭も第3幕で歌われるコラール「巡礼の歌」なのですね。スコアとともに序曲の演奏を聴くことのできるYouTubeもありました。
▪️トップの絵画は、ドイツの歴史画家オットー・クニレの作品です。オペラの第1幕なんだと思います。ヴァルトブルク城の騎士、タンホイザーは、エリーザベトという純粋な女性への愛を捨てて、愛と美の女神ヴェーヌスが支配する地下の魔法の国「ヴェーヌスベルク」で、長らく快楽と肉欲の日々に溺れていたのですが、その退廃的な生活に嫌気がさして現実世界に戻ってきます。この作品はその時の様子を表現しているのだと思います。タンホイザーは官能的な愛と崇高な精神的な愛の間で苦悩するわけですね。こういうことを理解しながら、龍大吹奏学部の学生の皆さんは演奏していたんでしょうかね。どうやろ。
▪️できれば、一度はオペラをきちんと鑑賞してみたいと思うようになりました。S席だと3万円ぐらいになるようです。ですから、一度は…です。
龍谷大学吹奏楽部 第52回定期演奏会
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▪️昨晩は、大阪福島にあるザ・シンフォニーホールで、龍谷大学吹奏楽部第52回定期演奏会を楽しんできました。
▪️ゲストである福川伸陽さんの「ホルンと吹奏楽のための協奏曲」、すごい演奏でした。自由自在にホルンを吹かれている様子を拝見して驚愕しました。この曲は、福川さんご自身が作曲家の福島弘和に委嘱してうまれた作品です。福川さんは、ある鼎談のなかで以下のように説明されています。
この曲は僕が福島さんに委嘱する形で生まれました。吹奏楽のホルンはもっと注目されていいと思うんですよね。大半が和音担当なので、もっと目立ちたい!と。笑
なので、「ホルンでもこんな素敵なソロができるんだぞ!」っていう、魅力をどうにかして伝えられないかと、そう思ったのがきっかけです。吹奏楽バックでできるコンチェルトもなかなか少ないので。
▪️「俺にしかできない曲」っていうオーダーだったようです。これもすごい話ですよね。龍谷大学吹奏楽部ではなく他のバンドですが、福川さんの演奏をYouTubeで鑑賞することができます。ぜひお聞きいただきたいと思います。
▪️このホルンコンチェルト以外にも、第2部のメインである「タンホイザー」序曲、とても満足しました。オーケストラの作品を吹奏楽用に編曲して演奏するときに、原曲の弦楽器の部分が吹奏楽ではどう演奏されるのかがいつも気になるのですが、龍谷大学吹奏楽部の演奏、ちゃんとしたワーグナーでした。ありがとう。それから、第1部の「カントゥス・ソナーレ」、「ワイルドグース」にも満足しました。特に、「ワイルドグース」は、ケルト文化をテーマに作曲されていることもあり、魅力を感じました。
▪️定演の後は、一緒に定演を楽しんだ息子夫婦と食事をすることができました。遅い時間ですし、短い時間でしたが、ひさしぶりに会って話ができました。そのあと深夜に帰宅して、そして今日は1限の9時15分から授業でした。あああ…。
龍谷大学吹奏楽部「第52回定期演奏会」
▪️いよいよ、明日、龍谷大学吹奏楽部「第52回定期演奏会」がザ・シンフォニーホールで開催されます。私は、息子夫婦と一緒に家族で鑑賞させていただきます。このInstagramの投稿にある写真は、昨年のものだと思います。今は卒業された方も写っておられますので。
▪️ホールにお越しになれない皆さんのために、YouTubeでも以下からオンライン配信されます。
ブロムシュテットさん
▪️昨晩は、NHKの「クラシック音楽館」で、ヘルベルト・ブロムシュテットさんが指揮をされた、ブラームスの2つの作品を鑑賞しました。「ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83」と、「交響曲 第3番 ヘ長調 作品90」です。ピアニストは、レイフ・オヴェ・アンスネスさん。ノルウェーの方です。このピアノコンチェルト、きちんと批評することなど私にはできませんが、素敵な演奏でした。この方については、ここに詳しいことが書いてあります。ヘルベルト・ブロムシュテットさんともお若い頃から一緒に演奏をされてきたようです。このブラームスのピアノコンチェルトとともに、メインの交響曲3番も熱演でこれもとても素敵でした。98歳のブロムシュテットさんが椅子に座って指揮をされました。今は移動も歩行器が必要でお若い時の指揮のように身体は動かないのでしょうが、N響はマエストロの音楽的意図を十分に汲み取って演奏されたのではないかと思います。N響の団員の皆さんは感動されたでしょうね。98歳で、よく頑張って日本まで来てくださいました。心より感謝します。ブロムシュテットさんは、16年前に亡くなった父と同い年です。父も生きていれば、100歳近いわけですね。もう何十年も前のことになりますが、ブロムシュテットさんの指揮によるN響の演奏をTVでみていて、父は「この人は鷹のような顔しているな」とよく言っていたことを思い出しました。
