矢部太郎『ぼくのお父さん』


■お笑い芸人で、気象予報士で、漫画家の矢部太郎さんのお父様は、絵本作家のやべみつのりさんです。親子で並んだ写真、とても似ていらっしゃる。素敵な写真ですね〜。太郎さんの『ぼくのお父さん』は、みつのりさんへの素敵な父の日のプレゼントになったことでしょうね。

■太郎さんのお父様がどのような方だったのか。以下の記事からもよく伝わってきますね。

各界が絶賛する矢部太郎の感性を育てた「ぼくのお父さん」は、いつも絵を描いていた
「漫画も気象予報士も外国語も、全部やらないと食べていけないから」 矢部太郎が語る“漫画が評価されたとき”の“米屋”のような気持ち

■先日、32歳になる息子が帰省しました。その際、子どもの頃のことを聞いてみましたが、なんだか忘れているようです。太郎さんのお父様のようなユニークでかつ素敵な父親だったかどうか…よくわかりません。たぶん、違うだろうな。

シソジュース

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■赤紫蘇を買ってきてシロップを作りました。洗って、湯がいて、紫蘇の葉は捨ててしまいます。残ったエキスにかなりの砂糖を入れと、レモンかクエン酸で酸味を付けます。今回はクエン酸を使いました。できたシロップを、早速、炭酸で割ってしそジュースにしてみました。シロップをつくるにはたくさんの砂糖を入れるけれど、ジュースにするとさっぱりしています。来年は、できれば自宅で赤紫蘇を栽培し収穫し、作ってみようと思います。赤紫蘇の栽培は、それほど難しくありません。

■ところで、現在の私たちの食生活って、ほとんどが材料や加工されたものをお店で買ってくる生活になっています。しかも食べ物・飲み物の材料ではなく、出来上がった様々なお店の料理を自宅まで運んでくれるサービスも生まれました。私が暮らしている滋賀県でも、来月からウーバーイーツが始まるようです。多くの人が利用されるのでしょうね。たぶん。手間暇かけずに、買い物に出かけることなく、調理もせずに胃袋を満足させることができます。でも、どういう意味で満足しているのでしょうね。その場合の満足ってなんだろう…。

■今回、赤紫蘇は買ってきましたが、シロップは自分で作りました。人それぞれでしょうが、楽しく作ることができました。「手間暇をかけて自分の生活に必要な食べ物を作ること」自体を楽しんだのです。もちろん、自分の家だけで消費するわけではありません。孫や親戚や友人たちに、お裾分けする予定です。だからそのような「関係性のなかで」楽しんだということになります。喜んでくれることを想像しながらシロップを作りました。私はとても満足しました。なんといったらいいのでしょうね、個人的な満足ではなくて、プロセスを楽しみ、さらにお裾分けすることで、関係性を大切にできたことの満足かな。

■このシロップを、2人の孫もきっと喜んでくれると思います。おじいさんの勝手な押し付け…って言わないでくださいね。また、こんなことを言っていると、「毎日料理をする人たちのことを考えていない」と怒られそうです。確かにそうですね。たしかに。たまに、自宅に家族がおらず、自分1人の時、自分のために料理をすると、とっても素っ気ない料理になってしまいます。やはり、自分以外の人のためにってのが必要なのだな。

2021 Sommernachtskonzert Schönbrunn Schloss Wien(Summer Night Concert 2021.06.18)


■先日、ウィーンのシェーンブルン宮殿で、今年の、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による夏の夜のコンサートが開催されました。今回は、コロナ感染拡大により、医療関係者の皆さんが招待されているようです。皆さん、ワクチンを打たれているせいでしょうか、マスクはされていません。指揮は、イギリスの指揮者、ダニエル・ハーディングさん。驚いたのですが、数年前、指揮者をお休みして、1年間だけ航空会社のパイロットをされていたそうです。ちょっと、びっくりです。こちらの記事にその辺りのことが書かれていますね

■今年の夏の夜のコンサートのプログラムですが、以下の通りです。詳しくは、こちらの記事をお読みください。このプログラムの中の「シベリウス作曲「カレリア組曲」については、学生時代にオーケストラで演奏した曲です。少し懐かしいですね。アンコールは、ヨハン・シュトラウス2世の「 ウィーン気質」でした。

1. ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲
2. ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
3. バーンスタイン:『ウエストサイド・ストーリー』シンフォニック・ダンス~プロローグ/サムホエア/スケルツォ/マンボ
4. エルガー:愛の挨拶
5. シベリウス:カレリア組曲 Op.11~第1曲『間奏曲』
6. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
7. ホルスト:組曲『惑星』~木星
アンコール ヨハン・シュトラウス2世 : ウィーン気質

オンライン授業で継続します。

■担当している「地域再生の社会学」(水・2限)ですが、緊急事態宣言解除により大学の危機管理レベルが変わったことから、オンライン授業からハイブリッド型授業に移行する…と思っていたのですが、「地域再生の社会学」は3回生以上(5セメスター)が履修するということから、引き続き、オンライン授業を継続することになりました。残念ですが、仕方ありませんね。履修している学生の皆さんには、クラウド型教育支援サービス「manaba」を通してお知らせしています。よろしくお願いいたします。

父の日のマンゴ

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■先日のことになりますが、「太陽のタマゴ」が届きました。父の日のプレゼントですね。ありがとう〜。娘夫婦、孫娘の両親からのプレゼントです。とても甘くて、美味しかった。今日は、フィリピンからメッセージも頂きました。文理融合型の流域ガバナンスの研究プロジェクトに一緒に取り組んだ、フィリピンの若い研究者からです。こちらも嬉しいですね。

ユリ が咲きました。

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20210620mygarden1.jpg■我が家の小さな庭、夏に向かいいろいろ茂ってくると少しゴチャゴチャしてきます。夏の花を楽しんでいます。ユリが咲きました。ユリ、大好きなんですよね。でも綺麗にさいてくれたものと、そうでなものと。そうでないものは、害虫のユリクビナガハムシにやられてしまっています。今回は庭に植えたんだけど、来年は鉢植えにするかな。ホタルブクロも花を咲かせてくれています。もう少し増えてほしいのですが、おそらく雑草を抜くときに、ホタルブクロも抜き取ってしまっている可能性があります。気をつけないと。アカンサスとアジサイ、元気よく花を咲かせています。それから、ギボウシ、アナベルも咲いています。みんな元気よく成長してくれているのは良いのですが、庭としてもう少し整った雰囲気も欲しいです。

■話は変わりますが、「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲。瘴気が漂う腐海の中に生きる生物です。体長80m、14の目を持つ巨大な生物です。我が家の王蟲は、ずっと小さいです。ダンゴムシですから。しかし、すごく我が家の庭にとって大切な役割をしています。

■我が家にはヒメダカを飼っている小さな池があります。プラ池です。オーバーフローできるようにはなっていますが、排水口がありません。時々、蒸発した水の分だけバケツに汲み置きした水を補給しています。池の中で飼っているのはヒメダカ、そして水草と水草についてきたサカマキガイだけとはいえ、排水口のない閉鎖している池ですので、水質が富栄養化していきます。その栄養でアオミドロが池の中に増えていきます。時々、そのアオミドロを手で引き上げなければなりません。まあ、小さな池なので、大した問題はないのですが(アオミドロって、とろろ昆布のような藻類です)。

■以前は、このアオミドロ、乾燥させて家庭ゴミと一緒に出していたのですが、一度、池の傍に置いていたところ、たくさんのダンゴムシが集まってくることに気がつきました。「ダンゴムシは、アオミドロが好物なんだ!!」。ダンゴムシを嫌う方もおられますが、たまに悪さもするけれど、基本的に枯葉などを食べてくれるので、小さな庭の「命の循環」を支える大切な役目を果たしてくれています。池に増えるアオミドロについても、こうやって陸にあげておくとムシャムシャ食べてくれるのです。ダンゴムシが出すウンチは、庭の植物たちの栄養になるのだと思います(たぶん…)。我が家の可愛らしい?!王蟲たちは、『ナウシカ』の王蟲と同様に、大切な役割を果たしています。

