吹奏楽部の練習を見学しました。
▪️10月28日(土)に、栃木県宇都宮市の宇都宮市文化会館で「第71回全日本吹奏楽コンクール(大学の部)」が開催されます。龍谷大学吹奏楽部は、関西代表2校のうちの1校としてこのコンクールに出場します。龍谷大学吹奏楽部は、2019年、2021年、2022年と3年連続で「日本吹奏楽コンクール」で金賞を受賞しています(2020年は新型コロナ感染拡大により中止になりました)。今年度も金賞を目指して、日々、練習に取り組んでいます。
▪️コンクールでは課題曲と自由曲を演奏します。演奏時間は12分という制限があります。龍谷大学が演奏する課題曲は、全部で4つある課題曲のうちのⅢ「レトロ」です。昨日は、学外の指導者をお呼びして「レトロ」の練習に取り組みました。せっかくの機会なので、練習を見学させていただきました。この「レトロ」はポップスの曲なので、クラシックの演奏とは全く異なる演奏の仕方が必要になってくるようです。みなさん、指導者の方の解説により課題曲をより深く理解できたようで、演奏のレベルが向上しました。良い練習でした。トップの写真は、休憩中の練習場を撮ったものです。
▪️ところで、コンクールに出場できる人数は最大で55人です。龍谷大学吹奏楽部の部員数は200名を超えているので、コンクールに出場できるのはそのうちの約1/4ということになります。そのため、部内で毎年オーディションを行っています。なかなか厳しいものがあります。その年に演奏する曲によっても必要な楽器の種類や人数が異なってきます。実力も必要ですが、そのようなその年毎の事情もオーディションに影響を与えます。昨年、コンクールメンバーに選ばれたからといって、翌年も選ばれるとは限りません。当然のことながら、学年も関係ありません。上回生だからといって、コンクールに出場できるわけではありません。もちろん、吹奏楽部の演奏活動はコンクールだけではありません。ここは大切なことです。昨日は、コンクールメンバー以外の部員の皆さんは、第49回栗東市音楽祭「音楽の森コンサート」に、ゲストとしてご招待いただき演奏をしてきました。また、サックスパートの4人の部員さんたちは、本願寺津村別院「北御堂」でサックス四重奏の演奏を行ってこられたようです。部員のみなさん、それぞれに頑張っておられます。
▪️それから、少し先の話になりますが、12月27日(水)、大阪の「ザ・シンフォニーホール」で、第50回定期演奏会を開催します。開場は17時30分、開演は18時30分(終演予定は20時30分)です。チケット販売日は、今月末の、10月29日(日)になります。定期演奏会で演奏される曲は、29日に発表されるようです。龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会、大変人気があります。良い席からチケットが売り切れていきます。お早めにお買い求めください。ホールで皆様のご来場をお待ちいたします。