春がやってきた

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■毎週、自宅のある地域に隣接する農村、仰木にある直売所「わさいなー」に出かけています。新鮮で安心・安全な野菜が手に入るので、大変助かっています。仰木という生産者が暮らす農村コミュニティと、私たち消費者が暮らす新興住宅地のコミュニティが隣接しているわけです。いろんな交流や連携があると素敵だなあと思います。直売所だけでなく、私たち消費者も参加できるように様々な「地産地消」の仕組みが増えていったらいいなと思っています。先日は、そういう話を直売所のお世話をされている方達と、立ち話程度ですが、少し意見交換をさせていただきました。

■仰木では、地元の地主さんと新興住宅地の皆さんとが「棚田のオーナー制度」に取り組んでおられるようです。また、グループで棚田を借りて米の栽培をされている方達もおられます。そういう活動は、仰木の農家の皆さんの農作業の手が入りにくい農地で取り組まれています。先日は、直売所で買い物をした後、そのような活動が行われている、山と山の間の谷筋に連なる棚田を見学してきました。きちんと道は整備されています。ただ、谷筋の棚田は獣害柵に取り囲まれていました。その様子からは、獣害被害もかなりあるのかなと想像しました。棚田がなくなるところまで車で登っていくと、桜がたくさん植えてある場所にたどり着きました。桜広場というようです。地元の皆さんが植樹されたのでしょう。来月は、美しく桜が咲くのでしょうね。

■帰りは、写真のような風景が谷筋から見えました。春がゆっくりやってきていることを感じました。ここはそれなりの高度があります。そのため、琵琶湖はもちろんのこと、湖東の八幡山(近江八幡市)、さらには鈴鹿山脈の山々まで確認できました。

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