学区「夏祭」と「地域エンパワねっと」

▪️一昨日8月2日に開催された大津市の中央学区の「夏祭」関連の記事です。「地域エンパワねっと・大津中央」を履修している学生さんたちのうち6名が、「子ども会育成連絡協議会」のブースで焼きそばとフランクフルトの調理で頑張りました。マンパワーが足らない中で、学生さんたちのお手伝いは大変役に立ったようです。もちろん、お手伝いをしているだけでなく、社会学でいうところの「参与観察」を行い、地域の皆さんとお話をする中でさりげなく「インタビュー」も行っていたようです。今回の経験を後期からの取り組みに活かせるように指導していきます。

▪️この記事に掲載されている学生さんの体験記・レポートですが、社会共生実習サポートルームのスタッフさんに送られたものです。この方は、龍谷大学短期大学子ども教育学科から編入されてきた方です。大変熱心に、この実習に取り組んでおられます。私も、このようなPBL教育を指導できるのも今年度で最後になるので、さらに頑張って欲しいです。まあ、指導とはいっても、通常の授業や実習の指導と少しというか、だいぶ違っているかもしれません。

「浜大津こだわり朝市」と「地域エンパワねっと」

▪️先月に開催された「浜大津こだわり朝市」での、「地域エンパワねっと」(社会学部社会共生実習)の学生さんたちの活動が、Facebookで紹介されています。

2026年度 大津市中央学区「学区夏祭」

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▪️今日は、大津市立中央小学校の校庭で、大津市の中央学区の「学区夏祭」が開催されました。大変賑わっていました。

▪️今日は、「地域エンパワねっと・大津中央」(社会学部・社会共生実習)を履修している学生さんたちが、お世話になっている子供会育成連絡協議会のブースで、焼きそばとフランクフルトの調理と販売のお手伝いをしました。参加したのは履修している学生さんたちのうちの6人。大きな鉄板で焼きそばを作るのは初めてだったと思いますが、実に美味しそうな焼きそばを上手に調理されていました。それでなくても暑い日の、しかも小学校の校庭で、なおかつプロパンガスで火を焚いて焼きそばを作るって、相当大変だったと思います。もちろん、焼きそばだけでなく、フランクフルトを焼くのも大変です。学生の皆さん、頑張りましたね。お疲れ様でした。学生さんたち、そしてお世話になった地域の皆さんに、かき氷を差し入れしました(←学生さんの中の1人からのリクエスト)。

▪️今日、私は指導ではなくて、見学に行っているだけなので、まず生ビールを1杯、その後はハイボール(缶)を飲みながら、旧知のこの地域の皆さんと楽しくお話をさせていただきました。この中央学区で、2007年からPBL教育(Problem-Based Learning、課題解決型学習)に取り組ませていただいています。本当に、お世話になりました。この中央学区での経験は、自分自身の人生にとってもとても大切なものだと思っています。今年度で定年退職するので、このような取り組みは最後になりますが、これからも一市民として、中央学区を含む中心市街地の地域づくりのお手伝いができればと思っています。

仰木棚田米の予約抽選販売

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▪️理事長を務めるNPO「琵琶故知新」も参加・参画している「仰木地域共生会議」、仰木棚田米の予約抽選販売に協力しています。棚田の農村、仰木と、隣接する新興住宅地とのあいだの「地産地食」。大好評だった昨年の倍の規模のようです。仰木の新米を召し上がっていただきながら、隣接する農村、仰木のことにより強い関心を持っていただきたいです。そのような方の中から、農家と一緒に有機農業に取り組むサポーターの仲間がさらに生まれてきたら素敵だなと思っています。せっかくの新米ですが、持病のため、糖質制限をしている身なので、食べるわけにはいかないのが残念です。

仰木棚田米の予約抽選販売がスタートしました!

