アンサンブル響 ミニコンサート

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▪️今日は、旧大津公会堂でこのようなコンサートが開催されました。「響」といえば、私が連想するのはサントリーの最高級のブレンディッドウイスキーです。いや、飲むわけではありませんよ。聴くだけでしたけど。市民オーケストラに入っている家族も演奏するので、出かけてきました。若い方も2人おられますが、おそらく平均年齢は還暦を超えているのではないかと思います。歳をとっても、こうやって自分たちのペースで演奏会を開催できることって、素敵だなと思います。

▪️素敵だなと思うんだったら、自分も楽器の演奏をすればよいのですが…。学生時代にオーケストラでバイオリンを弾いていました。今も、たま…に楽器を触ることがありますが、すっかり楽器から遠のいてしまいました。歳をとると楽器の演奏が大変になってくるし、「やるんだったら、今のうち」と家族にも言われています。どうしようかな…、悩んでいます。あまり器用ではないので、仕事をしながらでも、きちんと練習をすることかできるのかどうか…、その辺りが心配なのです。

「地域エンパワねっと」の取り組み、少しずつ進んでいます!!

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▪️金曜日の2限は、「地域エンパワねっと・大津中央」(社会学部・社会共生実習)です。

▪️チーム「リーラ」は、中央学区の子ども会育成連絡協議会の皆さんとキッズクラブを盛り上げる活動をしています。キッズクラブでは、月1回、日曜日に学区の子どもたちが学校に集まって学年を超えて一緒に遊びます。「リーラ」では、この活動に参加するお子さんの保護者の皆さんに、活動を支えていただくスタッフになっていただくこと、大人の仲間を増やしていくことが最終的な目標になります。いろいろ工夫をしています。

▪️写真ではわかりませんが、3つの作業を同時に進めています。1月には社会共生実習の活動報告会があるので、その発表原稿を考えている人たち、チラシの文章を考えている人たち、2月25日のキッズクラブの活動の企画を考えている人たち、別々に作業をしながら、お互いの議論にも首を突っ込んでディスカッションをされています。「器用に?!」打ち合わせを楽しそうに進めておられますね。Z世代のミーティングってこんな感じなんだろうな。

▪️チーム「マリーゴールド」は、「今からできる!男の料理クラブ」の準備を進めています。中央学区自治連合会の有志の皆さん、料理クラブの募集に自ら応募されてきた皆さん、学生の皆さん、そして私も加わって料理クラブを開催します。作る料理のレシピも完成、当日の段取りについて今日は相談をしています。私も洋食屋のシェフのような白衣も用意しました(コスプレです)。社会共生実習支援室が学長室広報を通して、新聞社各社にプレスリリースも行ってくださいました。当日、取材があると参加者の皆さんは喜ばれると思います。この取り組みは、料理を一緒に楽しむことを通して、引き篭もりがちになる退職後の男性の皆さんが、地域と繋がっていくことを目標にしています。うまくいくといいな〜。

「変わりゆく社会に順応し新たに生まれ変わる社会学部 領域を超えた学びの世界へー龍谷大学」学部長インタビュー記事

20231209shingakubu.png▪️2025年に龍谷大学社会学部は、瀬田キャンパスから深草キャンパスへと移転します。現在の3学科体制から1学科に再編され、カリキュラムも新しくなります。記事は、この新学部に関する学部長のインタビュー記事です。私は、このインタビュー記事のうち、以下の部分に注目していただきたいと思います。

「変わりゆく社会に順応し新たに生まれ変わる社会学部 領域を超えた学びの世界へー龍谷大学」学部長インタビュー記事

机上で学ぶ現場の状況と、実際に現場に行って学んだことがどれだけの重さや厚さを持っているのかを知ることは、学びを自分の中で消化するという意味で非常に重要です。現場の実習を必修にしてゼミと関連付け、最終的に卒業研究に結びつける「プロジェクト科目群」を通した学びは、今回の改組の一番大きな特徴になります。