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「龍谷大学卒業生就職支援サービス」

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■卒業生の皆さんへ。龍谷大学では、卒業された皆さんの就職支援も行っているようです。年齢の制限とかあるのかどうか、その点についてはわかりません。龍谷大学のキャリアセンターの方にお問い合わせの上、「龍谷大学卒業生就職支援サービス」にご登録いただければと思います。こちらからご覧ください

■自分の働く職場が、卒業生の人生をも応援できる大学であって欲しいと思っていますので、こういうサービスは広く卒業生の皆さんに知っていただきたいと思っています。

「龍谷大学卒業生就職支援サービス」への登録について
新型コロナウイルス感染症への対応といたしまして、本サービスへのご登録については、 次のとおり受付を行っています。
① 龍谷大学キャリアセンター(深草・瀬田)及び大阪梅田キャンパスでのご登録
※室内の密を避ける為、事前に電話にてご連絡ください。
龍谷大学キャリアセンター(深草)
【開室時間】 平日 9:00~17:00(火曜日は10:45~17:00)
【閉   室】 土曜日・日曜日・祝日
【T  E  L】  075-645-7878
龍谷大学キャリアセンター(瀬田)
【開室時間】 平日 9:00~17:00(火曜日は10:45~17:00)
【閉   室】 土曜日・日曜日・祝日
【T  E  L】  077-543-7735
龍谷大学大阪梅田キャンパス
【開室時間】 平日 10:00~18:00
【閉   室】 土曜日・日曜日・祝日
【T  E  L】  06-6344-0218
※学内行事等により閉室する場合があります。最新の情報は、龍谷大学ホームページでご確認ください。
② 郵送でのご登録
以下のファイルをA4用紙に出力のうえ、必要事項にご記入いただきキャリアセンター(瀬田)まで簡易書留にてご郵送ください。 ※申請の際は、身分証明書のコピーと返信用封筒(切手貼付)も必要です。
龍谷大学 卒業生支援 利用登録申請書【郵便申込用】(ファイル形式pdf サイズ180kb)
【郵送先】
〒520-2194
大津市瀬田大江町横谷1-5
龍谷大学 キャリアセンター
龍谷大学卒業生就職支援サービスとは
龍谷大学卒業生就職支援サービスは、就職に向けた効果的な各種セミナーの開催、 求人情報のご提供、キャリアカウンセリング等を通じた就職マッチングを実施し、 龍谷大学の卒業生のみなさんの就職活動をサポートさせていただきます。
新着情報
2021年06月10日
【龍谷大学 学内企業説明会開催】
1.日 時 : 2021 年 6 月 22 日(火)、6 月 24日(木)、6月25 日(金)(3 日間) 各日 1 社

2.開催形式 : Zoom を使用してのオンライン・ライブ説明会

3.対 象 者 : 既卒生及び2022 年 3 月卒業・修了予定生(学部生、大学院生、短大生)

<参加企業>
・6/22(火) 日本梱包運輸倉庫株式会社
・6/24(木) 株式会社湯山製作所
・6/25(金) 関電コミュニティ株式会社

参加希望の方は、以下項目を明記いただき、卒業生就職支援サービスまでメールにてご連絡ください。

<記載項目>
氏名、フリガナ、ご卒業年度、学部・学科、当時の学籍番号

<ご連絡先>
龍谷大学卒業生就職支援サービス
info@ryukoku-alumni-cs.org

お腹のことを考えた朝食

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■社会学関係の知人が、facebookに毎朝の朝食の写真と、気温・湿度、天気、血圧、日々の出来事を書いておられます。日記ですね。こうやってパターンを決めること、日々の投稿を継続するには良い方法だなあと思っていました。だいたい、毎日、カスピ海ヨーグルト(これは商品なのか、自家製なのかよくわかりませんが…)に、フルーツや蜂蜜をかけて召し上がっておられます。