社会共生実習「地域エンパワねっと・大津中央」、カヌー体験教室のサポートを行いました。


▪️担当している社会共生実習のプロジェクト「地域エンパワねっと・大津中央」を履修している学生さんたち、頑張っています。現在、8人の学生(4回生3人、3回生5人)の皆さんが履修しています。3回生のうちの3人は、龍谷大学短期学部・こども教育学科から編入されてきた方達です。お話を聞いてわかったのですが、短大時代に取得した単位が全て認められるわけではありません。社会学部のカリキュラムで読み替えが可能な教科だけ単位が認められます。ということで、編入して卒業に必要な単位をたくさん取得しなおさなければなりません。私が担当している実習は金曜日の2限にあるのですが、この方達、金曜日については朝1限から5限まで授業が詰まっているのだとか。大変ですね。

▪️こども教育学科で学ばれてきたので、幼稚園教諭や保育士の資格をお持ちですし、幼い子どもの教育のための学習をしてこられてきたからだと思いますが、私が担当している実習では、地域の子どもたちに寄り添いその成長を見守る団体の活動に参加されています。こどもさんたちへの接し方はさすがだなと思います。また、そのことが、元々社会学部に在籍している実習の仲間にも良い影響を与えています。素敵なことですね。

「浜大津こだわり朝市」

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▪️昨日の午前中、京阪「びわ湖浜大津」駅の改札口を出たところにある「スカイクロス」で、「浜大津こだわり朝市」が開催されました。社会学部の社会共生実習「地域エンパワねっと」を履修している4回生の2人組が、こちらの朝市でお世話になっていることから、様子を見に行ってきました。昼から、米原市に行くことになっていたので、私は出店されている方達とお話をさせていただいて、早めに帰宅させていただきました。

▪️この「朝市」には沖島の皆さんがずっと出店されていました。湖魚の天ぷらが名物でした。ところが、高齢化で月1回の出店も厳しくなってきたことから、6月が最終の出店となっていました。「朝市」に来られる皆さんの楽しみのひとつは、浜大津の小川酒店さんがいろんな近江蔵元を呼ばれて滅多に出回らない日本酒を楽しめることです(今日は、甲賀市の笑四季酒造さん)。その際、沖島の皆さんの湖魚の天ぷらは最高のつまみでした。これからどうなるのかなと心配していたら、沖島の皆さんから引き継ぐような形で、今度は瀬田の漁師さんのご家族が湖魚の販売を始められました。まずは一安心です。

▪️出店されている方達といろいろお話をして感じたことがあります。もちろん基本は商いですから、売り手にとっては売り上げが大切になるし、買い手にとっては普段手に入らない珍しい物を購入できること等が大切なんだとは思いますが、加えて、対面でいろんな方達とお話ができること、自分のやっていることを知ってもらえること、そのような副次的なことがらも、このような「朝市」にとっては大切なことのように思います。また、この「びわ湖浜大津」駅周辺の地域にお住まいの皆さんは、特に、数多くのマンションに転入されてきたお若いご家族の皆さんは、この「朝市」をどのように感じておられるのかが気になっています。

「びわ湖・滋賀学」の最後の授業

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▪️昨日は「びわ湖・滋賀学」の最後の授業でした。瀬田キャンパスではなく琵琶湖博物館の展示を使った授業だったので、朝早く自宅を出ました。JR草津駅から琵琶湖博物館までバスで20〜25分かかります。琵琶湖博物館が開館した頃ですから30年近く前のことになりますが、その頃は草津駅からはバスで通勤してましたが、その頃の風景とはだいぶ違っています。さて、昨日の博物館での授業は、C展示室を使ったものでした。学芸員の林竜馬先生が講義をしてくださいました。途中、突然、私にも解説役が回ってきました。ひとつは、「世界農業遺産」に関する展示。もうひとつは、「1964年 農村の暮らし」です。後者の展示は、かつて前滋賀県知事・現参議院議員の嘉田由紀子さんが担当した展示です。

▪️「世界農業遺産」である「琵琶湖システム」に関しては、小さな模型が置かれています。成安造形大学の学生さんたちが製作されたものなのだそうです。ただし、とても残念なのですが、ほとんどの方たちがちらりと見て通り過ぎていきます。しかし、この模型の中には「森・里・湖に育まれる 漁業と農業が織りなす 琵琶湖システム」の特徴を示すさまざまな要素が、とても小さいですが散りばめられているのです。でも、そのことは解説されないと一般の方には伝わらないでしょうね。ということで、もちろん学生さんたちにも伝わらないので、私の方から解説させていただきました。