▪️この記事に書かれている新学部の理念を、どのように運営の中で実現していくのか、そのレベルにまで踏み込む段階にきています。建築でいう基本計画、基本設計、施行図面という用語を比喩に使えば、施行図面レベルの議論が必要になってきています。

フットボール談義

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▪️昨日は午前中は授業、午後からは会議が3つ続きました。正直、疲れました(こんなこと言うたら、あかんのやけど…)。定年退職まであと3年少し。歳をとってくると、だんだん会議に向かない体質になっていきます。ということで、疲れを癒しに大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」へ。お店に入ると、なんとご常連のやまさんが呑んでおられました。2人で盛り上がりました。やまさんは、大学時代、アメリカンフットボールの選手でした。当然、最初から、母校の関学フットボール部のこと、関西学生アメリカンフットボール界の今シーズンの試合のことで話は盛り上がりました。でも、大学アメフトの話題の後は、学校の課外活動のことにまで話は展開しましたよ。課外活動には、スポーツだけでなく、吹奏楽部も入ります。楽しかったです。気持ちがすっとしました。日々の生活に、そして人生には、こういうことが絶対に必要だと思います。

水田からのメタンを抑制する社会的仕組み


▪️先日、東京で開催された「世界農業遺産(GIAHS)と農村地域開発に関する国際シンポジウム」では、開催期間が3日間ということもあり、一緒に参加した滋賀県庁農政水産部・農政課の職員の方達と、晩に、夕食を摂りながら滋賀の農業の諸々についてお話をすることができました。その中ででできたことのひとつが、水田から発生する温暖化ガスであるメタンの問題でした。

▪️世界農業遺産「琵琶湖システム」では、環境こだわり農業が盛んに行われています。全国の中でもその取り組みはトップを走っています。これは、琵琶湖があるからです。琵琶湖に負荷をかけない農業の取り組みが盛んに行われているのです。この環境こだわり農業をさらに高度化していくためには、水田から発生するメタンを削減していくことも重要になってきま。水田から発生するメタン(温室効果は二酸化炭素の25倍…)は、日本の人間活動で発生する全メタンの45%をしめるとのこと。かなりのウエイトを占めています。では、水田のメタンをどのように抑えるのか。その対策のポイントは中干しの期間にあるようです。この辺りのことについて説明しているのが、トップにリンクを貼り付けた「X」のポストにさらに貼り付けられれている「農業で地球温暖化に立ち向かう ~水田からのメタン抑制と高温耐性のイネ育種~」という記事です

▪️ネット上に、こういう滋賀県が発表されている資料を見つけました。どのような目的のために作成された資料なのかはよく分かりませんが、タイトルは「(仮称)CO2ネットゼロ実現と気候変動への適応~みらいを創る しがの農林水産業気候変動対策実行計画~」になっています。資料では「<期間>令和4年度(2022年)~令和8年度(2026年) [5年間]」と書いてあるので、現在も取り組まれているののではないかと思います(どうやろう…)。この中でも、緩和策として「温室効果ガス(メタン)発生量を約3割減少できる、長期中干し(14日以上)の推進」、「長期中干しの推進、有機農業の推進、家畜ふん堆肥の利用促進、緑肥の作付け推進」と明記されています。もうひとつネット上に、滋賀県が発行されている「土の力を最大限活かす! 『水田土づくりマニュアル』~CO2ネットゼロに向けて~」というものを見つけました。このマニュアルについても、現在、どのように扱われているのかよくわかりませんが、「農耕地管理で地球温暖化を緩和する~CO2ネットゼロ実現に向けた取り組み~」というタイトルで解説が行われています。そして「中干し期間延長で水稲作のメタン排出量を減らす!」に加えて、そのほかにも「田畑輪換栽培でメタン排出量を減らす!」という方法等についても解説されています。これは、「水田で水稲作を軸に、麦・大豆作を組み入れた 3年4作の「田畑輪換栽培」(水稲-水稲-麦・大豆の3年4作)が主要な栽培体系」のことです。

