ブロムシュテットさん

 
■NHK交響楽団(NHK Symphony Orchestra)がfacebookに投稿された記事です。記事の文も引用しておきます。

10月23日 20:29 ·
【本日のバックステージから】その2
マエストロ ブロムシュテット は毎回演奏後に、舞台袖に退場してくる楽員を迎え、一人一人健闘を称えてくださいます👏
そして鳴りやまないお客様の拍手を受け、マエストロはカーテンコールに向かいます✨

【本日のバックステージから】その3
お客様の万雷の拍手に応えるべく舞台に向かうマエストロ ブロムシュテット 。コントラバスのメンバーへも健闘を称えます✨
多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました!

■ご覧の通り、指揮者のヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)に関する投稿です。日本でも大変人気のある指揮者だと思います。特に、NHK交響楽団を指揮されている様子をよくTVで拝見してきました。調べてみると、1981年に初めてNHK交響楽団を客演として指揮されています。そして、1985年には名誉指揮者、2016年には桂冠名誉指揮者の称号を贈られています。名誉指揮者と桂冠名誉指揮者とはどう違うのでしょう。特に、後者の桂冠名誉指揮者とは、調べてみると「素晴らしい演奏をする客演指揮者でその回数が多くなると、オーケストラ側が心からの感謝といつまでも指揮を続けてくださいという願いをこめて贈る称号」とのことです。以下は、N響のコントラバス奏者である矢内陽子さんのツイートです。この矢内さんのツイートからは、ブロムシュテットさんの指揮で演奏できることがどれほど幸せなことなのかがよく理解できます。なるほど、名誉指揮者ではなく桂冠名誉指揮者であるということは、団員の皆さんがこのような気持ちになるということなんですね。

■我が家では、TVでブロムシュテットさんの指揮によるN響の演奏を楽しむ際、毎回といっていいほど、年齢について「ほんまに、すごいね〜」と言っています。今年の7月で94歳になられたのだそうです。本当に、すごい。12年前に亡くなった私の父と同い年です。とても94歳とは思えません。

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