今日も土曜日ですが瀬田キャンパスへ。

▪️今日は土曜日ですが、瀬田キャンパスで「びわ湖・滋賀学」の授業がありました。いつもはコーディネーター役なのですが、今日は授業を担当しました。1・2限目とも私の講義です。森・川・里・湖のつながりと、それぞれの場所で様々な営みや活動をされている方達に光を当てる講義内容でした。講義では、FAO(国連食糧農業機関)が「世界農業遺産」に認定された「琵琶湖システム」を軸にして話を進めました。2限目は、こんな授業を行いました。あらかじめ、以下のような作業を自宅で行なって、クラウド型教育サービスであるmanabaに提出してもらいました。ネット上にある参考資料の情報も伝えました。

滋賀県外の都会の中学校を卒業して滋賀県の高校に入学してきた高校生が、あなたの目の前にいると想定してください。また、その高校生に、以下のことを理解してもらうために授業を行うことを想定してください。

1.森・川・里・湖の「つながり」の大切さ
2.その「つながり」のなかでたくさんの生き物が生きてきた/生きていること
3.人の暮らしや文化もそのような「つながり」のなかで成立してきたこと
4.このような多様な「つながり」を支えていくためには、何をすればよいのか

あなたならば、どのような15回の授業を組み立てますか。費用や時間の関係で実現可能かどうかはあまり気にせず、講義方法についても大学での講義、博物館での展示による講義だけでなく、フィールドワーク(実習)も行うとして、15回の講義計画を考えてみてください。「私が高校生ならば、こんな夢のような授業を受けてみたい」、皆さんの夢が詰まった講義計画にしてほしいと思います。

レポートは、ワードのデフォルト(40字×36行)で、できるだけ1枚に収まるように書いてください。1回ごとに「学修内容」と「キーワード」を短い文章で書いてください。このレポートをもとに、グループワークを行います。

この講義計画の作成あたっては、掲示板にお示しした情報源を参考にしてください。

▪️このような授業ができるのも、これまで、琵琶湖博物館の学芸員の先生方の講義を受けてきたからです。授業では、4人の方にそれぞれ考えてこられた授業計画を教室の前でプレゼンテーションしていただきました。そして、他の方達からもいろいろコメントをしてもらいました。プレゼンをされたみなさん、それぞれユニークな発想です。こちらも勉強になりました。1回の90分の授業を15回という文科省が決めたルール(枠)については、この際無視して、「夢のような授業」を考えてもらいました。もちろん、手堅く、それでも工夫をして授業計画をプレゼンしてくださった方もおられました。こうした学生の皆さんのアイデアが、「びわ湖・滋賀学」のような、瀬田キャンパス固有の授業の中で、これから活かされていったらいいなと思います。

▪️今日プレゼンしていただいた授業計画は、おそらく「大人の生涯学習・体験学習」の企画を立てる際にも役立つのではないかと思います。きちんとお金を払ってでも、参加してみたいという方達がおられるからです。学生さんたちのために開発された教学資源が、一般の方達にももっと開放していくとよいのになと思います。龍谷大学にも、すでに市民講座は開講されています。ただ、座学だけではなく、フィールドワークや各地で活躍されている方達との交流も含めた形での市民講座ができたらいいなと思うのです。需要はあるはずです。

▪️2限目の残りの時間ですが、来年度も続くこの「びわ湖・滋賀学」の授業をより良いものにしていくために、具体的な提案をリアクションペーパーに書いて提出してもらいました。これは、来年度の授業に役立てていきます。とはいえ、私は定年退職しているので、引き続き担当していただくことになる先生にお任せすることになります。この2026年度の「びわ湖・滋賀学」、最後の授業は7 月4日、琵琶湖博物館で行われます。