▪️このような温暖化ガス削減に向けた取り組み自体について、私には農学的というか栽培技術的な点から何か言えるわけではありませんが、以上と連動するような興味深い取り組みのことが民間で試みておられる記事を見つけました。「ヤンマーとNTT Com、水稲栽培でのメタンガス削減とJ-クレジット創出における新たな取り組みを開始」という記事です。サブタイトルには、「環境負荷の低減と生産者の収益向上を両立するサステナブルな農業モデルを構築」とあります。

▪️タイトルにある「J-クレジット」とは、「省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を『クレジット』として国が認証する制度」のことです。この「クレジット」とカーボンオフセットとを組み合わせて、農業や地域社会に資金を循環させることを目指しておられるようです。カーボン・オフセットとは、「CO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方」のことです。水田の中干し期間を延ばしてメタンの排出量を減らし、そのことをNTTの持つセンサーの技術できちんと測定し、それを「J-クレジット」にして売却し、民間企業がその「J-クレジット」を購入することで、結果として農業や地域社会への資金循環を実現する、またメタン発生を削減して生産された米は地球温暖化に配慮された米、付加価値をもつ米として、環境問題を意識されている方達に販売されることになります。NTT Comと連携しているヤンマーは、契約農家への営農指導と生産された米の販売を促進させる役割を担われるようです。

▪️興味深い取り組みですね。メタンの削減をセンター技術を用いてエビデンスを明らかにして「J-クレジット」にして売却するというところがポイントでしょうか。このような水田からのメタを抑制する社会的仕組みことについて、もう少しきちんと勉強してみます。

【追記】▪️滋賀県では、メタン発生を抑えるための「長期中干しの推進」が実施されており、「J-クレジット」のインセンティブというか効果はあまりないという話を何人かの方達から聞かせていただきました。

キャンパスにウォーターサーバー

20231205water_server.jpg▪️研究室のある瀬田キャンパス2号館に、こういうのが設置されていました。全学のキャンバスあちこちに設置されたようです。どうやら、学生の皆さんの建設的な意見をもとに設置されたようですね。近づいて確認しましたが、普通の水と、冷水はでるようです。お湯は出るのかなと確認しましたが、このサーバーに関してはないようでした。水筒を持ち歩いて熱いお茶を飲んでいるもので、期待してしまったのですが…。

▪️このことについて、職員さんから教えていただきました。「1号館講師控え室、7号館、9号館設置分について、お湯も出ますよ」、とのことです。

伊吹山とナンキンハゼ

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▪️昨日は、自宅で終日諸々の事務仕事をしていたのですが、ちょっと身体を動かさないとと思い、いつもは車でいくスーパーまで、昨日は登山用のリュックを背負って歩いて行きました。写真は、その途中。いつもの近所の公園から撮ったものです。琵琶湖大橋、沖島、伊吹山が重なって見えます。伊吹山、鹿の獣害で山の形が変わるほど大変な状況になっています。今は、麓から登山もできない状況のようです。大変心配ですね。

▪️我が家の近くの並木には、この季節になると、まるでポップコーンのような白い実がなります。ナンキンハゼという樹なのだそうです。リースを作る際には良い素材になるようです。

龍谷大学吹奏楽部の活躍


▪️部長をしている龍谷大学吹奏楽部、12月27日に第50回定期演奏会を大阪のザ・シンフォニーホールで開催いたします。4回生は、これで「卒部」ということになります。4回生の皆さんは、後輩たちをリードして素晴らしい演奏を聴かせてくださると思います。4回生は卒部なのですが、年度内、吹奏楽部の活動は続きます。こちらは、石川県で開催される「吹奏楽フェスタ」です。石川県の4つの高校吹奏楽部と一緒にコンサートを開催します。

▪️今年は、コロナ禍の心配が低くなったからだと思いますが、吹奏楽コンクール、サマーコンサート、鹿児島県への遠征の他にも、京都競馬場でのファンファーレなどの演奏のご依頼を多数いただきました。ありがとうございました。第46回全日本アンサンブルコンテストでは、クラリネット四重奏で金賞・最高位を受賞しました。しかも全員が1回生です。第71回全日本吹奏楽コンクールでは、金賞を受賞しました。金賞を受賞した大学吹奏楽部の中でも最も高い評価をいただきました。結果、全日本吹奏楽コンクールでは4年連続最高位・通算14回目となる金賞を受賞しました。本当に、よく頑張っておられます。

