成長したクサガメ

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▪️2016年、奈良市から大津市に転居した際、職場の同僚である奥村康仁さんからクサガメ3匹をいただきました。奥村さんがクサガメを大量に飼育されていることを知っていてお願いしてみたのです。2匹ということでお願いしたのですが、どういうわけが3匹いただくことになりました。最初は小さな同じ大きさの赤ちゃんでした。甲羅の縦の長さはおそらく3cm程度だったと思います。あれから8年近く経過しました。今はホームセンターで販売されているコンテナの中で飼育しています。最初は、3匹一緒だったのですが、だんだん3匹のうちの2匹が大きくなり、コンテナも2つに増やしました。右の写真が、我が家に「養子」にやってきた頃のクサガメ。本当にまだ可愛らしいサイズです。

▪️左の写真の、左の方のコンテナの中のカメ、名前は三朗子。メスです。卵を生みます。無精卵ですけど。最初は三郎と呼んでいたのですが、卵を産み始めたので、とりあえず「子」をつけてメスらしく呼ぶことにしました。これが一番大きいのです。甲羅の縦の長さは22cmあります。右のコンテナの中のカメ、二郎子と一郎子。こちらも最初は二郎と一郎でした。無精卵ですが、卵を産み初めて、二郎に「子」をつけました。甲羅の長さは20cm。一郎子は一番小さいのです。性別は不明です。不明なんですが、「3匹姉妹」という設定にして「子」をつけました。甲羅の長さは12cm。一郎子は、もともと体の弱い亀でした。餌を食べるのも他の2匹と比較してとても下手くそでした。視力に問題があるのかもしれません。小さな時は、水カビが体に発生することもありました。毎日消毒してあげていました。そんなこんなで、大きさに差が生まれてしまいました。でも、名前的には長男です。

▪️成長のスピードは少し緩くなってきました。とはいえ、このコンテナでは小さいように思います。もっと大きなケースに替えようかな。専用飼育水槽というのが売っているのですが、値段もそれなりに高いです。どうしましょうかね。悩んでいます。広い敷地だった問題ないのですが、小さな庭のどこに飼育水槽を置こうかなと悩むわけです。結構値段もしますしね。

▪️ところでクサガメたちの最近の様子ですが、暑いうちは、とても元気が良く、近づくと「餌を早くおくれ」とばかりに足をバタバタとさていました。最近は、気温が下がり、コンテナの水温も下がってきたので、ずいぶんおとなしくなりました。カメは変温動物ですからね。これからは餌も控えめにして、冬の冬眠に備えることにします。冬眠までにはお腹を空っぽにしておく必要があります。晩秋の頃、コンテナの中の中に3匹を入れて段ボールで囲って暗くしてやります。すると頭と足を引っ込めて水中でじっとして冬眠するのです。

▪️新陳代謝を極度に落として、来年の春までじっとしています。亀は肺呼吸をするわけですが、冬眠中は総排泄口(肛門と排尿口と生殖口が分かれていません)から入ってくる水の中の酸素を粘膜から吸収したり、皮膚呼吸したりするらしいです。そのことを知った時は驚きました。日陰を作っても真夏はぬるい風呂のようになりますし、真冬は凍る直前まで水温が下がります。かなりの水温差があります。それでも逞しく生きていけるのはすごいです。さすが、2億年以上生き続けてきただけのことはありますね。

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