仰木の直売所「わさいな〜」のこと

20250213wasaina1.jpg20250213wasaina2.jpg
▪️ 自宅から車で10分ほど走ったところにある仰木。棚田で有名な農村です。こちらの仰木には「わさいな~仰木」という直売所があります。我が家は大変お世話になっています。毎週、新鮮で安い野菜を購入させていただいています。先日は、このようなチラシが置いてありました。裏側を拝見すると…。

近年は農業従事者も高齢化が進みその影響がではじめています。’わさいな~’においても、出荷野菜があっという間に売れてしまうことも珍しくありません。
そこで、周辺で新鮮野菜や珍しい野菜を育てておられる方で、提供してくださる方を募っています。定年後趣味ではじめた野菜や珍しい野菜が自分の家では食べきれないで困っている。稲作をやめて野菜作りをはじめよう等お考えの方がありましたらご一報ください。

▪️日本中で農業従事者が高齢化し、後継者もいない中で、日本の農業はどうなってしまうのだろうと心配しています。食料自給の問題も見え隠れします。特に仰木のような中山間地域の農業は、これからどうなってしまうのだろうと一層心配になっています。

▪️この取り組みは、自分たちの地域(集落)だけで村づくりの活動をしていくのではなく、周辺の意欲のある方たちも仲間になっていただきたいということのようですね。このお誘いの文章の中に、「定年後趣味ではじめた…」とあります。ひょっとすると、私がそうなるかも…なんて妄想しています。というのも、前からこのfacebookに投稿していますが、理事長をしている特定非営利活動法人「琵琶故知新」では、仰木の有機農家にご指導をいただきながら、耕作放棄地を畑に戻して有機野菜を作っていく活動に取り組んでいるからです。うまくいけば、活動資金の補助が行政から出てくるかもしれません。まだ、わかりませんけどね。この活動の中で、私のように有機農業に関心のある人たちが、集まって来てくださればなあと思います。

▪️いろんなタイプの方達が参加していただきたいです。農作業をボランティアとして手伝って、その後に、有機野菜を安く購入するようなタイプでの参加もありかなと思います。もう少し頑張って家庭菜園の延長線上で野菜を生産して、自家消費するとともに「直売所」でも少し販売してみる。農家ではないけれど、農業のある暮らしを楽しむ…そんなことをする方達が近隣の新興住宅地から出てくると素敵だなと思います。私は、このタイプかな。あるいは、私には無理ですが、お若い方で有機農業に強く関心を持っていて新規就農を目指す人たちが、有機農家のもとで有機栽培の技術を習得し、新たな耕作放棄地を農地に戻して自分で有機農家として農業経営に取り組む。そんな方達も出てきて欲しいですね。

▪️これは夢であり妄想ですけど。でも、全てはこの夢と妄想から始まりますから。今までは出会うことのなかった人たちが、地域の中で助け合う仕組を一緒に作っていくこと。これは地域自治の問題だとも思っています。地域自治の力を高めることだと思っています。

カテゴリ

管理者用