槇島音楽祭
▪️この前の土曜日のことになりますが、龍谷大学吹奏楽部の音楽監督をされている若林義人先生を囲む会があり、吹奏楽部のOBOGの皆さん、そして現役部員の幹部の皆さんが参加されました。先生のお誕生日に合わせて、コンクールでの6年連続金賞受賞に導いてくださったことを感謝しようと「若林監督お誕生日会&日本一おめでとう会🎂🥇✨」が開催されました。私は、OBOGではないのですが、副部長さんに呼ばれて参加することにしました。
▪️その際、OBOGの吉田周晃ご夫妻とお話をさせていただくことができました。音楽一家で、お子さんたちも楽器をされています。素晴らしい。そして吉田さんは、宇治市で槙島音楽祭を開催に向けてご尽力されているようです。このような音楽祭です。
令和7年12月7日(日)13:00 宇治市立槇島小学校体育館にて、地域のブラス仲間による「槇島音楽祭」を開催します。 宇治市を、槇島を、音楽の力で盛り上げて、地域を活性化させたい!しばらく楽器は触ってないけど、またみんなと一緒に演奏してみたい!子どもたちの音楽活動を一緒に支えたい!親子共演したい!
▪️地域の吹奏楽のお好きな人たちが集まって、地域を活性化させようという思い、素敵ことだと思います。親子で参加というのもいいな〜。出演団体の中に、龍谷大学吹奏楽部のOBOGバンドである「龍谷シンフォニックバンド」も入っています。そういえば、このバンドの団長さんともお話をすることができました。お若い女性の方が、頑張ってバンドを取りまとめておられます。今回は音楽、そして吹奏楽ですが、自分たちの得意なことをもとに、地域に貢献していく活動って、いろんな活動が考えられますね。
広上淳一指揮京都市交響楽団演奏会「ローマ三部作」
▪️親しくさせていただいている方から、京都コンサートホールで開催されるコンサートのチケットを譲ってもらいました。ありがとうございました。前半は、まずアメリカの作曲家バーバーの作品、「オルガンとオーケストラのための祝典トッカータ」。このバーバーの作品を初めて聴きました。バーバーは有名な「弦楽のためのアダージョ」しか知らないので、勉強になりました。
▪️この曲のオルガンのカデンツァの部分ものすごかったです。びっくりです。オルガニストの石丸由佳さん、演奏の際に座っている椅子の両端をがっしり掴んで、パイプオルガン用の靴を履いて、踵や爪先を同時に使いながら、両足で複雑な演奏をされていました。手鍵盤、足鍵盤や、演奏したいパイプを選ぶストップ等が一体になった演奏台、今回は指揮台の横に置かれていました。そのためカデンツァの難しさと大変さがよくわかりました。石丸さんが舞台転換の際に、指揮者の広上淳一さんとステージでお話をされていた時におっしゃっておられましたが、腰に悪いそうです。なるほどでね〜。京都コンサートホールのパイプオルガンは、ドイツ製、国内最大級の規模です。興味深いことに、京都らしく、竹製のパイプで尺八や笙といったわがっきの音も出せるとのこと。石丸さんはリハーサルの前日、4〜5時間かけてどのパイプを組み合わせて演奏するのか、事前に、音作りに取り組まれていました。オルガニストは、みなさんそうやって音作りをされるようです。パイプオルガンって、大変です。
▪️前半の後の曲は、イタリアの作曲家レスピーギの「ローマの祭り」でした。休憩の後は、レスピーギの「ローマの噴水」、そして最後は「ローマの松」でした。ということで、レスピーギのローマ三部作を、一度に堪能することができました。CDではそのような経験がありますが、実際のコントートでは初めての経験でした。そして最後の「ローマの松」はやはり盛り上がりました。まあ、そういう作品なんです。小柄な広上さんは、いつものように指揮台の上で踊ったり飛び跳ねるようにしながら、肩から腕全体を使って指揮されていました。個人的には広上さんの指揮の姿そのものも楽しめました。お元気です。同い年とは思えません。指揮者って、元気になる仕事なのかな。
▪️そうそう、レスピーギでは、石丸さんがオルガンを演奏されました。今度は、オーケストラの後ろの演奏台で。よく見ると石丸さんの左側にモニターが見えました。モニターの中の指揮者を確認しながらえんそうされているのですねあ。もうひとつ。コントラバスの団員さんが急病になり、急遽、知り合いの方のお連れ合いが客演として演奏されていたそうです。でも、プログラムの印刷には間に合いませんよね。