龍谷大学吹奏楽部「オータムコンサート」のリハーサルと本番

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■龍谷大学吹奏楽部の「オータムコンサート」が本日開催されました。昨日、土曜日、リハーサルでした。場所はびわ湖ホールです。非常に厳重なコロナ対策の中でリハーサルが行われました。私は、朝、大学に出かけて一仕事して、お昼前に「びわ湖ホール」に到着しました。二日とも部長として立ち会いました。そして吹奏楽部の演奏を楽しまさせていただきました。

■春からずっと練習ができない状態が続きました。課外活動は原則禁止になりしまた。秋口からやっと、慎重に少しずつ練習を再開させることができるようになりました。しかし、一度に練習できる人数が制限され、大人数での練習をすることはできません。学生指揮者が2人いますが、よく相談しあって、練習の組み立ててくれました。今年度は、サマーコンサートは中止、昨年度は全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞したものの今年は全てのコンクールが中止、学内で開催される夕照コンサートも中止、学外からは年間80件を超える演奏の依頼もありましたが、それもほとんど中止になりました。しかし、そのような逆境にもめげず、部員の皆さんは、リモート演奏や SNSを使って他大学との連携など、大変前向きに活動されてきました。立派です。すごいと思います。私は部長ではありますが、身内である部員の皆さんの辛抱と頑張りを高く評価したいと思います。そのような辛抱と頑張りがあり、さらには大学や関係者の皆様のご支援とご理解をいただけたおかげで、とうとう「オータムコンサート」を開催することができるようになりました。よかった。本当によかったです。
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■昨日のリハーサル、リハーサルから楽しませていただきました。ひさしぶりにステージの上で輝いている部員の皆さんを見ることができました。嬉しかったです。素敵ですね。さて、今回の「オータムコンサート」のプログラムですが、以下の通りです。前半がオリジナルステージで、後半がマーチングステージでした。部員の皆さんは、「もっと時間があれば、さらに完成度を高めた演奏ができるのに…」と思っておられると思いますが、よくここまで仕上げてこられたなあと、むしろ驚いています。立派です。特に、後半のマーチングショーは、すごいな〜ととっても感動しました。

【Original Stage】
Curtain up! / Alfred Reed
Puszta -Four Gipsydances-/Jan Van der Roost
詩的間奏曲/James Barnes
A Weekend In New York/Philip Sharke
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【Marching Show】
「JAZZ」編曲 金山徹
Time Check
JAZZ POLICE
Horny
Take the A Train
String of Pearls
Mexican Flyer
It Don’t Mean A Thing

■コロナ感染拡大防止のために、座席は半分ほどが着席不可になりました。そのため、午前と午後の2回公演になりました。途中に休憩を入れると感染のリスクが高まるので、休憩無しの短い時間でのコンサートになりました。マーチングショーも、昨年は「びわ湖ホール」のオケピットも使った、大掛かりなものでしたが、今年は時間が限られています。オケピットも使えません。そのため、何度も構成を検討し直してきました。そのような限りなく様々な制約条件がある中でのプログラムになりました。大変複雑な進行だったと思います。そのため、今日は、OBOGの皆さんも手伝いに来てくれました。裏方として頑張ってくださいました。ありがたいことです。私は全く無能なので、開場の際にお客様をお迎えすることと、終演のあとお見送りをすること…その程度のことしかできまん。後は、「いるだけ」です。私が何か音楽的なことで指導できるわけではありませんので…。とはいえ、吹奏楽部に部長に就任する時から、「いること」が大切かなと思って、できる限り部員の皆さんの普段の練習から見学させていただくことにしています。

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■龍谷大学吹奏楽部には、副部長が4人おられます。全員、龍谷大学吹奏楽部のOBOGであり、龍谷大学の事務職員をされています。この皆さんの支えがあって吹奏楽部の運営もスムースに進めることができます。今日の午前の部では、副部長のKさんが私の横に座っておられました。もちろん、ソーシャルディスタンスを確保するために、ひとつ席を開けています。最後は、感極まっておられました。ご本人は「涙腺が崩壊しつつあった」と言っておられますが、完全に崩壊していたてと思います。いろいろあって、大変でしたから。長い辛い期間があった後の公演ですからね。よくわかります。写真は、窓の外は琵琶湖の南湖です。今日は非常に天気も良く、美しい風景でした。その向こうには、もっともっと大きな北湖が広がっています。

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