【全日本大学選手権準決勝】関西学院大学 vs. 関西大学|2025年11月30日【ハイライト】
▪️全日本大学アメリカンフットボール選手権準決勝、母校である関西学院大学は関西大学に大勝しました。関学大52―7関大です。決勝戦の甲子園ボウルに出場します。相手は、同じく関西の大学である立命館大学です。おそらく、現時点での、日本学生アメリカンフットボール界での最高の試合が行われることになるのではないかと思います。
![]()
▪️さて、今日の準決勝ですが、関大側は、エースQB(チームの司令塔)が故障して途中から交代したということもあって、そして関学のディフェンス陣の頑張りもあって、思うように試合ができなかったのではないかと思います。それに対して関学は、今の関学の力を最大限に発揮して勝利しました。関西リーグでは17-17の引き分けだったので、さてどうなるかと少し心配をしていましたが、杞憂でした。しっかり相手を研究して準備をされてきたのですね。甲子園ボウルは、龍谷大学新月会(職場の関学出身者の同窓会)の有志の皆さんと応援をします。チケットも購入しました。関学ファイターズ、立命館を破って日本一に返り咲いてくれることを祈ってしっかり応援します。
▪️母校の勝利を喜んだあと、負けた関大の選手たちの気持ち、特に4回生の皆さんの気持ちのことを想像しました。試合が終わる前から、涙を流していた選手もおられました。悔しいのでしょうね。関学との対決のために1年間準備をしてきたのに、力を発揮できなかったことの悔しさだろうと思います。アメリカンフットボールは、あらかじめ敵チームを徹底的に分析して、その分析に合わせてどれだけ準備ができるかどうかが勝負のようです。エースQBが試合の途中で故障になり、交代で出場したQBは、本来はというか別のポジションも兼ねている人で、QBだけで練習してきた選手ではありません。プレッシャーも含めて、とても大変だったと思います。よく頑張ってくださったと感謝したいと思います。
▪️優れたRBもおられるのですが、本来の力を発揮できなかったように思います。負けた側にも、きっとすごい人間ドラマがあるのだろうなと想像しています。そのうちに、そのようなことも報道されるのではないかと期待しています。アメフトに全てを捧げてきた若者たち、負けたとしても、何かそこから獲得してくれていてほしいです。こちらは、試合の経過を報じる記事です。
【追記】▪️ファイターズの71番は、OLの中西春貴さんです。大変残念なことですが、10月25日に病気で亡くなられました。まだ、21歳だと思います。そのことを以下のXへの投稿で知りました。
【71番とともに】
関西学院大 52-7 関西大… pic.twitter.com/RMkE8mv23U— アメフト屋 (@footballstore55) November 30, 2025