■じつは、私も、毎日ヨーグルトを朝食で食べています。生協で購入している普通の生協ブランドのヨーグルトですが、そこに、今朝は有機栽培のオートミール、シリアル、バナナを入れていただきました。加えて、アイスコーヒー。濃いトマトジュース。全粒粉入りイングリッシュマフィンも。ポイントは、お腹の中の善玉菌を増やすために、ヨーグルトに加えて食物繊維をたくさん摂取しようとしていることです。オートミールやシリアルはもちろん、全粒粉もそうです。意図してこういうものを摂取していると、これまでよりもお腹の調子はより良くなっているように思うのですが、科学的なデータの裏付けがないのでどうでしょうね。

■写真に写っているビンは、庭で収穫したジューンベリーの実で作ったジャムです。自家製のジャムです。イングリッシュマフィンやヨーグルトに少し加えて食べています。毎朝の楽しみです。

動画「2分(とすこし)で解説 びわ湖の日とMLGs」


■本日、琵琶湖保全再生課水政策係から以下のようなメールが届きました。

石けん運動、そしてマザーレイクフォーラムが担ってきた、自分たちの環境は自分たちで守ろうとする“自治”と、県民と行政が協力しながらそれを達成しようとする“連携”の精神を受け継ぐべく、きたる令和3年7月1日「びわ湖の日」40周年に、新たな取組がはじまります。それが『マザーレイクゴールズ(MLGs)』です。

令和3年(2021年)7月1日は「びわ湖の日」40周年。
びわ湖の日と、その精神を受け継ぐ新たな取り組みマザーレイクゴールズ(MLGs)について解説します。

MLGsへの賛同はこちらから簡単にできます!
https://s-kantan.jp/pref-shiga-u/offer/userLoginDispNon.action?tempSeq=9485

MLGsについての詳細は、「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)」をご覧ください。
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/bosyuu/317517.html

#琵琶湖
#滋賀県
#SDGs
#MLGs
#マザーレイク
#マザーレイクゴールズ
#びわ湖の日

■ということで、私もMLGsへ賛同いたしました。

草津市立水生植物公園「みずの森」

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20210613mizunomori5.jpg■守山市の「もりやま芦刈園」まできたので、「草津市立水生植物公園みずの森」にも行ってきました。年間パスポートを購入。気持ちと時間に余裕があれば、何度もここに来て、花や風景を眺めて癒されようと思います。公園内には、ロータス館という展示施設があります。ハスやスイレンなどの水生植物がテーマの施設です。中には温室があり、熱帯原産の水生植物を中心に展示しています。上の4枚の写真は、全て、温室で撮影したものです。咲いている花が水面にも写っています。逆さスイレンですかね。名前はよく知りませんが、オレンジ色の花には、イトトンボの仲間が止まっていました。

■温室の外に出ると、手入れの行き届いた公園で琵琶湖の景色を眺めながら寛ぐことができます。以前、この水生植物公園のある烏丸半島の北側、赤野井湾にはハスが群生していました。開花のシーズンにはたくさんのアマチュア写真家がやってきて、早朝から撮影に勤しんでおられました。おそらくは、この公園からもそのようなハスの群落が花を咲かせる風景が眺められたのではないかと思います。しかし、その群落は現在は存在しません。突然、消滅してしまいました。もともと、ずっと以前からここに大きなハスの群落が存在していたのかといえば、そうではありません。私は、若い頃、地元の漁師さんに聞き取り調査をしたことがあります。

■現在、この水生植物公園とともに滋賀県立琵琶湖博物館のある烏丸半島は、中央に少し小高い丘がある地形になっていますが、もともとは平な場所でした*。ここは養魚場だったのです。また、半島の付け根は、汽船が通ることのできる水路がありました。けっこうな幅と水深があったのだと思います。私がインタビューした漁師さんは、ここには元々ハスの群落はなかった、少しずつハスが増えていき、タツべと呼ばれる伝統的な籠状の漁具では、魚が獲れなくなった(魚が生息しにくくなってきた)と語っておられました。もちろん、ハスの群落を観光資源として考える立場の方達は、ハスを元に戻したいとお考えでしょう。しかし、赤野井湾の環境や生物のこと、そして琵琶湖の南湖の環境のことを考えると、ここにハスの大きな群落があることを問題視する意見もあります。

*国の事業である琵琶湖総合開発に伴って発生した浚渫土をここに運び込み、小さな丘のような地形になりました。

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