▪️昨日のことですが、大学の入試業務があり朝から大学に出かけました。すると、会釈をする学生さんがいました。吹奏楽部の部員さんでした。サックスパートとのことでした。練習の前に、アンサンブルコンテストに向けての練習をするのだそうです。今年はクラリネットのチームが出場しましたが、他の楽器の皆さんも頑張っておられます。激励したら、嬉しそうにされていました。頑張ってね。アンサンブルコンテストですが、京都府大会が1月7日(日)、関西大会が2月11日(守山市民ホール)、全国大会が3月20日(祝・水)、会場は群馬県高崎市にある高崎芸術劇場です。京都府大会は予定が入っていますが、関西大会、そして全国大会に出場できれば、私も同行する予定です。 

京都大学交響楽団 第214回定期演奏会


▪️今月末、12月27日(水)に、龍谷大学吹奏楽部第50回定期演奏会が開催されます。そのことについては、また別途投稿するつもりです。こちらは、来月、行く予定にしている京都大学交響楽団「第214回定期演奏会」のXへのポストです。吹奏楽ではなくオーケストラです。1月17日(水)に京都コンサートホール(大ホール)で開催されます。前回(今年6月)の定期演奏会に、ふと「行ってみよう、聴いてみよう」と思って行ってみたのです。私自身、学生時代には関西学院交響楽団に所属してバイオリンを弾いていたので、京都大学の実力はよく知っていました。演奏レベルが高いのです。それには理由があるのですが、それはともかく。やはりレベルの高さに驚きました。特に、弦楽器が素晴らしかったと思います。ということで、また聴きたくなったのです。ということで「チケットぴあ」で申し込み、チケットを手に入れました。

▪️今回のプログラムですが、以下の通りです。

L.v.ベートーヴェン 『エグモント』序曲 Op.84
A.ドヴォルザーク 交響詩『英雄の歌』 Op.111
A.ドヴォルザーク 交響曲第7番 ニ短調 Op.70

三菱電機杯第78回毎日甲子園ボウル


▪️職場の同窓生の皆さんと応援に参ります。甲子園ボウル出場が確定するまでいろいろありました。最終の試合は、関西大学に負けて、関西学院大学、立命館大学、関西大学の3校優勝。母校関学は、抽選で全日本大学選手権に出場することになりました。そして、昨日、九州大学に勝利し、甲子園ボウルに出場することになりました。対戦するのは法政大学。関学は8年連続出場ということになります。法政大学に勝利し、6連覇の偉業を成し遂げてほしいと思っています。

▪️ところで、来年の甲子園ボウルですが、毎日新聞で「甲子園ボウルで関学大VS立命大の『関西決戦』が実現する!? 来季から全日本選手権がボーダーレスに」という記事が出ています。長年にわたって東西対決に慣れ親しんできた者からすると少々戸惑いがありますが、日本の学生アメリカンフットボール界全体にとっては、良いことなのかもしれませんね。記事では、次のようにも書かれています。

関西、関東の増枠以上に注目を集めるのが東西の「ボーダーレス化」。関西2位VS関東3位、関東1位VS関西3位など、これまで実現しなかったカードが、早ければ準々決勝から観られる。

▪️さて、甲子園ボウルの前日、12月16日ですが、龍谷大学の入れ替え戦が行われます。龍谷大学シーホースは、Div.1(1部リーグ)で0勝7敗で8位だったからです。入れ替え戦の対戦相手は、桃山学院大学です。なんとしても、龍大にはDiv.1に残って欲しいと思います。試合は、16日(土)の15時からです。「たけびしスタジアム京都」行われます。頑張ってください。できるだけ都合をつけて応援に行こうと思います。

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