滋賀県内の様々な活動が、世界農業遺産「琵琶湖システム」の中に位置付けられ、様々な活動が「琵琶湖システム」を支えている。

▪️大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で、当時の滋賀県庁農政部長をされていた安田全男さんと出会ったことをきっかけに、その後、FAO(国連世界農業機関)が認定する「世界農業遺産」に滋賀県がチャレンジしていくことを、側面からサポートをさせていただくことになりました。偶然です。そのことは、このブログにも何度も書かせていただいたので、もう繰り返しません。結果としては、滋賀県のFAOへの申請は、「森・里・湖に育まれる 漁業と農業が織りなす 琵琶湖システム」として認定されることになりました。嬉しかったです。

▪️ここからは、個人的な意見になりますが…。この琵琶湖システム、森・里・湖の「つながり」が琵琶湖システムを育み、漁業と農業との「つながり」が琵琶湖システムを織りなすのです。前半と後半が両方とも大切なことなのです。そして、琵琶湖システムを構成する様々な要素の「つながり」が大切なのです。そして、その「つながり」を維持できているのは、その個々の要素を維持するために懸命に頑張っている人びとがいるからという理解が大切なのだと思っています。

▪️そのような「つながり」を維持している人びとに、もっともっと光を当てて社会的に評価していく(感謝して、応援していく)べきなのかなと思っています。そのような社会的に評価していくような仕組みができると、世界農業遺産「琵琶湖システム」がもっと認知されるはずです。また、「つながり」を維持している人びと自身に、「自分たちは琵琶湖システムに貢献しているのだ」という気持ちをさらに持っていただけるのではないかと思います。多くの皆さんに巨大な琵琶湖システムに自分も部分的に関わっている、部分的に関わっているけれど、そのことを通して琵琶湖システムに貢献している…そう思っていただけるのではないかと思います。

▪️以下のリンクは、facebookからのリンクです。ひとつは、滋賀県と福井県の県境の地域、高島市朽木生杉で取り組まれている清水美里さんの「タネカラプロジェクト」の活動です。もうひとつは、琵琶湖博物館の学芸員である金尾滋史さんの投稿です。湖畔の水田でナマズが産卵している動画を投稿されています。清水さんの実践的な活動と、金尾さんの研究活動は「琵琶湖システム」を通してつながっています。清水さんのような森を元気にするために頑張っている方たちと、金尾さんのような水田の生き物が元気になることを期待されて研究されている方たちが、個々の活動に真剣に取り組まれていることの結果として、世界農業遺産「琵琶湖システム」は、初めて維持されているのです。すごいことだと思います。清水さんや金尾さんのように、琵琶湖システムを支えてくださっている方達の活動をもっと評価(感謝、応援)しつつ、そのことを個々の当事者の皆さんに強く思っていただけるような仕組みが必要なのでは…と私としては強く思うのです。

facebookのお知らせ

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▪️私は、学会の中にある「政治的なものごと」がとても苦手で、そういうものに距離をおいてきました。それに対して、いろんな小さな研究会については前向きな気持ちで参加してきました。土屋俊幸さん(現・東京農工大学名誉教授・林政審議会会長・公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)理事長)が中心になって主宰されている「 地域コミュニティ・観光・地域資源管理研究集会」にもできるかぎり積極的に参加してきました。社会学以外の分野の研究者、とはいっても社会科学系の研究者ですが、その方達とディスカッションができることがとても楽しく、いろいろ勉強にもなってきました。

▪️土屋さんと知り合ったのは、土屋さんが岩手大学農学部に勤務しておられて、私が岩手県立大学総合政策学部に勤務している頃のことです。おそらく環境社会学会の帰りに一緒になった列車の中でのことだと思います。ですから、facebook上では15年前からの友達ですが、もっと以前、25年以上前のことになるのだと思います。そういう意味で、ずいぶん昔から親しくさせていただいてきました。その後いろいろありまして(それについては長くなるので省略しますが…)、土屋さんはたびたび大津に仕事(全国の自治体職員の研修)でお越しくださることになりました。土屋さんとは大津にお越しになるたびに、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」で呑んできました。シェアいただいたこのご投稿でも「利やん」で一緒に呑んだときの写真が写っていますね。ありがたいことだと思います。土屋さんには、引き続き、「利やん」で楽しい時間を持つことができれば思っています。

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