地域の美味しいもの

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■1枚目。昆虫写真家・今森光彦さんの写真でよく知られる、大津市仰木の棚田。我が家では、その仰木の棚田で農家の尾崎考さんが生産された、無農薬無化学肥料のコシヒカリ玄米を購入しています。今日は、その尾崎さんのコシヒカリ玄米を精米し、同じく仰木の棚田で、いつも我が家の庭の世話をしてくださる「庭師だいすけ」さんが生産された「彩米」を少し加えて炊いてみました。自然農栽培の古代米(赤米、緑米、黒米、餅米)。自然農栽培なので、農薬不使用、無施肥、不耕起、稲架掛なんだそうです。尾崎さんとだいすけさんのコラボによるご飯、美味しくいただきました。幸せだ〜。

■2枚目。仰木の直売所「わさいな〜仰木」でほぼ毎週、新鮮で美味しく安い野菜を購入しています。ご紹介するのは、その直売所で購入した下仁田ネギです。丸焼きにして、中のトロトロになった部分にオリーブオイルと岩塩振りかけていただきました。非常に美味しい〜です。自分が住む場所で穫れた新鮮で美味しい農産物をいただけること、とても幸せなことだと思います。「地産地消」の幸せですね。3枚目。滋賀県高島市の今津町に行く用事がありました。帰りに富有柿を売っていたので購入することにしました。これで500円です。安いですよね。実は、柿は高島市今津町深清水の特産品なんです。

■自分や自分の家族は、生きていくために必要な「食」をどのような社会的な仕組みを通して確保しているのか。普段、食べている食材は、どこで生産されて、どういう経路で自分のところにやってきていのか。そのことをあまり考えることはありませんね。近くのスーパーマーケットに行けば、だいたい欲しいものは手に入るからです。野菜についているラベルには、どこの産地かは書いてありますが、それ以上のことは考えません。そのようなこともあり、最近は、できるだけ近い距離の場所、自分が暮らしている地域社会の中で、できれば「顔が見える関係」の中で、自分に必要な食材が確保できたらなあと考えるようになりました。私の場合ですが、いろいろ情報を探索するうちに(たいした手前ではありませんが)、たまたま近くにそのような生産者がおられることに気がついたのでした。自分の近くにいる生産者と良い関係を持つこと、これって、大切なことなんじゃないかと思っています。

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